2024年01月23日更新

監修記事

トイレの水漏れの修理代の相場は?水漏れパターンも解説

突然起こってしまうトイレの水漏れ。普段当たり前に使用しているものだからこそ、水漏れしてしまうと焦ってしまいますよね。この記事ではよくあるトイレの水漏れの原因と対処法をご紹介します。いざという時に慌てないように、事前に確認しておきましょう。

トイレの水漏れパターンと修理代の相場

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まずはトイレの水漏れの原因のパターンと対処方法、修理代の相場をご紹介します。

トイレの詰まりによる水漏れの修理代

もっと多いケースがトイレの詰まりによる水漏れ。大量のトイレットペーパーや固形物を一度に流してしまうことにより排水管が詰まることが原因です。

トイレの排水管の詰まりがひどくなければラバーカップを使用して自分で修理することもできます。ラバーカップはホームセンターなどで約500円~2000円で購入することができます。

最近ではラバーカップの他にもワイヤーパイプクリーナーやパイプ洗浄剤もネットで購入することができます。パイプクリーナーは約2000円~、パイプ洗浄剤は約300円~が相場となっています。

自力では詰まりが取れない場合は、業者に依頼しましょう。ハイスパットと呼ばれる排水パイプ掃除機など専用器具を使い修理をしてくれます。費用相場は約10,000~15,000円です。

ただし、詰まりの状況が悪い場合は便器を外して修理を行うケースも。この場合は約23,000円~と割高になり、高圧洗浄機を使用し配管洗浄もする場合は約38,000円~が相場になります。

トイレの詰まりを防ぐためには、トイレットペーパーや固形物は一度に流さないようにすることや、流す際には必ず「大」を使用し、適量の水で流すことを徹底することが大切です。

トイレのパイプ類が原因の水漏れの修理代

居住年数が長かったり、築年数が古い家に住んでいる場合、トイレの排水管や給水管が劣化していたり、内部パーツが劣化していることによる水漏れが起こることがあります。

給水管の交換を業者に依頼した場合の費用は約5,000円~が相場。パッキンを交換する場合は約4,000円~が相場となります。

トイレのタンクが原因の水漏れの修理代

パイプ類が原因の水漏れと同様に、築年数が古い家のトイレでは、タンク内部の部品の劣化や不具合で水漏れが起きることもあります。

タンク内の部品交換にかかる費用は、タンク脱着がなく中身のみの修理の場合で約8,000円、タンクを脱着して修理する場合、約16,000円が相場です。

トイレの便器が原因の水漏れの修理代

便器のひびや破損が水漏れの原因となることもあります。特に、配管接続部分が劣化するとそこから水漏れを起こしてしまうため、便器の交換が必要になります。

洋式便器の交換代金は約25,000円~が相場となっています。便器の購入から10年以上経過している場合は便器にひびや破損が起こりやすいため、新しい便器と交換した方が良いでしょう。

ウォシュレットが原因の水漏れの修理代

最近のトイレにはウォシュレットが付いていることが多いでしょう。しかしこのウォシュレットも、古くなったり、お手入れを怠っていたりすると水漏れの原因となります。

ウォシュレットはノズルの故障による水漏れと接続部分の劣化による水漏れの2パターンがあります。順にご紹介します。

ウォシュレットは、温水が出るノズル部分に汚れがたまると温水が出にくくなり水漏れの原因となることがあります。ノズル洗浄機能なども活用しながらメンテナンスを行うことが必要です。

ノズルからの水がストップしなくなってしまうこともあります。その場合は焦らず便座を下げて水が便器の外に出るのをまず防いだ上で、ウォシュレットの電源プラグを抜き水を止めます。

リモコンが便座の横ではなく壁掛けになっている場合は、リモコン本体の電池が切れてしまっていることもあります。その場合は電池交換をしてから再度電源を入れてみましょう。

