2024年01月23日更新

監修記事

トイレメーカー7社を比較!おすすめトイレの特徴やリフォーム事例を解説

トイレをリフォームするときには、どのメーカーを選べばいいのでしょうか。本記事では、トイレ設備を手掛けるメーカーとその特徴、人気のある商品まで詳しく解説しています。温水洗浄便座などトイレに求める機能や目的にあわせて、自分にあった製品を選びましょう。

リフォームをするなら、新しいトイレに入れ替えて快適に使いたいと思いませんか。

毎日使うものだからこそ、掃除のしやすさや機能にはこだわりたいと思う人も多いでしょう。

しかし、いざトイレを選ぼうとすると、さまざまなメーカーがあり迷います。

「トイレのメーカーはどれを選べばいいの?」「メーカーが違うと何が変わるの?」といった疑問を持つ人も多いでしょう。

そこで今回は、人気トイレメーカーと商品について詳しく解説します。

トイレのリフォーム事例も写真付きで紹介しますので、ぜひご覧ください。

人気トイレメーカーの特徴

トイレのリフォームでは、メーカー選びが重要です。メーカーによって便器の素材や機能が異なるため、ご自身にあったトイレメーカーを選びましょう。

では、トイレメーカーはどこで、どんな商品があるのでしょうか。

ここでは、人気トイレメーカーの特徴と商品について詳しく紹介していきます。

TOTOのトイレの特徴

TOTOは、1917年創業の衛生陶器・住宅設備機器のメーカーです。

ウォシュレットをいち早く取り入れた会社として知られ、日本の衛生陶器メーカーの先駆け的な存在だと言っても過言ではないでしょう。

TOTOのトイレは、掃除のしやすさや快適さに着目して設計されています。

便座のフチがなく、汚れにくいのが特徴です。

おすすめ商品「ネオレスト」

ネオレストは、TOTOのウォシュレット一体型便器です。

タンク内蔵型のすっきりとした見た目で、デザイン性が高いという特徴があります。

「LS」「AS」「RS」タイプの3シリーズ展開です。

汚れが溜まりやすい便器のフチがない仕様と、トルネード洗浄という少ない水でも汚れを落としながら効率的に洗い流す洗浄方法を採用しています。

商品代約48万円(税抜き)LSタイプ

おすすめ商品「GG / GG-800」

GG / GG-800は、TOTOのタンクレス一体型と、タンク式の2種類が選べるトイレシリーズです。

ウォシュレット用ノズルのセルフクリーニング機能、トルネード洗浄、便器のフチ無し形状など、掃除のしやすさも備えています。

タンク式を選べるため、水圧の低いマンションの上層階などにも適したシリーズだといえるでしょう。

商品代約30万円(税抜き)CGタイプ

リクシル(LIXIL)のトイレの特徴

リクシル(LIXIL)は住宅やマンション、商業施設などの建材・設備機器を幅広く手掛ける製造会社です。

2011年にリクシル(LIXIL)となる前は、INAXだったと聞いた方がピンと来る人もいるかもしれません。

表面が滑らかで汚れがつきにくい素材の陶器「アクアセラミック」を開発し、掃除のしやすさを実現しています。

さらに、トイレの鉢内に空気浄化技術を用いて、においの発生を抑制させているのが特徴です。

おすすめ商品「アメージュZ」

アメージュZは、リクシル(LIXIL)のタンク付きトイレです。比較的安価な価格帯で、便座には水あかや汚物の汚れが落ちやすく、掃除のしやすい陶器を使用しています。

便座がリフトアップするため、奥まで汚れが拭き取れるのも特徴です。

さらに、便座の裏側には継ぎ目がないため、掃除が楽に行えるでしょう。

従来製品よりも浄水機能を向上させ、大洗浄の浄水量は5Lを実現しています。

家族の人数が多いなどトイレの使用率が高い人は、年間で多くの節約効果が見込めるでしょう。

商品代約17万円~

※CW-KB31(便座)と組み合わせた場合

おすすめ商品「リフォレ」

リフォレは、リクシル(LIXIL)のタンクと収納付きのトイレです。

まるでタンクレストイレのようなすっきりとした見た目と、大容量の収納が特徴といえます。

コンパクトな手洗いがついているので、トイレ内の空間を有効活用できます。

収納扉の色もバリエーションがあるため、トイレを好みの空間にイメージチェンジできるでしょう。

商品代約25万円~

おすすめ商品「サティス」

サティスは、リクシル(LIXIL)のタンクレストイレです。

GタイプとSタイプの2種類が展開されています。

アクアセラミックやパワーストリーム洗浄など掃除がしやすい機能に加えて、使い勝手にもこだわったトイレです。

おしり洗浄用ノズルとビデ洗浄用ノズルの、2本のノズルを搭載するなど充実した機能がみられます。

デザイン性が高く、ブラックやブラウン、グレーなどさまざまな色の取り揃えがあるため、まるでインテリアを選ぶかのようにお好みのトイレ空間が仕上げられるでしょう。

商品代約26万円〜

パナソニックのトイレの特徴

パナソニックは、エアコン、洗濯機などを取り扱う電気メーカーとして知られており、住宅設備も多数手掛けています。

パナソニックのトイレは、これまでの2社とは違い、便器に陶器ではなく有機ガラス系の素材を使っています。有機ガラス系素材とは簡単にいうとアクリル樹脂で、撥水性があり、割れやヒビに強いのが特徴です。

