2024年11月21日更新

監修記事

【2024年】尾道市のリフォーム補助金・助成金一覧と貰う方法!

尾道市では2024年、耐震改修や土砂災害対策改修等のリフォームを行う場合、補助金制度を利用することが可能です。最大で75万9千円の補助金を受け取ることができ、リフォームの負担が大幅に軽減されます。
各補助金の詳細はもちろん、申請から受け取るまでの流れ、申請に必要な書類についても詳しく説明します。

リフォーム補助金・助成金の一覧(尾道市 2024 最新)

2024 尾道市では、以下の補助金制度が用意されており、リフォーム実施に際して助成を得ることができます。

尾道市のリフォーム補助金制度の一覧

補助金の制度名対象となる工事補助金の上限額申請期限
木造住宅の耐震診断・耐震改修費の補助事業・耐震診断
・耐震改修
・耐震シェルター設置
30万円2024/11/29
空き家再生促進事業補助金空き家リフォーム30万円2024/11/29
沿道建造物等修景事業(歴史的風致維持向上計画事業)外観修景30万円2024/11/29
土砂災害対策改修促進事業土砂災害対策改修75万9千円2024/11/29
小型浄化槽設置整備事業補助金浄化槽設置54万8千円随時
尾道市子育て世帯等中古住宅取得支援事業補助金住宅リフォーム60万円予算の範囲内
介護保険の住宅改修住宅改修18万円随時
尾道市身体障害児・者住宅改修費給付等事業住宅改修20万円随時
尾道市のリフォーム補助金一覧 ※2024年11月20日現在

尾道市のリフォーム部位別 補助金早見表

リフォーム部位と、本記事で紹介する補助金制度の対応早見表です。

トイレ等、気になる箇所が補助金の対象になっているか分かります。

簡易的なものですので、必ず個別に確認してください。

リフォーム部位
【水回り】トイレ・風呂・キッチン・洗面
【外回り】外壁・外構・屋根・庭
【内回り】玄関・階段・壁紙・床・窓
【バリアフリー】手すり・段差解消等
【耐震化】診断・耐震改修等
【エコ・断熱】二重窓・太陽光等
○:補助金の対象となる可能性あり、-:対象か未確認

補助金① 木造住宅の耐震診断・耐震改修費の補助事業

昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅の耐震診断・改修や耐震シェルター設置を行う場合、費用の一部について補助を受けることができます。

「木造住宅の耐震診断・耐震改修費の補助事業」の補助金上限は次の表の通りです。

補助金の対象補助金の額
耐震診断診断費用の2/3の額
上限2万円
耐震改修耐震改修にかかった費用の23%の額
上限30万円
耐震シェルター設置工事工事費用の1/2
上限12.5万円

耐震診断の結果、倒壊の可能性があるとされた平屋または2階建てであることなどの要件がありますので注意が必要です。

また、耐震シェルター設置については一階に設置することと定められています。

詳しくはこちら:木造住宅の耐震診断・耐震改修費の補助事業(尾道市)

補助金② 空き家再生促進事業補助金

尾道市歴史的風致維持向上計画の重点区域内にある空き家のリフォームを行う場合、費用の一部について補助を受けることができます。

台所・浴室・トイレ、洗面所等の水回りや、内装・屋根・外壁等のリフォームが対象となります。

補助金額の上限は30万円で、費用の2/3とされています。

築30年以上経っていることや、空き家になっておよそ1年以上経過していることなどの要件がありますので注意が必要です。

詳しくはこちら:空き家再生促進事業補助金(尾道市)

補助金③ 沿道建造物等修景事業(歴史的風致維持向上計画事業)

歴史的風致維持向上計画の重点区域内かつ沿道にある建物において、景観の保全や形成につながる外観整備を行う場合、費用の一部について補助を受けることができます。

門・塀・壁面・日除け等の外観整備につながる工事や、空調・給排水等の設備を隠す工事などが対象となります。

補助金額の上限は20万円で、費用の2/3とされています。

維持管理のための外壁塗り替え・屋根修理は対象外ですので注意が必要です。

詳しくはこちら:沿道建造物等修景事業(歴史的風致維持向上計画事業)(尾道市)

補助金④ 土砂災害対策改修促進事業

土砂災害特別警戒区域にある住宅の土砂災害対策改修工事を行う場合、費用の一部について補助を受けることができます。

がけ崩れ・土石流などの災害から住宅を守るために塀等を設置する工事や、建築基準法の規定に適合するように改修する外壁工事が対象となります。

補助金額の上限は75万9千円で、費用の23%とされています。

災害復旧工事は対象外ですので注意が必要です。

詳しくはこちら:土砂災害対策改修促進事業(尾道市)

