2024年02月16日更新

監修記事

トイレのウォシュレットのみ交換する場合の費用相場は?取り付けが難しい条件も紹介!

トイレをシャワートイレにリフォームしませんか?トイレの交換までは必要ないという方や、ウォシュレット機能がないトイレなら便座交換がお勧めです。ウォシュレットの価格と交換費用の相場をしっかり抑えて、快適なトイレを手に入れましょう。

ウォシュレットの交換の費用相場はいくらくらい?

ウォシュレット交換をスムーズに進めるためには、相場を把握してから予算を立てることが重要です。

費用相場について「ウォシュレットのみ交換する場合」と「便器ごと交換する場合」の2パターンに分けて解説します。

ウォシュレットのみ交換する場合の費用

ウォシュレットのみ交換する場合の費用は全体で1万〜12万円で、内訳は以下の通りです。

ウォシュレットのみの交換費用=本体価格(1万〜10万円)+専門業者の作業費用(1万〜2万円)

専門業者別の作業費用は、以下の通りとなります。

依頼先作業費用(工事費・出張費)
電気工事業者1万円程度
水道業者1万円程度
リフォーム業者1万〜2万円
引越し業者1万円程度

また、コンセント増設など追加工事の費用は、以下の通りです。

追加工事費用相場
コンセント増設15,000円程度
止水栓の交換5,000〜15,000円
特殊な給水ホースの交換2,000円程度

ただし、専門業者に依頼する場合には、処分費用や保証内容・期間によって料金が変化するため、見積りを取得して正確に把握することが重要です。

便器ごと交換する場合の費用

便器ごと交換する場合のリフォーム費用は約30万円が相場で、内訳は以下の通りです。

種類組み合わせトイレ一体型トイレタンクレストイレ
本体価格2万〜5万円5万〜15万円10万〜20万円
ウォシュレット価格1万〜10万円
工事費3〜5万円3〜5万円3〜5万円
合計6万〜20万円8万〜20万円13万〜25万円

一体型トイレやタンクレストイレはウォシュレットが標準装備されているため、ウォシュレットの費用は本体価格に含まれています。

電気工事でコンセントを新設する場合はさらに追加で約1万円、壁や床などの工事が必要な場合の費用は約6万円です。

便器の性能は年々向上しているため、便座だけを交換した場合に比べ、新しい便器を利用すれば汚れがつきにくくなり、掃除も楽になるでしょう。

>>トイレ交換費用はこちらで詳しく解説しています!

失敗しないウォシュレットの選び方

購入してから「取り付けられない」「無駄になった」と後悔しないためには、ウォシュレットの選び方を押さえておくことが大切です。

ここでは、選び方のポイントについて解説していきます。

温水貯蔵方式の種類で選ぶ

ウォシュレットの温水貯蔵方式には、温水を内蔵タンクに貯めておく「貯湯式」と利用時に瞬間的に温める「瞬間式」の2種類があるので、使用頻度や目的に合わせて選択してください。

「貯湯式」と「瞬間式」のメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリットデメリット
貯湯式・本体価格が安い傾向にある
・温水がスムーズに出る
・常に水を温めるので電気代がかかる
・温水を一定量使用すると水になる
瞬間式・電気代を抑えられる
・連続使用しても温水が切れない
・貯湯式よりも高額な場合が多い
・消費電力が大きい

メリットだけではなく、デメリットも踏まえて温水貯蔵方式を選びましょう。

操作パネルの位置で選ぶ

ウォシュレットの操作パネルの種類は、壁に取り付ける「壁リモコンタイプ」と便座と一体となっている「袖ボタンタイプ」の2つがあり、デザイン性や使い勝手を踏まえて選択してください。

「壁リモコンタイプ」と「袖ボタンタイプ」のメリット・デメリットは、以下の通りとなります。

メリットデメリット
壁リモコンタイプ・限られたスペースにも設置できる
・掃除がしやすい
・見た目がすっきりする
・袖ボタンタイプより費用がかかる
・電池交換が必要になる
袖ボタンタイプ・電池切れの心配がない
・リーズナブルな価格で買える
・取り付けの手間が少ない
・便器横にスペースが必要になる
・掃除がしにくい

