トイレの床リフォーム費用はいくら?後悔しない床材の選び方を解説

トイレの床リフォームの費用相場と床材選びを伝える、トイレ室内と3種類の床材サンプル

1畳のトイレの床リフォーム費用は、張り替えが2万〜12万円既存の床への重ね張りが1.5万〜10万円が目安です。床材の種類や下地の傷み具合によって費用が変わるため、耐水性や掃除のしやすさも含めて比較することが大切です。本記事では、費用相場と後悔しない床材の選び方を解説します。

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トイレの床リフォームの費用相場(張り替え・重ね張り)

1畳のトイレの床リフォームにかかる費用は、張り替えが2万〜12万円、既存の床への重ね張りが1.5万〜10万円です。いずれも床材・施工費・諸費用を含む目安で、床材の種類や工法、既存床の状態、下地補修の有無によって変動します。便器の脱着・再設置、既存床材の撤去・処分、下地補修、配管工事は、見積もりの条件によって別料金となる場合があります。

1畳のトイレ床リフォーム費用の目安として、張り替え2万〜12万円、重ね張り1.5万〜10万円を比較した図解
トイレ床リフォームの張り替え・重ね張り費用
床材の種類張り替え(材・工)重ね張り
(材・工)
クッションフロア2万〜4万円1.5万〜3万円
フロアタイル3万〜5万円2万〜4万円
フローリング3万〜6万円2万〜5万円
タイル
高機能タイル
5万〜12万円4万〜10万円

ただし床材のグレードや依頼する業者によって、実際にかかる費用は変動する点に注意しましょう。長年の尿ハネや水漏れで床材の下地が傷んでいる場合は、追加で下地補修が必要です。

補修内容費用相場(材・工)
下地合板の部分補修・交換1万~5万円
根太など床下構造材の部分交換・補強10万~20万円
床下構造材全体の交換・補強20万~30万円

床がフカフカするなどの異変があれば、早めに張り替えや補修を検討しましょう。腐食が下地や構造材に及ぶと、大規模な解体・補修工事が必要になり、費用が高額になるおそれがあります。初期段階で対処できれば床材の交換だけで済むこともあり、補修費用を抑えられます。

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トイレの床リフォーム費用を抑える3つのコツ

トイレの床リフォーム費用は、便器や内装との同時施工、補助金・助成金、相見積もりによって抑えられる場合があります。目先の工事費だけでなく、床材の耐久性や将来のメンテナンス費用も踏まえて検討しましょう。

トイレ床リフォーム費用を抑える方法として、便器・内装との同時施工、補助金・助成金の確認、複数業者からの相見積もりを示した図解
トイレ床リフォーム費用を抑える3つのコツ

【コツ1】便器や内装も同時にリフォームする

トイレの床材を張り替える際は、一般的に便器の脱着(取り外し・再設置)が必要で、床材だけを交換する場合でも費用がかかります。便器本体も同時に交換すれば、脱着費用の重複を避けられます。壁紙などの内装もまとめてリフォームすると、工事ごとの職人の出張費や諸経費も抑えやすくなります。壁紙と床のセット施工や、トイレ全体のリノベーションに伴う床の張り替えを検討している場合は、希望する工事範囲をまとめて伝え、見積もりを依頼しましょう。便器の設置から10年以上たっている場合は、今後の故障リスクも踏まえて工事範囲を検討しましょう。「温水洗浄便座の調子が悪い」などの不具合があれば、床と同時にリフォームできるか業者に相談してください。

