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2021年02月16日更新

マンションの浴室リフォーム気になる費用やポイント、工事の流れについて紹介します!

マンションのお風呂にカビが目立ってきたり劣化が気になったりして、リフォームを検討されている方も多いのではないでしょうか。マンションの浴室をリフォームする際の、費用の相場や工事の手順についてまとめました。また、リフォーム費用を安く抑えるコツや、マンション特有の浴室リフォームの注意点などについても、ご紹介していきます。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

マンションの浴室は大部分がユニットバス

普段あまり意識することはないかと思いますが、浴室には「ユニットバス(システムバス)」と「在来工法」という2種類の作り方が存在します。

まずユニットバスとは、壁や床、浴槽などのパーツが全てセットになった規格品の浴室で、システムバスと呼ばれることもあります。

一方、在来工法とは、壁や床、浴槽、シャワーなどのパーツを1つずつ組み合わせて作られた浴室になります。在来工法は一戸建て住宅で採用されていることが多く、お風呂場の壁などがタイル張りであれば、在来工法の浴室と考えられます。

一般的にマンションの浴室はユニットバス(システムバス)のケースが大部分ですので、こちらの記事ではユニットバスのお風呂場をリフォームする場合について記載しています。

マンションの浴室リフォーム気になる費用やポイント、工事の流れについて紹介します!

浴室のリフォーム費用は商品価格と工事費用に分けられる

マンションの浴室をリフォームする場合、費用は大きく分けてユニットバスなどの商品価格と、取り付けるための工事費用になります。まずは商品価格の相場についてご紹介していきます。

ユニットバスの本体価格相場は約40万~

まず、ユニットバスを丸ごと入れ替えるような大規模な浴室リフォームの場合について、ご紹介します。

ユニットバス本体の価格は、浴槽、壁、床といった浴室の設備一式がセットになった価格で表されます。価格相場はメーカーや商品のグレード、サイズによって大きく異なりますが、平均すると標準グレードで約50万~70万円、ハイグレードで約120万~150万円が本体価格の定価となります。

多くの場合、メーカーの定価から約3割程度の割引が行われるため、
・標準グレード:約40万円
・ハイグレード:約120万円
がユニットバスの価格相場となっています。

ユニットバスの価格は素材やオプションにより大きく変わる

ユニットバスの価格は、サイズや素材、オプションの有無などにより大きく変わってきます。

ユニットバスの浴槽の素材はFRP樹脂(繊維強化プラスチック)製と人工大理石製が多く、この2つは比較的手頃な価格帯から商品が存在します。一方、鋳物ホーロー製の浴槽やヒノキ製の浴槽は、大量生産が難しいことから、商品価格も高めとなっています。

ユニットバスの材質により、保温性の高さや掃除のしやすさなどの機能性も大きく変わります。見た目や価格だけでなく、自分のライフスタイルにあった機能を持つユニットバスを選ぶことが重要でしょう。

また、ユニットバスには、浴室の手すりや収納棚、浴室乾燥機、多機能シャワーなど様々なオプションが存在します。これらのオプションは、本体価格に含まれている場合、別料金となる場合、オプションの追加ができない場合など、商品やグレードによって扱いは異なります。

オプションの有無によってリフォーム費用の総額が大きく変わってくることもあるので、どれが標準仕様で組み込まれているものなのか、追加費用はどの程度になるのか、しっかりと確認することが必要です。

マンションの浴室をリフォームする場合の工事費用や手順は?

次に、マンションの浴室をリフォームする場合の工事費用について、工事手順と合わせてご紹介します。

ユニットバスを入れ替える場合の工事費用の相場は約40万円~

ユニットバスを入れ替える場合の工事には、いくつかの工程があります。各工程を順番にご紹介します。

1.既存ユニットバスの解体・撤去:現在の浴槽、壁、床材、天井などの各パーツを順番に解体し、撤去します

2. 給排水管や換気の配管の工事:浴室の給水管や排水管、換気用の配管などを必要に応じて交換し、新しいユニットバスの位置に合わせて設置します

3. 電気配線工事:基本的には既存の電気配線を再利用することができますが、スイッチ位置の変更などに伴い、微調整が必要です。テレビやジャグジーなどの設備を追加する場合には、別途配線工事が必要になります。また、新たに浴室暖房乾燥機を取り付ける際は、分電盤から専用電源が必要となるため、注意が必要です

