1. リフォーム費用見積もり比較「ハピすむ」
  2.  > 
  3. 外構・エクステリアリフォーム
  4.  > 
  5. 外構・エクステリアを予算50万円でリフォームする際のポイントとは

2023年02月15日更新

外構・エクステリアを予算50万円でリフォームする際のポイントとは

マイホームの屋外にある庭や玄関アプローチ、駐車スペースなど…くつろいだり楽しむだけでなく、プライバシーや安全のためにもリフォームの必要な場所が家の周囲にたくさんあります。景観を整え、ゆとりを「造る」ための、30万円~50万円の予算でできる外構工事を紹介します。

外構・エクステリアのリフォームの種類とそれぞれの予算は?

庭や家の周りを含めた屋外のスペースも、大切な「マイホーム」です。

ガーデニングを楽しむ目的やマイカーの保管スペース、防犯や安全のための既存エクステリアのリフォームなど、外構やエクステリアのリフォーム工事は多岐にわたります。

ここでは、各工事の費用の相場と予算に合わせたリフォームの例をご紹介します。

安全や景観に効果あり!「門扉や門柱」のリフォーム

門扉や門柱のリフォームには、アルミ製形材やアルミ鋳物の素材を利用した商品が扱いやすく一般的です。

また「和」の雰囲気を活かすために、木製や樹脂製、鉄製の門扉も種類に幅があります。

いずれの場合も、デザインや機能も異なりますが高さ1m×幅1.2mの両開き門扉の設置では、約12万円から施工することができます。

家の印象を伝えられる「玄関アプローチ」

門から玄関までのスペースは、訪問客に家の第一印象与える場所であり、毎日の自宅への出入りの際に必ず目にするところ。

ここが「玄関アプローチ」になります。

一般的な価格は、10平方メートルで約10万~20万円が予算です。

素材や面積によって印象も変わるので、家の雰囲気やデザインによって、自由に選ぶことができます。

雰囲気作りにも活躍する照明の設置や防犯・安全を考慮したセンサーなどを加えると、費用の相場は約15万~20万円です。

シンボルツリーを植樹する場合は、5万~10万円の費用になります。

玄関アプローチの外構工事は、マイホームの看板のような役割があるのでお勧めです。

プライバシーを守りお洒落な住宅を演出する「フェンス」

家を囲む塀とは別に、プライバシーや安全のための目隠しフェンスを設置する住宅も多くあります。

高さは1.6m~1.8m、約10m~15m設置する場合、1mあたり約2万~3万円を予算として考えましょう。

アルミ製や樹脂、木材や耐久性のある再生木材等のフェンスの素材によっても費用が変わりますが、約20万~45万円が基本になります。

フェンスの設置費用の相場はこちらの記事でも紹介しています

マイカーのために設置したい「カーポート付の駐車スペース」

月極駐車場の利用よりも、駐車スペースを確保したい!マイカーを所有されている場合、そのために駐車スペースのある家を購入された人も少なくありません。

1台分の駐車スペースと自転車2~3台分の駐輪スペースを設け、コンクリートの打設や1台分のカーポートを設置すると、約30万~40万円の予算が必要です。

見られても眺めてもくつろぎの空間を造る「庭」のリフォーム

庭に芝生を敷き、石材などで歩くスペースを造る時には、1平方メートルあたり約5000円~1万が予算です。

テラス式に再生木材などを使用したデッキの新規設置には、1平方メートルあたり約2万5000円~3万5000円を費用して検討しましょう。

エクステリア製品を利用しベランダやバルコニーを新規に取り付ける時は、約30万円~40万円が予算になります。

また、ガーデンルームやサンルームを4.5畳~6畳のスペースで新設する場合、30万円~50万円で施工することが可能です。

部屋の増築より安く、庭の景観がぐっと引き締まり魅力的があります。

30万円〜50万円でできるエクステリアのリフォームは?

