2021年09月30日更新
トイレのドア・扉を交換する費用や価格は?
古くなったトイレのドアを交換したり、既存のトイレのドアから介護などの目的で、引き戸の扉に交換したいと考えている場合、リフォームにかかる費用はどれくらいになるのでしょうか?トイレのドアの種類と、リフォームにかかる費用の価格相場について説明します。
目次
リフォームしたいトイレのドア・扉の種類と特徴について
トイレのドアには開き戸タイプと引き戸タイプがあります。
開き戸とは押したり引いたりしてドアを開閉するもので、引き戸とは横にスライドして開閉する扉のことです。
他には、中折れ戸タイプのドアもあります。
それぞれの特徴についてみていきましょう。
トイレの開き戸タイプの特徴
デザインが豊富で見た目にもおしゃれです。
また、気密性が高いので、音漏れや臭い漏れが少ないのが特徴です。

トイレの引き戸タイプの特徴
身体をずらさないで扉を開閉することができるので、老後のためや介護のためにリフォームする家庭が増えています。
また、トイレ内が広く使えるというのも大きな特徴です。

しかし、防音、防臭の点では開き戸に比べると、やや劣ります。
トイレの引き戸タイプのドアのメリット・デメリットに関するより詳しい記事はこちら
トイレの中折れ戸タイプの特徴
中折れ戸は一般のドアに比べると、開閉スペースが約3分の1になります。
トイレが狭い廊下に面している場合や、他の部屋の入り口ドアとぶつかりそうな場合には、便利なドアです。

また、引き戸タイプにしたいけれど、扉を引くための袖壁がないという場合に代用しても良いでしょう。
トイレのドアや扉の交換リフォームで考えておきたいこと
意外と見落としてしまいがちですが、トイレの開き戸には内開きと外開きがあります。
内開きはトイレの中の方に開き、外開きは廊下などの外に向かって開きます。
それぞれメリットとデメリットがあるので、リフォームする際には検討してから扉を選ぶと良いでしょう。

内開きの扉のメリットとデメリット
内開きのメリットは、仮に廊下側に人がいても、ドアとぶつかるという危険がないことです。
デメリットはトイレの中で人が倒れた時などに、ドアが邪魔して救助しにくいという点です。
外開きの扉のメリットとデメリット
外開きのメリットは室内が広く使えるということと、スリッパがドアの邪魔になりにくいということです。
デメリットはドアを開ける際に、廊下側の人とぶつかる危険性があるということです。
トイレのドア・扉の交換リフォームにかかる費用と価格の相場
トイレドアの交換やリフォームの相場価格は、工事費込みで約4万円から約18万円といわれています。
なぜ、このように価格の幅があるのかというと、ドアのみを交換する場合と、ドア枠も一緒に交換する場合との差異があるからです。
例えば、ドアのみの交換の場合、シンプルタイプのドアは取り付け料込みで約4万円、様々な機能がついたハイグレードなドアになると約10万円が相場といわれています。
しかし、ドアと枠を一緒に交換するとドア周辺の壁を壊したり、壁紙を張替えたりする工事が必要になってきます。
したがって価格もシンプルなドアで、工事費込み価格約9万円、ハイグレードものだと約18万円になります。
引き戸の取り付けの種類と価格の違い
開き戸から引き戸にリフォームする場合、扉本体の価格は、開き戸とそれほど大きな違いはありませんが、取り付け方によって費用が変わってきます。
例えば、床にレールを敷いて取り付ける「Vレール方式」や天井から吊るタイプの「上吊り方式」また、扉を壁の中に納めてしまう「上吊り方式引き込み戸」などがあります。

片引き扉の場合は、扉を引いたときに壁にデッドスペースができてしまいますが、引き込み戸にすると壁の中に扉が入るので、壁を有効活用することができます。
価格もVレール式は比較的安価ですが、上吊り方式だと多少高くなります。
さらに引き込み式にすると壁の工事費用がかかるため価格は上昇していきます。
トイレのドアを引き戸にするリフォーム費用に関するより詳しい記事はこちら
開き戸(枠込み)をリフォームする場合の費用の内訳例
それでは、実際に既存のドアを取り外して、新しいスタンダードタイプの開き戸を、枠と一緒に工事したときの見積もり費用をみてみましょう。
・既存扉の撤去費:約1万円
・新規ドア(枠込み):約4万円
・出入り口枠造作費用:約1万1000円
・壁の下地処理およびクロス張り費用:約1万5000円
・ドア取り付け費:約1万2000円
・諸経費:約1万5000円
合計で約10万3000円となります。相場価格の約9万円~約18万円と共に参考にしてみてください。
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トイレのドアや扉をリフォームする時の注意点
既存のトイレドアが特注品であった場合は、既製のドアや扉のサイズが合わないこともあります。
その場合は新規ドアも枠込みでオーダーメイドすることになります。
オーダーメイドは既製品よりも費用もかさむので、既存のドアが特注品の場合には注意が必要です。
トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
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