2023年03月31日更新

監修記事

リフォームローン比較!選び方のポイント

リフォームを検討しているけれど、資金が足りないのではないかと不安な方も多いのではないでしょうか。リフォームでも住宅購入時と同様にローンを組めるのをご存知ですか。この記事ではリフォームローンの概要と注意点、選び方などについてご説明します。

リフォームローンを借入れる時の注意点

リフォーム ローン 比較

リフォームローンとは、家をリフォームするにあたり、住宅金融支援機構や銀行などの民間金融機関から融資してもらうことのできるローン商品のことを言います。

リフォームの資金に対するローンなので、申請する際にはそれを証明する書類を準備する必要があります。

例えば、金融機関によってはリフォーム工事に関する見積書や契約書、不動産登記の証明書の準備が必要です。

また、リフォームローンは一度借り入れると追加で借り入れることはできません。

そのため、自己資金を一切使わずにリフォームを計画している場合には、あらかじめ借入額以内でリフォームができるように考えておく必要があるでしょう。

リフォームローン比較のポイント1. 担保の有無

担保型と無担保型

リフォームローンには2種類あります。

1つ目は担保型です。

担保型とは、リフォームする土地や家を担保にしてお金を借りるローンのことです。

特徴としては、家を担保にするので住宅ローンと同じように借入金額の限度額が高く、返済期間を長く設定することができ、また、金利が低いという点が挙げられます。

例えば、借入限度額は数千万円になることが多く、返済期間は35年という金融機関もあります。

金利は無担保型と比較して数%程度低い場合が多いでしょう。

このように利点も多いのですが、審査は厳しく、借りる人の年齢や職業について細かに審査され、書類の提出も多くなります。

加えて審査の結果が出るまでに約1か月くらいかかります。

また、担保に抵当権を設定するための登記にかかる諸経費が必要になる点もデメリットでしょう。

2つ目は無担保型です。

無担保型は、住宅を担保にしないため、担保型に比べて借入金額の上限が低く設定されており、返済期間も短く、金利も高くなっています。

多くの金融機関では借入限度額は500万程度で、返済期間は10年〜15年です。

一方で、審査は厳しくないことが多く、結果が出るまでにあまり時間がかからず、即時に借入することができる場合もあるようです。

また、不動産を担保にしないので、抵当権を設定するための諸経費等がかからないというメリットもあります。

おすすめリフォームローンは?

高額のローンを組む必要がある場合は担保型のリフォームローンがおすすめです。金利が低く、時間をかけて返済していくことができるため、出費のかさむライフイベントに関係なく、家計に負担をかけずに済むというメリットを享受することができます。

対して、無担保型はあまり金額をかけないリフォームをするにおすすめです。

担保型のローンでは諸経費が必要になるため、借入金額がそれほど多く場合には諸経費分のメリットが少ないからです。

また、年齢的に今後長期間かけて返済するのが難しい場合なども無担保型が適していると言えます。

無担保型は年齢制限がないことが多いため、審査に通りやすいと考えられます。

リフォームローン比較のポイント2.金利

金利比較は難しい

金利は借入する時点での経済情勢や、借用時の年齢、借入期間、借入金額など借用する人の条件によって異なります。

そのため、リフォームローンを紹介する各金融機関のウェブサイトでも明記されていることはほとんどなく、幅をもたせた表記にとどまることが多いようです。

そうは言っても、例えば担保なしのリフォームローンの金利相場は2.5%~4.5%が主流ですし、担保型の金利相場は0.5%~2.5%です。

多くの金融機関でリフォームローンを提供していますが、その中でも窓口がなく、人件費を中心としたコストが抑えられているネットバンキングは、実店舗のある銀行に比べて金利が低い傾向にあります。

金利タイプを確認する

金利には大きく2種類に分けられます。

固定金利型と変動金利型です。

「固定金利型」はその名のとおり、返済期間中の金利が固定されています。

そのため、返済額も分かり、返済計画が立てやすくなるというメリットがあります。

 

返済額が景気に左右されるリスクを取りたくない人はこちらを選ぶといいでしょう。

もう一つの「変動金利型」は国内の経済状況によって金利が変動するタイプのものです。金利が低いときには固定金利型よりも返済の総額が下がる場合があるでしょう。

しかし、金利が上がった場合には返済の総額も上がってしまうというリスクもあるため、その場合の対策を考えておく必要があるでしょう。

返済額が景気の影響を受けるというリスクはあっても、少しでも返済額を少なくしたいという人はこちらを選ぶといいでしょう。

金利が優遇されるケースとは?

金利は2つの理由から優遇される場合があるのをご存知でしょうか。

1つ目はリフォームの内容です。

エコリフォームやバリアフリーリフォーム、耐震リフォームなどがそれにあたります。

詳しい内容については各金融機関で異なりますので、確認してみましょう。

2つ目は融資を受ける金融機関との取引内容です。

具体的には住宅ローンの残高があったり、一定以上の残高がある口座を持っている場合や給料の振込、公共料金の口座引き落としなどです。

そのため、リフォームローンを検討している場合には口座を持っている銀行にどれくらいの金利になるのかをまず確認してみるといいでしょう。

リフォームローン比較のポイント3.借入期間・借入額

リフォーム ローン 比較

毎月の返済額を考える

ローンを組むときに一番大切なことは、月々の返済額を返済できる金額かどうか考えて返済の計画を立てることです。

子どもの教育資金やライフイベントに影響がないかどうか、突然の病気などにも対応できるかどうか、という点を考慮していきます。

その上でどれくらいの資金が必要でどれくらいの期間があれば返済していけるのかを考えてみましょう。

もし、返済期間や返済額に無理があると感じるのなら、リフォームの内容を検討し直す必要もあるのかもしれません。

返済の方法には2つの方法があり、どちらもメリットとデメリットがあります。

これからそれぞれについてご紹介しますが、自分のライフスタイルに合った返済方法を選んで無理のない返済計画を立てましょう。

返済方法の種類と選び方

元利均等返済

月々の返済額が一定になるのがこの元利均等返済です。

毎月の返済金額が一定であるためライフプランに合わせて返済の計画がしやすいメリットがあります。

しかし、後述の元金均等返済に比べて、元金の減りが遅いので、その分利息も高くなり、総返済額も高くなるというデメリットがあります。

元金均等返済

月々の返済額のうち、元金の金額を一定にするのが元金均等返済の方法です。利息は残高に対して付くため、返済期間が経つにつれて月々の返済額も下がっていきます。

つまり、最初の返済額が一番高いという特徴があります。

そのため、ローンの審査の際に元利均等返済と比べて収入が多い必要があります。

返済当初の負担は大きいのですが、元利均等返済に比べて総返済額は安くなるというメリットがあります。

住宅ローン・リフォームローンに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた住宅ローン・リフォームローンは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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