おすすめ商品「アラウーノL150」

アラウーノL150は、パナソニックのタンクレストイレです。使い終わった後に自動でフタを閉じ、洗浄を行うため、掃除の手間が少なくなる機能を備えています。

スマートフォンと連動して、温水洗浄便座の調整ができ、フィルターのお手入れ時期、洗浄剤の補充時期なども管理できます。

商品代約38万円~

おすすめ商品「New アラウーノV」

New アラウーノVは、パナソニックの手頃な価格帯のトイレ商品です。

タンク無しの製品で手洗い器の有無を選べます。

また、好みの機能を持つ便座を選択し、組み合わせて使います。

奥行きが約72cmとコンパクトな設計をしており、トイレ空間を無駄なく使えます。

少ない水でもしっかりと洗浄できるため、節水にも向くでしょう。

商品代約13万円〜

タカラスタンダードのトイレの特徴

タカラスタンダードは、ホーロー素材で有名な国内メーカーです。

キッチンや浴室が有名ですが、トイレも手掛けています。

タカラスタンダードのトイレは、壁や床にもホーローのパネルを使用することが可能です。

においがつきにくく、汚れにくいためお手入れがしやすいでしょう。

おすすめ商品「ティモニ」

ティモニは、タカラスタンダードのトイレ機器商品です。タンク付きとタンクなしを選べます。

フチ無しの便器に加えて、本体にも凸凹が少ないため、掃除がしやすいのが特徴です。

壁や床にホーローパネルを採用できるため、マグネットで収納棚を取り付けることもできるでしょう。

商品代約14万円〜 ティモニUシリーズ

ジャニス工業のトイレの特徴

ジャニス工業は、トイレや洗面化粧台など、住宅の水廻り設備を手掛けるメーカーです。

国内でも陶器の生産で有名な、愛知県常滑市に拠点を置いています。

ジャニス工業のトイレは、掃除のしやすさとコンパクト設計にこだわって作られているのが特徴です。

便器の手前側のフチを無くし、汚れが拭き取りやすい形状をしています。

さらに、陶器の表面を透明なガラス素材で焼き付けた設計で、汚れがつきにくい滑らかな表面を実現しています。

おすすめ商品「スマートクリンⅢ」

スマートクリンⅢは、ジャニス工業のタンクレストイレです。壁排水・床排水どちらにも対応しています。

また、戸建て、マンションどちらのリフォームにも対応可能です。

奥行きが65cmほどというコンパクトな設計で、立ったり座ったりする動作も楽に行えるスペースが確保しやすく、空間を有効活用できるでしょう。

商品代約21万円〜

アサヒ衛陶のトイレの特徴

アサヒ衛陶は、大阪に本社を置く住宅の衛生設備メーカーです。

洗面台・ユニットバス・トイレなど水廻り全般を手掛けています。

アサヒ衛陶のトイレは節水型であることが特徴です。

タンク付き、タンクレスどちらもあり、好みのタイプが選べるでしょう。

おすすめ商品「エディ848」

アサヒ衛陶のエディ848は、タンク付きトイレです。使いやすい深型の手洗い器を備え、全体的に曲線形状をしており、やわらかいデザインをしています。

3カ所の射水口がある洗浄設計で、節水も実現しています。

大洗浄4.8L、小洗浄3.8Lと、浄水量が少ないため、年間の水道料金を抑えることができるでしょう。

商品代約20万円

ダイワ化成のトイレの特徴

ダイワ化成は、福岡県に本社のある住宅用設備機器メーカーです。

システムバスやトイレ以外にも、生ゴミ処理システムのディスポーザーや浄化槽の製作も手掛けています。

ダイワ化成のトイレは、浄化槽などに対応した簡易水栓トイレや、介護を目的としたリフォームに向く圧送式トイレなどがあります。

簡易水洗対応!おすすめ商品「フルオートトイレ (FAI)」

ダイワ化成のフルオートトイレ (FAI)は、下水道のない地域で、浄化槽を備えている住宅に対応した簡易水洗トイレです。簡易水洗式では珍しく、自動でフタが開き洗浄するというフルオートを実現しています。

