日当たりの悪い家を明るく!改善リフォーム8つの実例と費用【暗い家必見】

「日当たりの悪い家を明るく!改善リフォーム8つの実例と費用【暗い家必見】」というタイトルのリフォーム記事アイキャッチ画像。窓増設40万円、天窓30万円、低予算3万円〜などの費用例が記載され、男女のキャラクターが明るくなった家のイラストと「光ファイバー採光システム」の資料を見ている様子が描かれています。

日当たりの悪い家や、暗い部屋を明るくする8つのリフォーム方法を紹介します。窓増設40万円、天窓30万円、低予算なら3万円のサッシ交換も可能です。
光ファイバー採光システムや、失敗しない業者選びのポイントまで詳しく解説します。

2026年02月16日更新

監修記事
リフォーム費用すぐわかる!

窓をリフォームしてお部屋を明るくする

窓が小さかったり、窓の向きが悪かったりすると、部屋に入ってくる光の量が少なくなり、暗い家になってしまいます。日中でも薄暗く、常に照明が必要な状況になってしまうのです。

この状況を改善するためには、窓の位置を変更したり、窓の大きさを変えたり、窓を追加したりすると良いでしょう。たとえば窓が同じ大きさであっても、窓の位置が高い場合は部屋の奥まで光が届くようになり明るく感じられます。

窓をリフォームしても部屋が明るくならない?

部屋を明るくしようとして窓をリフォームしても、場合によっては殆ど明るくならないこともあります。これは、採光のために必要な設計を行わずにリフォームをした場合に起こりやすいトラブルです。

外の明かりを室内に取り込むためには、日中の日差しの向きや部屋に入ってくる明かりの角度などをきちんと把握して設計しなければいけません。このようなリフォームを考えている場合には、採光の効果はもちろん開口するには耐震強度も関係してきますので設計士のいる業者に依頼しましょう。

壁や床のリフォームでも部屋が明るくなる

採光というとついつい窓のリフォームを考えてしまいますが、実は壁や床の材質も部屋の明るさにとっては重要なポイントとなります。

壁や床を光が反射しやすい素材に変える、窓から入ってきた光を効果的に利用できるように配置するなどの方法で、部屋を明るくすることができます。窓を増やすような費用の掛かる大掛かりなリフォームを行わなくても、工夫次第で十分に対応可能です。

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お部屋を明るくするためにかかる費用はどれぐらい?

日当たり改善リフォームにかかる費用は、方法によって大きく異なります。まずは下の図で、予算別の選択肢を確認しましょう。

予算別に分類された住宅リフォーム方法を示すインフォグラフィック。4つの縦の列に分かれ、それぞれ上部に緑色の下向き矢印と予算カテゴリーが示されている。左端の「10万円以下」の列には、「サッシ交換(3万円)」と「採光フィルム」のイラストとテキスト。次の「30万~60万円」の列には、「天窓(30万円)」と「内装変更(30万円)」のイラストとテキスト。その隣の「60万円以上」の列には、「2階リビング移設(60万円)」と「窓増設(40万円)」のイラストとテキスト。右端の最も大きな矢印の下にある「200万円以上」の列には、「吹き抜け(200万円)」のイラストとテキストが配置されている。各項目には緑色のチェックマークが付いている。
予算別リフォーム方法の選び方

現在のお部屋をもっと明るくしたいと考える場合、まずは必要な工事を考えましょう。上で説明したように、窓を大きくしたり増やしたりしても、設計が適切でなければあまり明るくならないかもしれません。日当たりの悪い家を改善するには、専門的な知識が必要不可欠です。

まずは、設計士のいる業者を探し、見積もりをきちんととってもらうことが大切です。

内装工事を組み合わせて費用を抑えよう

工事にかかる費用は、窓の追加が50万円から、窓の拡張が20万円からです。

ちょうど良い場所に窓を追加するのは確かに効果的ですが、住宅の素材や設計によっては窓のリフォームが難しかったり、費用が予定よりかかったりしてしまうかもしれません。そんな時は内装工事を組み合わせることで、入ってきた光を有効活用すれば、窓のリフォームに必要な費用を抑えられるでしょう。