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【コツ2】補助金・助成金の活用を検討する

トイレの床リフォームの目的や居住者の状況によっては、国や自治体の補助金・助成金制度を利用できる場合があります。対象になれば、実質的な費用負担を抑えられます。

リフォームに関する補助金・助成金制度

みらいエコ住宅2026事業」は、トイレ床の張り替え単独では対象にならず、開口部や躯体の断熱改修など、住宅性能を引き上げる要件化工事とあわせて行う必要があります。2026年8月25日時点ではリフォームの申請額が予算の4%で、交付申請は遅くとも2026年12月31日までです。ただし、予算上限に達すると早期に受付が終了します。「令和8年度子育て支援型共同住宅推進事業」は共同住宅の整備を行う事業者などが対象で、一般的な戸建て住宅の個人リフォーム向け制度ではありません。介護保険の住宅改修では、要支援・要介護認定を受けた方について、滑り防止や移動の円滑化を目的とした床材の変更が対象になる場合があります。制度ごとに対象者や工事要件、申請時期が異なるため、着工前に申請実績のある業者や自治体へ相談しましょう。

※ 参考1:国土交通省「みらいエコ住宅2026事業」
※ 参考2:国土交通省「令和8年度スマートウェルネス住宅等推進事業説明会」
※ 参考3:厚生労働省「福祉用具・住宅改修」

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【コツ3】複数の業者から見積もりを取る

2〜3社から見積もりを取り、価格と工事内容を比較すると、適正価格を判断しやすくなります。トイレ床リフォームを格安で依頼したい場合も、金額だけで決めず、材料費や施工費などの内訳が明記されているかを確認しましょう。不要な費用や他社より高い項目がないかを比べることも大切です。「床張り替え一式5万円」のように内訳が不明な見積もりは、工事後に追加費用が発生するおそれがあります。予算超過を防ぐためにも、工事範囲や追加料金の条件まで確認してください。

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トイレの床リフォームにおすすめの床材

トイレの床リフォームでは、クッションフロアなど5種類の床材が候補になります。

トイレ床材の耐用年数の目安として、クッションフロア10〜15年、フロアタイル・フローリング15〜20年、高機能タイル20〜30年を示した図解
トイレ床材の種類別に見る耐用年数の目安
床材の種類耐水性・耐久性価格
クッションフロア高い安め
フロアタイル高いやや安め
フローリング低めやや安め
タイル高い高め
大理石変色に注意高め

それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身の希望に合った床材を選びましょう。

【1】クッションフロア

クッションフロアは、塩化ビニル樹脂を主材としたシート状の床材で、裏側に発泡層があります。

メリット

  • 優れた耐水性・清掃性
    尿ハネや水濡れが染み込まない
  • コストパフォーマンス
    他の床材と比較して材料費・施工費が安い
  • 足元の快適性
    足触りが柔らかい

デメリット

  • へこみやすい
    重い収納棚やゴミ箱などを長時間置くと、へこみが残りやすい
  • 寿命が比較的短い
    10〜15年で表面の劣化や黄ばみが目立つ

クッションフロアはこんな人におすすめ

  • 費用を最優先で抑えたい
  • 清掃のしやすさと耐水性を重視する
  • 素足で入るため、冬場の冷たさを避けたい
あわせて読みたいトイレのクッションフロアの張り替え費用はいくら?後悔しないコツも解説!

【2】フロアタイル

フロアタイルは、クッションフロアと同じ塩化ビニル製ですが、クッション層のない硬質な床材です。一枚ずつタイル状になっており、木目や石目などをリアルに表現したデザインがそろっています。

メリット

  • 耐久性・耐傷性が高い
    傷や摩耗に強く、重い物を置いてもへこみ跡がつきにくい
  • 優れたデザイン性
    リアルな質感や立体感を持つデザインが豊富
  • 耐水性・耐アンモニア性が高い
    水やアンモニアに強く、腐食や変色のリスクが低い

デメリット

  • 目地からの汚れの侵入
    タイル状のため、継ぎ目(目地)から汚れが入るリスクもある
  • 足元の冷たさ
    クッション層がないため、冬場はやや冷たさを感じやすい
  • 施工の手間
    一枚ずつ貼っていく必要があるため、施工に手間と時間がかかる