「コンパクトな空間に設置したい」「シンプルなデザインにしたい」という場合にはリモコンタイプ、「価格を抑えたい」と考える場合には袖ボタンタイプがおすすめです。

便利機能で選ぶ

ウォシュレットはさまざまな便利機能を搭載しており、欲しい機能に優先順位を付けておくとスムーズに選べます。

ウォシュレットの便利な機能例は、以下の通りです。

機能内容
脱臭機能便器内の臭いを軽減する
温風乾燥機能温風で洗浄した部分を乾かす
オート開閉機能人の動きを検知して自動でフタが開閉する
夜間照明機能夜間に近づくと自動的にウォシュレットが点灯する
オート便器洗浄立ち上がると自動で水が流れる

多機能なモデルは費用も高くなるため、予算とのバランスを取りながら選びましょう。

価格で選ぶ

ウォシュレットは本体価格が2万円前後のリーズナブルなタイプから、10万円を超えるタイプまでさまざまなので、予算を決めてから選んでください。

リフォーム会社に依頼してウォシュレットを交換・取り付ける場合には、工事費用もかかることから本体価格以外の費用を把握しておくことも重要です。

また、本体価格同様に、工事費用についても複数の業者を比較しておくと失敗しにくいでしょう。

ウォシュレットの一般的なサイズとは?

ウォシュレットは便器のサイズに対応しており、大型の「エロンゲートサイズ」と標準の「レギュラーサイズ」の2種類です。

それぞれの詳細なサイズについて、解説していきます。

エロンゲートサイズ

大型のエロンゲートサイズの詳細は、以下の通りです。

箇所長さ
便器取り付け穴から便器の先端まで470mm
開口部(縦)360〜380mm

現在はエロンゲートサイズが主流となっていますが、レギュラーサイズを利用している可能性もあるため、購入前に測っておくと安心して購入できます。

レギュラーサイズ

標準のレギュラーサイズの詳細は、以下の通りです。

箇所長さ
便器取り付け穴から便器の先端まで440mm
開口部(縦)320〜340mm

近年のウォシュレットはどちらのサイズにも対応した兼用タイプが数多く販売されているものの、兼用タイプをレギュラーサイズに設置すると若干出っ張る可能性があります。

購入する前にウォシュレットのサイズ感をシミュレーションしておくと、「使いづらい」などの後悔を回避できるでしょう。

ウォシュレットの取り付けできない場合とは?

