キッチンメーカーのおすすめは6つ！メーカー別のグレードや選び方も

おすすめのキッチンメーカー一覧

おすすめのキッチンメーカーや特徴、価格帯の目安は、以下のとおりです。

このような主要メーカーのキッチンはどれも性能が高く、メーカーごとにそこまで大きな差は見られません。

その一方で、キッチンの素材やデザイン、特徴などはメーカーによって違いがあることも覚えておきましょう。

【メーカー1】LIXILのキッチングレード

LIXILのキッチンは、標準グレードからハイグレードまでデザイン性や性能面がバランスよくまとまっています。

グレード	シリーズ	希望小売価格（税別）
標準グレード	シエラS	約62万円〜
ミドルグレード	ノクト	約80万円〜
ハイグレード	リシェル	約88万円〜

【グレード1】シエラS

シエラSはシンプルでスタイリッシュなため、どのような空間にも合わせやすいキッチンです。

標準グレードである一方でさまざまなオプションをつけられるため、コストパフォーマンスが高いキッチンといえるでしょう。

【グレード2】ノクト

ノクトは「わたしらしいをつくる場所」をコンセプトとし、個性的なデザインと使いやすさを両立したたキッチンです。

ノクトは、高いデザイン性とコスト面のバランスがよいキッチンといえます。

【グレード3】リシェル

リシェルは、高級感と機能性を追求したLIXILのハイグレードキッチンです。

オプションの幅も広いため、さまざまニーズに合うキッチンにできるでしょう。

【メーカー2】タカラスタンダードのキッチングレード

ホーロー製キャビネットが強みのタカラスタンダードは、4つのグレードで構成されています。

グレード	シリーズ	希望小売価格（税別）
標準グレード	リフィット	約29万円〜
標準グレード	エーデル	約38万円〜
ミドルグレード	トレーシア	約56万円〜
ハイグレード	レミュー	約77万円〜

タカラスタンダードは、キッチンのグレードを豊富に用意しており、予算や空間に合わせて選べることも特徴の1つです。

【グレード1】リフィット

リフィットは、リフォームでの対応力が高いコストパフォーマンスに優れたキッチンといえます。

デザインもシンプルでインテリアに合わせやすいため、さまざまな住まいにフィットするでしょう。

【グレード2】エーデル

エーデルは、標準グレードながらもホーロー製キャビネットを採用しており、機能性に優れたキッチンです。

お手入れ性能や耐傷性に優れており、長く使いやすいキッチンといえるでしょう。

【グレード3】トレーシア

トレーシアは、デザイン性と家事の効率化を追求したミドルグレードのキッチンです。

デザイン性と機能性が高く、価格も含めてバランスのよいキッチンといえるでしょう。

【グレード4】レミュー

レミューは、アートのようなデザインを持ったタカラスタンダードの最高級キッチンです。

機能性とデザイン性が高いレベルでまとめられており、所有感を満たしつつ日々の家事効率化も図れるキッチンといえます。

【メーカー3】クリナップのキッチングレード

クリナップにおけるキッチンのグレード構成は、以下のとおりです。

グレード	シリーズ	希望小売価格（税別）
標準グレード	ラクエラ	約64万円〜
ミドルグレード	ステディア	約76万円〜
ハイグレード	セントロ	約128万円〜

クリナップは、ステンレス製キャビネットが強みのシステムキッチン製造に特化したメーカーです。

【グレード1】ラクエラ

ラクエラは、木製キャビネットを採用した標準グレードのキッチンです。

豊富な扉カラーが用意されており、どのような住まいにもマッチしやすく機能性も高い、コストパフォーマンスに優れたモデルといえるでしょう。

【グレード2】ステディア

ステディアは、ステンレス製キャビネットを採用したミドルグレードのキッチンです。

ステンレス製のため耐久性が高いことが特徴で、デザインや価格、機能性のバランスがよいキッチンといえます。

【グレード3】セントロ

セントロは、シンプルで質感が高く、ステンレスでさまざまな表現を可能にしたクリナップのハイエンドモデルです。

高いデザイン性や機能性はもちろん、クリナップの強みであるステンレスで意匠性高く仕上げた独自性のあるキッチンといえます。

【メーカー4】Panasonicのキッチングレード

Panasonicのキッチンは、以下3つのグレードで構成されています。

グレード	シリーズ	希望小売価格（税別）
標準グレード	リビングステーションV-style	約79万円〜
ミドルグレード	ラクシーナ	約105万円〜
ハイグレード	Lクラスキッチン	約124万円〜