それでも水が止まらなくなってしまった場合は、ノズルの中に備え付けられている水を出すための弁が故障している可能性があります。

電気系統接続が原因となっていることもあり自分で修理しようとすると感電などの恐れもあり大変危険です。この場合は迷わずに業者に連絡をしましょう。

接続部分のパッキンやボルトが緩んでいたり経年劣化することで水漏れの原因になることもあります。パッキン交換も含めた接続部分の修理は約8000円が相場です。

トイレの床下からの水漏れにより床を張替える場合の代金

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トイレの床が濡れてしまい時間が経つとトイレの床も水浸しになってしまい交換が必要になってきます。

トイレの床は家庭のトイレの場合は、クッションフロア床、フローリング床が多く、店舗などではタイル床が多くみられます。

クッションフロアは塩化ビニール製のシートです。様々な柄のシートがホームセンターなどでも販売されており比較的簡単に張り替えできるのが特徴。クッションフロアの価格は約2万~4万円/1坪です。

フローリングの場合は、リビングなどに使われるムク材ではなく、天然木や防水性や防汚性を高めた化粧材を使用した複合フローリングを使用します。フローリングの価格は約5万~7万円です。

上記の価格に合わせて、養生や解体費用、既存の下地の補修などが加わる場合などは、現場により費用も変わってきますので、業者にしっかりと確認し、見積りを出してもらいましょう。