フロアタイルはこんな人におすすめ

  • デザイン性と耐久性を両方重視したい
  • 重い収納などをトイレに置きたい
  • タイルや天然石のような高級感を出したいが、費用は抑えたい

【3】フローリング

フローリングは、木質系の材料を板状に加工した床材の総称で、住宅で広く使われています。ただし、トイレに使う場合は、耐水・耐アンモニア加工を施した「トイレ専用の複合フローリング」などを選ぶ必要があります。

メリット

  • 内装の統一感
    廊下やリビングと床材をそろえ、住まい全体に一体感を持たせられる
  • 足元の快適性が高い
    冬場でも冷たさを感じにくく、素足で使いやすい
  • 木ならではの質感
    自然な木目や風合いを楽しめる

デメリット

  • 耐水性が低い
    一般的なフローリングは水に弱く、尿ハネや湿気が原因で腐食やカビが発生しやすい
  • アンモニアによる劣化が起きやすい
    黄ばみや黒ずみが残りやすく、臭いも染み込みやすい

フローリングはこんな人におすすめ

  • 廊下や他の部屋との統一感を最優先したい
  • 木材の持つ温かい質感を好む
  • 毎日こまめに拭き掃除などのメンテナンスができる

【4】タイル

タイルは、陶磁器や石を高温で焼き固めた床材です。古くから水回りで使われてきた素材であり、高い耐久性と圧倒的な耐水性が魅力です。

メリット

  • 耐水性・耐アンモニア性が高い
    アンモニアによる腐食や変色の心配がなく、カビも生えにくい
  • 圧倒的な耐久性
    傷や摩耗、へこみに非常に強い
  • 清掃性が高い
    強い洗剤やアルコールで拭き掃除ができる

デメリット

  • 冬場は冷たく感じやすい
    熱が伝わりやすいため、素足では冷たさを感じやすい
  • 滑りやすい
    表面がツルツルしたタイルは、水に濡れると転倒のリスクが高まる
  • 目地の手入れが必要
    タイルの間の目地は汚れがたまりやすく、カビが生えたり変色したりすることがある
  • コストが高い
    材料費が高く、施工に手間がかかるため、リフォーム費用が高い

タイルはこんな人におすすめ

  • 清掃性と耐久性を優先し、衛生的な状態を保ちたい
  • ホテルのような高級感や重厚感を求めている
  • 費用がかかっても、日常の手入れの負担を抑えたい

【5】大理石

大理石調の床材には、天然大理石のほか、天然石の粉末などを使った人造大理石があります。独特の模様と光沢があり、空間に高級感や重厚感を加えられるため、意匠性を重視する場所で選ばれます。

メリット

  • 最高の意匠性
    本物ならではの豪華な雰囲気と美しい光沢がある
  • 圧倒的な耐久性
    適切に手入れすれば、長期間その美しさを保てる
  • 重厚感
    空間に格調高い雰囲気と重厚な存在感をもたらす

デメリット

  • 酸に弱い
    天然大理石の主成分は炭酸カルシウムであるため、酸性である尿や強酸性の洗剤に非常に弱い
  • 厳重なメンテナンスが必要
    変色を防ぐために、定期的な撥水・防汚コーティングが必須
  • 冬場は非常に冷たい
    熱伝導率が高く、足元が非常に冷たい
  • コストが高い
    材料費・施工費ともに最も高額

大理石はこんな人におすすめ

  • 費用を問わず、最高級の豪華なデザインを最優先したい
  • 毎日、専門的なメンテナンスを欠かさず行える
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トイレの床材選びで失敗しない6つのポイント

トイレの床材は、水やアンモニアへの強さ、清掃性、耐久性など、6つのポイントで比較します。

トイレの床材選びで確認したい耐水・耐アンモニア、掃除しやすさ、耐久性、滑りにくさ、足元の温かさ、段差対策の6項目を示した図解
トイレの床材選びで確認したい6つのポイント