将来的に下水道が整備されたときにも施工が容易であるのも特徴です。手動と乾電池にも対応しているため、停電時にも使えます。

商品代約30万円
施工会社:ダイワ化成

商品代約10万円~約20万円の人気おすすめトイレ

商品代が約10万円~約20万円のトイレは、手頃な価格帯のトイレです。

ここでは、おすすめのトイレを4つ紹介していきます。

TOTO:ピュアレスト

TOTOのピュアレストは、組み合わせ式のタンク付きトイレです。

楕円形状のタンクで、小さく設計されているため、トイレ空間の中でも圧迫感を与えないでしょう。

手洗い器付きと手洗い器なしタイプを選べるのも嬉しいポイントです。

便器は、側面に凹凸の少ない掃除がしやすい形状で、トルネード洗浄という少ない水でも汚れを流す機能を搭載しています。

リクシル(LIXIL):アメージュZ

リクシル(LIXIL)のアメージュZは、組み合わせ式のタンク付きトイレです。

便器には、汚れがつきにくいアクアセラミックが使われています。

アメージュZは、排水管の対応範囲が広いため、既存のトイレ排水位置にも柔軟に対応できるトイレです。

大掛かりな排水工事が必要ないため、費用を抑えられることもあるでしょう。

パナソニック:New アラウーノV

New アラウーノVは、パナソニックのタンクレストイレです。

タンクレストイレではありますが、便座の上部に手洗い器をつけることもできます。

奥行きが72cmとコンパクトな設計であることから、限られたトイレ空間にリフォームで取り付けたいときにも向いています。

タカラスタンダード:ティモニUシリーズ

ティモニUシリーズは、タカラスタンダードのタンク式トイレです。

タンクが非常に小さいため、まるでタンクレストイレのような見た目をしています。

床排水・壁排水どちらにも対応しているため、マンションなどのリフォームにもおすすめのトイレです。

商品代約20万円~約30万円の人気おすすめトイレ

約20万円~約30万円のトイレは、一般的な価格帯です。

ここでは、おすすめのトイレ5つを紹介していきます。

TOTO: GG / GG-800

GG / GG-800は、TOTOのトイレで、タンク内蔵型で手洗いの有無が選べるトイレです。

背が低く、奥行きが72cmほどとコンパクトな形状をしています。

ノズルのセルフクリーニング機能やトルネード洗浄、フチなしの便座形状など、TOTOならではの掃除がしやすい機能が備わっているのも嬉しいポイントです。

リクシル(LIXIL):リフォレ

リクシル(LIXIL)のリフォレは、収納付きのタンク付きトイレです。

タンクの部分が収納キャビネットのようになっているため、見た目はタンクレストイレのようにすっきりしています。

収納キャビネットの部分に手洗い器もつけられるため、トイレとあわせて手洗いもコンパクトに取り付けたい人におすすめです。

タカラスタンダード:ティモニCシリーズ

ティモニCシリーズは、タカラスタンダードのキャビネット付きタンク式トイレです。

曲線が美しい洗面手洗い器がつけられるので、優美なデザインを好む人にもおすすめします。

ジャニス工業:スマートクリンⅢ

スマートクリンⅢは、ジャニス工業のタンクレストイレです。

タンクレストイレは商品によっては水圧の低いところには取り付けられませんが、スマートクリンⅢは2階や高地などにも対応しています。

アサヒ衛陶:エディ848

エディ848は、アサヒ衛陶の組み合わせ型タンク付きトイレです。

便器にトイレコートという塗装が施されているため、汚れが落ちやすく、掃除がしやすいという特徴があります。

少ない水でも洗浄できるため、節水効果も見込めるでしょう。

商品代約30万円以上の人気おすすめトイレ

約30万円以上は、トイレとしては高級クラスの価格帯です。

清掃性や機能性にもこだわった設備がつけられます。

ここでは、おすすめのトイレ4つを紹介していきます。

TOTO:ネオレスト

ネオレストは、TOTOのタンクレストイレです。

便座のフタの自動開閉やオート便器洗浄、脱臭装置なども選べるためさまざまな機能がつけられます。

他にもトイレ室内の暖房機能、便器に近づくとライトが点灯する機能なども取り揃えがあるため、トイレ空間にこだわりたい人にもおすすめです。

リクシル(LIXIL):サティス

サティスは、リクシル(LIXIL)のタンクレストイレです。

フルオート洗浄、便座のフタの自動開閉付きで便利に使えます。

また、汚れがつきにくいアクアセラミック、パワーストリーム洗浄、電動の便座リフトアップなどもありお手入れがしやすいという特徴があります。

タイプによっては、座りやすい幅広の便座や、音楽を流す機能がついているので、トイレでゆっくり過ごしたい人にもおすすめです。

パナソニック:アラウーノL150

アラウーノL150は、パナソニックのタンクレストイレです。

オート洗浄、便座のフタ自動開閉、ハネガードという泡のクッションで立小便の汚れを抑える機能もあるので掃除がしやすい設計となっています。

他にも、流水音が流せる、間接照明がつけられる、アームレストがつけられるなどさまざまな機能が取り揃えられているためお好みの使い方ができるでしょう。

ダイワ化成:フルオートトイレ

ダイワ化成のフルオートトイレは、簡易水洗に対応したタンクレストイレです。

自動でフタの開閉ができ、オート洗浄、お掃除中の便座のリフトアップなどの機能も充実しています。

便座の中にライトがつく機能も選べます。夜中にトイレにいくことが多く、そのたびに目を覚ましてしまうという人は、天井照明をつけなくても済むトイレの照明を選んでみてはいかがでしょうか。

