目次
【2025年11月版】樹脂サッシの価格と主要メーカー
2025年春、主要メーカー各社が一斉に価格改定(値上げ)を実施しました。主要メーカーの樹脂サッシの価格目安は、以下の通りです。

樹脂サッシの人気メーカーと代表商品の特徴
前述の価格表で紹介した、主要4社の代表的な樹脂サッシについて特徴を解説します。
【LIXIL】樹脂窓EW

LIXIL(リクシル)は、2025年4月の価格改定を経てもなお「国内シェアトップクラスを誇るメーカー」です。他社の標準モデルと比較して価格はやや高めですが、圧倒的なスリムフレームによる「見た目の美しさ」に予算をかけたい方に選ばれています。

【YKKAP】APW330
YKK APは、高い技術力で「窓の断熱」をリードするメーカーです。2025年5月に価格改定を実施し初期費用は上がりましたが、光熱費削減効果を考えると依然としてコストパフォーマンスの高い選択肢です。

【三協アルミ】スマージュⅡ
三協アルミは、住む人への優しさを追求するメーカーです。
「スマージュⅡ」は、断熱性能を世界トップクラスまで極めた樹脂窓。価格は他社製品に比べてやや高めの設定ですが、その分デザインや使い勝手にコストをかけた高品質な商品展開が強みです。

【エクセルシャノン】シャノンウインド
「家の燃費」を追求する樹脂サッシのパイオニアです。2025年6月の価格改定でも上げ幅を約3%に抑えるなど、企業努力を続けています。

樹脂サッシのリフォームにかかる費用相場
樹脂サッシのリフォームにかかる費用は、1箇所あたり6~22万円が目安です。2025年11月現在、資材高騰によりやや上昇傾向にあります。

樹脂サッシのリフォーム費用を抑えるポイント
価格が高騰している今、少しでもお得にリフォームするための「賢いポイント」を解説します。
【ポイント1】アルミ樹脂の複合サッシを検討する
予算が厳しい場合、「アルミ樹脂複合サッシ」が現実的な選択肢です。

【ポイント2】補助金・助成金制度を活用する
2025年11月現在、国の大型補助金制度は状況が一変しています。「どの補助金制度がまだ使えるか」を正確に把握することが、費用を抑える最大の鍵です。

【ポイント3】複数の業者に見積りを依頼する
価格改定直後の今だからこそ、相見積もりが不可欠です。

樹脂サッシのリフォームで活用できる補助金制度
ここが、2025年に樹脂サッシにリフォームする際の最大の注意点です。 これまで定番だった大型の補助金制度が終了しています。
【制度1】先進的窓リノベ2025事業(受付終了)

【制度2】子育てグリーン住宅支援事業(利用可能)
「先進的窓リノベ2025事業」に代わる有力な選択肢です。予算消化率は約30%(2025年12月時点)で、まだ余裕があります。

【制度3】各地方自治体の独自補助金制度(要確認)
国の補助金制度が終わっても、自治体の助成金は残っているケースがあります。

多くの自治体で「工事契約・着工前の申請」が絶対条件です。「工事完了後に申請」では、補助金を受け取れません。見積もりの段階で、必ず役所に相談してください。

樹脂サッシにリフォームする4つのメリット
価格は上がりましたが、樹脂サッシの性能価値はそれ以上です。
【メリット1】断熱・遮熱効果に優れている
樹脂の熱伝導率は、アルミの約1000分の1。冬の暖かさを逃さず、夏の暑さを入れない「魔法瓶」のような部屋を実現します。

【メリット2】結露の発生を抑える
フレーム自体が冷えにくいため、結露しにくくなります。カビやダニの発生を防ぎ、家族の健康を守る効果も期待できます。

【メリット3】防音・遮音効果が高い
気密性が高いため、外の騒音を大幅にカットします。複層ガラスと組み合わせれば、80dB(地下鉄の車内レベル)の騒音を40dB(図書館レベル)まで下げることも可能です。

【メリット4】部屋の雰囲気になじむデザインを選べる
木目調やマットな質感など、インテリアとしての完成度も高まっています。和室と洋室、どちらにも合うデザインが選べます。

樹脂サッシにリフォームする3つのデメリット
樹脂サッシのリフォームは、メリットが多い一方でデメリットも3つあります。リフォーム後に後悔しないよう、事前に確認しておきましょう。

樹脂サッシのリフォームで後悔しないためのポイント3つ
せっかく費用をかけるなら、絶対に失敗したくないですよね。工事の契約後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、この3点を必ずチェックしましょう。

樹脂サッシにリフォームした施工事例
【Q&A】樹脂サッシの価格に関するよくある質問
- 2025年の値上げ幅はどれくらい?
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メーカーによりますが、3〜12%の値上げが実施されました。 過去に取得した見積もり額とは異なる可能性があるため、必ず最新の価格を確認してください。
- 樹脂サッシの耐用年数は?
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30年〜50年です。初期費用はかかりますが、数十年単位で光熱費を削減し続けます。
- 「先進的窓リノベ2025事業」はもう使えないの?
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残念ながら、今年度は2025年11月17日で終了しました。 現在は「子育てグリーン住宅支援事業」や「自治体の助成金」への切り替えが必要です。
- 樹脂サッシとアルミサッシの価格差は?
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一般的には、約2倍の価格差があります。予算を抑えたい場合は、外側がアルミで内側が樹脂の「複合サッシ(約1.5倍)」も検討しましょう。
- 樹脂サッシに最適なガラスは?
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樹脂サッシの高い断熱性能を最大限に活かすため、以下のガラスを選びましょう。
樹脂サッシに最適なガラス- Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)
- トリプルガラス
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