
後付けシャッターのデメリットは?費用相場やメリット、設置困難な窓の特徴も
後付けシャッターには、メンテナンス費用・開閉の手間など5つのデメリットがあります。 費用相場(手動10〜20万円・電動15〜40…

窓の数が多いと、日光を効率よく取り入れることができます。後付けでも増設できるので、部屋に日光が余り射し込まない場合は検討してください。グレードによって総費用が大きく変動します。
今回は、後付けや増設リフォームにかかる費用の相場について解説します。
目次
窓の増設リフォームの費用相場は、10万~50万円です。
窓増設リフォームの費用は、設置する窓のサイズによって大きく変動します。小窓なら10万円台から対応できますが、掃き出し窓のような大型窓では40万円以上かかるケースもあります。以下の図で、窓のサイズごとの詳しい費用相場を確認しましょう。

たとえば、キッチンやトイレに明かりとり窓を設置する場合は小窓(10〜15万円)で十分対応できますが、リビングに大きな採光を確保したい場合は腰窓(30〜40万円)や掃き出し窓が適しています。天窓は壁面の窓より採光効果が高い一方、屋根への設置工事が必要なため費用が高めになります(30〜50万円)。費用の内訳は、窓の本体価格と工事費用です。
このように、窓サッシのグレードが上がると、窓の本体価格に伴い費用がかかります。それに加えて窓のサイズが大きくなれば、工事面積が広がるため費用が高額になります。
また、窓を増設する場所に断熱材が入っている場合、工事費用に差が出る場合があります。これは、補修をして隙間のない状態に戻す工程が必要なことが理由として挙げられます。
2階に窓を増設する場合は、1階とは異なり仮設足場が必要になるため、リフォーム費用が追加でかかります。仮設足場の費用は窓の数や設置場所によって大きく変動するため、事前に確認しておくことが大切です。以下の図で、仮設足場の費用相場と、部分足場と全体足場の違いを確認しましょう。

一般的な戸建て住宅における仮設足場の費用相場は、600~1,000円(㎡)です。2階の外壁に窓を作る場合には、前述の費用相場のほかに仮設足場の費用も頭に入れておきましょう。
なお、仮設足場の費用は増設する窓の数や増設する場所によっても大きく異なります。たとえば、窓を1つ増設するなら部分足場で対応可能です。しかし、複数の窓を増設したり、異なる方角の外壁面に窓を増設したりする場合は建物全体に仮設足場を設置しなければなりません。
また、近隣の状況や建物の立地条件などによっては安全対策のため別途費用がかかる場合もあります。このような予想外の出費に慌てないためにも、2階に窓を増設する際は、リフォーム予算に余裕を持たせることを心がけましょう。
窓の増設にかかる費用を抑えるには、窓サッシのグレード選択、適切なサイズの検討、補助金の活用という3つのコツがあります。これらのポイントを押さえることで、窓増設リフォームの費用を大幅に削減できるケースもあります。以下の図で、具体的な費用削減の方法を確認してみましょう。

窓の増設リフォームの費用を抑えるコツを3つご紹介します。それぞれのコツを組み合わせることで、より効果的なコストダウンが期待できます。
窓サッシはメーカーごとにグレードが設定されているものが多く、このグレードを下げることでリフォームにかかる費用を抑えられます。グレードによって窓サッシの価格がちがうのは、窓サッシに使用されるガラスやその他性能が異なることが理由です。
たとえば、高性能の窓サッシを選べば断熱効果が期待できますが、通常の窓サッシに比べて費用が倍以上になるケースもあります。無駄な出費を抑えるためにも、あらかじめ家族と話し合い、窓リフォームの目的に合った窓サッシを選ぶようにしましょう。
ニーズにあう適切な窓のサイズを選ぶと、リフォームにかかる費用を抑えられます。せっかく窓の増設をするなら大きい窓が良いと考えがちですが、小さくても要望をかなえられる場合があるためです。
例えば、キッチンやトイレへの明かりとり窓を作りたい場合、窓の設置位置を高くすると、小さい窓でも十分に採光が得られる効果があります。設置する窓のサイズを、小さくても適切なサイズにすると、費用を抑えることにつながります。
補助金や助成金を使うと、費用を抑えることが可能です。窓の増設リフォームは補助額の上限はありますが、対象になる補助金や助成金の対象になるためです。
リフォーム業者や各自治体等に問い合わせをおすすめします。
窓の増設リフォームにかかる工事期間は、窓のサイズや設置する階数、断熱材の有無によって変動します。特に、2階への設置の場合は仮設足場の準備期間が追加されるため、1階よりも長くなります。以下の図で、1階と2階の工事期間の違いを確認できます。