4. ユニットバスの取り付け:ユニットバスの各パーツを、床、壁、天井といった順に設置していきます。防水のためのコーキング処理もここで行います。そして浴槽を設置し、棚やシャワー、ドアなどの付属品も取り付けて完成です

各工程の費用の目安は以下の通りです。
・既存浴室の解体処分費用:約4万~8万円
・給排水管工事費用:約5万~9万円
・電気配線工事費用:約3万~5万円
・ユニットバス取り付け費用:約8万~13万円

これらの基礎的な工事で必要な金額の相場は約20万~30万円になります。

この基本工事費にユニットバス本体価格(約20万円~)が加算されます。

他にも、クロスの貼り替えや浴室ドア周辺の補修工事などが必要な場合には、それぞれ約3万~5万円程度の追加費用が発生します。

ユニットバスを入れ替える場合の平均的な工期は3日~4日

ユニットバスを入れ替える際の平均的な工事期間は3日~4日程度となります。

ただし、給排水管や電気配線工事の規模、補修工事の種類などにより、さらに数日の追加工期が必要な場合もありますので、リフォーム会社に確認が必要です。

手すりの追加やドアの交換など浴室の部分リフォームも可能

ユニットバスの総入れ替えといった大掛かりなものでなくても、お風呂場をリフォームすることは可能です。たとえば手すりの追加や一部パーツの交換といった小規模な工事でも、浴室の利便性を大きく向上させることができます。

浴室の部分リフォームの場合、費用は数万円、工期も半日からと負担の少ない範囲で実現させることが可能です。たとえば手すりの取り付けであれば約1万円から、工事期間も半日程度で済みます。

また、浴室のドアを交換する場合、同製品への交換やカバー工法(既存のドア枠の上から新しいドア枠を取り付ける)での工事であれば、約5万円から、工期も1日程となります。


マンション浴室の壁・床・天井補修でかかるリフォームの費用相場と工期

マンションの浴室の多くはユニットバスを採用しています。そのため浴室をリフォームする場合には、ユニットバスをまるごと入れ替えることも可能ですが、この場合かなりの費用がかかります。

費用を抑えて浴室のリフォームを行いたい場合は、壁や床などの樹脂パネルやフィルムシートを張り替えることなどで補修することが可能です。

費用や工期は素材や面積、リフォームの内容によって大きく異なります。しかし、補修が必要な箇所だけに限定して行うリフォームなら、費用の負担を軽減し工期を短縮することができます。

天井のみ補修

天井の補修は、フィルムシートか樹脂パネルを張り替える工事が一般的です。

費用は、フィルムシートの張替えで約3万5千円〜6万円程度、樹脂パネルの張替えで約4万円〜7万円程度が相場です。工期は約1日〜2日程度でしょう。

床のみ補修

床は、フィルムシートや樹脂パネル、タイルを張替えることで補修することが可能です。

費用は、フィルムシートの張替えで約4万円〜14万円程度、樹脂パネルの張替えの場合は約5万円程度、タイルの張替えは約6万円〜10万円程度が相場です。工期は約1日〜2日程度見ておくと良いでしょう。

壁のみ補修

壁は、フィルムシートや樹脂パネルの張替え、または塗装で補修します。

費用は、フィルムシートの張替えで約8万円〜20万円、樹脂パネルの張替えで約10万円〜30万円、塗装の場合は約10万円〜20万円程度が相場です。工期は約1日〜2日でしょう。

天井・床・壁の内装一括補修

天井・床・壁などの内装を一括して補修する場合、それぞれを単独で別日程で補修する場合に比べて費用は安く済む傾向があり、約10万円〜30万円程度が相場です。

工期は約1日〜2日程度で、それぞれを単独で補修する場合と大きな違いはありません。床や壁のパネル自体の交換になりますと一度解体して組み立て直すことになります。

また型式により交換できるパネルがもう生産されていない場合や色柄が限定されている場合もありますので見積もりなどの際によく調べてもらいましょう。

マンションで風呂に追い焚き機能を後付けで加える浴室リフォームは可能?

