大磯町のリフォーム会社73選！事例・口コミも掲載

大磯町におけるリフォームの特徴

大磯町の住宅に関する理念・基本方針

大磯町では地域らしさを活かした良好な居住空間の形成によって、大磯町らしい豊かな住まい・まちづくりに取り組んでいます。

住まい・まちづくりの具体的な基本方針としては以下の3つがあります。

1. 景観を活かした大磯らしい緑豊かで質の高い居住空間づくり
2. 多様なニーズに対応した住宅・住環境の整備
3. 空き家対策の推進

参考：大磯町‐まちづくり基本計画

具体的な施策としては、景観条例や地区計画の活用により自然豊かで良質な住環境づくりを推進したり、子育て世帯が安心して定住できたり、高齢者が暮らしやすい住環境づくりを推進したりしています。

またライフスタイルの変化など社会潮流の変化を踏まえた、さまざまなニーズに対応できる住まい・住環境づくりに取り組んでいます。

大磯町の景観条例にかかわるリフォームの制限

大磯町では大磯町景観条例に基づいて、大磯町景観計画を策定しています。

また大磯町らしさとしては、住宅内の身近な緑と街並みの背景に見える山の緑と海とがすべて調和して素晴らしい景観を生み出していることが大切な点となっており、これらを保全していくことが重要とされています。

建築物や工作物が形態意匠や色彩の面で突出していることは控えなければいけません。そのため大磯町では良好な景観形成のためのガイドラインを策定しています。

ガイドラインで景観形成重点地区として定められているのは「六所神社周辺地区」「旧東海道中丸地区」「小淘綾海岸松林地区」「大磯港・海岸地区」「小磯山手地区」「大磯駅周辺南地区」です。

景観形成重点地区において、床面積の合計が10㎡を超える建築物の建築・増築・改築などをおこなう場合、面積が10㎡を超える外壁や屋根の修繕・模様替え・色彩の変更などをおこなう場合は届出が必要になります。

景観形成重点地区以外の一般の地区では、大規模な建築物については届出が必要ですが、一般的な規模の住宅であれば届出は不要です

ただし一般の地区でも外壁や屋根の色彩計画では一定の配慮が必要となります。「色相」「明度」「彩度」についての推奨ガイドラインがあるため、外壁や屋根のリフォームをおこなう場合は業者への確認をおすすめします。

参考：大磯町‐良好な景観の形成のためのガイドライン

大磯町の地震の危険度や被害予想

　
大磯町で今後大きな被害をもたらす地震として予測されているものには「東海地震」「南関東地震」「神奈川県西部地震」があります。

それぞれの地震の震源地、予想震度、建物の被害状況などは以下のとおりです。

参考：大磯町‐大磯町耐震改修促進計画

大磯町の掲げる耐震化への取り組みと現状

大磯町が公表している大磯町耐震改修促進計画によると、2008年の大磯町の住宅総数は約14,000戸でした。そのうち約8,500戸が耐震性を満たしており、耐震化率は61.6%でした。

参考：大磯町‐大磯町耐震改修促進計画

大磯町では2023年末までに住宅総数が約17,000戸になると予測し、耐震化率90%を目標としています。そのためには耐震性がない住宅を約1,700戸にする必要があるため、耐震化促進にむけて取り組みをおこなっています。

耐震化促進への具体的な施策としては「普及・啓発活動」「耐震化への環境整備」「耐震診断・耐震改修への支援」があげられます。

普及・啓発活動として取り組んでいるのはホームページやパンフレットなどでの情報提供や防災マップの整備です。耐震化への環境整備では相談体制の充実を目指しています。

また耐震診断・耐震改修への支援としては、耐震診断をおこなう場合は費用の3分の2（上限4万円）、耐震設計をおこなう場合は費用の2分の1（上限10万円）、耐震改修工事をおこなう場合は費用の2分の1（上限50万円）を補助があります。

大磯町で定められている防火地域のリフォームの制限

大磯町では防火地域に指定されている地域はありません。

大磯町で準防火地域に指定されている地域は「国道1号線沿いの地域や大磯ロングビーチ周辺」「六所公園」「蓼ケ尻公園」「馬場公園」「なかまる公園」「稲荷松公園」「松原公園」「神明町公園」「たけなわ公園」「東町1～3丁目公園周辺」です。

参考：大磯町‐大磯都市計画図

準防火地域に指定されている地域は、多くの建物が「耐火構造」「準耐火構造」「防火構造」で建てられています。準防火地域で建物を増築や改築する場合は、その建物の構造に合わせた施工をする必要があります。
　

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

大磯町の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報の調査によれば、大磯町が属している神奈川県から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は約3,500件でした。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター‐住宅相談統計年報2022　資料編

大磯町在住で消費生活に関わる相談がしたい方は、平塚市に開設されている平塚市消費生活センターを利用可能です。

事業者との契約内容についてのトラブルや問題点、悪徳業者とのトラブルなど消費生活全般に関して、平塚市消費生活センターの専門知識を持つ相談員に相談できます。

参考：国民生活センター-平塚市消費生活センター

大磯町の住宅データ

大磯町の調査によると、2023年4月時点での大磯町の人口は約31,000人でした。前年の2022年4月時点での人口も約31,000人だったため、人口の増減はほぼなく横ばいの状態でした。

参考：大磯町‐地区人口と世帯数

2018年の総務省統計局による住宅・土地統計調査によると、大磯町が属している神奈川県の持ち家率は59.1%で、全国の持ち家率の61.2%より少し少なくなっています。

参考：総務省統計局‐平成30年住宅・土地統計調査

2023年に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、大磯町が属している神奈川県で新築の建築件数がもっとも多かったのは、1990年から2021年までの約30年間の中で1990年がもっとも多く約140,000件でした。

参考：国土交通省‐建築着工統計調査報告