【ポイント1】水やアンモニアに強いか

トイレの床材には、水濡れや尿ハネが染み込まず、劣化しにくい性能が欠かせません。クッションフロアやフロアタイルは、比較的耐水性・耐アンモニア性に優れています。一方、一般的なフローリングは水に弱いため、耐水・耐アンモニア加工を施した製品を選びましょう。水や尿が床材の内部まで染み込むと、汚れや臭いが落ちにくくなります。特に尿を放置すると、雑菌が尿素を分解してアンモニア臭が発生し、尿中のカルシウムなどと結びついて尿石になります。清潔な状態を保つためにも、水やアンモニアに強い床材を選ぶことが大切です。

【ポイント2】掃除しやすい素材・形状か

トイレは水や尿ハネで汚れやすいため、日常的に掃除しやすい床材を選ぶことが大切です。リアルな木目やタイル調の深い溝・凹凸は、汚れが入り込むとブラシで落とす手間がかかります。床材のつなぎ目である「目地」にも注意が必要です。タイルや一部のフロアタイルは目地が多く、定期的なブラシ掃除が欠かせません。清潔な状態を無理なく保てるよう、表面が平らで目地の少ない床材を選びましょう。

【ポイント3】美しさを長く保てるか

トイレの床は、摩擦に加えてアンモニアや洗剤の影響も受けるため、耐久性を確認しましょう。耐久性が低いと、尿ハネや強い洗浄剤によって黄ばみが生じたり、表面のコーティングが劣化・変色したりします。変色は元に戻らないことも多く、清潔感を損なう原因になります。早期の変色を防ぐため、長く美しさを保てる床材を選ぶことが大切です。

【ポイント4】水濡れ時に滑りにくいか

トイレは手洗いや水はね、清掃で床が濡れやすく、滑りやすい床材では転倒の危険が高まります。特に小さなお子様や高齢のご家族がいる場合は、滑りにくさを優先しましょう。床材のサンプルに水を垂らし、手のひらで触れて濡れたときの感触を確かめるのが理想です。安全性を重視するなら、クッション性があり、防滑加工を施したクッションフロアが候補になります。費用やデザインだけでなく、クッション性や防滑性も比較してください。

【ポイント5】冬場に冷たくないか

トイレは暖房のないことが多く、冬場に床材が冷たくなると不快に感じやすい場所です。素足で使うことも多いため熱伝導率が低く、足裏に温かみを感じやすい素材を選ぶことが快適性につながります。

熱伝導率とは
熱の伝わりやすさを示す指標です。数値が低い素材ほど熱が伝わりにくく、床の冷たさを感じにくい傾向があります。

タイルや石などの素材は熱伝導率が高いため、冬場は特に冷たく感じやすいでしょう。一方、クッションフロアや木質系フローリングは熱伝導率が低いため、素足でも冷たさを感じにくい素材です。冬の快適性を重視するなら、このように熱伝導率の低い床材の採用を検討しましょう。

【ポイント6】段差が生じないか

トイレの床リフォームでは、新しい床材と廊下や既存床との間に段差が生じないか、必ず確認しましょう。

段差が生じることで起きやすいトラブル

  • 転倒事故の発生
  • ドアの開閉がスムーズにできなくなる

このようなトラブルを回避するためには、素材選びと施工時の対策が重要です。

段差によるトラブル回避のための対策

  • 素材選び
    既存の床に重ね張りしやすい、薄い床材を選ぶ
  • 施工時の対策
    既存の床材を完全に撤去したり、段差を緩やかにする見切り材を使用したりして、安全性を確保する

転倒事故を防ぐため、床リフォームによって危険な段差が生じないかを業者に確認し、必要な対策を検討しましょう。

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トイレの床をクッションフロアにして後悔する理由と対策

クッションフロアはトイレによく使われる床材ですが、素材の特性を知らずに選ぶと、「別の床材にすればよかった」と後悔することがあります。

トイレのクッションフロアで後悔しやすい点として、安っぽく見える、汚れがたまりやすい、へこみ・傷が残る、日焼け・黄ばみの4項目を示した図解
クッションフロアで後悔しやすい4つのポイント

