2024年10月07日更新

監修記事

壁紙の貼り替え費用を畳数・部屋別に解説!安くすませるならDIY?

壁紙を貼り替えたいと思った時、費用が安く済むDIYか、きれいに仕上がる専門業者への依頼で迷っていませんか?どちらの方法にもメリットがあるため、なかなか決断できない人も多いはずです。そこでこの記事では、壁紙の貼り替えにかかる費用を解説します。専門業者に依頼した場合にかかる費用を把握して、自分に合ったリフォームプランを選択しましょう。

まずは
無料お見積もりから

【畳数別】壁紙の貼り替え費用

専門業者に壁紙の貼り替えを依頼した場合の費用は、1平方メートルあたり1,000円〜1,200円が目安です。

そのため、6畳の部屋で天井・壁を貼り替えた場合にかかる費用は、最低でも5万円〜が目安となるでしょう。

畳数費用相場
天井/壁(材・工)
6畳5万円〜
8畳6万円〜
10畳7万円〜
20畳15万円〜
壁紙のグレードに注意!

上記の費用相場は「スタンダードタイプの壁紙」で貼り替えた場合の金額になります。

「ハイグレードタイプの壁紙」で貼り替える場合は、相場に比べて費用が高くなりやすい点に注意しましょう。

まずは
無料お見積もりから

【部屋別】壁紙の貼り替え費用

部屋別の壁紙の貼り替え費用は、面積の小さいトイレが安い傾向にあり、2万円〜が目安となるでしょう。

部屋費用相場
天井/壁(材・工)
LDK
(15畳)
10万円〜
和室
(6畳)
5万円〜
寝室
(8畳)
6万円〜
子供部屋
(6畳)
5万円〜
トイレ
(1畳)
2万円〜
洗面所
(2畳)
4万円〜
面積が小さい場合は「一式」で計算する場合も

壁紙を貼り替える費用は、基本的に「1平方メートルあたりの単価×貼り替える面積」で計算します。

たとえば、面積が小さいトイレなどの場合は「一式⚪︎万円」など、各専門業者が設定している最低単価での費用計算となる点に注意しましょう。

なお、既存の壁が砂壁・土壁である場合などは、相場よりも費用が高くなる傾向にあります。

  • 砂壁や土壁の凹凸をパテで埋める必要がある
  • トイレや洗面所に脱臭効果が期待できる壁紙を使う
  • 子供部屋に蓄光壁紙を採用する

壁紙の貼り替えにかかる具体的な金額は、専門業者に見積もりを依頼しましょう。

>>壁紙の貼り替え費用の見積もりはこちら

まずは
無料お見積もりから

【建物タイプ別】壁紙の貼り替え費用

専門業者に依頼して建物全体の天井・壁の壁紙を貼り替える費用は、最低でも35万円〜が目安です。

建物タイプ
(床面積)
費用相場
天井/壁(材・工)
一戸建て
(80〜100平方メートル)
45万円〜
マンション
(60〜80平方メートル)
35万円〜

ただし建物の間取りや広さなどによって、壁紙の貼り替え費用は大きく変動します。

また、ソファなどの大きな家具が置いてある場合、移動や養生の作業にも費用がかかる場合もある点に注意しましょう。

まずは
無料お見積もりから

壁紙の貼り替え費用を安く抑えるコツ

壁紙の貼り替え費用を安く抑えるには、比較的大きな家具・家電の移動をすませておくなどの方法が有効です。

ここでは壁紙の貼り替え費用を安く抑えるコツについて学んで、床や窓のメンテナンスなどのために資金を確保しておきましょう。

【コツ1】壁紙のグレードを下げる

ハイグレードからスタンダードに壁紙のグレードを下げると、1平方メートルあたり300円〜500円壁紙の貼り替え費用を下げられるかもしれません。

壁紙のグレード費用相場
(平方メートルあたり)
スタンダード1,000〜1,200円
ハイ1,300〜1,500円
「ハイグレードタイプの壁紙」とは?