トイレの床の水漏れを発見したときの応急処置

トイレの床に突然水漏れが起こると焦ってしまいますが、被害が広がらないように落ちついて対処することが大切です。

トイレの床の水漏れを発見したときの応急処置を解説していきます。

止水栓を止める

水漏れによるダメージを最小限に抑えるために、まずは水の供給を止めましょう。

トイレ内の止水栓や水道の元栓を閉めることで、水の供給を止められます。

止水栓はトイレの壁や床から出ている給水管に設置されてるパーツのことです。

タンクレストイレなどでは止水栓が便器の内部に収納されていることがあるので、見つけられない場合は説明書やメーカーのホームページなどで確認してみてください。

止水栓が見つかったら、マイナスドライバーなどで時計回りに回転させます。

その際、止水栓をどれくらい回転させたか覚えておくと、止水栓を開くときに水量の調節がしやすくなり便利です。

止水栓が見つけられなかったり、止水栓を閉めても水が止まらなかったりする場合は、水道の元栓を閉めましょう。

水道の元栓は戸建ての場合は屋外の水道メーター付近に設置されているのが一般的です。

集合住宅の場合は玄関付近のパイプシャフト内に設置されていることが多いですが、建物によって異なります。

水道の元栓の場所がわからない場合は管理会社に問い合わせるとよいでしょう。

また水道の元栓を閉めるときは、トイレだけでなく家全体の水の供給が止まるので、洗濯機やお風呂を使用していないか確認しておかなくてはいけません。

漏れた水をふき取る

止水栓や元栓を閉めて水の供給が止まったら、次は漏れた水をふき取りましょう。

ぬれた状態で長時間放置すると床材が傷んだり、床下に水が入り込み家の構造部分まで腐食したりする恐れがあります。

また汚水が漏れている場合は悪臭の原因にもなるので、いずれにせよ早めにふき取ることが大切です。

汚水はふき取ったあともにおいが残ることがあるので、アルコールなどで除菌するといいでしょう。

また換気扇を回しながら作業すると床をはやく乾燥させることができ、におい対策としても効果的です。

水漏れ箇所を特定する

水をふき取ったら、水漏れ箇所を特定していきます。

水漏れが起こる可能性がある以下の箇所を中心によく観察してみましょう。

  • タンクの背面や底面
  • 便器本体
  • 便器と床の接合部分
  • 給水管や洗浄管の接続部分
  • ウォシュレット

どこから水が出ているかわからない場合は、止水栓を開いて水を流してみるといいでしょう。

水漏れ箇所が特定できたら再度止水栓を閉じ、原因に合わせて適切に対処していく必要があります。

トイレの床から水漏れする主な原因と対処法

ある日突然トイレの床が水浸しになったら、どのような対処をすればいいのでしょうか。

水漏れを放置すると床下まで浸水し基礎が腐食することもあります。

トイレの床が水浸しになる原因は、便器の結露だったりトイレタンクの破損や故障だったりと様々な要因がありますが、まずはトイレの水漏れ原因を特定しなければなりません。

では、トイレの床から水漏れする主な原因の詳細と、どのような対処をすればいいのかをそれぞれ見ていきましょう。

トイレのタンクや便器に結露が生じている場合の原因と対処法

暑い時期にペットボトルに入った冷たい飲み物を置いておくと、ペットボトルの周りに水滴がつきます。

これは冷たい飲み物と暖かい気温との温度差によって発生する現象で、トイレのタンクにも同じ現象が現われることがあります。

トイレのタンク内の水は冷たく気温の高い夏場はトイレの室温も高くなりやすいため、空気中の水分がタンクの周りに水滴となって付着することがあるのです。

そしてこの付着した水滴が滴り落ちると、床が濡れて水漏れのようになってしまいます。その他にも便器が結露すると、トイレ室内の床や壁の下部分にカビが発生しやすくなるでしょう。

【対処法】

結露で床が濡れている場合は、換気扇で水分を追い出し湿度を下げることが対処法になります。また、結露が発生していたら放置せずにタオルや雑巾で拭き取りましょう。

その他に結露させない対策として、窓に日よけをつけたり窓を開けるなどをして室温と湿度を一定にするようにしましょう。

トイレの床から水が染み出している場合の原因と対処法

トイレの本体と床との間から水が染み出しているように水漏れした場合、設置不良または接続部分の劣化が考えられます。

また、ウォシュレットのノズルをつないでいるホースが切れていたり亀裂が生じている場合、本体内部で水漏れを起こし床に水が染み出してしまうことがあります。

接続部分の劣化の場合、亀裂など劣化している箇所の部品を交換することで対応できますが、設置不良の場合は専門業者に相談する必要があります。

【対処法】

接続部分からの水漏れの場合、該当する箇所を見つけ出す必要があります。しかし専門的な知識がないと見つけづらいことがあるため、専門業者に相談するといいでしょう。

自分でできる応急処置は、本体内部で漏水が発生している場合、止水栓を閉めて電源プラグを抜くことです。

トイレの床下内部で漏水している場合、自分で修理することは難しくトイレ周りには電気コードなどもあるため、専門業者に依頼した方が安心できるでしょう。

また、設置不良が疑われる場合、便器内に墨汁を垂らして一晩置いたあとに床下を観察してます。

墨汁を入れた水が床下に漏れていたら設置不良の可能性があるため、できるだけ早く専門業者に相談するようにしましょう。

トイレのタンクからの水漏れの原因と対処法

トイレのタンクには配管などをつなぐためのボルトや水抜き栓にパッキンなどが使われていますが、それらの部品が緩んだりひび割れなど劣化をすることによって、水漏れを起こしてしまう可能性があります。

また、部品が劣化することによって、タンクの水の量が多くなっていることがあるようです。

この場合、タンク内の水位と動作確認によって破損している部品が特定できることもあります。

【対処法】

接続箇所の部品が緩んでいるようであれば、部品をレンチなどで締めることで解決するでしょう。

また該当箇所の部品交換が必要な場合、接続部分の劣化した部品を交換すれば水漏れが解消することもあります。

タンク内の水位と動作確認によって水漏れの原因を特定する方法の例は以下の通りです。

タンク内の水位線よりも水が上の場合

  • 浮き球を持ち上げて水が止まる:タンク内の水量が多い
  • 浮き球を持ち上げても水が止まらない:ボールタップの不具合

タンク内の水位線よりも水が下の場合

  • レバーハンドルを回すと元に戻る:ゴムフロートの不具合
  • レバーハンドルを回しても元に戻らない:レバーハンドルの不具合
  • レバーハンドルを回すと元に戻る:ゴムフロートの不具合