ウォシュレットはどんなトイレにも設置できるとは限らないため、注意が必要です。

ここでは、ウォシュレットが取り付けできない場合について解説します。

電源がない

ウォシュレットは電化製品であり、使用するためには電源が必要となることから、電源がない場合には使用できません。

電源のないトイレに取り付けるのであれば、電気工事でコンセント増設する必要があり、追加費用が発生します。

また、ウォシュレットの電源コードは1m前後が一般的であり、便器からコンセントまでの距離もチェックしておきたいポイントです。

便器から電源まで遠いのであれば、コードが長いウォシュレットを購入してください。

トイレが狭い

袖ボタンが設置されていたり、便器よりもやや大きいサイズのウォシュレットを取り付けたりすることから、トイレが狭い場合には設置できない可能性があります。

ウォシュレットは便座と壁までの間に30cm以上あれば設置できるとされているため、心配な方は改めて確認しておくと安心です。

さらに、ウォシュレットを取り付けてトイレの扉が開閉できるかもシミュレーションしておくと、設置後にもストレスがないでしょう。

海外メーカーの便器を使っている

海外メーカーのトイレは日本の便器と形状やサイズが異なるケースが多く、ウォシュレットが合わない可能性があります。

例えば、海外メーカーの便器は先端の形状が四角のタイプやD型になっているタイプがあり、ウォシュレットが過度にはみ出してしまう場合があるので注意が必要です。

また、便器によっては便座を取り付けるボトルの位置が異なることから、ウォシュレットの取り付けが不可能なケースがあります。

一体型のトイレを利用している

トイレの他に浴槽や洗面台などを一体化した、いわゆるユニットバスの場合はウォシュレットの取り付けが望ましくありません。

電化製品であるウォシュレットは水濡れすると故障する可能性があるので、入浴や洗顔などで水を使うユニットバスでの利用は控えてください。

また、故障だけではなく、感電などの危険性もあるため注意が必要です。

ユニットバス向けの防湿加工が施されたウォシュレットや無電源のウォシュレットもありますが、相場よりも高額な傾向にあります。

給水管が隠れている

既存の給水管を利用してウォシュレットを取り付けるので、給水管が隠れているとDIYでは設置できません。

給水管が隠れている場合には、専門業者に依頼してウォシュレットを取り付けましょう。

また、普通便座からウォシュレットに交換するケースでは、給水管に分岐金具が設置されていないため、パイプカッターで給水管を短くするかフレキシブル管に交換する必要があります。

管の交換や工具の扱いに不安のある方は、やはり専門業者に依頼してウォシュレットを設置するのがおすすめです。

ウォシュレットの耐用年数は?

ウォシュレットの交換時期は、一般的に約10年前後だとされています。

ただ、寒冷地のように配管や温水機能に対する負担が大きい地域の場合や、家族が多く使用頻度が高い場合はもう少し早い時期に交換した方が良いでしょう。

また、水配管のパッキンなどの消耗部品については本体寿命より早いタイミングで寿命となりますので、寿命の半分、約5年を目処に点検または交換してください。

ノズルについても使用する水道水のミネラル分の違いによって、寿命が短くなることがありますので、違和感や水圧の低下がある場合はメンテナンスを依頼しましょう。

おすすめのウォシュレット・シャワートイレ一覧

おすすめのウォシュレット・シャワートイレ一覧は、以下の通りです。

メーカー・商品名本体価格(税込)便利機能
【TOTO】ウォシュレット®アプリコット13万〜23万円自動除菌機能
やわらかライト
温風乾燥
【TOTO】KSシリーズ3万〜4万円おまかせ節電
クリーン樹脂
セルフクリーニング
【LIXIL】シャワートイレ New PASSO12万円〜エアシールド脱臭
ターボ脱臭
ノズル除菌
【LIXIL】KAシリーズ・KBシリーズ9万円〜おしりターボ洗浄
キレイ便座
鉢内スプレー
【Panasonic】ビューティ・トワレ AWMシリーズ7万〜10万円泡コート
便器面コート
ノズル除菌
【Panasonic】ビューティ・トワレ RRTKシリーズ4万〜7万円45通りおしり洗浄
ステンレスノズル
おまかせノズルクリーニング
【TOSHIBA】クリーンウォッシュ SCS-SRU70103万〜5万円ウルトラファインバブル洗浄
エアインすっきり水流+洗浄
ステンレスノズル
【クラシアン】オリジナル便座QR-4024.7万円ワンタッチ着脱便座
8パターンのおしり洗浄
ステンレスノズル

それぞれの商品の特徴や価格などを解説していきます。

【TOTO】ウォシュレット®アプリコット

出典:TOTO|ウォシュレット®アプリコット商品情報
メーカー・商品名TOTO/ウォシュレット®アプリコット
本体価格(税込)13万〜23万円
温水貯蔵方式瞬間式
操作パネルの位置壁リモコンタイプ
便利機能自動除菌機能(きれい除菌水・ノズルきれいなど)
エアインワンダーウェーブ洗浄
オートパワー脱臭
やわらかライト
温風乾燥

TOTOのウォシュレット®アプリコットは、最新機能を多く搭載した最上位モデルです。

使用前に便器ボウル面にミストを自動噴霧して汚れを付着しにくくする「便器きれい」や使用前後に水でノズルを洗浄する「ノズルきれい」など、充実した自動除菌機能できれいが長持ちします。

