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2022年04月06日更新
階段リフォームの見積もりは何が重要になるの?
階段のリフォームは階段の種類やリフォーム内容によって、その見積もりも大きく変わってきます。そこで階段の種類やリフォーム内容を解説し、リフォーム予算の価格帯別でできるリフォームや、見積もりを取った時に確認するチェックポイントを紹介します。
目次
階段リフォームとは?階段の種類とリフォーム内容
階段のリフォームの見積もりを取る前に、階段の種類と階段リフォームでできることを知っておきましょう。
階段と階段リフォームについての予備知識があれば、リフォームを進めるときに大いに役に立ちます。
また階段の形態とリフォーム内容によってもリフォーム予算も大きく変わってきます。
階段の種類
階段はその形状によって4つの種類に分けられます。
直階段
直階段とはまっすぐに伸びた階段で、最も一般的な階段です。
階段を設置するためのスペースもあまり取られないうえにシンプルな構造です。
かね折れ階段
かね折れ階段とは階段の途中に踊り場や廻り部分があり、階段全体がL字型に折れている形状の階段です。
家の角を有効的に使うことのできる階段です。
折り返し階段
折り返し階段とは、階段の途中でU字型に階段が曲がっているタイプの階段です。
U字型の部分が踊り場や廻り部分になっていて階段の設置には広いスペースを必要とするものの、階段の段差を増やしやすいため一段一段の高さを低くすることができます。
らせん階段
スパイラル上に天井に伸びている階段で、小さなスペースで設置のできる階段です。
ただし踏み台が三角形の形をしていて、階段の中心に向かい踏み台の幅が狭くなっているため、安全面での不安があります。
また形状がほかの階段よりも複雑なため、階段本体の価格が高い傾向があります。
階段リフォームでできること
階段のリフォームにはどんな内容があるのでしょうか。
人気のスケルトン階段へリフォーム
スケルトン階段とは、蹴込み板がないために、階段の向こう側を見通すことのできるタイプの階段で、より空間を広く見せるために有効でスタイリッシュなため、人気の階段リフォームです。
適切な勾配へとリフォーム
登りにくかった階段の勾配を変えるリフォームは、階段の上り下りでの安全面を確保するためのリフォームになります。
滑りにくい素材へのリフォーム
同じく安全面を重視したリフォームで、階段の上り下りで転びにくくするために踏板の素材を変えるリフォームです。
手すりを取り付けて安全な階段にするリフォーム
手すりを取り付けることでより安全に階段の上り下りができるようにするためのリフォームです。
ライトを取り付けて明るい階段にするリフォーム
階段の明り取りなどがないと暗くなりがちな階段の壁などの照明を取り付けて、明るく安全にするだけでなくおしゃれな階段にするリフォームです。
昇降機の設置には補助金が出ることも
高齢者の介護のために昇降機を取り付けることを検討されているのなら、お住いの自治体から補助金が受けられる場合があります。
昇降機の設置そのものへの補助金制度はありませんが、65歳以上の高齢者の介護を理由に昇降機を取り付けるのなら、住宅リフォーム支援の助成金制度を利用することができます。
その支援条件や内容は各自治体によって違いますので、是非お住まいの自治体にお問い合わせください。
尚、昇降機設置のリフォームについては、住宅そのものにそれを設置するだけの強度があり、直線階段ならリフォーム費用は約50万円が相場です。
いくらで何ができる?見積価格から見る階段リフォーム
階段のリフォームにはいろいろありますが、それぞれ相場価格はどれくらいになるのでしょうか。
そこで見積価格からどのようなリフォームが可能なのかを価格別に紹介します。
ただし今回ご紹介する見積価格とは最もリフォーム費用として算出されやすい価格帯を目安にしているので、実際のリフォーム見積もりとは異なる場合もありますのでご了承ください。
20万以下でできる階段リフォーム
滑り止めシートの貼り付け
階段の上り下りで滑りにくくするために滑り止めシートを踏み台に張り付けるリフォームです。
価格は滑り止めシートのみで、ホームセンターなどでも購入できます。
作業も難しいものではないので、ご自身で行える最も簡単なリフォームではないでしょうか。
手すりの取り付け
階段に手すりを取り付けるリフォームは、階段の長さや手すりの素材などによってもその価格は変わってきますが、予算20万円以内で可能な階段リフォームのひとつです。
取り付け工費は業者に依頼した場合でも、直階段なら5万円前後で工期も1日で終わるお手頃なリフォームです。
新しい踏み板の貼り付け
踏板の素材や段数にもよりますが、既存の階段の踏み板の上に新しい踏み板を張り付けるリフォームもこの価格帯で可能な場合があります。
20万円から50万円でできる階段リフォーム
階段の段数を増やすリフォーム
この価格帯でできる階段リフォームとは、既存の階段に手を加えるだけでなく段数を増やすなどの少し大掛かりなリフォームも可能です。
段数を増やして勾配をゆるかやなものに変えることができます。
踏板から壁紙までトータルなリフォーム
この見積もり価格なら踏み板を変えるだけでなく、階段の壁紙や天井を張り替えるなどいくつかの修繕を組み合わせたリフォームを検討することができます。
50万円から100万円でできる階段リフォーム
