秦野市のリフォーム会社83選！事例・口コミも掲載

秦野市におけるリフォームの特徴

秦野市の住宅に関する理念・基本方針

秦野市では、既存の住宅地を維持しその地域特性に応じた住宅地を構成していくことを住宅に関する基本理念としています。

「誰もが暮らしやすい」「災害に強い」「良好な住環境の形成」の3つを住宅に関する主な方針として定め、住宅に関する施策を展開しています。

具体的な施策としては、高齢者に配慮した生活支援サービスの充実、建物の耐震化・不燃化対策の促進、空き家の適正管理や利活用の促進、市営住宅の整備や長寿命化などが挙げられます。

参考：秦野市都市マスタープラン

秦野市の景観条例にかかわるリフォームの制限

秦野市は、丹沢の山並みや渋沢丘陵、弘法山に囲まれた県内唯一 の盆地、眺望景観や水辺景観など豊かな自然景観を守り、そして育てていくために、ふるさと秦野生活美観計画を定めています。

この計画では、市全域がこの計画の対象区域です。

外壁や屋根に関する色彩基準が設けられており、汚れが目立ちにくい低彩度で低〜中明度の色合いにすることなどが求められています。

秦野市で以下の行為を行う場合には届出が必要になります。

参考：ふるさと秦野生活美観計画

秦野市の地震の危険度や被害予想

2022年に秦野市より公開された秦野市耐震改修促進計画によると、秦野市に置いて想定されている大規模地震としては以下の6つの地震が挙げられ、それぞれの地震における建物被害は以下のように想定されています。

参考：秦野市耐震改修促進計画

被害が大きいと予想されている大正型関東地震では、秦野市の中でも特に、秦野駅や渋沢駅周辺が建物の全壊棟数が多いことが想定されています。

参考：e-かなマップ

秦野市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年度の秦野市の調査によると、秦野市の住宅における耐震化率は、89.5%となっており、2030年度までに95%までに引き上げることを目標としています。

耐震化を促進するにあたっては、ホームページやイベントなどを活用した啓発・普及活動、市民相談窓口の開設、地震保険の情報提供、耐震改修に対する補助と支援策の推進、耐震改修に対する税の特例措置、耐震会友に対する融資制度の情報提供などの施策が行われています。

参考：秦野市耐震改修促進計画

秦野市で定められている防火地域のリフォームの制限

秦野市では、広範囲にわたって準防火地域が広がっており、秦野駅や渋沢駅周辺の一部地域は防火地域になっています。

参考：はだのWEBマップ

防火地域や準防火地域は、火災の危険性を抑えるために定められた地域のことで、これらの地域に建築物を建てる際には防火・耐火性に優れた建材を利用する必要があります。

防火地域では基本的に一般的な木造住宅を建てることはできず、準防火地域では木造住宅を建てるにあたっては色々な規定があります。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

秦野市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、秦野市が属する神奈川県からは1,115件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター – 住宅相談統計年報 2022

消費生活センターは地方公共団体が設置する期間で、事業者とのトラブルなどに関して専門の知識を持った相談員からアドバイスなどをもらうことができます。

秦野市でも、秦野市役所内に秦野市消費生活センターが設置されています。

住宅リフォームなどの契約で業者とトラブルになったなどの場合には、一度相談を検討してみてはいかがでしょうか。

相談は無料で行うことができ、窓口もしくは電話でも相談可能です。（電話料金はかかります）

参考：国民生活センター-秦野市消費生活センター

秦野市の住宅データ

秦野市の人口は2023年1月1日時点の秦野市の調査によると、約161,000人とされています。

参考：秦野市‐人口と世帯数

秦野市が属している神奈川県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、59.1%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、神奈川県の持ち家率は低めであることが分かります。

参考：神奈川県統計センター-平成30年住宅・土地統計調査

また、秦野市の属している神奈川県で最も新築の建築数が多かった年について、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1990年から2021年の間で1990年が最も多く、144,319戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告