トイレのウォシュレットからの水漏れの原因と対処法

近年ウォシュレットやシャワートイレなど洗浄機能がある便器が広く普及しており、ウォシュレットが原因の水漏れも増えています。ウォシュレットによる水漏れの原因は以下の通りです。

  • トイレのリモコンの電池切れ

ウォシュレットのノズルから水が出て止まらない場合、トイレ本体の故障ではなくリモコンの電池が切れているケースがあります。トイレ横の壁にリモコンが設置されている場合、壁面のリモコンの電池が切れてしまうと、水が止まらなくなる可能性があります。

【対処法】

リモコンの電池を交換しましょう。

  • ウォシュレットのノズルが戻らない

ウォシュレットのノズルが戻らない場合、ノズルの奥にあるバネ(スプリング)が故障している可能性があります。

【対処法】

スプリングが故障していたり伸びきっている場合はノズルは戻らないため、専門業者を呼ぶ必要があります。しかし、手で押し込んで元に戻る場合もあるようです。

  • ウォシュレットのノズルの弁の故障

ウォシュレットのノズルが出た状態で水の放出が止まらなくなってしまった場合、ノズルの中にある弁の故障が原因の可能性があります。

ノズル内部には水の往来を調節する弁があり、電気系統の故障によってノズルが動かなくなってしまうことがあります。

【対処法】

水回りの電気系統の故障は、自分で行うと大変危険なため専門業者に修理を依頼するようにしましょう。

トイレの床から水漏れした場合の修理方法と費用相場の目安

トイレの床から水漏れした場合の修理方法と費用相場の目安をご紹介します。

トイレタンクの交換やトイレタンク内の部品交換の費用相場

トイレのタンクから水漏れした場合、トイレタンクの交換にかかる費用相場は約15,000円~になります。また、ダイヤフラムの交換などのタンク内部の修理費用の相場は約3,000円~と言われています。

トイレタンクを交換するときの修理方法は以下の通りです。

【トイレタンクの交換取り付け方法】

  1. 部品の確認をし、便器を取り付ける前に止水栓を取り付ける
  2. 1と同時にウォシュレットの分岐水栓なども取り付ける
  3. 給水ホースを接続する
  4. キャップを付けたままのホースを、ロータンクの上部から下部の穴に通す
  5. 給水ホースのキャップを外し、ボールタップに給水ホースを差し込んで、クリップを置くまでしっかりと差し込む
  6. カバーをはめやすくするため、クリップを半回転させる
  7. クリップのカバーをはめ込む
  8. ロータンクの下面の密結ボルトと便器のボルト穴を合わせてタンクを設置する
  9. ディストリビューターの差し込み部分を確認しながらタンクを下ろす
  10. ワッシャーや取り付けナットでロータンクを手で締めて固定したら、レンチなどを使って便器が割れない程度にしっかり締める

次に、タンク内の部品(ダイヤフラム)交換の方法を見ていきましょう。

【タンク内の部品(ダイヤフラム)交換の方法】

  1. 止水栓の位置を確認する
  2. 止水栓を閉めてマイナスドライバーで右に止まるまで回す
  3. タンクの水を流す
  4. タンクのフタを外して中を確認する
  5. 浮き球レバーを外す
  6. ナットを左に回して手で外す
  7. 新しいダイヤフラム部を指で押さえてクリーニングピンが穴から出ていることを確認する
  8. ダイヤフラム部を外し、新しいダイヤフラムと交換する
  9. ナットや浮き玉、ボールタップカバーを元に戻す
  10. カバーやタンクを元に戻し、止水栓を開けて調整する