サッシを交換するだけで明るくなる可能性も

部屋を明るくする方法として、まず検討したいのが低予算で試せるリフォームです。

低予算で実行できる3つの採光改善方法を紹介するインフォグラフィック。左から右に3つのパネルが並んでいる。
左のパネルは「サッシ交換」で、古い窓枠の上から新しい白い窓枠を取り付けるカバー工法の様子をレンチのアイコンとともに図示し、下に「3万円(カバー工法なら簡単施工)」と記載。
中央のパネルは「採光フィルム」で、窓ガラスにフィルムを貼る手と、太陽光がフィルムによって拡散し、多くの光線が室内へ広がる様子を図示し、下に「2万円(光を2倍に拡散)」と記載。
右のパネルは「内装の色変更」で、暗い色の壁を白く塗り替えている人物と、塗り替えられた部分が明るく、光を反射している様子を図示し、下に「30万円~(光の反射率アップ)」と記載。
各パネルの下部には、緑色の上向き矢印アイコンがあり、効果の向上を示唆している。
低予算で試せる採光改善方法

今お使いのサッシや窓ガラスを採光性能が高くなるように交換するだけでも、室内が明るくなる可能性があります。サッシの交換だけならサッシの上に被せるだけで工事ができる製品もあり、費用は3万円とお手頃価格です。

窓の向きや内装に問題が無いのになんとなく暗いという場合には、サッシの大きさや位置の変更を考えてみると良いでしょう。また簡易な方法として、採光フィルムを貼ることも考えられます。窓からの光を効果的に反射拡散させるもので、およそ2倍の明るさに向上できるとうたっているものもあります。

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日当たりの悪い家の原因と問題点

日当たりが悪い家の原因

家の日当たりが悪くなる原因には、大きく分けて2種類あります。

ひとつ目は、建築時に土地の都合で窓が北向きになったり、モデルルームとの差異で日当たりが悪かったりするなど、家を建てる時点で発生する原因です。もうひとつの原因は、建物や土地に問題がないにも関わらず、建築後に近隣へ背の高い建物が建ってしまい、後から日当たり悪い家になってしまうケースです。

日当たりが悪い家の問題点

日が当たらない家では、さまざまな問題が発生します。

日当たりが悪いと起こる5つの問題を説明するインフォグラフィック。左側の暗い家と下降矢印のアイコンに「日当たりが悪い」とあり、そこから右へ5つの矢印が伸びている。それぞれ上から順に、電球と硬貨のアイコンで「光熱費が増加(日中も照明必要)」、カビが生えた家のアイコンで「カビ・苔が発生(外壁が乾きにくい)」、結露した窓と壁のアイコンで「結露で内装劣化(湿気が増加)」、体調不良の人と時計のアイコンで「体調不良のリスク(体内時計の乱れ)」、雨の中の洗濯物のアイコンで「洗濯物が乾きにくい」と記述されている。
日当たりが悪いと起こる5つの問題

家の日当たりが悪いとどのような問題が起こるのでしょうか?

まず大きな問題としては、室内が暗くなるため日中でも照明が必要となり、光熱費が余計にかかってしまう点です。また、日光が当たらないことによって建物自体が乾きにくくなるため、外壁にカビや苔が生えやすくなるでしょう。

さらに屋外の湿気が多くなると、屋内の湿気も増加してしまうため、結露による内装の劣化も考えられます。その他にも、朝に日光を浴びることができなくなった場合、体内時計が狂ってしまうこともあるため、体調を崩してしまう可能性も考えられるでしょう。日当たり悪い部屋で長期間過ごすと、うつ症状など精神面への影響も懸念されます。

このように、家の日当たりは建物と住民に大きな影響を与える可能性があるのです。

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家の日当たりを良くするリフォームのパターンについて

日当たりを改善するためのリフォームには、予算や効果に応じてさまざまな方法があります。

日当たりを改善するための8つのリフォーム方法と、それぞれの概算費用、効果を星の数(1~5つ)で比較したインフォグラフィック。上段左から順に、「内装を白で統一」(30万円~、効果星2)、「ガラス瓦」(40万円~、効果星2)、「窓増設」(40万円~、効果星3)、「高窓」(40万円~、効果星3)。下段左から順に、「太陽光採光システム」(20万~60万円、効果星3)、「天窓」(30万円~、効果星4)、「2階リビング移設」(60万円~、効果星4)、「吹き抜け」(200万円~、効果星5)。各方法はシンプルなイラストとテキストで表現されています。
日当たり改善リフォーム8つの方法と費用比較