後悔しやすいポイント

  • 安っぽく見える
  • 凹凸に汚れが溜まり、掃除しにくい
  • へこみや傷が残りやすい
  • 日焼けや黄ばみが目立つ

このような後悔を回避するためには、デザイン性の高いクッションフロアを選ぶなどの対策が有効です。

後悔を回避するための対策

  • デザイン性の高い製品を選ぶ
  • 凹凸が少ないフラットな製品を選ぶ
  • 表面強化や消臭機能が付いたクッションフロアを選ぶ

クッションフロアのデメリットが気になる場合は、ほかの床材と比較したうえで選びましょう。判断に迷ったら、トイレの使用状況や希望をリフォーム業者に伝え、適した床材を提案してもらうと安心です。

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トイレの床リフォームを検討するタイミング

トイレの床リフォームは、床材が耐用年数を迎えたときに検討します。ただし、実際の寿命は使用頻度や湿気、アンモニアへの耐性によって異なります。トイレで多く使われるクッションフロアは、10〜15年が交換の目安です。

トイレ床材の耐用年数の目安として、クッションフロア10〜15年、フロアタイル・フローリング15〜20年、高機能タイル20〜30年を示した図解
トイレ床材の種類別に見る耐用年数の目安
床材の種類耐用年数
クッションフロア10〜15年
フロアタイルフローリング15〜20年
高機能タイル20〜30年

交換を判断すべき具体的な劣化サイン

  • 床材に変色や黄ばみが見られる
  • 掃除をしてもアンモニア臭が取れない
  • ギシギシと音がする
  • 床の一部が沈む
  • 深い傷や破れがある

耐用年数に達していなくても、劣化のサインが見られた場合は、張り替えや補修を検討しましょう。

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トイレの床リフォームのおしゃれな施工事例

床材選びの参考になる5つの施工事例を紹介します。

【事例1】狭くても明るい色合いで広がりのあるトイレに

費用約38万円
工期約3日
住宅会社・事務所
構造RC(鉄筋コンクリート)

スペース自体は広くはないものの、壁の色と相性のいい「ホワイト×グレー系」の明るいカラーの床材を選んで、落ち着けるトイレに仕上げました。

【事例2】納戸をグレーのフロアタイルでシックな雰囲気のトイレに

費用約65万円
工期約3日間
住宅一戸建て

納戸をトイレへ改装し、グレーのフロアタイルを取り入れてシックな空間に仕上げました。

【事例3】ホワイト系で統一されたタンク付きトイレ

After After
費用約50万円
工期約1ヶ月半
住宅マンション
構造RC(鉄筋コンクリート)

全体をホワイト系で統一し、清潔感のある空間に仕上げました。床材には淡い模様が入っているため、真っ白な床よりも汚れが目立ちにくくなっています。

【事例4】モノトーンでモダンなトイレ

After After
工期約1週間
住宅一戸建て
構造木造

壁にはツヤのある黒いパネル、床には明るいグレーの床材を採用し、モダンながら暗すぎないトイレに仕上げました。

【事例5】大判タイルがおしゃれなトイレ

工期約3日
面積5㎡
住宅一戸建て
構造木造

壁の陰影と高級感のあるタイルが調和した、店舗のように上品なトイレです。ベージュ系の色合いが空間に温かみを加えています。

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【メーカー別】トイレに使える床材5選

トイレに適した床材は、機能・価格・デザインのどれを優先するかによって異なります。ここでは、条件別にメーカーの床材を5つ紹介します。

【清掃性・耐久性】ハイドロセラ・トイレフロアJ(TOTO)

