
6畳を増築する費用相場は?1階・2階・離れの費用と施工事例を解説!
6畳の増築費用は、木造の洋室を想定すると1階で200万〜300万円、2階で300万〜400万円、離れで200万〜400万円が目安です。 この…


目次
部屋を増やすリフォームには、床面積を広げる「増築」と、既存の床面積内で間取りを変える「間取り変更・間仕切りリフォーム」があります。6畳程度の部屋を増やす費用は、1階への増築で220万〜320万円、2階への増築で400万〜550万円が目安です。既存の部屋を間仕切り壁で分ける場合は、5万〜20万円ほどで検討できます。一戸建てとマンションでは選べる方法が異なるため、建築確認申請や固定資産税の注意点もあわせて確認しましょう。
部屋を増やす方法は、大きく分けて「床面積を広げる方法」と「今ある空間を区切る方法」の2つです。

ライフスタイルの変化に伴い部屋数が足りなくなったら、増築または間取り変更・間仕切りリフォームで部屋を増やせます。増築と間取り変更の大きな違いは、リフォームで床面積が増えるかどうかです。「増築」は、既存の建物に建て増しをしたり、同じ敷地内に別棟を建てたりして床面積を増やす工事を指します。一方、既存の床面積の範囲で部屋数を増やす場合は、間仕切り壁の設置やスケルトンリフォームなどで間取りを変更します。
間仕切り壁の設置など、床面積や構造を大きく変えない工事であれば固定資産税への影響は限定的な場合がありますが、増改築により家屋の評価が見直されることもあります。一戸建てでは増築と間取り変更の両方を検討できますが、マンションでは床面積を増やす増築は基本的にできないため、専有部分内での間取り変更が中心です。
※ 参考1:国土交通省「法律上の手続きと補助・融資等の制度」
※ 参考2:東京都主税局「固定資産税・都市計画税(土地・家屋)」
増築で部屋を増やす代表的な方法は、次の5つです。
ベランダやバルコニーをサンルーム化する(法規・管理規約の確認が必要)1階に部屋を増やすなら、庭や駐車場などの空きスペースを活用する方法があります。2階に増やす場合は、車庫の上や吹き抜け部分を活用できることもあります。ベランダやバルコニーはサンルーム化を検討できるケースもありますが、床面積に算入されたり、建築確認が必要になったりする場合があります。マンションでは共用部分や管理規約の制限を受けるため、事前確認が欠かせません。

既存の床面積内で部屋数を増やす代表的な方法は、次の3つです。
既存の住まいで部屋数を増やす場合は、間仕切り壁で一部屋を2部屋に分けたり、スケルトンリフォームで間取りを変えたりする方法があります。子供部屋や自分の部屋が欲しい場合は、増築だけでなく、間仕切り壁や可動式間仕切りで既存の部屋を分ける方法も検討できます。収納スペースを増やすなら、ロフトや屋根裏収納を設ける方法も選択肢になります。
ただし、小屋裏物置等として扱うには、用途・高さ・面積などの条件があります。居室として使う場合は法規上の扱いが変わるため、設計士や自治体に確認しましょう。
※ 参考:中野区「階数と床面積に算入されない小屋裏物置等について」



6畳の部屋を一部屋増やす費用は、増築する場所によって大きく変わります。目安は、1階への増築で220万〜320万円、2階への増築で400万〜550万円です。2階が高くなりやすいのは、上階を支える補強工事が必要になるためです。既存の広い部屋を間仕切り壁で分ける場合は、壁の仕様やドア・電気工事の有無にもよりますが、5万〜20万円ほどで検討できます。

| 増築場所 | 費用相場(6畳) |
|---|---|
| 1階 | 220万~320万円 |
| 2階 | 400万~550万円 |
| 車庫の上 | 90万~600万円 |
| 離れ(木造在来工法) | 200万~300万円 |
| 離れ(プレハブ工法) | 150万~200万円 |
一部屋(6畳)を1階に増築する費用は220万~320万円、2階に増築する費用は400万~550万円が目安です。1階よりも2階が高額になりやすいのは、2階部分を支えるための補強工事が必要になるためです。住まいに車庫がある場合、車庫の上に部屋を作る費用は90~600万円ほどかかります。庭や駐車場の空いている敷地に離れを作る場合は、木造在来工法で200万~300万円、プレハブ工法で150万~200万円が相場となります。

| 工事内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 間仕切り壁の設置 | 5万~20万円 |
| ロフト・屋根裏収納を作る | 50万円~ |
| スケルトンリフォーム(一戸建て) | 800万〜2,000万円(30坪) |
| スケルトンリフォーム(マンション) | 600万〜1,000万円(20坪) |
既存の住まいに間仕切り壁を設置する費用は、5~20万円ほどが目安です。収納スペースとしてロフトや屋根裏収納を作る場合は、50万円~で施工できるケースがあります。ただし、居室として使う場合は採光・換気・天井高などの条件を満たす必要があり、床面積や階数の扱いも変わる可能性があります。住まいの骨組み以外をすべて解体して作り変えるスケルトンリフォームは、大がかりな工事のため費用も高額になります。
スケルトンリフォームの費用相場は、一戸建ての場合は800万〜2,000万円(30坪・約100㎡)、マンションの場合は600〜1,000万円(20坪・約66㎡)です。なお、解体範囲、耐震・断熱補強、水回り移動、設備グレードによって費用は大きく変動します。
※ 参考:中野区「階数と床面積に算入されない小屋裏物置等について」