凹凸のないすっきりしたデザインを採用しており、日頃の手入れがしやすいのも魅力です。

【TOTO】KSシリーズ

出典:TOTO|KS商品情報
メーカー・商品名TOTO/KSシリーズ
本体価格(税込)3万〜4万円
温水貯蔵方式瞬間式
操作パネルの位置壁リモコンタイプ
便利機能おまかせ節電
クリーン樹脂
セルフクリーニング
オートパワー脱臭
たっぷリッチ洗浄

TOTOのKSシリーズは、節電・節水に優れたウォシュレットです。

洗浄中の無駄な捨て水がないのに加えて、トイレの使用頻度を記憶して使わない時間帯はヒーターを切る「おまかせ節電」などの機能を搭載しています。

使用前後にノズルを水で自動洗浄する「セルフクリーニング機能」付きなので、汚れにくいのも特徴です。

【LIXIL】シャワートイレ New PASSO

出典:LIXIL|シャワートイレ New PASSO商品ラインアップ
メーカー・商品名LIXIL/シャワートイレ New PASSO
本体価格(税込)12万円〜
温水貯蔵方式瞬間式
操作パネルの位置壁リモコンタイプ
便利機能エアシールド脱臭
ターボ脱臭
ノズル除菌
お掃除リフトアップ
フルオート便器洗浄

LIXILのシャワートイレ New PASSOは、高い脱臭性と除菌性を持ったモデルです。

便器鉢内に気流を発生させて脱臭する「エアシールド脱臭」やスイッチ操作で強力脱臭する「ターボ脱臭」などの機能があり、便器の外に臭いが漏れにくく快適に利用できます。

また、銀イオン水でノズルを洗浄するので、菌が増殖するのを防げるのもポイントです。

フラットデザインやお掃除リフトアップで、ストレスなく手入れできます。

【LIXIL】KAシリーズ・KBシリーズ

出典:LIXIL|KAシリーズ・KBシリーズ商品ラインアップ
メーカー・商品名LIXIL/KAシリーズ・KBシリーズ
本体価格(税込)9万円〜
温水貯蔵方式貯湯式
操作パネルの位置壁リモコンタイプ・袖ボタンタイプ
便利機能おしりターボ洗浄
キレイ便座
鉢内スプレー
キレイノズル
Wパワー脱臭・ターボ脱臭

LIXILのKAシリーズ・KBシリーズは、毎分約1.0Lの最大流量で洗浄できる「おしりターボ洗浄」を搭載したウォシュレットです。

その他にも「ビデ洗浄」「スーパーワイドビデ洗浄」「おしりワイド洗浄」のモードもあるので、好みに合わせて設定できます。

壁リモコンタイプだけではなく、袖ボタンタイプの両方が用意されているため、電池切れの心配をしたくないという方にもおすすめです。

【Panasonic】ビューティ・トワレ AWMシリーズ

出典:Panasonic|温水洗浄便座 ビューティ・トワレ DL-AWM600
メーカー・商品名Panasonic/ビューティ・トワレ AWMシリーズ
本体価格(税込)7万〜10万円
温水貯蔵方式瞬間式
操作パネルの位置壁リモコンタイプ(袖ボタン付き)
便利機能泡コート
便器面コート
ノズル除菌
お出迎えオート脱臭&パワー脱臭モード
25通りおしり洗浄

Panasonicのビューティ・トワレ AWMシリーズは、360°泡ビームでこびりつきや輪じみなどの汚れからトイレを守る「泡コート」を搭載したウォシュレットです。