お風呂に追い焚き機能があると、家族が多い場合や家族の生活時間帯が異なる場合でも便利に利用できます。

追い焚き機能のないマンションのお風呂でも、後付けで追い焚き機能を加えるリフォーム自体は、多くの場合で行うことができます。

追い炊き機能の後付けは、給湯器の変更と浴槽への配管増設によって可能です。ただし、工事を行うためには条件があったり、場合によっては費用がかさむ可能性があることに注意が必要です。

給湯器は、給湯専用タイプから追い焚き機能が付いたタイプに変更する必要があります。 

給湯器が浴室の近くに設置されている場合は、比較的容易に取替えができます。しかし、ベランダや廊下側に給湯器が設置されている場合は、給湯器からの配管が増えるため、壁や床などに穴をあける必要があります。

通常、壁や床などはマンションの共有部分に該当するため、このようなケースでは工事できないことが多く、管理組合から工事許可が下りたとしても費用がかさむことになります。

また、追い焚き用の配管を給湯器から浴槽まで別に設置することになるため、浴槽に穴を開けることになる場合もあります。一般的なFRP浴槽ならあまり問題ありませんが、人工大理石やホーロー浴槽では穴開けができません。

人工大理石は素材が硬く、ホーローは金属の表面にガラス質の釉薬を焼付けた素材であるため内部から錆が発生しやすいことが理由です。しかし、この場合は、浴槽自体を交換することで解決することができます。

なお、浴室に配管を増設することになるため、浴室の壁の補修や浴室の解体及び組み立て、場合によっては隣の洗面室の床の開口や復旧なども同時に必要になります。

マンションの浴室を広げるリフォームのやり方とは

マンションの浴室を広げたいと思った場合、どのような方法があるのでしょうか?詳しくご紹介します。
      

ユニットバスのサイズを変える

ユニットバスには規格があります。設置場所の条件が合えば、大きいサイズを選ぶことで浴室を広くすることが可能です。

規格は「1014」のように4桁の数字で表し、前2桁が幅、後2桁が奥行を示しています。マンション用の規格としては、1014(100cm×140cm)、1418(140cm×180cm)、1620(160cm×200cm)が一般的です。

古いマンションでは設置当時に適切な規格がなかったため、浴室自体の大きさに比べて狭いユニットバスを設置しているケースがあります。

この場合は、大きめのユニットバスに交換することで、浴室を広くすることができます。またマンション特有の大きな梁を避けて設置しているために小さくなっている場合もありますが、梁を避けた形できる

ユニットバスをオーダーメイドで製作しているメーカーを利用すれば、費用はかさむものの、スペースを最大限活用したリフォームを行うことが可能になるでしょう。

浴槽の形を変える

浴槽の形を変えることで浴室を広く感じさせることも可能です。

浴槽の長辺は、1014の場合で100cm以内、1418の場合で140cm以内、1620の場合は160cm以内です。例えば1014サイズの場合は長辺が100cm以内のため、足を伸ばすには少々窮屈に感じられるようなサイズ感でしょう。

条件が合えば、このような浴槽の長さを別のタイプのものに変更することが可能です。

浴槽の長さを変更できない場合は、浴槽の形を変更したり浴槽の配置を変えることで、快適なお風呂にリフォームすることができるでしょう。

浴槽の型は、スタンダードなストレート浴槽、細長い浴室に合うコーナー浴槽、長方形の一片を斜めにカットしたような斜め浴槽、ゆったりと柔らかな形状の卵型浴槽、浴槽の縁がアーチ状のアーチ型浴槽、広々とした印象のワイド浴槽などがあります。

浴槽の面積が広めの卵型やアーチ型、ワイド浴槽は、ゆったりとした入浴を楽しむことができます。コーナー浴槽や斜め浴槽は、狭い浴室でも洗い場とのバランスを取りながら、足を延ばして入浴することが可能です。

ハーフユニットバスに変える

浴室の大きさを変えるには、ユニットバスと在来工法の良さを組み合わせた「ハーフユニットバス」を利用するという方法もあります。床から浴室の下半分は工場で組み立てたユニットバス、壁と天井の上部分は現場で仕上げる在来工法で作られる浴室です。

