シロアリ発生時に壁から聞こえる音の特徴について
壁を叩いた際に空洞音がする
住宅にシロアリが発生しているか気になった際は、まず壁を叩いてみましょう。
シロアリに食べられてしまった壁や柱は内部が空洞になるため、叩いた際に「ポコポコ」と空洞音がするのです。
壁や柱を拳で叩いた際、空洞音なのか判断しかねる場合には、金槌で叩くと音が鮮明に聞こえるようになります。
また、壁の広範囲を叩いて音を比較するという方法も効果的です。
さらに、シロアリによる浸食が激しい状態の壁や柱は、手で押した際に凹む場合があります。
これ以上重症化すると、壁や柱全体がボコボコと凹んだようになり大規模なリフォームが必要になります。したがって、壁や柱を叩いて空洞音がした時点でシロアリの調査を受けた方が良いでしょう。
住宅の中でも湿気が発生しやすい窓付近などの壁や柱には特に注意を払って確認することをおすすめします。
壁からカタカタと音がする
壁や柱から「カタカタ」と音がする場合もシロアリが発生している可能性があります。
シロアリは目がないのが特徴で、音を出すことでコミュニケーションを取っています。シロアリが身の危険を察知した際に、歯を打ち付けて「カタカタ」と音を出すのです。
したがって、壁の内部から「カタカタ」と音がする場合にはシロアリの発生を疑い調査を受けるようにしましょう。
壁の奥で木材がきしむ音がする
シロアリに浸食された壁や柱は、強度が落ちてしまいます。壁や柱が強度を失うと、ふとした瞬間にきしむ音が聞こえます。
壁や柱から「キシッ」「ミシッ」という音が聞こえる場合もシロアリの発生を疑った方が良いでしょう。
壁からシロアリ発生時の音が聴こえた場合の対処法
業者にシロアリ調査を依頼し駆除してもらう
壁や柱からシロアリ発生時の音が聞こえたら、専門業者にシロアリ調査を依頼しましょう。
そこで、シロアリによる住宅の浸食が確認されれば、速やかに駆除依頼することをおすすめします。特に、シロアリの浸食が激しい場合にはどんどん重症化していくため、早急な対処が必要です。
また、シロアリの駆除はDIYでは難しく止めたほうが良いでしょう。
被害が比較的小規模である場合も、自分でシロアリの駆除を行うのは技術と体力、両方の面で大変であるため専門業者に駆除を依頼するのが最も賢明で安全だと言えます。
応急処置として自分でシロアリを駆除する
自分でシロアリを駆除するには、ホームセンターなどで購入が可能なシロアリ駆除キットを使用する方法があります。
シロアリ駆除キットは、場所やシロアリの種類により散布方法が異なるため、必ず説明書を読んで正しい手順で行いましょう。
また、シロアリを駆除する際には服装にも気を付ける必要があります。頭巾や防護メガネ、マスクを着用し、肌が露出しない状態で駆除作業を行いましょう。
また、自分で住宅に発生しているシロアリを全て駆除するのは極めて難しいため、専用のキットを使用する方法はあくまで応急処置として行い、本格的な駆除は業者に依頼するのが賢明です。
シロアリ被害があった箇所をリフォームすべきか
シロアリ被害が末期症状になると大地震などで倒壊する恐れがある
シロアリは住宅の基礎となる部分を侵食していきます。床下だけでなく壁や柱、天井といった範囲にまで浸食が進むと非常に深刻な被害状況と言えるのです。
シロアリに食べられた壁や天井は強度を失い、住宅全体の耐震性も下がってしまいます。これが非常に危険で、耐震性が下がった住宅は大地震が起きた際に倒壊する恐れがあるのです。
シロアリによる住宅の被害は、初期の段階であれば駆除をすることで解決できますが、基礎部分が侵食され耐震性が下がった状態になると大規模なリフォームが必要になります。
したがって、住宅の基礎部分にまで被害が見つかった場合には速やかにリフォームを行いましょう。
シロアリの被害は、放置しても落ち着くことはありません。日常生活の中で、シロアリの被害に気付いた場合には、被害が拡大しないよう早急に対処することが大切です。
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