「ハイドロセラ・トイレフロアJ」は、TOTO独自の環境技術「ハイドロテクト」を採用した、住宅トイレ専用の大判セラミック床材です。

TOTOのハイドロセラ・トイレフロアJを採用したトイレ空間
出典:TOTO『ハイドロセラ・トイレフロアJ』ニュースリリース

ハイドロテクトの抗菌効果によって、尿と菌から生じるアンモニアの発生を抑え、防臭・防汚につなげます。陶器ならではの硬さがあり、傷や汚れが付きにくく、水や汚れが表面に染み込みにくいのも特徴です。大判サイズで便器手前の尿垂れが集中しやすい範囲を覆えるほか、現場加工にタイル専用工具を必要としない施工性にも配慮されています。衛生性と清掃性を重視する場合に検討しやすい床材です。

【耐アンモニア性】ラシッサ Dフロア耐水UDわん(LIXIL)

LIXILの「ラシッサ Dフロア耐水UDわん」は、木目タイプと素材タイプを選べる、水まわり対応の複合床材です。

LIXILのラシッサ Dフロア耐水UDわんを採用した洗面・ランドリー空間
出典:LIXIL『ラシッサ Sフロア・ラシッサ Dフロア耐水UDわん』

耐水性・抗菌性・耐アンモニア性があり、トイレや洗面所などの水まわりに使用できます。表面には、人とペット(小型犬)の滑りに配慮した防滑ハイパーフィルムを採用しています。ただし、一般床より耐アンモニア性に優れるものの、排泄物を放置すると変色などの原因になるため、すぐに拭き取りましょう。また、トイレへ施工する場合は、床の継ぎ目や配管まわりにシリコーン系コーキング剤を塗布することが推奨されています。

【高級感・耐水性】ラピスタイルフロアー[3尺長](Panasonic)

「ラピスタイルフロアー[3尺長]」は、天然石やモルタルの質感を表現した、Panasonicの石質仕上げ床材です。

Panasonicのラピスタイルフロアー[3尺長]モルタルグレーを施工した床
出典:Panasonic『ラピスタイルフロアー[3尺長]』

合板基材を使用しており、一般的な木質床材と同じように丸のこでカットできるため、異素材を組み合わせた施工にも対応しやすいのが特徴です。表面には抗菌・抗ウイルス・耐傷・耐汚染・高耐水・耐摩耗のマットコートが施され、トイレや洗面所にも使用できます。ただし、水を大量に流す使い方や丸洗いは避ける必要があります。床暖房の仕上げ材にも使えますが、フィルムヒーター式の床暖房には使用できません。施工時は、指定のボンドや見切材など、メーカーの施工条件を確認しましょう。

【木の温もり・足触り】ピノアース足感フロア(WOODONE)

「ピノアース足感フロア」は、ウッドワンが育てたニュージーパインの無垢材を使い、足触りと意匠性にこだわったフローリングです。

WOODONEのピノアース足感フロア
出典:WOODONE『無垢フローリング ピノアース足感フロア』

うづくり・タテスジ・オビノコ・ウェーブなど、表面加工によって異なる踏み心地を選べます。無垢材には熱を伝えにくい性質や調湿作用があり、木の温もりと夏場のさらりとした肌触りを感じやすいのも特徴です。ただし、メーカーのお手入れマニュアルでは、水分が残った場合はすぐに拭き取り、濡れ雑巾の頻繁な使用はひび割れの原因になると案内されています。トイレへ採用する場合は、尿ハネや水分をすぐに拭き取れることを前提に検討しましょう。ワックスの要否や使用できる洗剤は塗装仕様によって異なるため、選んだ製品の手入れ方法を事前に確認してください。

【消臭・抗ウイルス機能】消臭レストリューム(サンゲツ)

サンゲツの「消臭レストリューム」は、トイレなどの水まわり向けに、消臭・抗ウイルス機能を備えた複層ビニル床シートです。

サンゲツの消臭レストリュームPM-24361を使用した水まわり空間
出典:サンゲツ『PM-24361 消臭レストリューム』

抗菌性や防滑性もあり、塩素系薬剤を使ったメンテナンスにも配慮されています。ワックスをかけずに美観を維持しやすいため、衛生性と日々のお手入れのしやすさを重視する場合に検討しやすい床材です。柄によって印象が異なるため、選ぶ際はカタログやサンプルで実際の色柄を確認しましょう。

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トイレの床リフォームに関するQ&A

トイレの床リフォームを依頼する業者選びのポイントは?