ハイグレードタイプの壁紙とは、デザイン性に優れているなどの特徴がある壁紙のことをいいます。

  • デザイン性に優れている
  • 色柄や質感が豊富にある
  • 消臭などの効果が期待できる

価格の安さで壁紙を選びたいなら、スタンダードタイプの壁紙の採用を検討しましょう。

【コツ2】複数の業者から相見積もりをとる

なかには相場よりも高い見積金額を提示する業者もあるため、壁紙の貼り替え費用を安く抑えるには、複数の業者による見積金額を比べる必要があります。

業者によって見積金額が異なるのは、壁紙本体の仕入れ価格や作業費用が、業者によって異なることが理由として挙げられます。

そのような見積金額の違いを相見積もりで確かめ、安く壁紙を貼り替えられる業者への依頼を検討しましょう。

見積金額のほかにもチェックすべき項目
  • 壁紙の貼り替えの実績が豊富か
  • 専門的な資格を持っているか
  • アフターサービスが充実しているか
  • 丁寧に対応してくれるか

>>壁紙の貼り替えを依頼する業者探しなら

【コツ3】家具や家電の移動をすませておく

壁紙を貼り替える場合、大きな家具・家電が設置されていると、移動や養生の作業に費用がかかるおそもあります。

そのため、壁紙の貼り替え費用を安く抑えるには、可能な範囲で家具・家電の移動をすませておく方法も有効です。

ただし無理に自分で家具・家電を動かそうとして、壁や床を傷つけてしまうと、補修に費用がかかってしまいます。

このようなトラブルが起きないように、あらかじめ専門業者に、家具・家電の移動の必要性や費用について確かめておきましょう。

【コツ4】同じ壁紙で複数の部屋を貼り替える

壁紙を貼り替える際、壁や窓の形に合わせて壁紙をカットする必要があるため、使う壁紙の種類が多いと費用も高くなりがちです。

複数の部屋に同じ壁紙を使えば、壁紙のロスを最小限に抑えられるため、複数の壁紙を購入した際に比べてコストカットにつながります。

もし「たくさんの色を使ってカラフルに仕上げたい」などの希望がない場合、同じ壁紙での貼り替えをおこない、貼り替えにかかる費用を安く抑えましょう。

【コツ5】DIYで壁紙を貼り替える

DIYで壁紙を貼り替えることで、専門業者の作業費や壁紙の処分費などを節約できるでしょう。

たとえば、6畳の部屋においてDIYで壁紙を貼り替える場合にかかる費用は、1.5万円〜が目安。

専門業者に依頼する場合は5万円〜が目安であるため、3.5万円ほど費用を安く抑えられるかもしれません。

壁紙の貼り替え方法費用相場
(6畳の場合)
DIY1.5万円〜
専門業者に依頼5万円〜

もし壁紙の貼り替え費用を安く抑えたいなら、壁紙を貼り替えるDIYに挑戦してみましょう。

まずは
無料お見積もりから

自分で壁紙を貼り替える方法と手順

自分で壁紙を貼り替える場合の方法・手順は、以下のとおりです。

STEP
壁や天井のサイズを測って壁紙を購入する

壁紙を貼り替えたい箇所の、高さ・幅を測りましょう。

STEP
購入した壁紙を壁・天井のサイズにカットする

壁紙をカットする際、測った壁・天井の長さより上下5cmほど長めにカットする点に注意しましょう。

壁紙を測ったサイズのままカットすると、壁紙を貼った際につなぎ目が目立ってしまいます。

STEP
既存の壁紙をはがす

既存の壁紙をはがした後、壁の下地についたのりなどもきれいに取りのぞきましょう。

壁の下地に凹凸がある状態では、新しい壁紙を貼った際に凹凸ができてしまうおそれもあります。

STEP
壁紙にのりをつける

壁紙にローラーやハケでのりをつけて、壁に貼り付ける準備をしましょう。

なお、壁紙にシールがついている場合は、糊づけは不要です。

STEP
壁紙を貼る

STEP
壁紙の余分な部分をカットする

5cmほど長く切っていた壁紙の、余分な部分をカットしましょう。

STEP
ローラーで壁紙を圧着させる

まずは
無料お見積もりから

自分で壁紙を貼り替えた時の失敗例

自分で壁紙を貼り替えた場合、完成後に壁紙がはがれてきたなどの失敗を起こす場合もあります。

ここではどのような失敗例があるのか学んで、実際に自分で壁紙を貼り替える際に同じ失敗が起きないように注意しましょう。

【失敗例1】きれいに壁紙が貼れなかった

自分で壁紙を貼り替えた結果、壁紙の柄がうまく合わなかったなど、きれいに仕上げられない失敗が起きてしまう場合もあります。

失敗内容対処法
壁紙の柄がうまく合わなかった・無地の壁紙を選ぶ
・仮貼りで柄を合わせる
壁紙同士のつなぎ目に隙間ができた壁のサイズよりも壁紙を上下左右5cmほど長くカットする
壁紙にシワができてしまった・壁の下地を補修する
・ローラーで壁紙を圧着する

壁紙をきれいに仕上げるために、無地の壁紙を選ぶなどして工夫しましょう。

【失敗例2】イメージと違う仕上がりになった

自分で壁紙を選んで貼り替えた場合「思ったよりも色が明るかった」など、イメージと違う仕上がりになって失敗することもあるでしょう。

イメージと仕上がりの色が異なるのは、色の面積効果で見え方にズレが生じてしまうことも、理由のひとつとして挙げられます。

色の面積効果とは?