トイレのロータンク内の部品の交換費用相場

トイレのロータンク内の給水管や密結パッキンの交換費用は約1,000円~約2,500円が相場になります。また給水管パッキンの交換が約4,000~が費用相場となります。

トイレの給水管から水漏れを起こした場合、給水管のパッキンを交換するだけで水漏れが解消できることがあります。給水管のパッキンの交換手順は以下の通りです。

  1. 交換するパッキンのサイズを確認するために、給水管の直径をノギスを使用して測定する
  2. 1を元にパッキンを購入しておく
  3. 止水栓を閉めて、パッキンを新しいものに交換する
  4. 止水栓を開けて水を流す

トイレのフラッシュバルブや止水栓の交換費用相場

トイレのハンドルレバーを動かしても正常に動かない場合、フラッシュバルブに問題があることが考えられます。

トイレのフラッシュバルブを交換する費用は約8,000円~が相場です。

フラッシュバルブは部品が多く水道業者でも難易度の高い作業であるため、自分で交換するのは難しいようです。

そのため、フラッシュバルブの交換実績の多い専門業者に依頼した方が安心できるでしょう。

また、止水栓の交換にかかる費用は約7,000円~が相場になります。

その他にボールタップの交換費用相場は約4,000円~、フロートバルブの交換費用相場は約2,000円~になるようです。

ボールタップの交換の方法は以下の通りです。

  1. タンクのフタをあけ、タンク内の水を抜く
  2. ボールタップのバルブを取り外す
  3. ボールタップのバルブの交換をする
  4. バルブを元に戻す
  5. 止水栓を調節する
  6. タンクのフタを締める

トイレの水漏れを事前に防ぐ方法

トイレの水漏れが起こると修理費用がかかるだけでなく、家の劣化にもつながることがあるので、できれば未然に防ぎたいですよね。

トイレの水漏れを防ぐ方法は以下の通りです。

  • 定期的にトイレの点検をする
  • こまめに換気をする

トイレの水漏れの原因はパッキンの老朽化やタンクや便器の破損など、劣化によるものがほとんどです。

掃除する際に便器や床の状態を注意深く観察したり、定期的にタンク内や給水管周りを点検したりして早めに異常に気付くことで、水漏れのリスクを下げられるでしょう。

また結露による水滴を防ぐにはこまめな換気が効果的です。

つねに換気扇をまわしたり、頻繁に窓を開けたりして、トイレ内の湿度が上がらないように日頃から気をつけましょう。

自分で修理可能なトイレの水漏れパターンと修理費用の相場

トイレの水漏れ修理にかかる費用相場は?自分で直せる場合も解説

トイレで起こる水漏れの中で、自分で修理が可能なものにはどのようなものがあるのでしょうか?

業者に修理を依頼した場合の費用と合わせてご紹介していきます。

トイレのパイプ類が原因の水漏れは修理が比較的簡単で費用も安い


施工:ライズワークス

排水管や給水管の劣化や内部パーツの劣化によって起こる水漏れについては、原因となる部位やパーツによって自力の修理が可能か業者に作業を依頼する必要があるかが分かれます。

自力での修理が比較的簡単なケースは、配管の接続部に用いられているゴム製のパッキンが原因で水漏れを起こしている場合です。

パイプ類の繋ぎ目から水漏れが起きている場合には、まず止水栓を閉めて水漏れ部分を分解し、パッキンが割れたり堅くなったりしている場合には新しいものと交換してください。

