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2019年06月13日更新

ガイナ塗料で外壁塗装する価格は?

遮熱塗料として人気のガイナ塗料、通常の塗装に比べてやや割高ですが、外壁や外装の塗装に利用すると遮熱だけでは無く、遮音効果もあると言われています。リフォームで利用する際に必要な費用など、ガイナ塗料に関する疑問に答えます。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

ガイナ塗料ってどんな塗料?

一般的な塗料は、アクリル系、シリコン系などさまざまなものがあります。

ガイナ塗料はこの中でもシリコン系に属する樹脂系の塗料で、断熱効果や遮熱効果、遮音効果などを追加したいわゆる遮熱塗料と言われるものです。

また、塗料の中にはセラミックの中空ビーズが入っているため、これにより断熱効果をより高めることができると言われています。

そのため、ガイナ塗料をリフォームの際に屋根や外壁などの外装部分に用いると、夏の暑さから室内を守ったり、騒音を抑えたりすることができるようです。

その他には、抗菌作用による防カビ、セラミックビーズによる消臭効果、湿気を吸収して快適な空間にする効果などもあります。

ガイナ塗料が用いられている場所で最も有名なのはJAXAの宇宙ロケット、h-2の先端部分です。

ガイナ塗料で外壁塗装する価格は?

ガイナ塗料は元々打ち上げの熱からロケットを守るためのものとして開発されているため、信頼性の高い塗料といえます。

ガイナ塗料の主な効果と塗装するメリットとは?

ロケットにも使用されているガイナ塗料は断熱効果や遮音効果など万能な塗料ですが、さらにここでガイナ塗料のメリットを詳しく見ていきましょう。

断熱・保温性能

ガイナ塗料の特徴のひとつが断熱性能です。
断熱性のない塗料を使った内壁では、室内で温められた空気の熱は壁を通って外へと逃げていきます。
しかしガイナ塗料には中空セラミックビーズが配合されていて、そのビーズは熱を伝えにくいという特徴を持っています。熱を伝えにくい塗料のため、温かい空気の熱の多くが室内にとどまり、塗装部分から外へと逃げることを防ぎます。
内装にガイナ塗料を使えば、冬場は断熱効果により温暖効果が上がり、温暖効果が上がれば空気中に含まれる湿度も上がるため快適に過ごせます。暖房費の節約にもつながり、一石二鳥にも三鳥にもなる塗料なのです。

遮熱性能

ガイナ塗料は遮熱性能にも優れていて、その効果は暑い夏と寒い冬の両方で発揮されます。
ガイナ塗料の遮熱性能により、夏場は外部からの熱を屋内に取り込まないために太陽光を反射させます。白色のガイナ塗料ならば、90%もの太陽光遠を反射させることができます。
またガイナ塗料に含まれるセラミックが遠赤外線を放射するので、蓄熱を防ぐ効果もあるため、室内に伝わる熱量を減らし、ガイナを塗装しない場合に比べ、室温を低く保つことができます。
ガイナ塗料の特殊セラミックは、その周辺温度に近づけるという性能もあります。この性能が有効的なのが冬場です。
室内にガイナ塗装を使うことで、室内の温められた気温にガイナ塗料が反応してその室温に近づき、壁も温まり熱が外へ逃げにくくなります。
赤外線放射率の高さと周辺温度への適応性能により、外気から熱が入りにくく、室内も温かく保ちやすくなります。

防音効果

ガイナ塗料に配合された大量のセラミックビーズは、ガイナ塗料に防音効果もプラスしました。セラミックビーズは断熱・遮熱効果に加えて、外からの音を反射して室内に音を伝えないという特徴もあるのです。
また、もし塗装面に音があたってきても、セラミックビーズのもう一つの特徴である音の振動を抑える効果により、音そのものが伝わりにくくなります。
さらに外部からの音を軽減することもできるため、ガイナ塗料は塗装された室内と外側の両方から音を軽減できる効果があるのです。

消臭効果

ガイナ塗料を内装塗料として使うことで室内の空気がイオン化するという働きがあり、空気は消臭されて清浄もされるという効果があります。
清浄な空気とは、空気内の分子のプラスイオンとマイナスイオンのバランスがちょうどいい状態です。プラスイオンは多すぎると人体に悪影響をもたらすものの、消臭作用や殺菌作用もあるのであって損のないイオンです。
一方、マイナスイオンは空気をきれいにしてくれるので、マイナスイオンも増やしたいものです。
ガイナ塗装は太陽光や室内等の光をエネルギーにして、塗装付近の空気の分子に働きかけてイオン化を促すという特徴があります。
イオン化された分子はプラスイオンとマイナスイオンになり、それぞれのイオン分子を増やすため、空気は消臭・殺菌されると同時に、空気を清浄することもできるのです。
その結果、私たちの免疫力も向上されるというメリットがあります。