色の面積効果とは、明るい色は面積が大きいほど明るく鮮やかに見え、暗い色は面積が大きいほど暗く見えるような、面積の違いによる色の見え方のことをいいます。

面積効果の解説イラスト

そのような色の面積効果による失敗が起きないように、できるだけ大きなサンプルで壁紙の色を確かめましょう。

【失敗例3】作業の途中で壁紙が足りなくなった

壁・天井のサイズに合わせて壁紙を購入したものの、作業の途中で壁紙が足りなくなり、壁紙の仕上がりにムラができるなどの失敗もあります。

壁紙が足りなくなるのは、窓や家具まわりにおいて、壁・天井の形状に合わせて壁紙をカットしなければならないのが原因として考えられます。

このような失敗を回避するために、カットして使う分も考慮して、余裕のあるサイズで壁紙を購入しましょう。

【失敗例4】完成後に壁紙がはがれてきた

壁紙の粘着力の弱さなどが原因で、完成後に壁紙がはがれてきてしまう失敗もあります。

完成後に壁紙がはがれる原因
  • 壁紙のシールの粘着力が弱かった
  • 壁紙の糊付けにムラがあった
  • 壁紙が壁の下地の影響を受けた

このような場合、壁紙の補修を何度も繰り返すと、壁紙にシワができるおそれもあります。

もし壁紙のはがれの補修が難しい場合は、専門業者に相談してみましょう。

>>壁紙の貼り替えを相談するなら

【失敗例5】作業中の無理な体勢が原因で、首や腰などを痛める

壁紙を貼り替える際、腕を伸ばすなどの無理な体勢が続くため、首や腰を痛めてしまったという失敗例もあります。

とくに天井近くで作業する場合、脚立を使う必要があり、足を踏み外すなどしてケガするおそれもあります。

体を痛めた後で「自分で作業しなければよかった」と後悔しないよう、少しでも不安がある場合は専門業者に壁紙の貼り替えを依頼しましょう。

>>壁紙の貼り替えは専門業者に依頼しよう

【失敗例6】エアコンなどの電化製品を取り外せない

壁紙を貼り替える際に、壁や天井の電化製品を取り外せず、きれいに壁紙が仕上げられないという失敗例もあります。

壁紙の貼り替えをする場合、かならずしもエアコンなどの電化製品を取り外す必要はありません。

電化製品と壁・天井の隙間に壁紙を押し込むようにして、壁紙の貼り替えをおこなうことは可能です。

しかし、壁紙の貼り替え作業に慣れていない場合、電化製品のまわりの壁紙をきれいに仕上げられないおそれもあります。

もし電化製品まわりなど、こまかい部分まで壁紙をきれいに貼り替えたいなら、専門業者に依頼しましょう。

まずは
無料お見積もりから

壁紙の貼り替えの施工事例

【事例1】経年劣化で壁紙を貼り替え

経年劣化で壁紙の貼り替えをおこなう前
before
経年劣化で壁紙の貼り替えをおこなった後
after
工期4日間
建物タイプマンション・アパート

「経年劣化で壁紙の汚れが目立ってきたため、新しく貼り替えたい」と、お客さまよりご相談を受けた壁紙の貼り替えの施工事例です。

部屋の一部にアクセントカラーとしてグレーの壁紙を採用。空間にメリハリがついて、おしゃれな仕上がりとなっています。

【事例2】トイレの背面と天井にアクセントクロスを

トイレの背面と天井にアクセントクロスを貼る前
before
トイレの背面と天井にアクセントクロスを貼った後
after
リフォーム費用約20万円
工期1日間
建物タイプマンション・アパート

「トイレ交換と合わせて、内装も雰囲気を変えたい」とご依頼があった、壁紙の貼り替えの施工事例です。

トイレの天井と背面の壁に木目調の壁紙を採用。新しいトイレ本体とマッチした、おしゃれなトイレに仕上がっています。

【事例3】ターコイズブルーのアクセントクロスを採用

ターコイズブルーのアクセントクロスを貼る前
before
ターコイズブルーのアクセントクロスを貼った後
after
リフォーム費用約900万円
※壁紙の貼り替え費用以外も含む
工期45日間
建物タイプマンション・アパート