業者を選ぶ際は、トイレの床リフォームの実績、保有資格、アフターサービスの3点を確認しましょう。

  • トイレの床リフォームの実績が豊富であるか
  • リフォームや水回り工事の専門的な資格を持っているか
  • アフターサービスや保証が充実しているか

フロアタイルとクッションフロアのどちらがいい?

耐久性やデザイン性(高級感)を重視するならフロアタイル、費用の安さやクッション性を重視するならクッションフロアがおすすめです。ご自身の予算や求めるデザインを考慮して、最適なトイレの床材を検討しましょう。

賃貸物件でもトイレの床をリフォームできる?

賃貸物件でも、元の床を傷つけず、退去時にきれいにはがせる方法なら、トイレの床をリフォームできる場合があります。主に使われるのは、「貼ってはがせるクッションフロア」や「置くだけフロアタイル」など、接着剤が不要なDIY用床材です。ただし、DIYを禁止している物件もあるため、施工前に管理会社や大家へ確認してください。

トイレの床が腐食する原因は?どう対処すべき?

トイレの床が腐食する主な原因は、便器本体や配管からの水漏れです。腐食が軽度なら床材の張り替えで済むこともありますが、床がふわふわする場合は、下地まで傷んでいる可能性があります。早めに専門業者へ現地調査を依頼し、必要な補修範囲を確認してもらいましょう。

あわせて読みたいトイレの床の「じわじわ水漏れ」は放置NG!修理費用や原因なども解説 あわせて読みたい腐食したトイレの床の修理費用はいくら?ぶよぶよした床は張り替えが必要?

トイレの床は自分でリフォームできる?業者に依頼すべき?

既存の床を傷つけずにシートやタイルを重ねる作業なら、DIYで対応できることがあります。ただし、床の腐食が疑われる場合や便器の脱着が必要な場合は、専門業者に依頼しましょう。

トイレの床リフォームで火災保険は使える?

トイレの床リフォームに火災保険を使えるかは、損害の原因と契約している補償内容によって異なります。給排水設備の突発的な事故で床に生じた水濡れ損害や、不測かつ突発的な事故による破損は補償対象になる場合があります。一方、経年劣化による腐食やカビ、給排水設備そのものの修理費は、一般的に補償対象外です。床の修理を始める前に損害状況を写真で記録し、保険会社や代理店へ連絡して補償範囲を確認しましょう。

※ 参考1:日本損害保険協会「火災保険」
※ 参考2:日本損害保険協会「損害保険Q&A 問50」

トイレの床張り替えにかかる工期は?

トイレの床の張り替えにかかる工期は、3時間から半日が目安です。ただし、便器交換や壁紙の張り替えも同時に行う場合は、半日から1日が目安となるでしょう。

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【まとめ】トイレの床リフォームは10〜15年が目安

トイレの床リフォームは、10~15年が検討の目安です。ただし、床を踏んだときのきしみや沈み、便器まわりの黄ばみやシミ、掃除しても取れないアンモニア臭があれば、年数にかかわらず早めに点検を依頼しましょう。床材を交換する際は、クッションフロアやフロアタイルなど、耐水性が高く手入れしやすい素材を選ぶと、清潔で安全な状態を保ちやすくなります。

トイレリフォームの業者選びで後悔しないために

必ず複数の相見積もりを比較しましょう!

リフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なります。

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