2019年01月12日更新
ベランダの塗装や塗り替え補修にかかる費用は?
新築の時は美しいベランダも、時間の経過ともに劣化していきます。特に床や手すりの塗装は劣化してしまうと水漏れや土台のひび割れの原因となり、住宅そのものの劣化の原因になります。このような問題を防ぐためには、ベランダのリフォームが欠かせません。ベランダの補修にかかる費用と、それぞれの工法のメリットをご紹介します。
ベランダのリフォームや補修はどんなときに必要?
ベランダ部分の床や手すりの塗装がはがれてきた、土台がひび割れてきて水漏れが起こったなどの理由で補修やリフォーム、塗り替えが必要になった場合、どんな工事を行えば良いのでしょうか?

塗装のはがれの場合は塗り替えが必要ですし、ひび割れの場合は小規模ならコーキング剤による充填、大規模なものなら補修工事を行わなければいけません。
ベランダの床面と手すりのリフォームにはどんな種類がある?
まず塗装の種類ですが、一般的なウレタン塗料を塗布する方法の他に、防水シートを貼り付ける方法、ガラス繊維製のマットと樹脂、トップコートを使用して行うFRP工法などがあります。
手すりの場合は塗料を塗布するだけの施工が多いのであまり工事の種類はありませんが、床面のリフォーム、補修についてはさまざまな種類があるのでベランダの状態に合わせて選ぶと良いでしょう。
ベランダの塗装にかかる費用はどれぐらい?
床面の塗装にかかる費用は使用する材料や工法によって大きく変化します。床面などを洗浄して塗料を塗るだけで完成するウレタン塗料を用いた工法が最も安く、平米あたり約2,000円から施工可能です。

防水シートを用いたリフォームの場合は、平米あたり約2,500円から、防水性が高いFRP工法は作業に手間がかかるので平米あたり約5,000円ほどになります。
一般的な広さのベランダに施工する場合、ウレタン塗装なら約10万円から、シート防水工事なら約12万円から、FRP工法なら約20万円程度が目安となります。ただし、土台にひび割れがおこっていたり、漏水で構造材に問題が発生しているような場合はより費用がかかるので注意しましょう。
それぞれの工法のメリットとデメリット
いろいろな補修、リフォーム方法がありますが、費用の他に耐用年数や防水性などの違いがあります。
ウレタン塗装のメリットとデメリット
ウレタン塗装は防水性について他の2つの工法に比べてやや劣りますが、費用が安く、耐用年数についてもほとんど変わりません。
また、多くの建物で使われている手法のため、技術力の高い業者が多く、レベルの高い業者が探しやすいのもメリットとなります。
防水シートを用いた工法のメリットとデメリット
シート防水工事は複雑な形状に施工することが難しいというデメリットがあります。ただ、ひび割れなどが起こっても防水性を保てますし、紫外線などによる劣化にも強いというメリットがあるので、天井や日当たりの良いベランダに用いると良いでしょう。
FRP工法のメリットとデメリット
FRP工法の場合は、費用面でやや割高ですが、施工にかかる時間が短く、軽量で耐久性が高いのが特徴です。ただ、地震などの揺れによってトップコートにひび割れができたり、はがれてしまったりする可能性があります。
また、施工ミスによってトップコートに塗られた樹脂がひび割れてしまうことがありますが、大抵は保証期間内に発生するため、業者に依頼して補修をお願いすれば大丈夫です。 その他にも、塗り替えの際に剥がした樹脂を廃棄する手間もかかります。
ベランダリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたベランダリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
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