中古マンションを購入されたお客さまより、壁紙などの内装も含めてリノベーションがしたいというご相談を受けました。

玄関には世界にひとつだけのオリジナル扉に合った、デザイン性の高い壁紙を採用。目をひく唯一無二の空間に仕上がっています。

また、トイレには爽やかなターコイズブルーの壁紙を採用し、明るくかわいい雰囲気をつくりました。

【事例4】壁紙の貼り替えでおしゃれなトイレに

おしゃれなカフェ風の雰囲気に壁紙を貼り替える前
before
おしゃれなカフェ風の雰囲気に壁紙を貼り替えた後
after
リフォーム費用約30万円
※壁紙の貼り替え費用以外も含む
工期1日間
建物タイプ一戸建て

トイレ交換と合わせて、壁紙・クッションフロアを貼り替えた一戸建てにおける施工事例です。

クッションフロアのヘリンボーン柄の雰囲気に合わせて、アクセントに淡いブルーの壁紙を採用しました。

トイレに置いた紙巻器のスタンドとマッチして、おしゃれでかわいい雰囲気のトイレに仕上がっています。

【事例5】大柄のアクセントクロスでイメージチェンジ

大柄のアクセント壁紙を貼る前
before
大柄のアクセント壁紙を貼った後
after
リフォーム費用約50万円
※壁紙の貼り替え費用以外も含む
工期2日間
建物タイプ一戸建て

トイレの改装工事の際に、壁紙の貼り替えもおこなった一戸建てにおける施工事例です。

お客さまが選んだシックな雰囲気の壁紙を、トイレの背面の壁に採用。背面以外の壁には落ち着いたグレー系の壁紙を選び、高級感がある魅力的な空間に仕上がっています。

【事例6】アクセントクロスを洋室に採用

アクセントクロスを貼る前の洋室
before
アクセントクロスを貼った洋室
after
工期1週間
建物タイプ一戸建て

一戸建ての洋室で、壁紙を貼り替えた施工事例です。

洋室の一部には、花や鳥が描かれた特徴的なデザインの壁紙を採用して、おしゃれな雰囲気に仕上げています。

【事例7】ヘリンボーンのクロスがかっこいいトイレ

ヘリンボーンのクロスを貼る前
before
ヘリンボーンのクロスを貼った後
after
リフォーム費用約50万円
※壁紙の貼り替え費用以外も含む
工期3か月間
建物タイプ一戸建て