ハーフユニットバスはユニットバスよりも自由にデザインできることが特徴です。このため、ハーフユニットバスにすることでより好みのデザインや広さに近い浴室にリフォームすることができるでしょう。

しかし、工場で組み立てる下半分は、多くの場合ユニットバス同様に規格が決まっているため、在来工法よりは制限があります。また、ユニットバスに比べて費用がかさむ点もデメリットです。

間取りを変える

浴室に隣接する洗面所や収納スペースなどを削ることで、浴室スペースを大きくするという方法もあります。

ただし、マンションでは耐震構造上の理由などで間仕切り壁の位置変更が困難な場合や、給湯設備の移動ができない場合もあります。

なお、最新のユニットバスは、同じ規格でも広めに改造可能なタイプのものもあります。このタイプでは、ユニットバスが設置されているスペースの大きさ自体は変えずに、配管スペースの工夫などにより規格の範囲内で浴室を広げることができます。

ユニットバス交換時期の目安は約15年

マンションのユニットバスは、設置から約15年後が交換時期の目安と言われています。

浴室は家の中でも一番湿気や汚れがたまりやすく、また完璧な掃除が難しい場所です。そのため、キッチンや洗面台、トイレなどの他の水回り箇所と比べても、リフォームの頻度が高い場所になります。

特に浴槽の下に水が入るタイプのユニットバスの場合、浴槽裏でカビが発生し、臭いなどの原因になっていることが多くあります。また、ドアのパッキンが劣化して隙間が生じ、浴室内の保温性が下がっていることもあります。

もしお風呂場がカビ臭い、冬場の浴室が前より冷えやすくなった、といった気づきがある場合には、早めに浴室のリフォームを検討した方が良いかもしれません。

浴室のリフォーム費用を安く抑えるコツとは?

リフォームに掛ける費用はできる限り抑えたいものです。マンションの浴室リフォームの場合、省エネ化やバリアフリー化といった条件を満たすと、さまざまな補助金や減税制度を利用することが可能になります。

リフォームで所得税や固定資産税が減税に

バリアフリー、省エネ、同居対応、長期優良住宅化といった目的でリフォームを行った場合、工事費の10%分が施工した年度の所得税から控除されます。5年以上のリフォームローンを利用してリフォームを行った場合には、毎年ローン残高の1%が控除されるなどの優遇があります。

また、要件を満たすリフォームを行った場合には、家屋の固定資産税が2分の1~3分の1減額されるという制度もあります。

要支援・要介護認定者がいる場合、介護保険の補助金が利用可能

リフォーム予定の住宅に、要支援もしくは要介護の認定を受けている家族がいる場合には、介護保険から最大20万円の補助金を受け取ることができます。

対象となるリフォーム内容は手すりの取り付け、段差の解消、滑りにくい床材への変更などで、これらのリフォームに付帯して必要となる壁の下地補強や給排水設備工事なども含まれます。

介護保険を利用したリフォームには、必ず事前申請が必要になるため、担当のケアマネジャーなどに相談してみるのがよいでしょう。

自治体のリフォーム支援制度をチェック

各自治体では、リフォームに関する補助金や融資などさまざまな支援制度が設けられています。支援内容や対象条件は自治体により異なりますので、お住まいの自治体の制度を確認してみてください。

自治体によっては、都道府県内または市町村内の施工業者を起用してリフォームを行うことを、補助金適用の条件にしているところもあります。

リフォーム費用は贈与税が非課税に

もしリフォームに掛かる費用を親や祖父母などの直系尊属から支援してもらった場合には、贈与税を非課税とすることができます。現在のところ平成33年末までの適用予定で、確定申告による申告が必要になります。

マンションでの浴室リフォームで注意すべきポイントは?

マンションでの浴室リフォームをする際には、どのようなことに注意すべきなのでしょうか?マンション特有の注意事項についてご紹介します。

マンションの規約内容や構造を確認!