防露効果

断熱性能に優れているガイナ塗料は、結露対策にも有効です。
結露とは、空気に含まれた水分が外気などで冷やされた壁などにあたり露となる現象ですが、ガイナ塗装は室内温度と塗装面の温度を近づける働きがあるため、室内と壁の温度差が少なくなります。
温度差がなくなると空気に含まれた水分が露となりにくいため、結露が発生しにくくなるのです。

耐久性に優れている

ガイナ塗料は一般塗料よりも2~3倍ほど耐久性が高いと言われています。ガイナ塗料に配合されたセラミックは塗装された表面を隙間なく覆うことができるので、塗装面が劣化しにくいのです。
そのため塗り替え頻度が低くなり、単価自体は一般塗料よりも高いものの経済的な塗料といえるでしょう。

安全性が高い

ガイナ塗料は安全性の高い塗料として知られています。
内装用ガイナ塗料は、人体に毒となりシックハウス症候群の原因ともなるホルムアルデヒドの発散が少ない材料であるエフフォースター商品として認定されています。
そのため、内装の仕上げ材として使われても使用量に制限はありません。
一方、外装用ガイナ塗料はエフフォースター商品の認定は受けていないものの、揮発性有機化合物(VOC)やアルデヒド類においては、内装用ガイア同様の安全基準を満たしています。

耐火性に優れている

ガイナ塗料の耐火性は「不燃材料」として認可されるほどに優良です。
建築資材は、建築基準法により燃えにくい材料ごとに3つのカテゴリーに分けられますが、ガイナ塗料はその中でも一番燃えにくい材料である「不燃材料」として認定を受けています。
不燃材料は点火後20分経って初めて燃え始めるという燃えにくい材料です。不燃材料のガイナ塗装で外部からの火の影響に対し発火が遅れることにより、延焼の程度がより低いうちに消化活動が始められ、住宅が火から守られやすいと言えるでしょう。

ガイナ塗料のデメリットとは?

耐熱や遮熱機能に加えて高い耐久性を誇るガイナ塗料ですが、色の調整や発色面で一般塗料とは劣る部分があります。ただそのデメリットはガイナ塗料の特徴でもあり、デメリットを知って納得してお使いいただければ、支障になるようなものではありません。
それではガイナ塗料には一般塗料との違いでもあるデメリットを見ていきましょう。

濃い色が作りにくい

ガイナ塗料は熱を反射して放熱するという機能があることから、熱を溜めやすくする濃厚な色を作ることはできません。
濃い色の塗料は蓄熱性があるため、ガイナ塗料の特徴である熱の反射や放射といった機能が損なわれてしまうからです。
そのためガイナ塗料は標準色として淡色が揃えられています。

ツヤがない

ガイナ塗装の仕上がりはツヤがないマット調です。ガイナ塗料には断熱・遮熱効果を生み出すセラミックビーズにより、ツヤのある色合いを出すことはできません。
もしもツヤのある色調をお求めならば、残念ですが、ガイナ塗料は相応しくないのでほかの塗料を検討してみましょう。

塗膜がザラザラしていて汚れが目立つ

ガイナ塗料に配合されたセラミックビーズのため、ガイナ塗装の表面はざらざらとした感触になります。ざらっとした塗膜は人の好みが分かれるところですが、さらなる問題は塗装面に付着した汚れが落ちにくいことです。
ガイナ塗装は花粉やほこりといった乾燥した汚れは塗膜表面に付着しにくいのですが、泥汚れなどの土埃は落ちにくいうえに目立ちます。
近隣に植林や植栽、または畑などが家の周囲にある住宅では、外装にガイナ塗料を使うと外壁の汚れが目立ちやすくなるので、ガイナ塗料の使用は慎重に検討しましょう。

カビに弱い

ガイナ塗料には遮断・断熱効果、防音に消臭など様々なメリットがある一方で、カビ防止の効果はありません。そのためカビに弱いというデメリットがあります。
しかしガイナにはガイナ塗料専用の防藻材「MRA-500」があり、「MRA-500」をガイナ塗料と併用することでカビの発生を防ぐことができます。

