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2020年10月23日更新

フルリフォーム工事!期間はどれくらいかかるのか?

住宅をフルリフォームしたいと考えていても、工事中は何かと不便なことが多く、リフォームに要する期間がはっきりとわからない場合はリフォームをためらってしまうこともあるでしょう。できるだけ短期間でリフォームするために必要な情報について紹介します。

『フルリフォームしたい!』計画から工事終了までの期間は?

家族構成の変化や建物の老朽化などや、中古物件を居住用や賃貸用として活用するために、中古物件の購入後にフルリフォームをしたいというケースなどの計画の期間について考えましょう。

このような場合に、フルリフォームにかかる期間がどの程度であるかを事前に知っていると、タイミングを逃すことなくスムーズにリフォームを実施することができます。

ここでは、フルリフォームの計画立案から工事開始までの準備期間も含め、全体でどの程度の期間が必要であるかについてご紹介していきます。

着工前の準備期間について

フルリフォームをしようと思い立っても、すぐに始めることはできません。

まずはリフォームを依頼する業者を選定した上で問い合わせし、現地調査や打ち合わせを行った後に契約という流れになります。

この準備段階に要する期間は、事前に施主がどの程度の準備をできているかにもよりますが、約4~6週間を目安に考えると良いでしょう。

着工前の準備段階では、まずリフォーム後のイメージを明確にし、リフォームの基本方針を決めましょう。

水回りを重点的にリフォームするのか、外壁や耐震補強も考えるべきなのか、間取りの変更もしたいのか等、ある程度の方向性を決めておくことが重要です。

リフォームの方向性が決まったら、併せて大まかな予算も検討しておきましょう。

着工から工事完了までの工事期間について

着工から工事完了までの工事期間については、一戸建てであるかマンションであるかによっても異なります。

約40坪の一戸建て住宅の場合、工期の目安は約3カ月です。

フルリフォームでは、建物の基礎は残したままの工事ではあるものの、新築同様の工事を行います。

フルリフォームを行う前にまずは建物を解体する必要があるため、その分工期も長くなってしまいます。

一方、マンションをフルリフォームする場合の着工から工事完了までの工期の目安は最短1カ月から数カ月です。

フルリフォームの広さや内容によっても工期は異なります。

また、マンションの場合は足場を組んで作業する必要があるため、高層階であるほど足場の設置や撤去に時間を要します。

実際にかかるフルリフォームの工事期間は?

フルリフォームでは、水回りや耐震補強工事を含むリフォームを行うことがあります。

これらのリフォームで実際にかかる工事期間は次の通りです。

まず浴室やトイレ、キッチンといった水回りをリフォームする場合、実際の工期は1~2週間が目安となります。

浴室のユニットバスの交換やトイレの便器・便座の交換のみであれば数時間~3日ほどで完了するものもありますが、配管を含むリフォームを行う場合は工期が長くなります。

大規模なキッチンリフォームに関しては、給排水用の配管以外にもガスの配管や電気工事、クロスの張替えなど作業工程が多くなるため2~3週間の工期となります。

次に耐震補強工事を行う場合ですが、こちらを単体で行う際の工期は1~2週間が目安となります。

耐震補強工事を行う際は住宅の一部を壊した上で補強工事を行い、補強工事後に壊した部分を直す内装工事もセットとなります。

フルリフォームと合わせて耐震補強工事を行う場合は、耐震補強工事自体に要する工期は単体で実施する場合よりも短縮することができます。

一般的に、戸建てよりもマンションの方が住宅の規模が小さいケースが多いため、リフォームに要する工期はマンションの方が短くなることが多いようです。

フルリフォームで工事期間が長くなる場合や原因とは?