パッキンが原因で水漏れが起きている場合には、この方法で修理可能です。

パッキンは、ホームセンターやインターネット通信販売などで入手することができますので、該当箇所で使われているものと同じものを用意しましょう。

配管そのものが劣化している場合や、専用部品が破損している場合には業者による修理が必要となります。

この場合の修理費用は、配管の交換が約4,000円から、部品交換については部品の価格にもよりますが、安価なものなら約5,000円からが相場です。

トイレの給水管が水漏れする原因とは

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トイレの給水管が水漏れする原因はパッキンや本体の劣化

トイレの給水管は金属製の管をつなぎ合わせて作られており、この部分にゴム製のパッキンを挟み込むことで水漏れを防いでいます。

水漏れをする原因として、錆等によって配管にヒビができその部分から水が漏れてしまう場合や、パッキンが劣化して水漏れを起こしてしまうといったことも考えられます。

一般的なトイレ配管の場合、配管そのものの寿命は約15年とされていますが、パッキンについてはゴム製のため、配管に比べて短い期間で寿命を迎えます。

そのため、配管から水漏れが起こった場合には、まずパッキンの劣化を疑うと良いでしょう。

また、地震等で建物が揺れた後に水漏れが起きた場合には、配管の損傷や固定部分のネジの緩みが原因となっていることも考えられます。

もしこのような状況になった場合には、ネジを締め直して水が漏れるかどうかを確認すると良いでしょう。

トイレの給水管やその周辺から水漏れが起きた場合の修理方法と費用

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トイレ給水管の接続部分に用いられているパッキンを交換する

パッキンの劣化で水漏れが起きている場合の修理方法は、

  1. 給水管の止水栓を回して給水を停止し、タンク内の水を除去する
  2. 給水管の下にバケツ等を置いて配管分解時の水漏れを防ぐ
  3. 給水管のナットを外し、新しいパッキンと交換する
  4. 給水管を再接続し、ナットをしっかり締め付ける
  5. 止水栓を給水に戻し、水漏れが起きていないか確認する

という流れです。

配管を外す際の水漏れは、バケツ等で受け止め、伝い漏れ等が起こることも多いので、新聞紙や雑巾等を敷き詰めておきましょう。

費用は新しいパッキンの価格と作業工賃になるため、約4,000円が目安です。

トイレ給水管の止水栓にあるパッキンを交換する

止水栓のパッキンを交換する場合についても、修理の手順はほぼ同じです。

  1. 止水栓を回して給水を停止
  2. 床面にバケツや雑巾等を設置して養生
  3. 止水栓のナットを外して新しいパッキンに交換
  4. 配管を戻してナットを締め、止水栓を給水に戻す

施工費用は他の部分のパッキンを交換した場合と同じく約4,000円が目安です。

温水便座に接続されている分岐栓のパッキンを交換する

温水便座、ウォシュレット便座には、給水栓から分岐して水を供給するための分岐栓が用いられています。

この部分のパッキン交換についても基本的な手順は同じですが、多少作業手順が変わりますので注意が必要です。

  1. 止水栓を閉め、タンクから水を抜き、床面の養生を行う
  2. 給水管側のナットを外す
  3. 分岐栓側のナットを外す
  4. 両方のパッキンを交換し、分解時の逆の手順で取り付ける