トイレリフォームの施工事例

トイレのリフォームは、実際に施工した事例の写真をみるとイメージが沸きやすくなります。

ここでは、トイレのリフォーム事例を6つ紹介していきます。

ご自宅のトイレのリフォームの参考にしてください。

TOTO「ネオレスト」の施工事例

タンク付きのトイレから、TOTOのタンクレストイレ、ネオレストにリフォームした事例です。

壁付けのコンパクトな手洗いは、シンプルな形状でデザインの邪魔になりません。

床や壁も張り替え、寒色系のインテリアですっきりとまとまりのあるトイレ空間が仕上がりました。

リフォーム費用約35万円(手洗器は施主支給品)
工期約1日
建物戸建て
メーカー名TOTO
商品名ネオレスト

TOTO製一体型トイレ「GG-800」にリフォームした事例

TOTOのタンク一体型トイレ、GG-800にリフォームした事例です。

タンクの上に手洗い器もついているので、ドア側のスペースを広々と使えます。

床は木目、壁紙はベージュ系のアクセントクロスに仕上げて、明るいトイレ空間が出来上がりました。

リフォーム費用約25万円
工期約1日
建物マンション
メーカー名TOTO
商品名GG-800

リクシル「アメージュZ」の施工事例

:戸建て住宅で、リクシルのアメージュにリフォームした事例です。フチに汚れが溜まりにくいタイプの便器で、便座は温水洗浄付きを選んでいます。

コストは抑えつつも、必要な機能が揃ったトイレ空間となりました。

リフォーム費用約13万円
工期約1日
建物戸建て
メーカー名リクシル
商品名アメージュZ
リフォーム内容トイレ、温水洗浄付便座の交換リフォーム

リクシル製タンクレストイレ「リフォレ」にリフォームした事例

中古マンションで、リクシルのリフォレにリフォームした事例です。

タンク式のトイレですが、キャビネットの中にタンクがおさまっているため、すっきりとして見えます。

便器は凸凹のない形であるため、お手入れもしやすくなることでしょう。

リフォーム費用約38万円
工期約1日
建物マンション
メーカー名リクシル
商品名リフォレ
リフォーム内容トイレ交換、クロスとクッションフロアの張り替え

リクシル製タンクレストイレ「サティス」にリフォームした事例

戸建て住宅で、リクシルのタンクレストイレ、サティスに入れ替えた事例です。

こちらは階段下にあるトイレですが、限られた空間の中でもタンクレストイレはコンパクトであるため、狭さを感じにくくなっています。

便座の形もすっきりとしているため、掃除もしやすいでしょう。

リフォーム費用約23万円
工期約1日
建物戸建て
メーカー名リクシル
商品名サティス
リフォーム内容トイレ交換

パナソニック「アラウーノ」のトイレリフォーム事例

マンションで、パナソニックのアラウーノに入れ替えた事例です。

手洗い器付のタンクレストイレに入れ替えたことでコンパクトになり、ドア側の空間が広々としています。

床も木目調に張り替え、落ち着きのある空間に仕上がりました。

リフォーム費用約25万円
建物マンション
メーカー名パナソニック
商品名アラウーノ
リフォーム内容トイレ交換

トイレの種類と特徴

トイレには、組み合わせトイレ、一体型トイレ、タンクレストイレの3種類があります。

一体、どれを選べばいいのかわからない人もいるでしょう。