ここでは、間仕切り壁で子供部屋を作った事例と、二世帯住宅へリフォームした事例を取り上げます。費用や工期もあわせて見られるため、増築・間取り変更を検討する際の参考にしてください。

| 費用 | 約100万円 |
|---|---|
| 工期 | 約2カ月 |
| 面積 | 83㎡ |
| 住宅 | 一戸建て |
| 構造 | RC(鉄筋コンクリート) |
築年数の古い鉄筋コンクリート造の住まいに、木造で6畳の小上がりを増築した事例です。収納スペースが少なかったため、増築部分に収納を設けました。ワークスペースも作り、空間を有効活用できるようにしています(施工:an cube)。

| 費用 | 約18万円 |
|---|---|
| 工期 | 約1日 |
| 面積 | 22㎡ |
| 住宅 | 一戸建て |
| 構造 | 木造 |
子供の成長を機に、12畳の部屋に間仕切り壁を設置し、6畳の2部屋へリフォームした事例です。子供の好みにあわせてそれぞれ異なる壁紙を貼り、勉強に集中しやすい空間を整えました。断熱対策も行い、季節を問わず快適に過ごせるようにしています(施工:アイムス)。
一部屋増やすなら、動線・採光・防音性を先に確認しておきましょう。広さだけで決めると、完成後に「暗い」「音が気になる」「移動しにくい」といった不満が出ることがあります。誰がいつ使う部屋なのか、どの部屋と隣り合うのかまで決めておくと、完成後の使いやすさが変わります。

住まいをリフォームする際は、将来を見据えたリフォーム計画を立てることが大切です。子供の成長に伴い子供部屋を増築する場合は、子供が独立した後に子供部屋をどう使うかも視野に入れておくと良いでしょう。住まいのリフォーム費用は安くないため、ライフスタイルが変わるたびに間取りを変えると負担が大きくなってしまいます。将来また暮らし方が変わっても使いやすい間取りにしておくと、長く住み続けやすくなります。
部屋数を増やす際は、動線を意識して設計すると満足度の高いリフォームが行えます。家事をする際の家事動線と、部屋を移動する際の生活動線を意識して設計しましょう。家事動線は、キッチンや洗面所といった水回りの動線をスムーズにすると、効率良く家事ができるようになります。料理をしながら洗濯機を回すなど、平行して家事が進めやすくなるでしょう。生活動線は、家族が自由に部屋を行き来できる回遊動線にすると、動線がぶつからなくなります。リビングやキッチン、洗面所などを各々が自由に移動できる間取りにすると、急いでいる時間帯もストレスなく過ごせます。
部屋を増築する際や間仕切り壁を設置する際は、窓の位置や採光も確認しておきましょう。間取りによっては、部屋数を増やしたことで自然光が遮られ、家の中が暗くなる場合があります。採光を妨げにくい壁の配置にしたり、窓を増やしたりして、室内の明るさを確保できるように工夫しましょう。
部屋数を増やしても防音性が低いと、生活音や話し声がストレスになる場合があります。たとえば、就寝中に隣室のテレビ音や物音が聞こえると、落ち着いて眠れないこともあります。リフォーム時は、防音性の高い壁を選ぶ、部屋の配置を工夫するなどして、音のストレスを軽減しましょう。寝室の隣に子供部屋を配置しない、生活時間が異なる家族の部屋を隣り合わせにしない、といった工夫も有効です。
部屋を増やすリフォームでは、費用以外にも確認しておきたい点があります。一戸建てで増築する場合は、建ぺい率・容積率や建築確認申請が関係します。マンションでは、管理規約によってリフォーム内容が制限されます。壁や配管を動かせないと、水回りの移動や間取り変更が難しくなります。また、梁の切断や床の増設など、構造に大きく手を加える工事は制限されることが多いです。計画前に管理規約を確認し、実現できる工事かどうかを確認しておきましょう。