窓の増設工事では、外壁側と内壁側の両方から穴を開け、窓を設置した後、内外壁を補修するといった複数の工程があります。これらの作業を含めると、標準的な工期は3日〜1週間です。小さい窓の場合は補修面積も小さく、工期が短くなります。
断熱材が入っている壁に窓を増設したい場合は、同じサイズの窓の増設でも工期に差がでることがあります。断熱材の補修も必要になるためです。工事を急ぎたい場合は詳細な見積もりの確認が必要です。
窓を増設するリフォームには、採光の改善や換気機能の向上など、さまざまなメリットがあります。部屋の明るさや換気機能の向上といった、生活の質を高めるメリットがあります。さらに、断熱性能の高い窓を選べば光熱費の削減も期待できます。
以下の図で、窓増設の4つの主要なメリットを確認してみましょう。

窓が増設すれば、暗かった部屋も日中でも照明のいらない明るい空間に様変わりします。これは、窓を増設することで日中でも太陽の光が部屋に差し込むからです。
たとえ小さいサイズの窓であっても、思ったよりも部屋に自然光が入ってきます。より多くの自然光を部屋に取り入れたい場合は、窓を増設する部屋の方角や近隣の建物状況などもあらかじめチェックしておきましょう。
窓ができることで、換気機能が上がります。これは、外壁に新たな開口部ができ、風の通り道ができるためです。換気機能が上がると、定期的に空気の入れ替えができるので、清潔な住環境を整えられます。
また、換気機能の向上は、建物にとってもメリットがあります。具体的には、湿気がこもりにくく、結露やカビの予防につながり、傷みにくくなります。
風の通り道は、向かい合うことで、より有効に機能します。窓を増設する際は、既存の窓や開口部と向かい合う場所にプランニングしましょう。
窓を増設して部屋の開放感が向上すると、視覚効果が上がり、部屋全体が広くなったような感覚になります。これは、もともと壁だった場所に外の景観が見え、見える情報が変わってくるためです。
閉鎖的だった空間にメリハリが生まれ、部屋が広く見えます。
窓サッシの種類で断熱機能の高い窓を選ぶと、冷暖房費を抑えられるため光熱費の削減が期待できます。これは、樹脂サッシはアルミに比べ約1000倍の耐熱性能を持っていると言われており、断熱効果が期待できるためです。
基本的には開口部が増えることで、家の中の断熱効果は落ち、外気温の影響を受けやすく、家の中が冬は寒く、夏は暑くなってしまいます。しかし、樹脂サッシや複層ガラスなど断熱効果のある窓を選ぶことで、窓を増設するメリットを受けられることはもちろん、断熱効果を下げることなく、冷暖房費の節約も期待できるでしょう。
窓の増設リフォームには、断熱性の低下や結露の発生といったデメリットもあります。ただし、適切な窓サッシを選ぶことで、これらのデメリットは対策できるケースが多いです。以下の図で、具体的なデメリットとその対策方法を確認しましょう。

開口部が増えるため、家の中の断熱性が下がります。開口部が多ければ多いほど外の寒気、暖気が家の中に入ってくると考えられるためです。
断熱性が低下し、冬は寒く、夏は暑くなります。この対策としては、
といった方法があります。また、工事の際に断熱材の補修がきちんと行われているかを確認することも重要です。
開口部が増えることで、結露を起こす可能性があります。
外の冷たい空気が窓から家の中に入り込みやすくなり、家の中の暖かい空気が冷やされ結露が起きやすくなるためです。結露が発生するとカビにつながることもあります。
この対策としては、樹脂などの断熱効果の高い窓サッシを選ぶこと。温度差が解消され、外気温からの影響を受けにくくなります。
窓の増設リフォームで失敗しないためには、建物の構造確認、風通しの検討、防犯面の配慮という3つの注意点が重要です。壁に開口部を作ってからでは手遅れになることもあるため、事前にしっかりチェックしておきましょう。以下の図で、それぞれの注意点を確認できます。

窓の増設が可能な壁かの構造確認が必要です。
外壁には「構造壁」といい、壁の中に「筋かい」などの構造強化の部材が入っている壁があります。構造壁に窓を増設してしまうと、建物の耐震機能が落ちる可能性があるためです。
なお、建物の新築時には、あたかじめ構造壁と開口部の割合が適切かの構造計算をしています。窓を増設を検討している箇所に、どの程度の大きさの窓サッシが新設できるのかをしっかり確認をしましょう。
窓を増設することで、通風がどう変わるかを考えておく必要があります。風通しが良くなることで、室内の気温の変化、結露の予防など、快適に暮らすための効果が得られます。
窓の増設をしたいと考える1番の理由は採光を増やすことのため、見落としやすく注意が必要です。特に向かい合った開口部は通風に有効なため、既存窓との向きを合わせて、窓を増設する場所を選ぶことをおすすめします。
防犯の問題がないかを確認する必要があります。開口部が増えると、外からの侵入経路も増えるためです。見えにくい場所になっていないか、窓の大きさや高さなどの検討も必要です。
不安な場合は、強化ガラスを選ぶなどの防犯対策が有効です。
ここでは、窓の増設リフォームの施工事例を紹介します。
庭の景観が楽しめるようにリビングに窓を増設した事例です。窓の景観が加わることで、リビングの印象がやわらかくなりました。
リビングと玄関に窓を増設した事例です。採光に問題があった部屋が明るく開放的になりました。

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