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セントラルヒーティングの仕組みとは
セントラルヒーティングとは、1箇所の熱源から住宅の各所に熱を送って家全体の暖房を行う空調方式です。
熱源としてはボイラーが使われており、配管に温水を通し、室内の温水パネルによって床暖房や室内の温度調整を行っています。
配管は温水による錆を防ぐために金属は使わず、樹脂系のパイプを用いて施工されていますが、やはりある程度使用し続けると汚れなどが付着するため、定期的な配管洗浄が必要です。
また、温水についても、凍結による配管の破損等を防ぐために不凍液が使われていますが、こちらも約3年で交換が必要となります。
セントラルヒーティングのリフォームにかかる費用
セントラルヒーティングの配管やボイラー、不凍液、温水パネルのリフォームにかかる費用はどのぐらいが目安なのでしょうか?
まず、比較的頻繁に行う必要がある不凍液の交換についてです。
不凍液を交換する場合、まずコンプレッサーで配管内に圧力をかけ、不凍液を全て除去します。
その後、水道水を用いて配管を洗浄し、新しい不凍液を注入、エア抜きとテスト運転を行い、問題がないようなら作業終了です。
施工時間は約1日、費用は約3万円が相場となります。
温水を作るボイラーの整備点検費用については、作業時間が約2時間、施工費用は約3万円が相場です。
ただ、ボイラーの点火プラグなどの消耗品を交換する場合は、部品の値段が追加となるため、もう少し費用がかかる場合もあります。
室内に熱を伝えている温水パネルが破損して交換を行う場合は、製品の値段にもよりますが、約10万円が相場のようです。
マンションのセントラルヒーティングをリフォームする際には
マンションでも、全館暖房としてセントラルヒーティングが導入されていることがあります。
この場合、配管等のメンテナンスについては排水管洗浄と同じく、定期メンテナンスの範囲となるため、マンションの管理費から費用が支払われるため、基本的に持ち出しとなることはありません。
ただ、不注意などによって室内の温水パネルヒーターを破損してしまった場合には、交換費用を請求される可能性があります。
施工費用は使用している温水パネルの値段にもよりますが、約10万円が相場です。
リフォームでセントラルヒーティングシステムを導入したい!
セントラルヒーティングを後付けで導入する場合、住宅内に温水配管を設置し、ボイラーや温水パネルヒーターを増設するという形になります。
一戸建ての場合は床下にスペースがあれば床を剥がさずに施工することができるため、比較的簡単に施工可能です。
また、床下に配管を通し、温水パネルヒーターを設置する場合の費用は、床材を剥がさない場合で約80万円、床材を剥がす場合で約120万円が相場です。
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