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おしゃれな書斎にしたい!どこをリフォームすればよい?
わざわざリフォームで書斎をつくるのなら、機能的でおしゃれな書斎にしたいですよね。
しかしおしゃれな書斎の実現において最初の壁として立ちはだかるのが「住まいのどこに書斎をつくるか」ということです。
間取りや空間にある程度余裕がある場合は、生活動線の良く静かな場所が書斎リフォームの候補になるでしょう。
しかしスペースに余裕がない場合には、どのような場所に書斎をつくるべきなのでしょうか?
リビングやキッチン
リビングやキッチンにある程度のスペースがある場合は、その一部分を書斎にリフォームするという方法があります。
書斎はどの程度の広さが必要でしょうか。
たとえば、ノートパソコンと少しの書類を広げるだけでのスペースで十分なら、大きな書斎は不要かもしれません。
- 横幅:600~800mm
- 奥行き:450~600mm
リビングやキッチンにこのくらいスペースがあれば、立派な書斎スペースになります。
キッチンに長い時間家族がいるというシチュエーションはそこまで多くないので、キッチンの書斎で作業するのも意外に集中できるかもしれません。
一般的にリビングはキッチンよりも広く、一部のスペースを書斎にリフォームしやすいという特徴があります。
市販のデスクとチェアを購入すれば、安価に書斎エリアを作成できます。
おすすめは、リフォームによるデスクの造作。
サイズがぴったりおさまるだけでなく、インテリアデザインに統一感が出せるといったメリットもあります。
納戸や押入れ
収納スペースである納戸や押入れを書斎にリフォームするという作り方もあります。
入り口のドアを変更し、必要なら壁に棚や本棚を設置、家具をオーダーして広々としたデスクを作り付けてもらうのも良いでしょう。
しかし一方で、押入れは納戸に比べてスペースが狭く、クロスなどの内装リフォームが必須となるため、リフォームには少し手間がかかる点には注意が必要です。
和室
和室をリフォームして書斎にする場合、大きく分けて2つの方法があります。
- 和室のまま家具などを追加して書斎にする
- 和室を洋室にリフォームした上で書斎にする
ひとつめは和室のまま、家具などを追加して書斎とする方法です。
この方法なら家具と内装のちょっとした手直しで書斎にできるので、ある程度費用を抑えられるでしょう。
もうひとつの方法は、和室を洋室にリフォームしてから書斎にするという方法です。
この場合は、家具などの購入費用に加えて洋室へのリフォーム費用がかかるため、費用も高額になってしまいます。
マンションで書斎をつくるならロフトがおすすめ
マンションで書斎のリフォームを検討するなら、前述の方法に加えてロフトをリフォームするのもおすすめです。
一戸建てとはちがい、マンションは増築という選択肢がありません。
しかしロフトを書斎にリフォームすることで、上部には収納やマットレスを置くなど、使用目的に応じたさまざまな設計が可能です。
また、賃貸マンションで自由に工事をするのが難しい場合は、ロフトベッドのような間仕切り家具を利用してスペースを作り出すと良いでしょう。
ワークスペースと周囲の環境を仕切る必要がないのなら、あえてロフトを書斎にする必要はありません。
たとえば、リビングの一部に本棚やデスクなどを新設してオープン型の書斎にリフォームするのもいいかもしれません。
リフォームで書斎をつくる費用はどれぐらい?
リフォームで書斎をつくる費用相場は、以下のとおりです。
リフォームする場所 | リフォーム費用相場 |
---|---|
洋室(6畳) | 100万円~ |
リビング | 50万円~ |
キッチン | 50万円~ |
納戸・押入れ | 40万円~ |
和室 | 10万~ |
室内にロフト造作 | 20万円~ |
6畳ほどの洋室に書斎を作成する場合、相場は100万円ほどからが目安です。床・壁・天井の張替えの有無、コンセントやWi-Fiの新設などさまざまな条件によって変動します。
リビングやキッチンの一部に書斎を作成する場合、相場は50万円からが目安です。壁の設置やコンセント移設などが含まれます。
納戸・押入れの場合は40万円からが相場です。これには、壁紙などの内装工事、コンセント移設などの費用が含まれます。
和室のまま書斎として使用する場合、家具の設置だけが想定されますので、費用は10万円ほどです。
使用する材料やお住まいの地域、業者にリフォームを依頼する時期などによって工事価格は大きく変動するので注意しましょう。
書斎リフォームを相談する前に準備しておきたいこと
趣味のため、テレワークのためなど、書斎のリフォームを検討しはじめるきっかけは、人それぞれ異なります。
そこでここでは、リフォーム業者へ相談する前に準備しておきたいことをまとめます。
あらかじめしっかり準備を整えておけば、後悔することなくリフォーム後も快適な書斎空間を実現できるでしょう。
【準備1】リフォームの目的を明確にする
まずはリフォームの目的を明確にしましょう。
目的が定まっていない状態で相談をした場合、業者側もあなたの生活スタイルにあった最適な提案ができません。
たとえば、テレワーク用の書斎にリフォームする場合には、
- パソコンの台数
- 書籍の収納棚
- コンセントや有線Wi-Fiの必要性
- プリンター用のスペースの確保
など、テレワークとして書斎を利用するための条件が明確になります。
リフォーム工事が完了したあとに「ここにもコンセントがほしかった」などの後悔がないように、リフォームの目的を明確にしておきましょう。
【準備2】リフォームの範囲を決めておく
リフォームの目的が明確になったら、次はリフォームの範囲を決めましょう。
すでに生活している空間を書斎にリフォームすることになるので、あらかじめ家具などの整理が必要になります。
たとえば、キッチンに書斎をリフォームする場合、既存の食器棚や冷蔵庫などとの場所の取り合いを考慮しておくとよいでしょう。
また、リフォームの範囲を決めておくと、業者との打ち合わせがスムーズに進みます。
もちろん業者との打ち合わせによって、リフォームの範囲が変更になる場合もあります。
しかし、あらかじめ基準となる範囲を決めておけば、後から大幅なプラン変更が生じる心配はありません。
【準備3】おおまかな予算を決めておく
書斎リフォームでは、事前におおまかな予算を決めておくことも重要です。
リフォームの予算が決まっていないと、高級感を求めて必要以上にグレードの高い部材を指定したり、便利そうだからとコンセントを不要に増やしたるすると、予算オーバーになるおそれがあります。
書斎のリフォームを計画する際は、家族からさまざまな要望が出ると思います。
しかし多くの場合、リフォームの予算にはかぎりがあるでしょう。
あらかじめ家族でリフォームの予算について話し合っておけば、相談を受けた業者側も予算の範囲で最適なプランを提案するよう努力してくれるはず。
要望と予算のバランスがとれた最適な提案をスムーズに出してもらうためにも、おおまかな予算をあらかじめ決めておきましょう。
【準備4】インテリアイメージを明確にする
目的や範囲、予算といった具体的、現実的な条件を決めたあとは、インテリアイメージにも目を向けましょう。
書斎のインテリアイメージを整えることによって、書斎以外のスペースとインテリアの調和が生まれおしゃれな印象になります。
たとえば、リビングに書斎をリフォームする場合、既存のリビングが北欧ナチュラルを意識した空間なのであれば、書斎も北欧ナチュラルを意識したほうが奇麗に収まり、違和感が生まれません。
既存の室内で使用されている家具の素材・色や照明、壁紙などの情報をまとめておけば、業者に相談する際に希望のイメージを伝えやすくなります。
リフォーム完成後に快適に過ごすためにも、あらかじめインテリアイメージを明確にしておきましょう。
部屋・室内リフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。
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