佐野市のリフォーム会社41選！事例・口コミも掲載

佐野市におけるリフォームの特徴

佐野市の住宅に関する理念・基本方針

佐野市では、佐野市住宅マスタープランにもとづいて「誰もがいつまでも安全・安心に住み続けられる住まい・まちづくり」を住宅に関する基本理念とし、施策を展開しています。

基本理念のもと、以下を基本目標として掲げています。

1. 安全・安心に暮らせる良質な住宅・住環境づくり
2. 既存住宅の有効活用と適切な管理
3. 定住促進と多様な居住ニーズへの対応
4. 市営住宅の適切な管理・運営と住宅セーフティーネットの機能向上

参考：佐野市-佐野市住宅マスタープラン

具体的な取り組みとしては、住宅の耐震化の促進、地球環境に配慮した住宅の整備、空き家の利活用と不良空き家の改善・除却の促進、中古住宅市場の活性化の促進、住宅リフォームの促進、定住促進のための移住定住ポータルの活用などが行われています。

佐野市の景観条例にかかわるリフォームの制限

佐野市では、景観法にもとづいて水と緑と万葉のまち景観計画が定められています。

三滝や大滝をはじめとする多くの滝や秋山川、あかみ山、などの豊かな自然景観、唐沢山城跡や佐野城、田中正造ゆかりの家や椿田城跡などの歴史・文化的景観などを保全し、継承していくことが目的とされています。

この計画では市内全域が景観計画区域の対象となっており、一定規模以上の建築物の建築や修繕などを行う際には、市に対して届出を行う必要があります。

届出となる対象行為は以下のとおりです。

参考：佐野市-水と緑と万葉のまち景観計画

また、建築物の色彩などは、著しく彩度の高い色彩の使用を控え、周辺のまちなみと調和した色彩にすることなどが求められています。

佐野市の地震の危険度や被害予想

佐野市直下を震源とした地震が起こった際には、市内で震度4から6強の揺れになることが想定されています。

市内でも特に、両毛線周辺地域や両毛線より南の地域の揺れが大きくなることが想定されています。

参考：栃木県-栃木県地震被害想定情報

群馬県南部を震源地としたマグニチュード7の地震が起こった際の建物の被害予想は以下のとおりです。

全壊数：2,816棟
半壊数：4,301棟

参考：佐野市-佐野市建築物耐震改修促進計画

佐野市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年の佐野市の調査によると、佐野市の住宅における耐震化率は84%となっており、2025年度までに95%にすることを目標としています。

耐震化を進めるための取り組みとしては、市民からの相談への対応体制の整備、耐震アドバイザーとの連携、旧耐震基準で建てられた住宅の所有者に対する直接的な働きかけ、耐震診断・耐震改修・耐震建て替えに対する助成、リフォームに併せた耐震改修の有効性の周知などが行われています。

佐野市で定められている防火地域のリフォームの制限

佐野市では防火地域は定められておらず、準防火地域のみが指定されています。

準防火地域は、佐野駅周辺の七軒町、大祝町、金吹町、金屋仲町、金井上町、大和町、天明町、大町、本町、高砂町、相生町、伊賀町、久保町、若松町の一部地域などに指定されています。

参考：佐野市-都市計画情報マップ

防火地域・準防火地域は火災を防ぐために都市計画法にもとづいて定められている地域のことです。

これらの地域では、建物の高さや延べ床面積に応じて建物の構造に規制が設けられています。

防火地域では基本的に木造の住宅を建てることができません。

準防火地域は防火地域よりは、ややゆるやかな規制になっています。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

佐野市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、佐野市が属する栃木県からは144件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

佐野市に設置されている佐野市消費生活センターでは、原則として佐野市にお住まいの方が商品やサービスなど消費生活に関わるトラブルなどについて相談をすることができます。

相談は無料で行うことができ（電話料金はかかります）、専門の知識を持った相談員から自主交渉の方法や具体的な解決策などのアドバイスをもらうことが可能です。

参考：国民生活センター-佐野市消費生活センター

佐野市の住宅データ

佐野市の人口は2023年4月1日時点の佐野市の調査によると、約114,000人とされています。

参考：佐野市-人口と世帯数

佐野市住宅マスタープランによると、佐野市の人口は1990年の12.8万人をピークに2015年には11.9万人となっています。

今後も年1000人ほどのペースで人口減少が続くと見込まれています。

参考：佐野市-佐野市住宅マスタープラン

那須塩原市が属している栃木県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、69.1%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、栃木県の持ち家率は高めであることが分かります。

参考：栃木県-平成30年住宅・土地統計調査

佐野市住宅マスタープランによると、佐野市持ち家率は74.4%と全国平均や栃木平均と比べても高いです。

参考：佐野市-佐野市住宅マスタープラン

那須塩原市の属している栃木県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1996年が最も多く、27,787戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告

佐野市住宅マスタープランによると、2004年から2015年の佐野市の新築件数は年500戸程度で推移しています。

参考：佐野市-佐野市住宅マスタープラン