増築は、建ぺい率・容積率の範囲内で行う必要があります。どちらも、土地面積に対して建てられる建物の大きさを制限する基準です。敷地に余裕があっても、上限を超える増築はできません。既存の建物が制限いっぱいに建てられている場合は、既存の床面積内での間取り変更を検討しましょう。
増築や大規模なリフォームでは、建築確認申請が必要になることがあります。防火・準防火地域外で、増築・改築・移転に係る部分の床面積の合計が10㎡以内であれば、建築確認が不要となるケースがあります。一方、防火・準防火地域内では、10㎡以内の増築でも確認申請が必要です。
また、2025年4月以降に着工する2階建て木造戸建等の大規模な修繕・模様替えは、主要構造部の改修範囲によって建築確認の対象になります。申請には図面や書類の準備が必要で、申請手数料や図面作成・申請代行費用もかかります。手続きはリフォーム業者や建築士が代行するのが一般的ですが、施主側でも申請が必要かどうかを確認しておきましょう。
※ 参考1:国土交通省「建築確認・検査の対象となる建築物の規模等の見直し」
※ 参考2:国土交通省「リフォームにおける建築確認要否の解説事例集(木造一戸建て住宅)」
既存の壁や柱を壊してリフォームする場合、構造上動かせない部分が出てくることがあります。その影響で、希望どおりの間取りにできないケースもあります。間取りを考える段階で構造上の制限を確認し、施工できる範囲を把握しておきましょう。
マンションでは、管理規約によってリフォーム内容が制限されます。壁や配管の移動に制約がある場合、水回りのリフォームや間取り変更が希望通りにできないことがあります。また、梁の切断や床の増設など、構造に大きく手を加えるリフォームは制限されている場合が多いです。計画を立てる前に、必ず管理規約を確認しましょう。
※ 参考1:国土交通省「マンション標準管理規約」
※ 参考2:国土交通省「専有部分の修繕等に関する細則(案)」
増築時の不動産登記では、土地家屋調査士へ依頼する場合に7~10万円ほどかかることがあります。不動産登記が必要になるのは、リフォームで建物の「種類・構造・床面積」など登記事項が変わったときです。増築により床面積などに変更が生じた場合は、原則として変更日から1か月以内に建物表題部変更登記を申請する必要があります。建物の構造や床面積に変化がないときは、リフォームしても不動産登記をする必要はありません。
※ 参考1:法務局「不動産登記申請手続」
※ 参考2:e-Gov法令検索「不動産登記法」第51条
増築で建物の床面積が増えると、固定資産税が増額になることがあります。軽減措置を受ける場合は、リフォーム後の面積が要件に合うかも確認が必要です。工事費だけでなく、リフォーム後の固定資産税も見込んでおきましょう。
間仕切り家具やパーテーションで空間を区切る程度なら、DIYでも対応できます。ただし、壁の新設や増築などの本格的な工事には専門知識が必要です。
市販の間仕切り家具やパーテーションを設置するだけなら、DIYでも部屋を区切れます。手軽に仕切りたいときや、短期的に部屋数を増やしたいときに向いています。ただし、防音性や耐久性は高くないため、あくまで簡易的な仕切りとして考えましょう。
新たに壁を設置したり部屋を増築したりする工事は、専門的な技術と知識が求められるため、DIYでの対応は難しいでしょう。ライフスタイルにあわせて新しい部屋を作りたいときは、専門のリフォーム業者に相談すると安心です。費用はかかりますが、増築や動線を考えた間取り設計など、本格的なリフォームを検討できます。
最後に、部屋を増やすリフォームでよくある質問に答えます。
部屋を一つ増設する際の費用相場は、6畳なら1階への増築で220万~320万円、2階への増築で400万~550万円ほどが目安です。8畳・10畳など広さが大きくなる場合や、車庫の上・離れ・サンルーム化など工事内容が変わる場合は費用も変動します。具体的な金額は増築場所や部屋の広さによって変わるため、まずは無料見積もりで確認してみましょう。
車庫や駐車場の上に部屋を増築できるケースはあります。ただし、構造補強や建ぺい率・容積率などの確認が必要です。
マンションでは、床面積を広げる増築は基本的にできません。ただし、専有部分内の間取り変更や間仕切りリフォームで部屋数を増やせる場合があります。間仕切り壁で1部屋を2部屋に分ける、可動式の間仕切りで仕切るといった方法が一般的です。管理規約で壁や配管の移動が制限される場合や、工事前に管理組合の承認が必要になる場合があるため、計画前に必ず確認しましょう。
可能です。骨組みだけを残して間取りを作り直すスケルトンリノベーションなら、部屋数や配置を大きく変えられます。費用相場は、一戸建てで800〜2,000万円(30坪)、マンションで600〜1,000万円(20坪)が目安です。
子供が独立した後にどう使うかまで見据えて間取りを決めると、後悔しにくくなります。将来1部屋に戻せるよう間仕切りを可動式にする、寝室の隣を避けて防音に配慮するなどの工夫が有効です。
費用を抑えやすいのは、間仕切り壁を設置して既存の広い部屋を分ける方法です。目安は5〜20万円ほどで、増築よりも費用を抑えやすくなります。簡易的な仕切りでよければ、間仕切り家具やパーテーションを使ったDIYも選択肢になります。
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6畳の増築費用は、木造の洋室を想定すると1階で200万〜300万円、2階で300万〜400万円、離れで200万〜400万円が目安です。 この…



子供の成長に合わせて子供部屋を増築したいと考えても、工事のタイミングや費用、間取りの決め方など迷うポイントは多いもので…

12畳(約6坪)の部屋を増築する費用は、1階への増築なら木造で約420万円、鉄筋コンクリート造で約600万円が相場です(2026年時…
