厚木市のリフォーム会社112選！事例・口コミも掲載

厚木市におけるリフォームの特徴

厚木市の住宅に関する理念・基本方針

厚木市では「だれもが暮らしやすい魅力あるまちを目指して」を基本理念として、以下の5つの方針を掲げ住宅施策を展開しています。

1. 少子高齢社会、人口減少社会に対応した快適な住まいづくり
2. 安心・安全な暮らしを支える住まいづくり
3. 住まいの選択を可能にする良質な住宅の確保
4. 環境や景観に配慮した住宅・住環境の形成
5. 住宅の適正な管理および再生

上記の5つの基本方針に基づいて、高齢者が自立して生活できる住生活の実現や住宅確保要配慮者に対する居住の安定確保、空き家対策の推進、団地再生に向けた取り組み、地域特性に応じた住環境づくり、安全で良質な住宅ストックの形成などの施策が重点的に行われています。

厚木市の景観条例にかかわるリフォームの制限

厚木市では、丹沢大山山地やその麓に広がる里山・田園などの自然景観の保全や、本厚木駅前の市街地において個性を活かしながら一体感ある景観を創り出していくために、厚木市景観計画を定めています。

この計画では、市全域が計画区域に指定されています。

土地利用に基づいて、4つに景観を区分し、地域区分ごとに景観に関する方針や色彩や建物の配置に関する配慮事項が定められています。

外壁や屋根の色彩に関して、市街地、新市街地景観では、温かみを感じられるような暖色系の低彩度色を用いること、山地、里山・田園景観では、自然の緑に調和するよう低彩度高明度の色彩を壁面に、低彩度低明度の色彩を屋根に用いることなどが求められています。

また、以下の行為を行う場合には届出が必要になります。

引用：厚木市景観計画

地域の景観特性を生かしながら、住民目線から景観づくりを進めていくための仕組みとして、景観形成推進地区を設けることが可能です。

この地区では、地域独自の届出対象や形成基準などを定めることが可能になります。

厚木市の地震の危険度や被害予想

平成31年に厚木市によって公開された厚木市地震被害想定調査報告書によると、厚木市で起こる可能性が高い地震が4つ想定されており、それぞれの地震での建物の被害予想および被害が多いとされる地区は以下のとおりです。

参考：厚木市地震被害想定調査報告書

厚木市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年の厚木市の調査によると、厚木市の住宅における耐震化率は約93%となっており、2030年度までに耐震性が不十分な建築物のおおむね解消を目標としています。

厚木市では、耐震化を促進するために、ホームページや講習会等による情報の提供や相談窓口の設置、耐震診断回収技術者養成の協力、耐震改修に対する税の優遇措置、補助金等の支援などを行なっています。

参考：厚木市耐震改修促進計画

厚木市で定められている防火地域のリフォームの制限

厚木市では、住宅地を中心に広範囲にわたって準防火地域が広がっており、厚木駅周辺などは防火地域に指定されています。

参考：厚木市地図情報システム

防火地域や準防火地域は、中心市街地や駅の周辺、建物が密集している商業地域、幹線道路沿いなどで指定されています。

これらの地域では、建物の高さや延べ床面積によって建築できる建物に制限があるため注意が必要です。

防火地域内では鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造などの耐火建築物または準耐火建築物にする必要があり、木造住宅は基本的に建築することができません。

準防火地域内では、2階建てまでの木造建築物であれば建築可能ですが、耐火性能基準を満たすための厳しい制限を受けるため、建築コストなどが割高になってしまいます。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

厚木市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、厚木市が属する神奈川県からは1,115件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報 2022

厚木市に設置されている厚木市消費生活センターでは、商品やサービスの契約に関するトラブル、電話勧誘や訪問販売などによる契約トラブル、悪質商法などに関して相談することができます。

専門の知識を持った専門員から、トラブル解決のためのアドバイスや情報をもらうことが可能です。

参考：国民生活センター-厚木市消費生活センター

厚木市の住宅データ

厚木市の人口は2023年1月1日時点の厚木市の調査によると、約223,000人とされています。

参考：厚木市-人口と世帯数

厚木市が属している神奈川県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、59.1%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、神奈川県の持ち家率は低めであることが分かります。

参考：神奈川県統計センター-平成30年住宅・土地統計調査

また厚木市の属している神奈川県で最も新築の建築数が多かった年について、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1990年から2021年の間で1990年が最も多く、144,319戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告