工事内容や使用する素材も幅の広い外構やエクステリア工事では、予算も費用も大きく変動します。

また、施工業者によって費用が全く違うというケースも見られるため、コストや技術を考慮した業者選びは重要です。

複数の業者の見積を集めて、予算をもとにリフォームを計画しましょう。

30万円のリフォーム例

  • 門扉・門柱(高さ1m×幅1.2mの両開き門扉の設置)
    約12万円
  • 玄関アプローチ(階段式に変更)
    約10万円
  • 植栽(シンボルツリーの植樹)
    約5万円
  • 5~6平方メートルの整地と芝生を敷く
    約3万円

門まわりのリフォーム費用の相場はこちらの記事でも紹介しています

40万円のリフォーム例

  • 目隠しフェンス(高さは1.6mのフェンスを約10m)
    約20万円
  • 照明の設置(門と玄関アプローチに防犯機能付き)
    約15万円
  • 植栽(シンボルツリーの植樹)
    約5万円

50万円のリフォーム例

  • ガーデンルーム(4.5畳を新設)
    約30万円
  • 10平方メートルの整地と芝生を敷く
    約5万円
  • 照明の設置(門と庭のコーナー部分に防犯機能付き)
    約15万円

外構リフォームを検討するタイミング

外構リフォームを検討するタイミングについて具体的な内容を挙げながら解説していきます。

経年劣化

新築の家でも10年経つと徐々に外構エクステリアは劣化していきます。

これは経年劣化と呼ばれ、経年劣化によって外構エクステリアが故障や破損することがあります。

故障や破損をそのまま放置していると、自然災害が起こった時に壊れてしまう可能性があります。

10年を目安に外構エクステリアの劣化状況を確認し、劣化が激しい場合はすぐにリフォームすることを検討しましょう。

使い勝手を良くしたい

家族構成が変わることで、外構エクステリアの使い勝手は悪くなることがあります。

家族がもう一台車を所有した時には駐車場を広くしたいと考えるのは自然な流れでしょう。

また、ウッドデッキを設置してライフスタイルを変えたいと思った時も、外構リフォームを検討するタイミングです。

ウッドデッキの設置は現在とても人気のあるリフォームに挙げられます。

敷地を有効活用したい場合には、外構リフォームを検討することをおすすめします。

予算を抑えて外構リフォームをする際にやるべき内容

外構リフォームをする際に、予算内に抑えながら満足度の高いリフォームをするためには、いくつかポイントがあります。

次に挙げるポイントを優先して検討することをおすすめします。

また、優先順位については、ご家庭の状況によって異なりますので、家族でしっかり検討しておきましょう。

表札・ポスト・インターフォン

表札やポスト、インターフォンを1箇所にまとめることでリフォーム予算を安く抑えることができます。

その一例として、門柱を設置して表札、ポスト、インターフォンの機能を全て門柱に付けてしまうのです。

門柱は、上記の機能を1つにまとめるだけではなく、外構の見た目を華やかにしてくれます。

玄関までのアプローチ

玄関までのアプローチを予算内に抑えるためには、将来を見据えて持続可能な玄関アプローチを作ることが重要です。

玄関アプローチは、自宅の敷地と調和する外観にすることを重視したり、求める機能によっていろいろな選択肢があります。

平坦な場所であれば問題ないですが、玄関までのアプローチの途中に何らかの構造物がある場合には撤去費用がかかることを念頭に置いておいてください。

物干し屋根

物干し屋根は、テラス屋根とも呼ばれており、急に雨が降ってきた時も洗濯物が濡れずに済むメリットがあります。

特に、豪雪地域や台風の多い地域には、物干し屋根を設置するケースが多いです。

物干し屋根はメーカーも商品数も豊富なので、どれを選んだら良いか迷う方もいらっしゃいます。

業者と相談して、ご自分の要望に合った物干し屋根を設置することをおすすめします。

境界フェンス

境界フェンスとは、家の周りを囲うフェンスのことです。

隣接している家との境界を区切るためや、道路との区別、敷地への侵入対策のために設置されています。

設置する場所をどこにするかが非常に悩ましいのですが、フェンスの高さや長さは設置場所によって異なります。

境界フェンスの設置を検討する場合には、業者に相談して適切なフェンスを設置するようにしましょう。

駐車場・カーポート・物置

家族が増え、もう1台車が必要になった場合に駐車場やカーポートを増やしたり、家にある不要な物を入れておく物置を設置することも、外構リフォームの重要なポイントです。

