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2019年03月21日更新

フローリングが変色したときの原因と対処法

フローリングに染みや変色が起きることがありますが、一体どのような理由でこのような変化が起こるのでしょうか?フローリングの変色や染みが発生する原因と、変色や染みの対処方、予防方法についてご紹介していきます。

  • 【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子
  • この記事の監修者
    株式会社KURODA一級建築士事務所
    坂田理恵子

フローリングが変色する主な原因

フローリング 変色

フローリングの変色はどのような原因が考えられるのでしょうか。

代表的な変色の原因をご紹介します。

日焼け

太陽光には紫外線などのさまざまな波長が含まれており、長期間この光を浴び続けると、素材に含まれる色素などが変化していきます。

フローリングも日光による影響を受けるため、窓から光が入ってくる場所などでは、日光の影響により、色が薄くなる「日焼け」という症状を起こすのです。

化学反応

家具などに用いられている滑り止めのゴムには、硫黄や油分などが配合されており、この成分がフローリング表面の塗膜と化学反応を起こして色がフローリングに移ってしまうことがあります。

特に黒系のゴム製品、特に自転車や車のタイヤは変色を起こしやすい傾向があるようです。

また、金属部品などについても、木材との組み合わせで変色を起こします。

水分吸収

飲み物をこぼしてしまった場合や、台所などの日常的にフローリングに水分がかかる場所は変色しやすい傾向があります。

これは、フローリングに用いられている木材に水分が入り込んで色が変わってしまう、もしくは使用されている塗料が水分でにじんで変色することが理由です。

フロアコーティングの変色

フローリング表面には、傷などが付きにくいよう、透明なコーティングが施されています。

このコーティングはさまざまな変色要因からフローリングを守る働きがあるのですが、半永久的に状態を保つことはできず、経年劣化によってコーティングそのものが変色し、黄色っぽい色あいに変色するのです。

高湿度

湿度の高い部屋や、結露が激しい部屋の場合、フローリングが常に湿り気を帯びた状態となってしまうため、フローリングにカビが生えて変色してしまうことがあります。

特に合板タイプのフローリングでは、湿気によって成形時に用いられている糊が溶けてしまい、化粧板が剥がれて変色以上に酷い状態となるのです。

紫外線による変色の対処法

太陽光などに含まれる紫外線によって日焼けを起こしたフローリングは、どのように対処すれば良いのでしょうか?

無垢材フローリングの場合

無垢材は時間経過で段々と色が変化していくため、この色の変化を楽しむという方も多いのですが、家具などによって一部が覆われている場合などに、日焼けの度合いが変わり、一部だけ色が違うという状況が発生します。

このような場合には、フローリング表面の日焼けを起こした部分をサンドペーパーで研磨して取り除き、塗装を施して対処すると良いでしょう。

無垢材フローリングの場合、合板と違って厚みのある板で作られているため、表面を軽く削り落としても見た目が大きく変化することはありません。

色の濃い部分が目立つようなら濃い部分を削り、薄い部分が目立つようなら濃い部分との境目を削って色の境目をなくし、最後に無垢材用の塗装を施せば状態を戻すことができます。

塗料については、無垢材向けの浸透塗料を使用してください。

表面に塗布してコーティングを行うようなタイプの塗料を用いると、材に含まれた水分などが排出できなくなってしまい、フローリングが変形したり腐ったりすることがあります。

複合材フローリングの場合

複合材フローリングは、木材チップを接着剤で固めたものに薄い化粧板を貼り付けて作られています。

そのため、ヤスリなどで表面を削ってしまうと、表面に施されている木目模様まで削れてしまい、見た目が悪くなってしまうのです。

複合材フローリングの場合はヤスリなどで削り取るのではなく、着色されたニスを塗って色あいを調整したり、部分的にフローリングを交換したりして対処すると良いでしょう。

フローリング用のワックスには、フローリングの色に合わせて着色されている製品もあり、塗装に比べてすぐに色が戻るというわけではありませんが、使用し続けることである程度日焼けを目立たなくしてくれます。

塗装や交換は難易度が高いのですが、着色ワックスなら日常的なお手入れの一環として行えますので、変色が気になるという方は試して見ると良いでしょう。

化学反応による変色の対処法

フローリングが化学反応で変色する理由

フローリングはゴム製品や金属製品などに含まれる成分により変色しますが、これは木材に含まれるタンニンが原因です。

お茶や木材に含まれているタンニンは、金属イオンと結合すると黒く変色する性質があるため、フローリングに直接鉄などの製品を置くと、黒く変色してしまうことがあります。

ただ、金属による変色については杉などのタンニンが多い木材が湿気の多い環境下に置かれた場合に発生しやすくなるので、タンニンの少ない木材なら変色はほとんど起こりません。