フルリフォームを行う際に、予期せぬ原因によって予定よりも工期が長引いてしまうことがあります。

次のようなケースに該当する場合は工期が延長されてしまう可能性があることについて留意しておきましょう。

建物の劣化が進んでいるケース

フルリフォームを行う際には事前に現地調査を行い、打ち合わせの段階で工期の目安について教えてもらえるでしょう。

しかし、着工後に建物を解体してみて初めて必要となる工事が分かる場合もあります。

たとえば、建物の基礎や柱等、構造体部分が老朽化やシロアリの被害によって強度が不十分な状態となっているケースがあります。

フルリフォームでは構造体は既存のものを利用してリフォームを行うため、構造体の強度が十分でない場合は追加工事が必要となります。

他にも、水回りのリフォームを行う際に配管の劣化が見つかることがあります。

多少劣化している配管であっても、そのまま利用し続ける分には問題ないことも多いでしょう。

しかし、設備の取り換えや間取りの変更などによって配管をし直す場合、劣化している配管では水漏れなどの原因となってしまう可能性があります。

場合によっては当初想定していなかった配管の交換作業が必要となることがあるでしょう。

このような建物内部の劣化については実際に着工し、解体を始めてみなければわからない部分があります。

築年数が古い住宅をフルリフォームする場合は工期の延長や、追加で費用が発生してしま可能性があることについて知っておきましょう。

天候が悪く作業が長引くケース

屋内のリフォームのみであればあまり天候に左右されることはありませんが、フルリフォームで外壁も含めたリフォームをする際は注意が必要です。

雨や雪が降っている状態では外壁工事を実施することは難しく、外壁工事については施工後に一定の乾燥期間も必要となります。

そのため、工事を行う前後の一定期間は悪天候を避ける必要があり、梅雨の時期などは工事に取り掛かるタイミングをなかなか掴めずに工事が長引いてしまうことがあります。

住宅や周囲の状況によって工事が困難なケース

住宅の規模が一般的なものよりも著しく大きい場合は、施工事例が少ないため事前に工期を算定しづらい場合があります。

規模が大きく複雑な工事であればその分必要な資材も増えるため、資材の搬入状況が工期に与える影響も大きくなるでしょう。

また、道路や周辺の状況が工期に影響する場合もあります。

対象住宅に接道している道路が狭くて工事車両が通行できない場合などは、工期が伸びてしまうことがあるかもしれません。

フルリフォームの工事期間中は仮住まい?

フルリフォームは住宅全体をリフォームすることになるため、仮住まいが必要になると思われがちです。

しかし、フルリフォームを行うからといって工事内容や工程によっては必ずしも仮住まいが必要になるとは限りません。

工事の進捗状況や工程に沿って荷物を移動することにより、対象住宅に住みながらのフルリフォームが可能な場合もあります。

ただし、工事期間中は埃や騒音が発生したり、住宅への人の出入りを避けることができなくなります。

住人にとって大きなストレスとなることは間違いなく、工期が長ければ長いほど受けるストレスも大きくなってしまうでしょう。

また、居住者がいる状態で工事を行うというのは作業者にとっても負担となります。

居住スペースを確保しながらの作業は、工事に制限を与えることになるため効率が悪く、工期が長引いてしまう可能性があります。

どうしても仮住まいではなく工事中の住宅に居住し続けたいのであれば、生活に必要な物だけ残して荷物を預けることなどを検討しましょう。

また、フルリフォームを行う場合は仮住まいへ引っ越すことが原則となっています。

どうすればよいかわからず迷う場合は、工事を依頼する業者に仮住まいについて一度相談してみると良いでしょう。

当然ですが、仮住まいには費用が発生します。

不動産業者を通して住宅を探す場合は敷金や礼金、月々の賃料の他に仲介手数料がかかります。

荷物が多い場合は仮住まいへの往復の引っ越し費用も高額となってしまうかもしれません。

もしフルリフォーム期間中に仮住まいするのであれば、仮住まい期間をできるだけ短い期間で済むように調整することで、経済的な負担を軽減することができます。

そのためには工事の着工に合わせて適切なタイミングで引っ越しをすることが重要です。

リフォーム業者には仮住まいについて相談し、無駄の発生しないタイミングで引っ越しできるよう調整しましょう。

また、工期が長引いてしまえばその分仮住まいにかかる費用も大きくなってしまいます。

工事業者と契約を締結する際は引き渡し予定時期についても契約書について記載してもらいましょう。

そうすることによって、万が一業者の不手際などによって工期が延長した場合、発生した損害を工事費用の値引きなどによって補填してもらえる可能性が高まります。

フルリフォーム・リノベーションに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたフルリフォーム・リノベーションは、あくまで一例となっています。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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