リノベーションをする際、壁紙の貼り替えもおこなった一戸建てにおける施工事例です。

トイレの背面の壁には、かっこいいヘリンボーン柄の壁紙を採用しました。

ヘリンボーン柄の壁紙に合わせて、背面の壁以外の壁紙もかっこいいグレー系でまとめたことで、クールな印象のトイレに仕上がっています。

【事例8】キッチン天井の壁紙を貼り替え

キッチンの天井を貼り替える前
before
キッチンの天井を貼り替えた後
after
工期2日間
建物タイプマンション・アパート

キッチン交換に合わせて、キッチンの壁紙を貼り替えたマンションにおける施工事例です。

キッチン天井に採用したのは、北欧のようなデザインが特徴の壁紙。新しく設置したキッチンの木目調とマッチして、カフェのような雰囲気に仕上がっています。

【事例9】トイレの壁全面の壁紙を貼り替え

トイレ全面の壁紙を貼り替える前
before
トイレ全面の壁紙を貼り替えた後
after
工期1日間
建物タイプ一戸建て

トイレ交換と合わせて、壁紙の貼り替えもおこなった一戸建てにおける施工事例です。

トイレ全体をかわいい雰囲気にするため、淡いピンクの壁紙を採用。手洗い台や紙巻器の色も壁紙の雰囲気に合わせて選びました。

まずは
無料お見積もりから

壁紙を貼り替える場合の注意点

壁紙を貼り替える場合、天井高によっては室内足場が必要な場合もある点に注意しなければいけません。

「思ったよりも費用がかかった」など、壁紙の貼り替えで失敗しないように注意点を学んでおきましょう。

【注意点1】天井高によっては室内足場が必要な場合もある

吹き抜けなど天井が高い部屋の壁紙を貼り替える場合、安全に作業するために室内足場を設置する必要があるかもしれません。

室内足場の設置にかかる費用は、1万〜10万円が目安です。

もし天井が高い部屋の壁紙を貼り替えるなら、あらかじめ足場設置の必要性について確かめておきましょう。

【注意点2】壁の状態によって別途補修が必要になるケースもある

壁の下地が腐食しているなど、経年劣化がみられる場合は、壁紙の貼り替え費用に追加で補修費用が必要な場合もあります。

壁の下地補修をおこなう場合の費用は、最低でも1万円〜が目安です。

補修内容費用相場
(6畳の場合)
壁の下地補修
(パテ処理など)
1〜3万円
壁下地の交換5〜10万円

もし壁の下地を補修せずに壁紙の貼り替えをおこなうと、凹凸ができたり、壁紙がはがれてきたりするおそれもあります。

専門業者に壁の下地補修が必要であるかを確かめてもらい、どれほど費用がかかるか見積金額を算出してもらいましょう。

【注意点3】天井は壁より明るい色の壁紙を選ぶ

天井に壁よりも暗い色の壁紙を貼ると、人によっては部屋全体が狭くなったように感じてしまうかもしれません。

部屋が狭くなったように感じるのは、暗い色に空間を引き締める効果があり、天井を近くに感じてしまうことが理由として挙げられます。

たとえば、壁は白、天井にベージュを使った場合。同系色でまとめているものの、壁の白よりも天井のベージュが暗い色であるため、人によっては閉塞感をおぼえてしまうこともあります。

そのような閉塞感で失敗しないように、部屋をより広く見せたい場合は、天井が壁より明るい色になるように壁紙を選びましょう。

【注意点4】施工直後に発生した壁紙のふくらみは指でつぶさない

壁紙にふくらみが発生した場合、指でつぶしてしまうと、壁紙に凹凸やシワができてしまうおそれもあります。

壁紙がふくらむ主な原因
  • 壁紙の粘着力の低下
  • 湿気や室温による壁紙の伸縮
  • 壁の下地に含まれる水分の蒸発

このような壁紙のふくらみをつぶして美観を損ねないよう、専門業者に壁紙のふくらみを補修してもらいましょう。

まずは
無料お見積もりから

【Q&A】壁紙の貼り替えに関するよくある質問

壁紙の貼り替えより塗装のほうが安い?

一般的に壁紙の貼り替えのほうが、リフォームにかかる費用を安くできる傾向にあります。

ただし海外製の壁紙を採用する場合などは、塗装のほうが費用を安く抑えられるかもしれません。

壁紙の貼り替えと塗装のどちらを選ぶか迷っている場合は、専門業者にそれぞれの見積金額を出してもらった上で検討してみましょう。

>>壁紙の貼り替え・塗装の見積もりはこちら

壁紙の上に壁紙を重ねても問題ない?

壁紙の上に壁紙を重ねると、重ねたほうの壁紙がはがれてくるなど、貼った後にトラブルが起きるおそれもあります。

  • 壁紙がはがれてくる
  • 壁紙と壁紙のあいだに隙間ができる
  • 壁紙に凹凸ができてしまう

壁紙を重ねる方法は簡単で時間がかからないものの、このようなトラブルが起きやすいのもデメリットです。

そのため、きれいに壁紙を貼り替えたい場合は、既存の壁紙をはがした後で、新しい壁紙を貼るようにしましょう。

シール付きの壁紙のデメリットは?

シール付きの壁紙は、壁紙のはがれやすさなどのデメリットがあります。

  • 粘着力が低く、壁紙がはがれやすい
  • 気泡やシワができやすい

もしDIYでシール付きの壁紙を採用する場合は、このような弱点がある点を理解した上で購入しましょう。

リフォームにおける壁紙選びのポイントは?

リフォームで壁紙を貼り替えるなら、厚みのある壁紙などを選びましょう。

  • 厚みがある
  • 表面に凹凸がある
  • 家具や内装材に合わせる

厚みや表面に凹凸がある壁紙をおすすめしたいのは、経年劣化で壁の下地に凹凸がある状態になっていても、下地の影響を受けにくいことが理由として挙げられます。

そのように下地の影響を受けにくい壁紙であれば、壁紙が凹凸になりにくいため、きれいな仕上がりが期待できます。

まずは
無料お見積もりから

壁紙・内壁リフォームの業者選びで後悔しないために

必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!

なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。

とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。

そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで、審査を通過した1000社以上の中から、まとめて見積もりを依頼できます。

無料の見積もり比較はこちら>>

また、ハピすむでリフォームされた方には最大10万円分の「ハピすむ補助金」もご用意しています。

詳細はこちら>>>ハピすむ補助金プレゼントキャンペーンの流れ

まずは
無料お見積もりから

この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

LINE 友達追加
まずは
無料お見積もりから
【お住まい周辺】
無料一括最大3社
リフォーム見積もりをする