ここでは、トイレのタイプ別に特徴を詳しく紹介します。

組み合わせトイレ

組み合わせトイレとは、便器と便座を選んで組み合わせられるトイレのことです。

トイレは、大きく分けて、タンク・便器・便座の3つの部品に分けられています。

組み合わせトイレは、便器と便座が独立していることで、それぞれ好みの機能を持つ部品を選べるというメリットがあります。

一体型トイレ

一体型トイレは、タンク・便器・便座のすべての部品が一体となっているトイレのことです。

部品が一体化しているため、全体的に凸凹があまりなく、掃除がしやすいという特徴があります。

一体型トイレは、スタイリッシュでおしゃれな見た目を好む人に人気です。

しかし、一体となっていることはメンテナンスの面ではデメリットになってしまうこともあります。

ひとたび便器が故障すると、タンクや温水便座ごと交換しなければならないこともあり、交換費用は組み合わせ型よりも高くなるかもしれないことを念頭に置いておきましょう。

タンクレストイレ

タンクレストイレとは、洗浄用の水を溜めるタンクがないトイレのことです。

水道直結式でタンクを持たない仕組みか、タンクが小さく設計されている仕組みの2つがあります。

すっきりとした見た目で、デザイン性を重視する人にはおすすめのトイレです。

比較的、価格が高い傾向にあり、タンクを持たないためマンションの上階など水圧が低い場所には適さないことがデメリットといえるでしょう。

目的ごとにおすすめのトイレ

トイレは、商品によって掃除のしやすさや節水機能などが異なります。

できるなら自分の目的にあったトイレを選びたいと思う人も多いでしょう。

ここでは、それぞれの目的ごとにおすすめのトイレを詳しく紹介します。

掃除しやすいトイレ

共働きで忙しいご家庭や、トイレのお掃除に手間を掛けたくない人には、掃除のしやすいトイレをおすすめします。

便器に汚れがつきにくい素材や、自動でトイレを洗浄する機能を持つトイレを選んでみてはいかがでしょうか。

おすすめのトイレ

掃除がしやすいトイレをご希望の方には、パナソニックのアラウーノがおすすめです。

アラウーノには、洗浄するときに泡が出てくる激落ちバブルという機能がついたシリーズがあります。

トイレを使うたびに洗剤で洗い流すため、便器内を掃除する手間が軽減されるでしょう。

また、アラウーノはフチが少し立ち上がり、汚れが床に落ちにくい仕様になっています。

トイレの床をお掃除するのが大変だと思っている人にもおすすめします。

節水機能を重視したい方に向いているトイレ

水道光熱費をなるべく抑えたい方や、家族の人数が多くて水道代が気になる人は、節水機能を重視したトイレを選んでみてはいかがでしょうか。

トイレは種類によって、流すときの水量が違います。

節水に向いているのは、洗浄時の水量が少ないトイレです。

おすすめのトイレ

節水に向くトイレは、アサヒ衛陶のエディ848です。

エディ848は射水口が3カ所あり、大洗浄4.8L、小洗浄3.8Lと、少ない水量でもしっかりと汚物を流すことができる設計となっています。

TOTOネオレストシリーズ(一部除く)は、床排水の場合で大洗浄水量が3.8Lとさらに省エネになっており、タンクレストイレを選べる環境であれば、イニシャルコストは高めではありますが、ランニングコストの面から選ぶ価値があると言えます。