泡コートに使用する洗剤は市販の台所用合成洗剤なので、手軽に入れ替えできます。

便座は汚れをはじく防汚処理が施されており、スキマレスのため掃除しやすいのもメリットです。

また、おしり洗浄は25通りのバリエーションから選べるため、好みに合わせて利用できます。

【Panasonic】ビューティ・トワレ RRTKシリーズ

出典:Panasonic|温水洗浄便座 ビューティ・トワレ RRTKシリーズ
メーカー・商品名Panasonic/ビューティ・トワレ RRTKシリーズ
本体価格(税込)4万〜7万円
温水貯蔵方式瞬間式
操作パネルの位置壁リモコンタイプ
便利機能45通りおしり洗浄
ステンレスノズル
おまかせノズルクリーニング
節電機能
便ふた・本体ワンタッチ着脱

Panasonicのビューティ・トワレ RRTKシリーズは、デザイン性と機能性を兼ね備えています。

凹凸や継ぎ目が最小限で、ウォシュレット本体をワンタッチで着脱できるため、手軽に掃除することが可能です。

多機能でありながらも価格帯は4万〜7万円で、比較的リーズナブルに購入できます。

また、使用しない時間帯はAIが積極的に省エネするので、電気代を節約できるのもメリットです。

【TOSHIBA】クリーンウォッシュ SCS-SRU7010

出典:TOSHIBA|温水洗浄便座 SCS-SRU7010
メーカー・商品名TOSHIBA/クリーンウォッシュSCS-SRU7010
本体価格(税込)3万〜5万円
温水貯蔵方式瞬間式
操作パネルの位置壁リモコンタイプ
便利機能ウルトラファインバブル洗浄
エアインすっきり水流+洗浄
ステンレスノズル
オート脱臭
タイマー節電

TOSHIBAのクリーンウォッシュSCS-SRU7010は、デザイン性・機能性・省エネ性をバランスよく備えたモデルです。

目に見えないほど小さな泡で汚れを落とす「ウルトラファインバブル洗浄」で、便器・ノズル・おしりを洗浄します。

ノズル位置や水勢を記憶するメモリー機能があるため、ボタン1つで好みの設定を利用できるのも魅力です。

本体価格も良心的であり、費用を抑えてウォシュレットを取り付けたい方にも向いています。

【クラシアン】オリジナル便座QR-402

出典:クラシアン|オリジナル温水洗浄暖房便座QR-402
メーカー・商品名クラシアン/オリジナル便座QR-402
本体価格(税込)4.7万円
温水貯蔵方式貯湯式
操作パネルの位置壁リモコンタイプ
便利機能ワンタッチ着脱便座
8パターンのおしり洗浄
ステンレスノズル
脱臭機能
節電モード

クラシアンのオリジナル便座QR-402は、コストパフォーマンスに優れたウォシュレットです。

セルフクリーニング機能付きのステンレスノズルや脱臭機能が搭載されており、常に快適に利用できます。

貯湯式ではあるものの省エネ性はトップクラスで、電気代が気になる方にも最適です。

交換前に確認すべきこととは?