ですが、絶対変色しないとは言えませんので、金属製品をフローリングに置く場合は、直接接触しないようシート等を挟んでおくようにしましょう。

また、ゴム製品についてはゴムに含まれる油分が木材に浸透して色が移る場合と、硫黄分によって塗膜が侵されて変色する場合があります。

化学反応で変色してしまった場合の対処法

ゴムや金属によって起こる変色は、木材内部まで色が染みこんでしまっている可能性が高いため、元通りの状態に戻すためには板材そのものを交換しなければなりません。

変色の度合いが小さく、表面部分で留まっている場合は紙やすり等で研磨して取り除くことはできます。

ゴム製品の成分によって塗装やコーティングが変色している場合については、木材部分まで浸透していなければ塗装を剥離し、再塗装をほどこせば対処可能です。

ゴムや金属による変色が起きた場合には、まずは紙やすり等で表面を軽く研磨し、変色の進行度合いを確認してみると良いでしょう。


水分吸収による変色の対処方

コーヒー・紅茶・調味料による変色

水がこぼれてしまっただけなら、から拭きすれば変色を防ぐことができますが、コーヒーや紅茶、調味料などがこぼれて変色してしまった場合にはから拭きだけで綺麗にすることができません。

特に表面が保護されていない無垢材の場合は浸透するとまず取り除くのは不可能ですので、こぼれてしまったらできるだけ速くティッシュや綺麗な布で叩き出すように拭き取ってください。

もし、色が染みこんでしまった場合には、変色した部分のフローリング交換や、染みこんだ液体が目立たない色の塗料で全体を塗るなどの対処方もあります。

複合材フローリングの場合については、表面にあらかじめコーティングが施されているため、色が付いた液体がこぼれても拭き取れば大丈夫です。

ですが、表面に傷などがあり、内部に染みこんでしまうと、色を戻すことができないので注意しておきましょう。

ペットの尿・トイレ

ペットが粗相をしてしまったり、トイレの床などに尿がこぼれたりすると、水分による変色に加えて尿の成分による変色が起こる場合があります。

ペットの尿に含まれる成分は塗装やワックスを侵食して変色させる働きがあるため、もしペットの尿などがかかった部分が変色してしまった場合には、剥離剤を利用して塗装を取り除き、再度塗装を施すという対処が必要です。

また、放置している期間が長くなると、塗膜を抜けて木材まで変色が進んでしまうため、見つけたら一刻も早く対処するようにしてください。

臭いの問題については、フローリング向けのペットクリーナーが販売されていますので、こういった製品を用いて拭き掃除を行うと良いでしょう。

クエン酸や重曹を水で練って拭き取る方法もありますが、板材の隙間に白く残ってしまったり、表面のコーティングが削れてしまったりすることがあるため、作業の際には注意が必要です。

観葉植物による変色

観葉植物を置いていると、鉢周辺の湿度が高まるため、湿気によってフローリングが変色してしまう場合があります。

このような変色は、フローリング材を交換しなければ対処することができません。観葉植物を設置する際には、鉢の下に防水性のマットを敷いて保護しておきましょう。

可能なら、鉢の下に台を置き、フローリング表面が空気に触れられるようにしておけば、変色を予防することができます。

タバコのヤニや焦げ跡の補修

フローリングにタバコのヤニや焦げ跡がついた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?

タバコのヤニは油性の汚れのため、油汚れに強い洗剤を用いれば除去することができます。

しかし、このような洗剤はワックスも落としてしまうことになります。フローリングがヤニで汚れてしまった場合には、ワックスの剥離剤を用意し、ワックスを綺麗に除去してから新しいワックスを塗ると良いでしょう。

焦げについては、表面だけが熱で変色しているなら紙やすり等で研磨して取り除き、コーティングを塗り直せば対処できます。

しかし、ある程度深く焦げが進行している場合や、複合材フローリングの場合は研磨では対処が難しいため、フローリング材の一部交換や、補修材による対処が必要です。

フローリング補修材とは、熱で柔らかくなる樹脂と塗料を組み合わせた製品で、フローリングの傷や凹みに樹脂を擦り込んで表面を整え、塗装で木目等を表現して目立たなくさせる製品です。

ただ、補修材は大きな傷だと塗装が難しくなり、失敗すると補修部分が逆に目立ってしまうため、補修業者に依頼して対処してもらうと良いでしょう。

こんなときは業者にリフォームを依頼しよう

フローリング 変色

どのような際にリフォームをすべきか

広範囲に変色やシミが見られる場合、フローリング材が変色だけでなく、変形や剥がれなどが起きている場合は、修繕ではなくフローリングのリフォームを行った方が良いでしょう。

広範囲のシミを洗浄や補修で対処するとなると、フローリングの張替えリフォームに近い費用がかかってしまいますし、仕上がりも新品に劣ります。

また、変形や剥がれはフローリング材そのものの劣化が予想されるため、現状では問題のない部分も、近い将来同じような症状が起こるかもしれません。

フローリングを張り替えてしまえば、他の部分に発生する変色等を予防することができ、補修にかかる手間も抑えられます。

床のリフォームを検討する時にすべきこと

床のリフォームを行う際には、複数の業者に見積もりを依頼して相見積もりを行いましょう。

相見積もりを行えば、業者間の価格の違いを比較することができ、相場から離れた値付けなどの違和感を一目で判断することができます。

また、工期や施工日までの期間など、複数の業者に見積りを行うことでより条件に合ったリフォーム業者を見つけやすくなるので、できるだけ見積りは複数の業者に依頼したほうが安心です。

業者選びの際には、見積りや相談時の対応も覚えておきましょう。

細かな相談や疑問にすぐ答えてくれる業者なら、より安心してリフォームを任せることができます。

床・フローリングリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた床・フローリングリフォームは、あくまで一例となっています。

正確なリフォームの金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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