戸建て住宅と違い、マンションの場合にはリフォーム内容に制限が掛かる場合があります。まず共用部分や隣との境目の部分は個人でリフォームすることはできません。

専有部分であっても、マンションによってはリフォーム内容に条件がある場合があります。マンションごとに細かい条件は変わってくるため、マンションの規約をしっかり確認しましょう。

また、マンションの場合には、床下空間の高さによって水回りの移動ができるかどうかが変わってきます。パイプスペース(PS)も共用部分にあたるため、移動などはできません。各マンションの状況により、リフォーム内容に物理的な制限が生じる場合もあるのです。

マンションの浴室リフォーム気になる費用やポイント、工事の流れについて紹介します!

マンション側の修繕時期と重ならないように注意!

マンションの場合、定期的に共用部分の修繕も行われています。もしマンション側の修繕時期と個人のリフォーム時期が重なってしまうと、器材の搬入や駐車場の確保などでトラブルになる可能性もあります。

マンション側の修繕時期や内容を確認し、工事期間が重ならないように注意する必要があります。

水漏れや騒音などの近隣トラブルに注意!

マンションのリフォームでは、近隣との関係性に気を配る必要があります。

浴室のリフォームの場合、床や壁を解体する際などに騒音が発生することは避けられません。事前に近隣にリフォーム内容や工事期間の説明を行い、理解を得ることが重要です。

また、配管工事の際などに万が一水漏れが発生すると、とても大きな問題になりますので、十分な注意が必要です。

マンションの浴室リフォームを検討して工事に入るまでの段取りとは

マンションの浴室リフォームを検討して工事に入るまでには、いくつかの段階を踏む必要があります。

1.情報の収集と予算の決定
リフォームを行うために、まずは行いたいリフォームのイメージを固めることから始めます。インターネットやショールーム、雑誌などで情報を収集し、リフォームの方法や種類を具体的に洗い出していきましょう。

情報収集の一環として価格相場を確認しておけば、リフォーム費用の概算を出すことができるため、予算を決める上で役立ちます。なお、インターネットを利用して、リフォーム費用の簡易見積もりを行えるサービスもあります。

しかし、多くのマンションでは、管理組合規約などでリフォームについての制限や制約などが設けられています。事前に十分確認し、可能であれば同じマンションで行われたリフォームの前例などについても確認しておきましょう。
     
2.業者に相談し相見積もりをとる
具体的なイメージを固めたら、業者に相談して相見積もりを取ります。1社の見積もりだけでは、工事内容や価格の比較ができないため、3社程度に依頼することをおすすめします。

相見積もりの際は、価格や内容が比べやすいように同じ条件で見積もってもらうことが重要です。また、見積書には工程ごとにできるだけ詳細を記載してもらうように依頼しておくと比較がしやすくなります。

見積書で疑問点があれば業者に確認して、納得がいく説明を受けるようにしましょう。この際、信頼がおけるか、親身になって相談に乗ってくれるかなど、業者の対応もチェックしておくと安心です。
     
3.業者を選定し最終見積もり
相見積もりを比較して、費用や内容、業者との相性を検討して業者が決まったら、次は正式な見積書の作成を依頼します。

この段階では工事内容を細部まで決めていきますが、実際のデザインや仕様などを確認するためには、ショールームやサンプルで確認すると安心です。

ここでも見積もりで不明な点がある場合は、ためらわずに納得できるまで説明を依頼しましょう。

4.管理組合にリフォーム申請し審査を受ける
マンションのリフォームでは、管理組合の許可が必要です。事前に確認した規約などに従って、リフォーム工事の申請をして管理組合の審査を受けます。
     
5.管理組合の回答を受ける工事日程決定
管理組合からの許可がでたら、業者と相談して実際の工事日程を決めます。許可されたリフォーム工事については、マンションの掲示板や回覧などで住民に告知が行われます。

なお、浴室が使えない期間がどれくらいあるか、近隣住戸にはどの程度の迷惑がかかるかなど、工期や工程を確認しておくことが大切です。
          
6.契約
リフォーム工事の内容や工程、日程が決まったらいよいよ本契約です。すべて納得した上で署名捺印をするようにしましょう。

手付金、中間金、残代金などのように、支払期日が何回かに分かれる場合もありますのでしっかり確認しましょう。

なお、業者によっては、管理組合への申請前に契約することもあります。この場合は、管理組合の許可が下りなかった場合の対応について、契約で決めておくことを忘れないようにしましょう。
     
7.近接住民へ挨拶しリフォーム工事開始
着工前には、近隣の住民へ挨拶をしておきます。騒音や業者の出入りなどのトラブルを防止するためにも、工事の期間や工程などを周知し了解を得ておくことが大切です。

マンションの浴室リフォームを請け負っている業者に種類はあるの?