利用し始めてから後悔しないためにも、交換前に確認すべきことをチェックしていきましょう。

ウォシュレットを交換する予定のトイレと照らし合わせながら、それぞれの項目を確認してみてください。

電源コンセントの位置を確認する

コンセントがあってもウォシュレットの電源コードが届かなければ設置できないため、コンセントに届くかシミュレーションしましょう。

ウォシュレットの電源コードは1m前後であり、0.8m以内にコンセントがあるのが望ましいといえます。

コンセントに届かない場合に延長コードを利用すると、掃除や水漏れの際に発火・発煙・感電の原因となるので注意が必要です。

モデルチェンジでコードの長さが変更になっている可能性もあるので、以前に購入経験があっても確認しておくのが無難です。

便器のサイズをチェックする

ウォシュレットは便器のサイズに対応しており、取り付けたい便器の大きさにあっているかも重要なポイントになります。

自分で簡単に寸法を測れるので、リフォーム前に採寸しておきましょう。

便器のサイズは、以下の2種類です。

種類便器取り付け穴〜便器の先端開口部(縦)
エロンゲートサイズ470mm360〜380mm
レギュラーサイズ440mm320〜340mm

また、取り付け可能か正確に判断したい場合には、以下の4点をチェックしてください。

  • 便座の取り付け穴から便器先端までの縦方向
  • 便座の取り付け穴からタンクまで
  • 便座開口部の大きさ
  • 便座取り付け穴同士の間隔

便器に対してウォシュレットがずれていると、見た目が不自然になるのはもちろん、使い勝手が悪いので注意が必要です。

トイレのタイプを確かめる

トイレのタイプによってはウォシュレットのみの交換ができなかったり、DIYでは難しかったりする場合もあるので、種類を確認しましょう。

トイレのタイプは、以下の通りです。

トイレのタイプDIYウォシュレットのみの交換
組み合わせ便器・交換できるモデルが多い
・ウォシュレットの組み合わせに対応していないモデルもある
一体型トイレ・旧型は便器ごと交換する必要あり
・モデルによっては機能部のみの交換で済む
タンクレストイレ・モデルによっては機能部のみの交換で済む
システムトイレ・モデルによっては機能部のみの交換で済む

一体型トイレやタンクレストイレを10年以上利用している際には、ウォシュレットを修理しても他の部品が故障する可能性が高く、便器を丸ごと交換したほうが望ましいケースもあります。

同じモデルでも製造年月日によってはウォシュレット交換に対応していない場合があるので、品番を含めて細かくチェックしてください。

トイレ内のスペースを確認する

ウォシュレット分のスペースがトイレ内にないと施工できません。

邪魔になる位置に配管がないか、ドアの開閉はスムーズか、なども含めて確認しておきましょう。

特に、便座のふたについている自動開閉機能を作動させる場合は便座前方を検知して反応しますので、この方向に障害となるものがあると誤作動を起こします。

充分な配置スペースを確保する必要があります。

ウォシュレットの取り付け交換の手順

ウォシュレットを自力で取り付けたい方に向けて、手順を紹介します。

それぞれの工程について具体的に解説するので、参考にしてください。

必要な工具などを準備する

作業に入る前に、ウォシュレット交換に必要な工具などを準備しましょう。

必要なアイテムは、以下の通りです。

  • プラス・マイナスドライバー
  • モンキーレンチ
  • 洗面器・ぞうきん

普通便座からウォシュレットに交換する場合には、給水管に分岐金具を設置するためにフレキシブル管が必要になる場合があります。

また、スパナ・便座外し工具・ウォータープライヤーがあると、短時間で作業することが可能です。

止水栓を閉める

出典:TOTO|ウォシュレットの取付手順より

マイナスドライバーを利用して、止水栓を閉めましょう。

止水栓にはアングル型・ハンドル型・ストレート型があり、ハンドル型以外の止水栓はマイナスドライバーやマイナスドライバー機能付きのスパナで閉めます。

止水栓は給水管につながる場所に設置されているのが基本なので、見つからない場合には給水管をたどって探してみてください。

便座を取り外す

出典:TOTO|ウォシュレットの取付手順より

便座の取り外しボタンを押したり、プラスドライバーや便座外し工具を使ったりして、便座を取り外していきます。

ナットで止まっている便座は、便座外し工具を使用するとスムーズに外せるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。