トイレは毎日使うものであるため、節水タイプのトイレを選ぶと、従来のトイレよりも節約が期待できるでしょう。

コストパフォーマンスを重視したい方に向いているトイレ

今使っているトイレよりも機能性をよくしたいけれど、なるべくリフォームのコストも抑えたいという人には、コストパフォーマンスのよいトイレをおすすめします。

おすすめのトイレ

コストパフォーマンスを重視する人には、リクシルのアメージュをおすすめします。

フチのない形状の便器や、汚れがつきにくい陶器を使用した清掃性の高いトイレです。

充分な機能が備わっていますが、価格は決して高くはありません。

リフォームにも対応しているのが嬉しいポイントです。

機能性を重視したい方に向いているトイレ

自動洗浄がいい、温水洗浄便座にこだわりたいなど、トイレの機能にはこだわりのある人もいるでしょう。

快適なトイレ空間を求める人は、機能性の高いトイレを選んでみてはいかがでしょうか。

おすすめのトイレ

機能性を重視したい人には、パナソニックのアラウーノがおすすめです。

オート洗浄やフタの自動開閉はもちろん、温水洗浄便座の水の出方も、おしり洗浄やビデ、リズム洗浄など5種類から選べます。

高齢者の方でも使いやすいトイレ

高齢者の方でも使いやすいトイレを探している人は、オート洗浄やフタの自動開閉などができる便利なタイプを選んでみてはいかがでしょうか。

おすすめのトイレ

高齢者の方には、パナソニックのアラウーノがおすすめです。

足腰の負担を軽減させるアームレストがつけられるため、立ったり座ったりといった動作がしやすくなるでしょう。

また、アラウーノにはスマートフォンと連動してトイレの使用状況が分かる見守り機能があります。

日中家を空けている方や、離れて暮らすご家族にも嬉しい機能です。

浄化槽にも対応しているトイレ

自宅の側に下水道が整備されていなくて、浄化槽をつけているという人もいるでしょう。

浄化槽を使っている人は、浄化槽に対応したトイレを選びましょう。

おすすめのトイレ

浄化槽に対応した製品でおすすめのトイレは、ダイワ化成のフルオートトイレ (FAI)です。

フルオートトイレ (FAI)は、便座の自動開閉や自動洗浄にも対応しています。

また、便座のリフトアップ機能もあるため、掃除も楽に行えるでしょう。

大がかりな配管工事をせずに希望の場所にトイレを増設したい場合

トイレ増設の際の注意点と解決策

トイレの増設で思ったよりも高額な工事費になってしまったというケースでは、要因として配管工事が関係していることがあります。配管工事が大掛かりになってしまったために、費用が高くなってしまうのです。

それでは、どのようなケースで配管工事の費用が高くなってしまうのでしょうか。

既存の配管が遠くて工事が大掛かりになる

トイレの増設ではトイレ用の配管を既存の配管に繋げなくてはなりません。

トイレの場合は、汚水が流れる為、床下に太い配管を通す必要があります。既存の配管が近くにないと、新たに配管をつなぐ工事が大がかりになるため、工事費用も高額になってしまいます。

トイレを増設したい場所の近くに必ずしも配管があるとは限らないことから、場所を優先したい場合は工事費用が高額になってしまうケースがあります。

「サニアクセス3」で配管問題を解決

大がかりな配管工事をせずに希望の場所にトイレを増設したい場合は、「サニアクセス3」を使ってみてはいかがでしょうか。

「サニアクセス3」はトイレの排水を粉砕し、圧送ポンプによって上に排水を流すことができるポンプです。上に5m圧送する事が出来る為、既存の配管が遠くても大掛かりな工事なしでトイレの増設ができます。

床下への大掛かりな工事が必要なく、市販のトイレと組み合わせて使えるので、希望の場所に使いたいトイレの増設を実現できる便利なポンプです。

「サニアクセス3」を使ったトイレ増設について詳しく見ていく前に、一般的なトイレ増設にかかる費用をご紹介します。

トイレ増設にかかる費用

1階のトイレ増設費用は約30万~

一般的に、1階にトイレを増設する場合の費用は、トイレ本体がスタンダードなグレードであれば約30万円が相場価格です。

トイレのグレードが高く、さらに配管が遠い場合には、トイレの増設費用は50万円以上になることもあります。

2階のトイレ増設費用は約50万~100万円

2階にトイレを増設する場合の費用は約50万~100万円です。この相場価格の幅は、トイレのグレードと配管工事が影響します。

トイレのグレードがスタンダードで既存の配管が近い場合には約50万~70万円ですが、高いグレードのトイレを選び、さらに既存の配管と繋ぎにくい場所に設置する場合には約75万~100万円の費用がかかることがあります。

サニアクセス3でトイレを増設するには?