補助金⑤ 小型浄化槽設置整備事業補助金

住宅に小型浄化槽設置を行う場合、費用の一部について助成を受けることができます。

補助金額は、転換の場合が、5人槽332,000円、7人槽414,000円、10人槽548,000円となっており、新たに小型浄化槽を設置する場合が、5人槽166,000円、7人槽207,000円、10人槽274,000円となっています。

既に合併浄化槽が設置されている戸建て住宅に住む人が新設する場合は対象外となるなどの要件がありますので注意が必要です。

詳しくはこちら:小型浄化槽設置整備事業補助金(尾道市)

補助金⑥ 尾道市子育て世帯等中古住宅取得支援事業補助金

子育て世帯・若年夫婦世帯が購入・相続・贈与等で中古住宅を取得しリフォームを行う場合、費用の一部について補助を受けることができます。

市内在住者の補助金額加算については、親世帯が住んでいる小学校区内、または親世帯から直線距離で2キロメートル以内にある中古住宅に住むことが条件とされています。

台所・浴室・トイレ・洗面所等の水回りや、内装・屋根・外壁等の工事が対象となります。

「尾道市子育て世帯等中古住宅取得支援事業補助金」の補助金上限は次の表の通りです。

補助対象世帯補助金の額
子育て・若年夫婦世帯(市内在住)改修費用の1/2の額
上限30万円
※親世帯と同居・近居の場合10万円加算
市外から移住希望の子育て・若年夫婦世帯改修費用の1/2の額
上限50万円
※親世帯と同居・近居の場合10万円加算

なお、補助金申請から遡って6か月以内に取得した住宅であることや、3か月以上居住されていないことなどの要件がありますので注意が必要です。

詳しくはこちら:尾道市子育て世帯等中古住宅取得支援事業補助金(尾道市)

補助金⑦ 介護保険の住宅改修

要支援・要介護の人が住宅改修を行う場合、費用の一部について助成を受けることができます。

手摺の取付や段差解消、滑りにくい床材への変更、洋式便器等への便器の取替え、扉の取替えなどが対象となります。

給付金額の上限は18万円です。対象工事の上限額(20万円(消費税込))内で改修費の9割、8割または7割相当額が支給されることになります。残りの1割、2割または3割は自己負担となります。

詳しくはこちら:介護保険の住宅改修(尾道市)

補助金⑧ 尾道市身体障害児・者住宅改修費給付等事業

身体障害者や難病患者等のいる世帯が住宅改修を行う場合、費用の一部について助成を受けることができます。

手摺の取付や段差解消、滑りにくい床材への変更、洋式便器等への便器の取替え、扉の取替えなどが対象となります。

支給限度基準額は20万円です。事前申請が必要です。

詳しくはこちら:尾道市身体障害児・者住宅改修費給付等事業(尾道市)

リフォーム補助金について知りたい方は、こちらページでも詳しく解説しています!

「尾道市」の補助金申請の流れと必要書類

リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。

補助金の申請方法とその手順

最初に補助金制度の詳細を確認する

まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。

補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。

見積もりを作成してもらう

次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。

補助金申請書の提出を行う

リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。

申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。

審査・承認を経てリフォーム工事に着手

申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。

補助金の受け取り

リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。

なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。

そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。

リフォーム補助金の申請時の必要書類

リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。

補助金申請書

これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。

見積書

リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。

リフォーム計画書

「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。

建築図面

補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。

所有者の同意書

建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。

証明書類

補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。

リフォーム後の報告書

報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。

なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。

尾道市のリフォーム会社の選び方

尾道市では、耐震改修やリフォーム、省エネ設備、バリアフリー化などに対する補助や助成を利用することができます。

このような補助金制度を利用しようとする場合には、補助対象となるリフォームに詳しい会社を選ぶことをお薦めします。

尾道市近郊の三原市や府中市、福山市なども含め、リフォーム会社を選ぶと選択肢が増えます。

会社選びでは、必ず複数の相見積もりを比較しましょう。一方、会社が多すぎても迷ってしまいます。「3社」が比較検討もしやすくオススメです。

ハピすむでは、尾道市対応のリフォーム会社を最大「3社」ご紹介します。全て厳正な審査を通過した会社です。安心してお任せください。

最大10万円!「ハピすむ補助金」も活用ください

ここまで「自治体」からの補助金について説明してきました。

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リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】國場絵梨子

りこ行政書士事務所

國場絵梨子

行政書士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、測量士補。行政書士試験合格後「りこ行政書士事務所」を開業し、補助金申請や融資、遺言、相続といった相談とサポートを行っている。

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