既にベースプレートがはまっている場合には、必ず取り外してください。

分岐金具を取り外す

出典:TOTO|ウォシュレットの取付手順より

既存の分岐金具が取り付けてある場合には、モンキーレンチを使って分岐金具を外します。

作業中に管に残っている水がこぼれる可能性があるので、洗面器などを床に置いておきましょう。

また、タンクの下から柔らかいホースで接続されていない一般トイレの場合には、給水管の取り外しも必要になります。

ウォシュレットを取り付ける

出典:TOTO|ウォシュレットの取付手順より

新しいウォシュレットのベースプレートを取り付け、ウォシュレット本体を設置します。

ウォシュレットがしっかりはまっていないとトラブルの原因となるので、カチッと音がするまで差し込んでください。

分岐金具とフレキホースを取り付ける

出典:TOTO|ウォシュレットの取付手順より

ウォシュレット付属のパッキンを止水栓と分岐金具の間・分岐金具とフレキホースの間に挟み、分岐金具を取り付けていきます。

水漏れにつながるため、必ず新しいパッキンを利用しましょう。

また、一般のトイレの場合は、分岐金具とフレキシブル管を接続する作業が必要になります。

取付けは業者に依頼しよう

リフォーム時のウォシュレットの取り付けは、施工業者に依頼することをおすすめします。

施工時間は平均30分から1時間前後と短くて済むため、他のリフォーム工事よりも負担が少なくて済みます。

また、施工保証が付いており、取り付け後の不調や故障にも対応してもらえるので安心です。

実際に施工を依頼したい場合は、複数の業者に見積りを依頼し比較検討して決めるのが無難です。

また、見積もりにどこまでの費用が含まれているのか内容を把握し、操作方法の説明、工事保証、メーカー保証なども含まれていることを忘れずに確認しましょう。

ウォシュレットでよくある不具合と対処法

ウォシュレットのトラブルを事前に知っておけば、万が一の場合でも慌てずに対応できるでしょう。

ここでは、よくある不具合と対処法について解説します。

ノズルが動かない

ウォシュレットのノズルが動かない不具合が発生した場合には、以下の原因が考えられます。

  • ウォシュレットの電源が入っていない
  • リモコンの電池が切れている
  • 着座センサーやノズルが汚れている

まず電源や電池の確認をして、問題がなければ着座センサーやノズルの掃除をしましょう。

電源確認や掃除をしてもノズルが動かないのであれば、故障している可能性が高いため、交換を検討してください。

また、ノズルが出たまま戻らない不具合の場合にも同じことがいえます。

水が出ない

ウォシュレットの水が出ないケースでは、以下の理由が挙げられます。

  • ウォシュレットの電源が入っていない
  • リモコンの電池が切れている
  • 便座がしっかりはまっていない
  • 止水栓が閉まっている

はじめに電源・電池・止水栓をチェックし、異常がない場合には便座がしっかりはまっているか確認してください。

なお、水の出が弱いケースでは、水勢を弱く設定している可能性があるので、改めてリモコンパネルをチェックしましょう。

使用すると水が漏れる

ウォシュレットを使用すると水が漏れる場合には、以下の原因が考えられます。

  • 内部の弁やバルブユニットの破損・不具合
  • 水抜き栓・O型リング・パッキンの老朽化
  • フィルターの目詰まり

水漏れは漏電や感電のおそれもあることから、発見したら止水栓を閉めて電源プラグを抜いてください。

また、水漏れの原因はパーツの経年劣化や破損などさまざまで、目視で特定できるとは限りません。

原因を正確に特定して正しく対処するためにも、専門業者に修理・交換を依頼しましょう。

業者に交換依頼をするのが向いている人の特徴とは?

ウォシュレットを自力で交換するか、業者に依頼するか迷っている人も多いでしょう。

業者に交換依頼をするのが向いている人の特徴について解説するので、参考にしてください。

メーカー保証を受けたい人

自力で交換するとメーカー保証が受けられない場合があるため、メーカー保証を受けたい人は専門業者に依頼しましょう。

メーカー保証はあくまでも製品に対するもので、設置する過程でウォシュレットが壊れても保証の対象外となる可能性があります。

専門業者では取付工事に起因したトラブル保証を用意しているケースが多く、安心して利用できるのがメリットです。

専門業者に依頼する際には、工事保証の内容もチェックしてください。

自力で交換する自信のない人

自力で交換する自信のない人は、ウォシュレットを正しく取り付けられない可能性があるので、専門業者に依頼するのが無難です。

ウォシュレットをうまく取り付けられないと、水漏れなどのトラブルが発生する原因となるので注意しましょう。

また、便器に対して最適なサイズのウォシュレットが分からない人や、現在のトイレスペースにウォシュレットが設置できるか判断できない人も業者に依頼するのがおすすめです。