費用については、約4,000円が目安とされています。

トイレの給水管を交換する

給水管に破損がある場合は給水管そのものの交換を行います。

交換方法は、パッキンの交換とは違い、水道の元栓を閉めて給水を止めてから配管を分解撤去し、新しい配管を設置するという流れです。

費用は約5,000円が目安ですが、使用している設備によって価格が大きく変わりますので、業者に見積もりをとってもらうと良いでしょう。

トイレの配管からの水漏れは部品の締め直しのみで直る場合も


施工:藤建設

トイレと便器を繋ぐ配管はナットによって接続されており、このナットが緩んでいる場合も水漏れの原因となります。

ナットの緩みから水漏れが起きている場合については、ナットを締め直すだけで修理可能です。

締め付け工具を新しく購入する場合は、モンキーレンチなら約1,000円からが相場となります。

もし、締めなおしても水漏れが直らない場合は、パッキンを交換してみると良いでしょう。

便器内で水が流れ続ける場合はフロートバルブの位置を戻すことで直る場合も

タンク内部では、水の量が一定量を超えると給水を停止するよう、フロートバルブという浮きが付いたバルブが設置されています。

このフロートバルブの位置がずれてしまうと、水量が正常に検知できなくなり、給水が続いてしまうのです。

フロートバルブはタンク内部にある白い浮きが付いた部品ですので、水が流れ続けてしまう場合にはタンクを開けて位置を修正してみると良いでしょう。

業者に依頼した方が良いトイレの水漏れパターンと修理費用の相場

トイレの水漏れ修理にかかる費用相場は?自分で直せる場合も解説

自力での修理が難しい、自力修理によって悪化する可能性がある水漏れ原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

トイレのタンクが原因の水漏れの修理費用

パッキンなどの汎用部品ではなく、専用部品が破損している場合や、タンクそのものが破損している場合については業者に修理を依頼しなければなりません。

専用部品については修理業者以外で部品を入手することが難しいですし、部品を入手できたとしても交換には技術が必要なものも多いため、個人での交換は危険です。

業者に修理を依頼した場合の費用については、タンクを取り付けたまま作業が行える場合で約8,000円から、タンクを取り外してから部品の交換を行う場合については、約16,000円からが相場となります。

トイレの詰まりによる水漏れの修理費用

固形物を流してしまった場合や、トイレットペーパーを大量に流したことが原因でトイレが詰まってしまった場合の修理費用は、器具を使って詰まっている原因を取り除く場合で約10,000円からが相場です。

便器を外して配管内の洗浄を行う場合は約20,000円から、高圧洗浄機で配管を洗浄する場合は約4万円からが相場となります。

トイレの詰まりは配管内にこびり付いている汚れが硬化し、排水の流れが悪くなってしまうことも原因となりますので、自力で詰まりが解消できたとしても、念のために専門業者に清掃を依頼した方が良いでしょう。

トイレの便器が原因の水漏れの修理や交換リフォーム費用

便器のヒビや破損、配管との接続部分の劣化が原因で水漏れが起きている場合については、便器の交換を行うことになります。

洋式便器の交換費用は工事費用も含めて約5万円からが相場です。

配管の接続部分の劣化については修理も可能ですが、便器を10年以上使っているような場合は交換した方が将来的な故障リスクを抑えることができるでしょう。

ウォシュレットが原因の水漏れの修理や交換リフォーム費用

ウォシュレットのタンクが劣化して破損するとウォシュレット部分から水漏れが起こります。

この場合はウォシュレットの全交換となり、費用は本体込みで約3万円からが目安です。

トイレの床下からの水漏れにより床の張替えリフォームをする場合の費用

トイレの水漏れによって床面が傷み、床の張替えが必要な場合の費用は、約2万円からが相場となります。

基礎部分が水によって腐っている場合など、大がかりな工事が必要な場合は約5万円からが相場です。

賃貸でトイレの水漏れが起きたときの対処法

賃貸住宅の場合は修理を依頼する前に管理会社や大家に連絡して指示を仰ぐ必要があります。

というのも、賃貸住宅は管理会社や大家の所有物なので、勝手に修理するとトラブルにつながる可能性があるからです。

また修理費用をどちらが負担するかも契約内容や状況により異なります。

基本的には管理会社や大家が負担することが多いですが、以下のように入居者に過失があると修理費用を負担しなければならない可能性があります。

  • 水漏れを放置していた
  • 自分で修理しようとして部品を破損した

トラブルを避けるためにも応急処置をしたのち、すぐに管理会社や大家さんに連絡をとりましょう。

トイレの床張り替え費用と床材の選び方

トイレで水漏れが起こったときは、被害の程度によっては床の張替えを行わなくてはいけません。

トイレの床材の選び方や張り替え費用などを解説していきます。

トイレの床材の種類と選び方

トイレの床材を選ぶときはデザイン性や価格のほか、手入れのしやすさや耐水性・耐久性を考慮して選びましょう。

トイレの床材としてクッションフロアやフローリング、タイルがよく使用されています。

それぞれの特徴は以下の通りです。

クッションフロア
デザイン性
価格
手入れ
耐水性
耐久性
フローリング
デザイン性
価格
手入れ
耐水性
耐久性
タイル
デザイン性
価格
手入れ
耐水性
耐久性