それでは、家の日当たりをよくするためにはどのようなリフォームが可能なのかを見ていきましょう。

窓を増設するリフォーム

建物そのものの日当たりが良いにも関わらず、屋内の採光が悪い場合には、窓を増設するリフォームがおすすめです。窓を増やすリフォームは、採光改善の基本的な方法の一つです。

太陽の向きに合わせて開口部を増やすことにより、室内に入ってくる光の量が増え、日当たりを改善することができるでしょう。施工費用は建物の構造や増設する窓の数にもよりますが、40万円からが相場です。

天窓を設けるリフォーム

天窓は、通常の窓に比べて3倍の採光効果があるといわれています。

天窓、高窓、通常窓の3種類の窓による採光効果の違いを比較したインフォグラフィック。
左側は「天窓」で、屋根に設置された窓から大量の光が部屋全体に降り注ぎ、多くの電球マークが点灯し、人物が両手を挙げて喜んでいるピクトグラムとともに、「通常窓の3倍の採光効果」と記述されている。
中央は「高窓」で、壁の高い位置にある窓から光が部屋の奥まで長く伸び、奥に座っている人物まで届いているピクトグラムとともに、「部屋の奥まで光が届く」と記述されている。
右側は「通常窓」で、壁の通常の高さにある窓から光が窓周辺の壁面と床の一部のみを照らし、人物の足元付近にある少数の電球マークのみが点灯しているピクトグラムとともに、「壁面のみから採光」と記述されている。
天窓・高窓・通常窓の採光効果の違い

窓を増設することによって建物内に入る日光の量を増やすことができますが、家の向きや近隣の建物などによって窓に光が届かない場合もあります。このような場合には、通常の窓より高い位置に設置できる天窓を増設すれば、日当たりを改善できるかもしれません。

また、家の向きが原因で日光を取り込めない場合でも、日が当たる方向に向けて天窓を設置すれば、室内に日光を取り込むことができるでしょう。施工費用は、天窓本体の設置価格に工事費用を含め、合計で30万円からが相場です。

高窓を設けるリフォーム

高窓とは、天井の近くなど、壁の高い位置に取り付けるタイプの窓のことです。天窓と同じく建物の高い位置から日光を取り入れることができますが、高窓は一般的に横長の形状が用いられるため、より広い範囲に均等な光を入れることができるでしょう。

また窓の位置が高いため、外からの視線を遮りつつ明るさを取り込めるプライバシー性の高さも特徴の一つです。施工費用は、一般的な窓の増設と同じく40万円からが相場です。

吹き抜けを設けるリフォーム

1階にあるリビング等の日当たりが悪い場合には、吹き抜けを作るのも効果的です。

1階部分の日当たりが悪い建物でも、吹き抜けを追加することにより2階や天窓などの建物上部から日光を取り入れることができます。

ただし、吹き抜けをリフォームで作る場合には、上階の間取り変更や建物の構造の大がかりな変更が必要となるため、工期も費用も多くかかります。2階の床が解体撤去されることによって建物の剛性を保つことができなくなる場合がありますので、検討する場合は必ず専門家の指示を仰ぎましょう。

工事費用の相場は、吹き抜けのみを作る場合で200万円から、間取り変更等も追加で行う場合にはさらに費用がかかります。

太陽光採光システムを利用したリフォーム

太陽光採光システムには、光ファイバー式と反射板式の2種類があります。

太陽光採光システムの仕組みと特徴を説明するインフォグラフィック。左側の「光ファイバー式」は、屋根の集光装置から光ファイバーケーブルが建物の壁の中を通り、地下室まで光を届けて電球が点灯している様子を図示。「60万円(地下室・窓なし部屋に最適)」と記述。中央の「反射板式」は、屋根の反射板とダクト内のミラーで光を反射させ、下層階の部屋に光を届けている様子を図示。「20万円(比較的低コスト)」と記述。右側の「窓増設が難しい場所でも採光可能」は、窓が設置できない壁に太陽光が矢印で直接導入され、内部が明るくなる様子を窓のバツ印とともに図示。全体はフラットデザインで、アクセントカラーの黄緑色が光の経路や強調に使用されています。
太陽光採光システムの仕組み