コンセントの設置が必要な場合も、専門業者を手配したほうが安全で手間が少なく済みます。

アフターフォローを希望する人

メーカーの製品保証に加えて、プロによるアフターフォローを希望する人は専門業者に依頼してください。

取付工事に起因したトラブルはもちろん、ウォシュレット設置にともなう給排水工事や電気工事なども保証の対象になる場合があります。

専門業者独自の延長保証が用意されているケースもあり、長期的に安心して利用できるのも魅力です。

また、業者によっては24時間365日相談できるサポートや修理費・出張料金が無料になるオプションを提供しており、充実したサービスを受けられます。

使用済みのウォシュレットを処分できない人

使用済みのウォシュレットは自治体のルールに沿って粗大ゴミなどに出す必要があり、処分できない人は専門業者に依頼するとスムーズです。

処分費用が追加料金となる専門業者もありますが、数千円程度で依頼できる可能性が高く、リーズナブルに済みます。

専門業者を選ぶ際には、処分費用が含まれるかチェックしておくと契約してから後悔しないでしょう。

また、自治体のごみ処理場に持ち込むなど処分の手間を省きたい人も、専門業者に依頼するのがおすすめです。

ウォシュレット交換の施工事例

ウォシュレット交換の施工事例を、メーカーごとに紹介します。

専門業者にウォシュレット交換を検討している方は、参考にしてください。

節水型のトイレTOTO「GG800」に交換した事例

節水型のトイレに交換した事例
費用約25万円
施工期間1日
メーカー・商品名TOTO GG800

このケースではウォシュレットが故障したために、節水型のトイレに交換しました。

TOTOの「GG800」を採用しており、シンプルで美しいデザインに加えて、高さ80cmの使いやすい手洗いなのも嬉しいポイントです。

施工期間は1日と短く済んだことから、「長期的に使用できない」などのストレスもなく完了しました。

ウォシュレット機能部のみTOTO製品に交換した事例

便器部分は残してウォシュレットのみを交換した事例
費用約10万円
施工期間1時間
メーカー・商品名TOTO

このリフォームでは便器部分を残して、ウォシュレット機能部だけを交換しました。

便器に合うカラーは廃盤となっており、近い色合いのウォシュレットを採用しています。

工事は1時間で完了し、お客さまの負担も少なく済みました。

3点ユニットのウォシュレットをTOTO「HX2」に交換した事例

3点ユニットのウォシュレットを交換した事例
費用約12万円
施工期間1日
メーカー・商品名TOTO ウォシュレットHX2

このケースでは、3点ユニットのウォシュレットを故障により交換しました。

袖ボタンタイプから壁リモコンタイプに変更しており、全体的にすっきりできたのもポイントです。

リフォーム費用は、約12万円で相場の範囲内に収まりました。

手洗いと収納を一体化したLIXILのシステムトイレ「リフォレ」に交換した事例

手洗いと収納を一体化したシステムトイレに交換した事例
費用約46万円
施工期間2日間
メーカー・商品名LIXIL リフォレ

このリフォームでは「トイレの収納を増やしつつもすっきり見えるトイレにしたい」というお客さまのニーズに寄り添い、手洗いと収納を一体化したシステムトイレを採用しました。

また、リフォレはシャワートイレを標準搭載しており、壁リモコンタイプのため、よりシンプルな雰囲気に仕上がっています。

トイレ交換と同時に内装工事も実施し、上下でクロスの色柄を使い分けたことで、おしゃれな空間を実現しました。

手洗いキャビネット付きのLIXILタンクレストイレ「サティスS」にリフォームした事例

手洗いキャビネット付きのタンクレストイレにリフォームした事例
費用約50万円
施工期間1日
メーカー・商品名LIXILサティスS

このケースでは、手洗いキャビネット付きのタンクレストイレを採用しました。

タンクレストイレにしたことで既存のトイレ位置より10㎝スペースが広くなり、スタイリッシュな見た目を実現しています。

また、シャワートイレは壁リモコンタイプであり、本体にも凹凸がないため、掃除がしやすくなっているのもポイントです。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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