60㎡マンションのリノベーション費用・工期を紹介!理想のデザインと進め方ガイド!

60㎡のマンションリノベーションにかかる費用は「14万~15万円/坪」が相場です。2LDK~3LDKの間取りが多く、リノベーションの内容も限られているため、費用とデザインのバランスを考えることが大切です。本記事では、建築費用や工期、設計時に採り入れたいデザインのポイントを紹介します。

2025年11月26日更新

監修記事
リフォーム費用すぐわかる!

60㎡マンションのリノベーションにかかる建築費用

60㎡マンションのフルリノベーションにかかる建築費用は、「14~15万円/坪」が相場です。建築費用には、資材の金額や大工の手間賃など、工事に必要な必要が含まれています。

60㎡のマンションは規模が小さいため、大きな工事をおこないません。ただ、人材の数や資材の仕入れ数が少ないため、まとめて資材が発注できなかったり、マンションリノベーションならではの細かな工事があったりなどで割高になりやすい傾向にあります。

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60㎡マンションのリノベーションにかかる全費用

「60平米マンションのリノベーションにかかる全費用」の見出し画像

60㎡マンションのリノベーションにかかる全費用の相場は、「960万~1,150万円」です。費用の内訳は、以下の通りです。

項目費用相場
建築費用840万~900万円
設計費50万~100万円
諸費用50万~100万円
仮住まい費用(フルリノベーションの場合)20万~50万円
合計960万~1,150万円
                                

リノベーションを実施する場合、建築費用に加え、設計費や諸費用、仮住まい費用がかかります。仮住まい費用は、リノベーション時に予算漏れしやすいです。

仮住まい先に入居するために必要な初期費用や引っ越し費用など、多額の費用がかかってくるため、余裕を持った予算計画が大切になります。

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60㎡マンションの部分リノベーション費用相場

「60平米マンションの部分リノベーション費用相場」の見出し画像

60㎡マンションの部分リノベーション費用相場は、以下の通りです。

リノベーション箇所リノベーション費用
水回り交換・修繕15万~150万円
間仕切り変更・修繕7万~30万円/1箇所
クロス・フローリング貼り替え20万~170万円

それぞれの費用詳細について、紹介していきます。

詳細🥾
水回り交換・修繕

・キッチン:50万~150万円
・トイレ:15万~80万円
・浴室:50万~160万円
・洗面台:15万~50万円

水回り交換・修繕の場合、交換する住設機器(住宅設備機器)・資材のグレードによって費用が変動します。水回りを移動させる場合、配管工事も必要になります。

水回りの移動は工事が大掛かりになりやすく、数百万円の費用が必要になる可能性が高いです。費用を抑えたい方は、水回りの移動が不必要な工事を実施しましょう。

詳細🥾
間仕切り変更・修繕

・間仕切り撤去:7万~25万円/箇所
・ドア撤去:15万~30万円/箇所

間仕切りの種類や形状によって、費用が変動します。壁体の構造や配線・配管の有無によって、工事の内容が多くなります。間仕切りに干渉している要素を事前に確認し、撤去するべきか精査することが大切です。

詳細🥾
クロス・フローリング張り替え

・壁紙・フローリングの張り替え:20万~100万円
・洋室から和室への仕上げの張り替え:40万~170万円

クロス・フローリング張り替え工事では、貼る作業と撤去作業が必要になります。仕上げ材を変更する場合、下地の交換が必要になるため、費用が高くなります。

洋室から和室に用途変更する場合、床や壁の仕上げ材が変わってくるため、通常の壁紙・フローリング変更よりも費用が高くなりやすいです

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60㎡マンションのリノベーションにかかる工事期間

「60平米マンションのリノベーションにかかる期間・工期」の見出し画像

60㎡マンションの

フルリノベーションにかかる工事期間:1か月半~2か月
部分リノベーションにかかる工事期間:4日~1か月


です。

建築工事の場合、基本計画や実施設計、各打ち合わせなどが必要になります。マンションの場合は、管理規約の確認や管理会社との打ち合わせなどが必要になることもあります。

完成までの期間が長引くため、完成させたい時期からの逆算でスケジュールを計画することがリノベーションをスムーズに進めるコツです。

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60㎡マンションのリノベーションを成功させるためのポイント

「60平米マンションのリノベーションを成功させるためのポイント」の見出し画像

リノベーションを成功させるためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

POINT💡
収納スペースをなるべく確保する

60㎡のマンションでは、部屋の広さや間取り数が限定されています。部屋の広さや部屋数を優先するがあまり、収納スペースが足りなくなり、物がリビングや自室に散らばる原因になります。