新しい階段に一新するリフォーム
この価格帯でできることは、今までの階段を全く新しい階段へと生まれ変わらせるリフォームが可能です。
階段を新たに架け替えることもできますし、壁紙から手すりまで一新することができます。
100万円以上の階段リフォーム
昇降機の取り付け
昇降機の取り付け費用は家の強度などに問題がなければ50万円ほどの設置費用となる場合もありますが、階段の種類などによりその相場価格は100万円前後です。
階段リフォームの見積もりとその取り方
階段リフォームの見積もりには3種類あり、それぞれ見積もりを取る時期や取り方が違います。
そこでそれぞれの見積もりについてその特徴を説明します。
「一括見積もり」でいろんな業者から一度に見積もりをもらう
一括見積もりとはウェブサイトを通して取る見積もり方法で、リフォームの内容や条件を一度入力すると、各業者から見積もりを得ることができます。
リフォームを検討中の初期の段階に請求する見積もりで、希望するリフォーム内容にどれほどの予算がかかるのか全く見当がつかないという状況でよく使われます。
「概算見積もり」で業者を絞り込む
概算見積もりとは相見積もりとも呼ばれ、ある程度業者を絞りこんだ段階で取る見積もりです。
各業者とリフォーム内容を打合せして、より精度の高い見積もりを作成します。
そのため、概算見積もりはリフォームを請け負う可能性のある業者によって、実際に請求される最終的な見積もりに近い見積もりとなります。
どの業者にリフォームを依頼するのかを決定するための材料のひとつになります。
「正式見積もり」は最後の見積もり
リフォームを依頼する業者を決めて、最終的に業者から受け取る見積もりを正式見積もりと言います。
リフォーム内容に沿う概要を元に、資材の個数や価格、施工にかかる施工費用などが詳細に書かれています。
工事の正式な見積もりになるため、これを受け取った後は施工が始まるのを待つばかりです。
階段リフォームに対応する優良な業者をさがすには
最適な業者を探すには、リフォーム紹介サービスを使うといいでしょう。
リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住いの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いたうえで、適切で最適な業者を最大3社紹介してくれます。
また、運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業であり、複数の大手リフォーム会社が加盟しているので、安心して利用することができます。
階段リフォーム見積もりのチェックポイント
階段リフォームの見積もりをもらったものの、項目の中の何をチェックすればいいのか迷ってしまうこともあると思います。
そこで見積書のチェックポイントをまとめてみました。
1.作成日の記載
見積書で一番最初に確認していもらいたいことは、作成日が記載されているかどうかです。
見積書は一部では済まず、リフォーム内容を業者と検討していく中でいくつもの見積書を受け取ることになります。
その際にどの見積もり書が新しいのか、それとも古いのかなど整理するときの手掛かりになるのが作成日ですから、必ず作成日をチェックしましょう。
2.作成業者の押印
作成者の署名と押印がなくては、公式な書類とは認められません。
後々のトラブルを避ける意味でも押印の有無を確認し、押印がなければ、改めて見積書を作り直してもらいましょう。
3.工事の記載漏れはないか確認
何度も打ち合わせをしていると工事内容の記載漏れもありえます。
担当者任せにせず、ご自身でもそうした記載漏れがないかどうかをチェックするようにしましょう。
商品名や型番の記載
見積書には単に名柄だけでなく、使用される資材の商品名や型番が記されます。
トラブルを避けるためにも、商品名や型番が記載されているかを確認しましょう。
5.適正価格の記載
資材単価の適正価格はいくらかなど素人目には判断できませんが、現在ではインターネットで商品名や型番から適正価格が調べられます。
高すぎたり、逆に安すぎたりする場合はその契約そのものに問題があることも考えられますので、その際には業者に問い合わせましょう。
6.数量が妥当かどうか確認
リフォーム内容の割に数量が多すぎるのではないのかという疑いは相見積もりから検討が付けられます。
必要以上に請求されていないかを確認しましょう。
7.金額の計算間違いがないか確認
見積書が増えていくと総額での金額が変更されていないといった初歩的なミスが起こりやすいものです。
金額の計算は電卓ひとつで簡単にできることですから、ご自身で確認してみましょう。
8.有効期限の記載
見積書は無期限に有効というわけではなく、各業者で有効期限を設定している場合がほとんどです。
またその有効期限がリフォームの依頼を決定する時期の目安にもなるので、有効期限の記載があるかを確認しましょう。
階段・廊下リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた階段・廊下リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、階段・廊下リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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