限られた敷地スペースを有効に活用することが求められますが、家族のライフスタイルも年数が経つにつれて変わってきますので、設置の際には十分な検討が必要です。

外構にかかる費用を抑えるポイント

リフォームにかかる費用を安く抑えるポイントについて解説していきます。

施工内容をシンプルにする

施工内容をシンプルにすることでリフォーム費用を抑えることができます。

できるだけ外構エクステリアのグレードを低く設定し、最低限必要な機能だけにすることが費用を安くするコツです。

とは言っても、家のデザインに調和させたいと考える方も少なくはありません。

あまり過度な装飾を施すと、それだけ材料費がかかるので高額になってしまいます。

費用を抑えるためには、できるだけシンプルなデザインを選択することが重要です。

工事内容を絞る

外構リフォームの工事内容をできるだけ絞ることも安くするポイントです。

外構部分には、駐車場や物干し屋根など、様々なものを設置することができますが、あれもこれもと手を出してしまうと予想以上にリフォーム費用がかかってしまいます。

本当に必要なものだけに抑えて、他の工事は我慢することも必要です。

将来のために、スペースに余裕を持たせておくことも検討してみましょう。

相見積もりをとって検討する

外構リフォームを行う際に、複数の業者から相見積もりを取ることも重要です。

相見積もりを取ることで、リフォーム費用の相場を知ることができます。

また、業者によって施工内容の違いがあることも把握できます。

ハピすむを利用すれば、全国1000社以上の業者の中から無料で簡単に相見積もりを取ることができるのでおすすめです。

こちらから無料で簡単に見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

外構をおしゃれに仕上げるポイント

外構は家をおしゃれに見せる重要な部分です。

ここでは、外構をおしゃれにするポイントについてご紹介します。

インターフォン

無機質なインターフォンにおしゃれなカバーをつけることで、インターフォンがおしゃれに早変わりします。

一般的なカバータイプ、アクセサリータイプ、表札兼用タイプなどがあります。

家に調和するタイプを選び、ポストや表札、ライトなどと組み合わせるとさらにおしゃれにすることができます。

宅配ボックス

近年では、インターネット販売や通信販売の利用が増えたため、宅配ボックスを設置する家が増えてきております。

家に誰もいなくても荷物を受け取ることができ、雨で荷物が濡れることがないのでとても便利です。

宅配ボックスには3つのタイプがあり、埋め込みタイプ、門柱タイプ、後から設置するタイプに分かれます。

デザインは豊富ですがシンプルなものが多く、その中から家に調和するデザインを選ぶのがおしゃれにするコツです。

カーポート

シンプルなデザインが多いカーポートにおいても、工夫ひとつでおしゃれに見せる方法があります。

カーポートの床のデザインを変えたり、植栽することによって無機質なカーポートをおしゃれに見せることができます。

予算50万円で外構リフォームした事例

外構リフォームの事例について、内容、費用、工期などを表形式にまとめてご紹介します。

玄関ポーチのリフォーム事例

リフォーム内容玄関ポーチ改修工事
工事費用50万円未満
工期1ヶ月程度

門扉を含めた門まわりの塀やタイル、照明をリフォームした事例です。

宅配ボックスの設置事例

リフォーム内容宅配ボックスの設置
工事費用50万円未満
工期1週間程度

郵便受けが壊れたのを機に自転車置場の入り口に門柱を兼ねて、宅配ボックスの設置を行った事例です。

玄関周りのリフォーム事例

リフォーム内容玄関周りのリフォーム
工事費用50万円未満
工期1ヶ月程度

家屋への出入口を一つにして、段差をなくしスロープを施工した事例です。

幅広いスロープで自転車が楽に通れ、車を駐車した後、遠回りせずに玄関に直行できるので便利になりました。

外構・エクステリアリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外構・エクステリアリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、外構・エクステリアリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

無料の見積もり比較はこちら>>

一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

まずは
無料お見積もりから

この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

LINE 友達追加
無料一括最大3社
リフォーム見積もりをする