太陽光採光システムとは、屋根の上などに設置した採光部から、レンズや反射板、光ファイバーケーブルなどを用いて室内まで光を運ぶ製品のことです。構造上、窓の増設が難しい部屋などにも光を取り込むことができるため、地下室への採光や日当たりの関係で窓の効果が薄い部屋に向いています。

また、光ファイバーケーブルを使用する製品なら、屋根上に採光ユニットを設置し、外壁や壁の内側に配線を通すだけで使用できるため、比較的小規模なリフォームで日当たりを改善することができるでしょう。

施工費用の相場は、光ファイバーケーブルを用いた製品が1カ所で60万円、反射板等で光を取り入れるタイプの製品が1カ所20万円からです。

ガラス瓦採光システムを利用したリフォーム

ガラス瓦採光システムとは、屋根瓦と下地の一部に透明な建材を用い、室内まで光を通す工法です。

施工の際には天窓の設置と同じく屋根を加工する必要がありますが、瓦と同じように施工することができるため、見た目があまり変わらず、防水性についても一般的な屋根材に近いレベルを維持することができます。

施工では屋根の工事と天井部分の採光工事が必要となり、合計で40万円からが相場です。

2階に日当たりの良いリビングを設けるリフォーム

建物の1階部分の日当たりが悪く、2階は十分な日当たりが確保できるという場合には、2階部分にリビングを移すという方法も考えられます。リフォームでリビングの日当たりを改善する効果的な手段です。

屋根に採光設備を追加する工事と違い、リビングの移設なら内装のリフォームだけで施工を行うことができます。しかしこの方法では、1階部分の日当たりを改善することができませんので、1階部分の日当たりも改善したいという場合には、吹き抜けの設置や採光システムの採用、窓の増設などの工事が必要になるでしょう。

施工費用は間取りの変更となるため、60万円からが相場とされています。

内装を白で統一するリフォーム

太陽の向きや窓の位置などの問題で、部屋の奥まで光が届かないという場合には、内装のリフォームがおすすめです。部屋が暗い場合、照明を増やすよりも内装の色を変える方が根本的な解決になることもあります。

光を反射しやすい壁材や床材、天井材を用いれば、光が拡散し部屋の奥にまで光を届けることができます。白い内装と色の薄いフローリングの組み合わせなら、光がより拡散するため、黒系の内装に比べて室内をより明るくすることができるでしょう。

施工費用は一般的な内装リフォームを行う場合と同じで、内装全体で30万円からが相場です。

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家の日当たりを良くするリフォームを依頼する会社の選び方

日当たりの悪い部屋を改善するには、さまざまな工夫が必要です。そのため、経験豊富な業者選びが成功の鍵となります。

採光に詳しいリフォーム業者に依頼する

太陽の向きや角度は季節や地域、時間帯によって異なります。つまり、施工の際には建物の状態や環境に合わせた工事を行わないと、十分な効果を得ることができません。

家の日当たりを良くするリフォームを依頼する際には、採光に関する工事を多く手掛けている業者を選ぶと良いでしょう。そのような業者なら今までの経験からどのような工事を行えば十分な日当たりを確保できるかを把握しているため、施工後に日当たりが思ったほど改善しないという問題が起こりにくくなるでしょう。

複数の業者から相見積もりを取る

採光に詳しいリフォーム会社が複数見つかった場合には、どうやって1社に絞れば良いのでしょうか?

日当たり改善のためのリフォーム工事の内容や費用は、施工を行う会社によって違います。複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」を行えば、業者ごとの工事内容の違いや、費用面の違いなどを比較することができるため、より自宅に合った業者を選びやすくなるでしょう。

また、相見積もりを行えば、問い合わせた際の反応や見積りが出るまでの期間といった対応についても比べることができるため、信頼できる会社を選ぶのにも役立ちます。簡単に複数の業者へ見積りを依頼できるサービスもインターネット上にはありますので、業者選びで迷ったときはこのようなサービスを利用するのもおすすめです。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ハピすむ編集部 編集長

株式会社エス・エム・エス

ハピすむ編集部 編集長

リフォーム営業18年。大手リフォーム会社出身のプロ。
数千件の住まいとお客様に出会い、現場を知り尽くした実務経験者。 ユーザー様が後悔しないよう、長年の経験に裏打ちされた「正確」で「損をしない」情報発信を徹底しています。

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