マンションの浴室リフォームを行う際は業者選びが重要です。リフォーム会社ごとに得意不得意な工事もあることから、対象となるリフォームに詳しく、信頼のおける業者を選ぶようにしましょう。

リフォームを請け負う主な会社の種類には、ハウスメーカー系列リフォーム会社、リフォーム専門店、工務店や設計事務所、建築業ではない他業種のリフォーム部門などがあります。
 

ハウスメーカー系列リフォーム会社

大手ハウスメーカーは新築が中心ですが、リフォーム部門を設けている会社も多くなってきました。会社のブランドイメージが確立しているため、安心感があることが強みです。

また、会社自体に設計士やリフォームデザイナーが存在するため、建替えや大規模なリフォームを得意としている会社が多いこともメリットです。

一方、会社規模が大きく人件費や広告費などの一般管理費も余分にかかることや、実際のリフォーム工事は工務店などに外注することも多く、費用が高めになりやすいことがデメリットです。

リフォーム専門店

リフォーム専門店は、リフォームやリノベーションを専門に手掛け、リノベーションブームなどのけん引役としてリフォーム市場を拡大してきました。

大手ハウスメーカーほど知名度はありませんが、設計士が選べたり、海外の建材や設備に詳しいなど、独自の特徴を持っている会社もあります。

リフォームに関する豊富な経験や知識があり、水回り設備の交換などの小規模なリフォームから、増改築などの大規模なリフォームまで対応できることがメリットです。

一方、内装のみ、外壁・屋根のリフォームのみなど、請け負うリフォーム内容が特化している会社が多いことに注意が必要です。

工務店や設計事務所

工務店は、自社で案件を受注するだけでなく、大手ハウスメーカーなどからの仕事を請け負い、実際の工事を担当していることが多いのが特徴だと言えます。このため、技術力が高い業者が多いことがメリットです。

また、設計事務所は、リノベーションなどの大規模なリフォームを得意とすることが多いことが特徴です。耐震や断熱、バリアフリー化などに詳しい会社も多いと言えますが、一般的に、小規模なリフォームは請け負わない傾向があります。

設計料はかかりますが、高いデザイン性や独自性にこだわりたい場合には、施工業者とは違う立場で設計をしてもらうことができます。

一方、どちらも会社単独ですべてのリフォーム工事を請け負うまでの体制がない会社が多いことがデメリットだと言えるでしょう。
 

建築ではない他業種のリフォーム部門

本業が建築ではない他業種の会社でも、リフォーム工事を請け負っています。

近年では、ホームセンターや家電量販店、電気会社、水道会社、ガス会社、設備メーカーなど、リフォーム需要の増加に伴って様々な業種からリフォーム業界に参入してきています。

ホームセンターや家電量販店のリフォームは、商品の仕入れや販売で取引のある大手メーカーなどの既製品を利用するリフォームが多いのが特徴です。

複雑なリフォームは扱っていない会社が多い半面、小規模で標準的なリフォームをコストを抑えて行いたい場合に向いていると言えるでしょう。

水道や電気、ガスの供給会社では、水漏れ修理や電気の配線工事、給湯器の交換、ガスの配管工事など、自社の専門性を活かしたリフォーム事業を行なっていることが特徴です。その反面、リフォーム全般には対応していないことが一般的です。

このような住宅設備メーカーによるリフォームは、そのメーカーの特定の機器などを設置する場合に適していると言えるでしょう。

見積もり依頼の時に大まかな希望を伝えてどのような提案があるかによって会社の得手不得手がある程度見えてきますので不満や希望がある場合は解消する方法がないか聞いてみるとよいでしょう。

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ここまで説明してきたお風呂・浴室リフォームは、あくまで一例となっています。

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