業者選びが難しい

セラミックビーズ配合のガイナ塗料は塗装面が厚くなりやすく、扱いにくい塗料と言われています。またガイナ塗料と相性のいい下地材を使い下地作りをする必要もあるため、ガイナ塗装にはどの業者でもいいというわけではありません。
そのためガイナ塗装を依頼する場合には、ガイナ塗料の扱いに慣れた職人のいる業者を探すことが必要です。ガイナ塗料の取り扱い経験のある業者を選び、ガイナ塗装についてしっかりと説明のできる業者を選ぶようにします。

ガイナ塗料は何処に使える塗料なの?

塗料には外壁用、屋根用などがあり、製品によっては外壁だけに使えるもの、屋根だけに使えるものなどがあります。

ガイナ塗料は、外装部分なら大抵の場所に使えるように作られているため、屋根から外壁までほぼ全ての場所に使用できるのが特徴です。

また、ガイナ塗料は室内にも用いることができるので、防音効果や消臭効果を期待してインテリアの塗装に使っても良いでしょう。

塗料というとどうしても屋外向けのイメージがありますが、ガイナ塗料は室内で使用しても効果が期待できる塗料と言えます。



ガイナ塗料の評判は?

人気はありますし、外壁塗装業者から勧められることも多いようですが、評価や評判はどんなものなのでしょうか?

実際に施工した方によると、耐久性はまだわからないが、断熱性と遮音性は間違い無く良くなったという評価でした。
ただ、ネットなどで口コミを調べてみると、割れやすい、剥がれやすい、下地が錆びてしまったなどの評価もあります。

とは言え、リフォームでガイナ塗料を使った方の評価は概ね高く、室内が結露しなくなった、2階の南向きの部屋でも夏場に快適に過ごせるようになった、夜中に建物内に熱がこもらなくなったなどの良い評価が目に付きました。

費用についてはやや高めだったと感じている方もいらっしゃいましたが、トータルの外装リフォーム費用でみるとそこまで割高とは感じなかった方の方が多いようです。

ガイナ塗料でリフォームする場合の費用は?

一般的な外装の塗り替え、外壁の塗り替えなどの相場を見てみると、安価なアクリル塗料の場合が約20万円、ガイナと同じシリコン系塗料が約50万円、高性能なフッ素塗料が約90万円です。

ガイナの施工費用は、約80万円と、フッ素よりは安価ですがシリコン系としてはやや割高といえます。
しかし、一般的なシリコン塗料に比べ、寿命が5割程度長いため、長い目で見た場合のコストはさほど変わりません。

断熱や防音、汚れ防止効果などを考えると、比較的コストパフォーマンスの良い塗料と言えるのでは無いでしょうか。

実際の外壁塗装価格はどれぐらい?

上で説明した価格は塗装のみを行った場合の相場です。

実際の外壁塗装工事では、足場代、洗浄代などがかかるため、合計で約120万円程度が相場となります。

屋根部分などもガイナ塗料で塗装した場合は、面積に合わせて費用が変わってきますので、見積もりの際に何処まで塗装するか、費用はどの程度かかるかきちんと確認しておきましょう。

ガイナ塗装の施工業者選びのポイントと見つけ方

ガイナ塗料を使った塗装業者の選び方のポイント

ガイナ塗料は一般塗料とは違い、塗装を専門とする職人ならだれでも扱えるという塗料ではありません。ガイナ塗料の製造元である日新産業は、ガイナ塗装を手掛ける業者には施工研修を受けるように勧めています。
そこでガイナ塗装ができる塗装業者を探すときのポイントは、塗装を依頼する業者の職人が日新産業の主催するガイナ塗料の施工研修を受けているかどうかを確認しましょう。
またわかりやすい言葉を使い、専門知識がなくてもガイナ塗装の説明ができるかどうか、ガイナ塗装の実績があるかどうかなども業者選びのポイントとなります。

ガイナ塗装の施工業者の見つけ方

ガイナ塗装を依頼する施工業者は、ガイナ塗料の製造元である日新産業のホームページから探すのが近道でしょう。
日新産業のホームページでは、ガイナ塗料を扱える認定業者を紹介しています。その業者リストを使えば、一目で地元の施工業者を探すことができて便利です。
また製造元によって公式に認められた業者ですから、安心してガイナ塗装を依頼できるというメリットもあります。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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