Panasonicは、デザイン性や幅広いオーダー対応に加えて、レンジフードや食器洗い乾燥機などの機器類に強いキッチンメーカーといえます。

【グレード1】リビングステーションV-style

リビングステーションV-styleは、コストパフォーマンスに優れたモデルながらも機能性の高い機器類を選べるキッチン。

かぎられた予算で機器類にこだわりたい人に、おすすめしたいキッチンのひとつです。

【グレード2】ラクシーナ

「つくるをラクに、くらしを自由に」をコンセプトに開発されたラクシーナは、デザインや形、機能のバリエーションが豊富なキッチンといえます。

オプションや対応できるレイアウトを幅広く展開しており、自分に合ったスタイルを見つけられるキッチンといえるでしょう。

【グレード3】Lクラスキッチン

Lクラスキッチンは、Panasonicの最上級グレードのキッチンで、豊富な扉カラーやカウンター、機器類を選べます。

形状やサイズのフルオーダーができ、さまざまな空間に適用できるのが強みといえます。

ほかのメーカーではあきらめなければならない形でも、Lクラスキッチンであれば対応できるかもしれません。

＞＞Lクラスキッチンの詳細はこちら

【メーカー5】TOTOのキッチングレード

TOTOにおけるキッチンのグレード構成は、以下のとおりです。

グレード	シリーズ	希望小売価格（税別）
標準グレード	ミッテ	約78万円〜
ハイグレード	ザ・クラッソ	約106万円〜

TOTOのキッチンは、透明感のあるカウンターや除菌水などが特徴で、クリーンなイメージのメーカーといえます。

【グレード1】ミッテ

ミッテは、低価格帯から中価格帯までをカバーするTOTOのスタンダードモデルです。

収納力やお手入れ性能が高く、日常における家事負担の軽減が期待できます。

【グレード2】ザ・クラッソ

ザ・クラッソは、透明感のあるデザインや高いお手入れ性能が特徴の、TOTOにおける最高級キッチンです。

ザ・クラッソは、高級感のあるデザインかつ明るさや豊富な機能性が特徴のキッチンといえるでしょう。

【メーカー6】トクラスのキッチングレード

トクラスのキッチンは、以下のグレードで構成されています。

グレード	シリーズ	希望小売価格（税別）
普及グレード	Bb（ビービー）	約96万円〜
ハイグレード	コラージア	約119万円〜

トクラスは、人造大理石のカウンターに力をいれており、デザインに優れたメーカーといえます。

【グレード1】Bb（ビービー）

Bbは、コストパフォーマンスに優れたスタンダードモデルのキッチンです。

デザイン性が高く、さまざまな空間にマッチするキッチンといえます。

【グレード2】コラージア

コラージアは、独自の技術で仕上げた人造大理石カウンターが特徴の、トクラスにおけるハイグレードキッチンです。

豊富なデザインや高い機能性を持ち、そのなかでも質感の高いカウンターやキャビネットが特徴のキッチンといえます。

＞＞トクラス製キッチンの詳細はこちら

失敗しないキッチンメーカー選びのポイント

わくわくした気持ちでキッチンを選んだものの、実際に設置してみるとデザインがインテリアとマッチしていなかったり、機能を使いこなせなかったりなど後悔することは少なくありません。

ここでは、失敗しないキッチンメーカーの選び方を見ていきましょう。

【ポイント1】自宅に合ったデザインを選ぶ

キッチン単体のデザインだけでなく、自宅のインテリアや空間にマッチするようなデザインを選ぶのがよいでしょう。

メーカーによって、デザインのコンセプトや選べる扉カラー、カウンターの素材が違います。

たとえば、明るくカジュアルな空間に重厚なダークカラーのキッチンが鎮座していると、違和感があるでしょう。

キッチンメーカーは、自宅全体のデザインを考慮しながら選びましょう。

【ポイント2】必要な機能を明確にする

各キッチンメーカーには、さまざまな機能の設備がラインナップされています。

多機能な機器を設置したものの、実際には使わない可能性があることも考慮しておきましょう。

自宅で使用する食器が少なければ、食器洗い乾燥機の使用はかえって手間がかかる可能性があります。

また、浄水器を設置しても、ウォーターサーバーが自宅にある場合はほとんど使用しないかもしれません。

【ポイント3】耐久性を確認する

キッチンメーカーを選ぶ際は、耐久性も確認しておきましょう。

どのメーカーも耐久性の向上に努めていますが、それぞれ重視している箇所が違うこともあります。

たとえば、タカラスタンダードのホーロー製キャビネットは湿気や汚れが染み込みにくいため、長期で使用しても美観を保ちやすいといえます。
LIXILのセラミックカウンターは、耐熱性や耐傷性が高いため劣化しにくいでしょう。

このように、各メーカーで耐久性の高い箇所が変わってきますので、ショールームで確認しておくことをおすすめします。

【ポイント4】アフターサービスの内容を把握する

キッチンメーカーを選ぶ際は、保証期間などアフターサービスの内容を把握しておきましょう。

優れた機能やデザインのキッチンでも、アフターサービスが充実していなければ後悔する可能性があります。

主要キッチンメーカー6社におけるキッチン本体の保証期間は、以下のとおりです。

キッチンメーカーを選ぶ際は保証期間のほか、修理受付の対応時間など、アフターサービスの内容を確認しておくことをおすすめします。

【ポイント5】同じ価格帯のキッチンを複数メーカーで比較する

キッチンを選ぶ際は、同じ価格帯のものを複数メーカーで比較しましょう。

これは、同じような機能やデザインのキッチンでも、メーカーごとに割引率が異なる可能性があるためです。

このように、同じようなグレードのキッチンでも実際の金額が異なるケースがあるため、複数のメーカーで比較するほうがよいでしょう。

【Q&A】キッチンメーカーに関するよくある質問

おしゃれと評判のキッチンメーカーは？

おしゃれと評判の キッチンメーカーは、以下のとおりです。

メーカー	特徴
サンワカンパニー	・高いデザイン性 ・ハイコストパフォーマンス
トーヨーキッチン	・洗練されたステンレスキッチン ・豊富なカスタマイズオプション

これらのメーカーは、主要メーカーとは違ったアプローチでキッチンを製造しています。

デザインにこだわりがある場合は、検討してみましょう。

高級志向のキッチンメーカーは？

高級志向のキッチンメーカーは、以下の2つが挙げられます。

メーカー	特徴
キッチンハウス	・フルオーダーメイド対応 ・高級感があふれるデザイン
クチーナ	・トータルインテリアの提案 ・職人の技術と素材のこだわり

どちらもデザインや質感が高く、インテリアの1つとしても存在感のあるキッチンです。

キッチンシェア1位はどこのメーカー？

キッチンシェア1位は、住宅資材の総合メーカーであるLIXILです。

LIXILはキッチンのほか、水まわり設備や内装建材、エクステリア関連など幅広く住宅資材を販売しています。

参考：日経クロステック「各部門の1位」

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