トイレ増設に便利な「サニアクセス3」ですが、その取り付け方はリフォーム業者や水回りのプロであればそれほど難しい作業ではありません。ここでは「サニアクセス3」の基本的な取り付け方を紹介します。

サニアクセス3の取り付け方

  1. 吐出部材を組み立てる。
  2. 雑排水流入口を使用しない場合はプラグを差し込んで閉止する。
  3. ➀の組み立てた吐出部材をポンプに取り付ける。
  4. トイレとポンプを、蛇腹ゴムジョイントを使って接続する。
  5. ポンプの底部にクッション材と固定具を取り付け、床に固定。
  6. ポンプから出ている吐出部材を配管へ接続する。

サニアクセス3を取り付けるときに注意すること

サニアクセス3を設置するときには、吐出管を排水管と接続するときには配水管の上から接続するなど細かな規定がありますので、取扱説明書には取り付け前に必ず目を通しましょう。

また初めてサニアクセス3を使うときは、少なくとも5回は水を流してサニアクセス3が正常に作動するかどうかを確認しましょう。

サニアクセス3でトイレを増設するメリット

トイレの増設が簡単にできる汚水用ポンプ「サニアクセス3」の特徴と、「サニアクセス3」の活用例を詳しく見ていきましょう。

「サニアクセス3」は省スペース設計の排水粉砕圧送ポンプ

「サニアクセス3」は、トイレの汚水を粉砕して圧送するポンプです。幅約50×奥行約17×高さ27㎝のコンパクトなポンプですが、排水を押し流すパワーは強力で、上に5m、横引きで最長100m先の配管まで汚水を流せます。

「サニアクセス3」の排水の仕組み

「サニアクセス3」は、ポンプに流れ込んだ汚物とトイレットペーパーを回転刃により粉砕します。汚水は内径20㎜または25㎜の塩ビ管を通って排水されますが、逆止弁があるため、ポンプの稼働が止まっても汚水は逆流しません。

「サニアクセス3」なら様々な場所にトイレが増設できる

省スペースの「サニアクセス3」は、トイレがすぐそばにあれば介護の負担が減らせるといったケースをはじめ、トイレを設置する際の場所の制約をかなり減らすことができます。

「サニアクセス3」を使えば、配管工事が難しい場所でも最低限の工事でトイレの増設ができます。押入れスペースをトイレに改造することもできるので、階下のトイレまでの往復が負担になっていたというようなケースであっても、寝室のすぐ近くにトイレを作ることができます。

その他にも、地下のような配管工事が難しい場所、リフォームでトイレを移設したい場合など、「サニアクセス3」なら様々なケースで簡単にトイレ工事が行えます。

サニアクセス3の価格、工期

コンパクト設計で高い排水力を誇る「サニアクセス3」ですが、ここでは「サニアクセス3」の価格と取り付け工事で見込まれる工期を紹介します。

「サニアクセス3」の価格

「サニアクセス3」のメーカー希望小売価格は161,700円(税込み)です。

「サニアクセス3」は排水ポンプですので、トイレ増設の場合には市販のトイレの購入が別途必要になります。こちらの検討も忘れずに行うようご注意ください。

「サニアクセス3」の工期は基本1日

「サニアクセス3」の取り付けに必要な工期は、基本的には1日です。配管の場所によっては、数時間で終わる場合もあります。一方で、配管工事に時間がかかることもありますが、その場合でもおおむね2日で完了します。

サニアクセス3の施工条件は?

