三郷市のリフォーム会社115選！事例・口コミも掲載

三郷市におけるリフォームの特徴

三郷市の住宅に関する理念・基本方針

三郷市では「第5次三郷市総合計画」のもと、住宅に関する基本方針を「都市基盤の充実した住みやすいまちづくり」とし、住宅関連の施策を展開しています。

参考：三郷市-第5次三郷市総合計画

安全で良好な住環境が整っている状態を目指す姿とし、住宅の耐震性、劣化対策、省エネルギー性、景観等に配慮した住環境の形成が行われています。

また公営住宅の適切な管理や質の向上、空き家の管理・利活用の促進や、多様化する住宅ニーズへの対応、質の高い住宅の普及促進などの取り組みも積極的に行われています。

そのほかにも、市民が気軽に住宅に関する相談を行えるように、専門家による相談体制の充実やホームページなどを通した情報の積極的な発信などの取り組みも行われています。

三郷市の景観条例にかかわるリフォームの制限

三郷市では、景観法に基づいて三郷市景観計画が定められています。

この計画では、江戸川・中川の水辺の風景や社寺林・屋敷林の田園風景など、水と緑が調和した景観を保全し配慮することを目的としています。

市内全域が景観計画の区域に指定されており、一定規模以上の建築物の建築や修繕などを行う際に市に対して届出をする必要があります。

また景観計画区域内において、重点地区に指定されている地域では、景観計画区域の制限とは別に独自の規定が設けられています。

参考：三郷市-三郷市景観計画

外観の色彩に関しては、住居・自然などが主となる地区では、周辺環境と調和するよう「落ち着き」や「潤い」、「親しみ」の形成を図る色彩とし、商業施設などが主となる地区では、「ゆとり」や「賑わい」、「憩い」の形成を図る色彩にすることが求められています。

三郷市の地震の危険度や被害予想

三郷市が公開しているハザードマップによると、三郷市で地震が起こった際には市全域で震度5強から震度6強の揺れになることが予想されています。

三郷市の中でも北部の方は比較的揺れが小さく、南部の江戸川沿いは揺れが大きくなることが想定されています。

また建物の倒壊危険度を見てみると、三郷放水路以南の大場川沿いが特に危険度が高くなっています。

参考：三郷市-地震ハザードマップ

三郷市で想定される5つの地震ごとの、三郷市内での建物被害想定は以下のとおりです。

参考：埼玉県-平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査報告

三郷市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年の三郷市の調査によると、三郷市の住宅における耐震化率は91.4%となっており、2025年までに95%にすることを目標としています。

参考：三郷市-三郷市建築物耐震改修促進計画

耐震化を促進するために、補助事業による支援、相談窓口の設置、無料相談会などの実施などの取り組みを行なっています。

また三郷市は耐震化の目標達成を目指し、住宅の耐震化の促進を図るための具体的な年度計画となる住宅耐震化緊急促進アクションプラグラムを策定し、耐震化の事業促進を図っています。

三郷市で定められている防火地域のリフォームの制限

三郷市では、新三郷ららシティ地区の一部地域、ピアラシティ一丁目の一部地域、三郷駅、三郷中央駅周辺地域が防火地域、新三郷ららシティ地区の一部地域が準防火地域に指定されています。

参考：三郷市-三郷市都市計画図

防火地域・準防火地域は市街地において火災の危険性を防ぐために、建物を構造の面から規制する地域です。

防火地域は、商業業務地など市街地の中心部で、建物の密集度が特に高い地域に指定されています。一方、準防火地域は防火地域の周辺など、市街地の中心近くで指定されることが多いです。

防火地域、準防火地域では、建物の高さや延べ床面積に応じて耐火建築物または準耐火建築物にする必要があります。

耐火建築物は、壁・床・柱などが火災が発生してから消化されるまでの間、倒壊・延焼しない性能を有している建築物のことです。

準耐火建築物は、耐火建築物と比べると性能は低くなりますが、火災に対し倒壊・延焼しない性能を有している建築物のことを言います。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

三郷市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、三郷市が属する埼玉県からは596件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

住宅のリフォームなどを含む消費者トラブルにお悩みの際には、消費生活センターへ相談することを検討してみてください。

契約などをめぐり事業者とトラブルになった際や、製品を使ってケガをした際などの、消費生活に関する消費者と事業者間のトラブルについて、専門の相談員に相談することが可能です。

自主交渉の方法や、具体的な解決策などについてのアドバイスをもらうことができます。

相談は窓口もしくは電話から可能で、無料で行うことができます。（電話料金はかかります）

参考：国民生活センター-三郷市消費生活センター

三郷市の住宅データ

三郷市の人口は2023年4月1日時点の三郷市の調査によると、約142,000人とされています。

参考：三郷市-みさとの人口

三郷市の人口は1995年以降ゆるやかに減少していましたが、2005年に東京都心の秋葉原と筑波研究学園都市を結ぶつくばエクスプレスの開業と三郷中央駅の開設等に伴い、再び増加に転じ、2018年には14万人を超えました。

参考：三郷市-現況調査

総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、三郷市が属している埼玉県の持ち家率は65.7%となっています。

また2015年に三郷市が公開している現況資料によると、三郷市の持ち家率は64.3%となっており、地域別でみてみると特に北部地域の持ち家率が低く、公共住宅率が高くなっています。

三郷市の属している埼玉県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1993年が最も多く、104,205戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告