クッションフロアは水に強い塩化ビニールからできており、価格も手頃なので水まわりの床材としてよく使用されています。

木目柄やタイル柄などデザインも豊富で手入れがしやすいのも魅力のひとつです。

ただしデザインによっては安っぽく見えることがあるので、トイレを高級感のある空間にしたい人には不向きかもしれません。

商品によっては耐久性がやや劣るものもあります。

これに近い素材でPタイル(塩ビタイル)というものもあります。

こちらは、塩化ビニールを含むやや硬質のプラスチック素材を薄い板状にしたタイルです。

本物のタイルのように分割された薄い板を1枚1枚張って仕上げるものです。

クッションフロアに比べてやや高級感は増します。

耐水性だけでなく耐薬品性に優れた商品もあります。

フローリングは廊下やほかの部屋と素材を合わせて統一感を出したい人におすすめですが、一般的なフローリングは耐水性が低く、水分が染み込みやすいものが多いので、水まわりの床材としてはあまり向いていません。

どうしてもフローリングを採用したい場合は水や汚れに強いコーティングがしてあるものを選ぶといいでしょう。

タイルは柄や色が豊富なデザイン性に優れた素材です。耐水性や耐久性も高く、手入れのしやすさも問題ありません。

その分、価格はほかの素材と比べると高額になりがちなので、コスパを重視したい人には向かないでしょう。

また水にぬれると滑りやすいので、小さい子どもや高齢の家族がいる家庭では注意が必要です。

トイレの床張り替え費用相場

トイレの床の張替え費用相場(1帖あたり)は以下の通りです。

  • クッションフロア:約2万円~約3万円
  • フローリング:約4万円~約6万円
  • タイル:約5万円~約8万円

素材のグレードや、もともとの床材などにより費用は大きく変動します。

業者によっても施工費用が異なるので複数の業者に見積もりをとって比較するのがおすすめです。

より低価格で高品質な工事をしてくれる業者が見つかりやすくなるでしょう。

トイレの水漏れの修理代に関する注意点

ここからは、トイレの水漏れが起こってしまった場合の修理代についてご紹介します。いざという時に慌てないように平常時に業者の連絡先や対処するための道具をそろえておきましょう。

自力での修理が困難な場合は早急に業者へ修理依頼する

自力での修理が困難と判断した場合は、大量に水漏れをしてしまっている場合は迷わず業者へ修理の連絡をしましょう。

トイレの水漏れを放置していると、リビングや廊下まで水浸しになってしまうほか、マンションの場合は下の階まで被害が及んでしまうこともあり、修理代や水道代もかさんでしまします。

トイレの水漏れ修理を行う業者は地域のタウンページなどで検索したり、ポストに投函されているチラシなどを日頃から保管しておきましょう。

業者を選ぶ際には、到着までの時間もチェックしておくことがおすすめです。大量に水漏れしている場合は被害を最小限に留めるためにも1時間以内に駆けつけてくれる地域の業者が良いでしょう。

トイレの水漏れ修理にかかる費用

水漏れ修理費用は、修理の基本料と作業料、地域によって出張料がかかります。作業料は水漏れの度合いによって異なりますが、基本料金は約4,000円~、出張費は約3,000円が相場です。

そのため、業者に修理を依頼する際には、基本料、作業料、出張料を合計した総額をあらかじめ見積もっておくことが大切です。業者も比較検討し、目星をつけておきましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子

株式会社KURODA一級建築士事務所

坂田理恵子

一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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