給水および通電していること

「サニアクセス3」を設置して稼働させるためには、水と電気が必要です。給水されなければサニアクセス3はもちろんのこと、トイレの増設もできません。

また「サニアクセス3」は電気で稼働しますので、通電していることも必要です。電源コードの長さは1.5mですので、ポンプがコンセントから1.5m以内に設置できることが条件となります。

トイレの壁排水・排水芯高さが155㎜

サニアクセス3は市販のトイレと接続できますが、市販のトイレの中では壁排水・排水芯高が155㎜のものをお選びください。それ以外のトイレには接続できませんので、必ずご確認ください。

サニアクセス3の施工事例

無理だと思っていたトイレの増設でも可能にしてしまう「サニアクセス3」。ここでは「サニアクセス3」を使った施工事例を見ていきましょう。

こんなところにもトイレを増設できるのかという驚きの事例がたくさんあります。

物置をトイレにリフォーム

住宅にうまく使い切れない物置スペースなどがある場合には、「サニアクセス3」で思い切ったトイレの位置変更をすることができます。

家事の動線を見直すことで、住宅全体の快適さを上げることも可能でしょう。コンセントがあり給水できれば、「サニアクセス3」なら1日から2日でトイレへのリフォームが完成します。

マンションのリノベでトイレを移設

マンションのフルリノベーションでは、水回りの位置変更までは難しいことも多いのが実情です。しかし、「サニアクセス3」を使えば、希望の間取りを実現することを優先してトイレの位置を決めることができます。

押入れをトイレにリフォーム

2階にある高齢者の寝室そばにトイレを増設したケースもあります。介護の観点から、少しでも寝室から近い場所にトイレを設置したかったため、押入れを改造してトイレにリフォームすることにしました。

押入れが2階部分の中央にあったことから、通常の配管ではこのスペースにトイレを増設することは難しいのですが、「サニアクセス3」を使うことで1階の天井の配管と繋ぎ、排水を可能にしました。

地下室にトイレを増設

ある飲食店のチェーン店では、地下にある店舗にお客様用のトイレを新たに設置することができました。

この地下にはトイレを設置するための汚水槽がなく、トイレの設置はできなかったのですが、「サニアクセス3」を使えば汚水を天井方向に垂直3mもの高さまで圧送できます。

その結果、既存の排水管と接続して排水問題を解決することができ、お客様の利便性も大きく向上しました。

コンビニで小便器から大便器へとリフォーム

男性用トイレに小便器しかなかったコンビニで、大便器のトイレへとリフォームしたケースもあります。スペース的に余裕のないコンビニのトイレでも、省スペース型の「サニアクセス3」なら場所を取りません。

配管でも床工事をしないで済んだため、床に段差がつくこともなく、すっきりとしたトイレにリフォームできました。

サニアクセス3のトイレでトラブルが起きた場合

「サニアクセス3」でトラブルが起こった場合にはどのように対処すればいいのでしょうか。「サニアクセス3」の保障期間と修理方法について紹介します。

「サニアクセス3」の保証期間は2年間

「サニアクセス3」には、ご家庭でお使いの場合は2年間、ご家庭以外の場所(商業施設、公共施設、工場など)でお使いの場合は1年間の保証がついています。

「サニアクセス3」の修理はSFAが請け負う

トイレが流れない、または「サニアクセス3」が動いていないなど、不具合が生じた時には、「サニアクセス3」の販売元であるSFA Japan株式会社が対応します。

保証期間の経過後や、無料修理規定の対象外の案件の場合の修理は有料となります。

修理費用は時間帯によって異なりますが、平日9時~18時ならポンプ1台あたり出張費込みで11,000円(税込み)です。作業の必要がなかった場合は一律5,500円(税込み)で、部品交換が必要な場合は別途費用がかかります。

またSFA Japan株式会社では、飲食店の厨房などを想定した、故障を防ぐための定期的なメンテナンスサービスも行っています。

SFAってどんな会社?

「SFA」とは排水圧送ポンプメーカー

「SFA」は、1958年にフランスで創業した排水圧送ポンプメーカーです。世界累計1,000万台の販売実績があります。

住宅用の排水圧送ポンプから商業施設用の大型ポンプまで、開発から製造にわたって手掛けていて、95か国もの国で販売されています。日本でも2011年から展開し、多くの工場や公共施設、店舗や一般住宅でSFA製品が使われています。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】岩本祐子

atelier comado

岩本 祐子

大学卒業後、建築設計事務所にて主に住宅、公共建築、店舗、マンションの設計に10年以上関わる。
住宅においては、基本設計から監理業務まで一連のフローに携わる。
その後大手インテリア関連企業にて7年間インテリアとリノベーションをメインに業務の幅を広げる。
現在代表をしているatelier comadoでは、インテリアコーディネート、リノベーション、住宅設計をメインに活躍中。

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