収納スペースは廊下や玄関の隅、階段下などにビルトインの棚やクローゼットを設置することで、確保可能です。1つの部屋に1つの収納スペースを確保できるように、リノベーション時に計画しておくことが重要です。

POINT💡
開放感を意識する

4~5人家族で60㎡のマンションに暮らすと、どうしても室内が窮屈に感じがちです。少しでも開放感を出すためには、次の工夫が効果的です。

・間仕切りを減らす
細かく区切られた部屋は狭く感じる原因になります。間仕切りを撤去し、大きな一つの空間にすることで広々とした印象になります。

・窓間仕切りや鏡を使う
視線が奥まで抜けるため、空間に連続性が生まれ、広く見えます。

・明るい色の壁紙や床を選ぶ
部屋全体が明るくなり、爽やかで開放的な雰囲気になります。

これらの工夫で、限られたスペースでも広く感じられる住まいが実現できます。

POINT💡
生活動線を考える

リノベーションでは、生活動線を整えることでスペースの無駄を減らし、日々の動きがスムーズになります。生活スタイルに合わせて部屋の配置を工夫することが大切です。

例えば、朝起きてすぐに洗面を使うなら寝室の近くに洗面室があると便利です。外出前に身支度を整える習慣がある場合は、玄関周りにクローゼットや全身鏡を置くと動きがスムーズになります

このように、自分たちの生活スタイルに合った動線を明確にすることで、より快適な住まいが実現できます。

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60㎡マンションのリノベーションに採り入れたい設計アイデア

「60平米マンションのリノベーションに取り入れたい設計アイデア」の見出し画像

60㎡マンションのリノベーションでは、最初の基本設計が重要です。60㎡マンションのリノベーションに活用できる設計アイデアを以下の順序で紹介します。

アイデア🔔
対面キッチンを設置する

対面キッチンは、LDKと一体で使用可能になり、デッドスペースが発生しにくいため、無駄なスペースが発生しません。

使いやすい家事動線が作れるため、子育てがしやすくなったり、家事がスムーズに済ませられたりします。家族とコミュニケーションを取りながら料理を作れるなどの魅力もあります。

アイデア🔔
廊下を作らない
60㎡で廊下なしの間取り

廊下を作らないことで、無駄なスペースを最小限に抑えられます。

60㎡の場合、10㎡の廊下を設けると、居室やLDK・水回りは50㎡になります。

廊下の有無によって、10㎡を使用できるかどうかが決まってくるため、最大限に居住スペースを確保したい場合は廊下が不必要な間取りを考えるのがおすすめです。

しかし、玄関とリビングが直結していると、来客時の目線が気になったり、冷暖房が効きにくくなったりします。

間取りを考える場合は、問題点をどこまで許容するのかを明確化する必要があります。

アイデア🔔
室内に窓間仕切りを設ける
室内窓

室内に窓間仕切りを設けることで、部屋と部屋の間に、つながりが生まれます。部屋の連続性が開放感を演出するため、それほど広くない60㎡のマンションリノベーションに効果的です。

窓間仕切りは、室内全体の明るさも高めてくれます。バルコニー面の部屋と奥の部屋の間仕切りを窓間仕切りにすることで、太陽の光を奥の部屋まで届かせることも可能です。

アイデア🔔
トイレ・洗面をセットにする

トイレと洗面をセットにすることで、間仕切りが不要になり、スペースを有効活用できます。動線効率も良くなります。

ただ、どちらか片方を使用しているときに、トイレや洗面が使えません。朝の忙しい時間に使用できないことを不便に感じる方はスペースを削り、間仕切り壁を設けるのも1つの方法です。

アイデア🔔
クローゼットをオープンにする

オープンクローゼットは、ドアを開閉する必要がないため、クローゼット前にドアの開閉スペースが必要ありません。室内に圧迫感を与えず、収納力をアップできるため、収納は欲しいけど狭い部屋にしたくない場合に適しています。

ただ、オープンクローゼットは衣類に匂いがついたり、人の目に触れたりします。

カーテンを設けることで、匂いや人目に触れることを防げる場合もありますが、完全に防げるわけではないため、抵抗がある方にはおすすめできません。

アイデア🔔
全身鏡を設置する

全身鏡を設置することで、室内に奥行きを持たせられます。奥行きが生まれることで、開放感を演出でき、部屋を広く見せられます。

全身鏡は、玄関ホールや廊下などに設けることで、身だしなみを整える用途としても使用可能です。設置場所によっては、部屋を広く見せられたり、日常生活に使えたりします。

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60㎡のマンションで可能なリノベーション事例

「60平米のマンションで可能なリノベーション事例」の見出し画像

60㎡のマンションで可能な3つのリノベーション事例を紹介します。

Before
費用約230万円
工事期間1か月
面積
施工範囲トイレ、キッチン、浴室、洗面所、壁、床、
階段、廊下、玄関、リビング、ダイニング

部屋全体の経年劣化を解消し、清潔感のある住まいにリノベーションした事例です。ダイニングと洋間の間仕切り壁を撤去し、閉鎖的な2LDKからLDKへの間取り変更をおこないました。

住設機器をすべて取り替えることで、新しく住み始めたような気持ちになれるような空間になります(施工:エルム室内)。

Before
費用-万円
工事期間1.5か月
面積152㎡
施工範囲トイレ、キッチン、浴室、洗面所、壁、床、
階段、廊下、和室、洋室、窓、玄関、
リビング、ダイニング

「木の温かみのある家」をコンセプトに、和室の畳をフローリングに変更したり、壁を取り除いてリビングを広くしたりするなどを実施したリノベーション事例です。

壁に使用されているタイル調の壁紙は、室内の雰囲気を一新させました。細部にわたる提案をおこない、家族の成長も見据えたプランが完成しました(施工:木下のリフォーム)。

費用-万円
工事期間2か月
面積
施工範囲トイレ、キッチン、浴室、洗面所、壁、床、
廊下、和室、洋室、リビング、ダイニング

既存室内をすべて撤去し、スケルトンリフォームをおこなったリノベーション事例です。間仕切り壁を撤去し、広く開放的なLDK空間を確保しています。

オープンキッチンを備え付けることで、家族全員とコミュニケーションを取りながら、家事をおこなえます(施工:TOKAI)

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60㎡マンションのリノベーションの進め方

「60平米マンションのリノベーションの進め方」の見出し画像

60㎡マンションのリノベーションの進め方は、以下の10ステップです。

  1. お問い合わせ
  2. 最初の打ち合わせ
  3. 現地調査
  4. 管理会社への規約確認
  5. プラン・見積もりの提案
  6. 実施設計後、業者の選定
  7. 工事開始
  8. 工事完了検査
  9. 引き渡し
  10. アフターサービス

マンションリノベーションの場合、戸建て住宅とは異なり、管理会社への規約確認が必要です。管理会社の規約によっては、工事可能な内容が異なるため、プランや見積もり提案、実施設計前に確認が必要です。

工事開始時には、リノベーションに関する内容・図面の提出が管理会社に求められるケースがあります。承認・確認後に工事がスタートさせられるなど、管理規約によって進め方が異なるため、マンションリノベーションの場合は入念に管理規約の内容を確認する必要があります。

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60㎡マンションのリノベーションに関するよくある質問

最後に、60㎡マンションのリノベーションに関するよくある質問についてお答えしていきます。

60㎡のマンションに暮らせる人数は何人くらい?

60㎡のマンションに暮らせる人数は、夫婦と子供2人程度の4人家族です。

住生活基本計画における「水準」について(国土交通省)」に記載されている最低居住面積水準で計算すると4人家族の広さは50㎡ほどになります。

家族が増えることによって家の物が増えてきたり、子供部屋等のスペースを確保したりと考えたときには50㎡でも足りないことがあるため、4人家族では60㎡の広さが理想的です。

60㎡のマンションに適した間取りは?

60㎡のマンションに適した間取りは、「1LDK~3LDK」です。3LDKの場合に設けられるおおよその部屋の広さは、以下の通りです。

室名部屋の広さ(畳)
LDK11.5~12畳
各居室6畳
浴室1.5畳
トイレ1畳

部屋数が増えると、LDKが少し手狭になります。60㎡のマンションでゆとりがあるLDKを考えているなら2LDK、とにかく部屋数を確保したいなら3LDKがおすすめです。

60㎡のマンションをフルリノベーションするなら築何年の物件がおすすめ?

60㎡のマンションをフルリノベーションするなら、「築20年~25年」の物件がおすすめです。

なぜなら、築20年~25年は現行の耐震基準に沿った物件が多く、長く安心して住み続けられるからです。

マンションリノベーションの場合、建物躯体は工事外になるため、耐震性を高められません。

築40年以上の建物は、「旧耐震性」のものばかりになります。現行の耐震基準よりも劣るため、大きな地震に耐えることが難しい建物になります。

60㎡のマンションリノベーションを得意としている業者の選び方は?

60㎡のマンションリノベーションを得意としている業者は、施工事例や実績を確認することで判断が可能です。また、業者の口コミも判断材料の1つになります。

口コミから、対応の良さや工事の完成度、アフターサービスなどについて確認できるため、業者選びの参考になります。

リノベーション・フルリフォームの業者選びで後悔しないために

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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