筑西市のリフォーム会社34選！事例・口コミも掲載

筑西市におけるリフォームの特徴

筑西市の住宅に関する理念・基本方針

筑西市では、次の4つをまちづくりの理念に掲げています。

1. 誰もが誇れる元気未来都市づくり
2. あらゆる世代が快適に暮らせる安心都市づくり
3. 郷土愛を育む教育・文化都市づくり
4. 自主・自立したまちづくりの強化

参考：筑西市-第2次筑西市総合計画

具体的な施策として住環境の向上、良質な住宅の計画的な改修に務められるよう住民に働きかけています。

また市内の事業者を利用しての住宅リフォームに対する助成の実施や、住宅・建築物について耐震診断や耐震改修の情報提供、耐震改修の促進に努めるなどの取り組みを行っています。

筑西市の景観条例にかかわるリフォームの制限

筑西市では、属している茨城県景観形成条例に基づき、建築物や工作物の建築などの大規模行為を行う場合、行為の着手から30日前までに行為の種類や内容など、規則で定める事項を茨城県知事に届け出なければなりません。

届出が必要となる大規模な行為とは、次のような制限を超えるものとされています。

建築物の新築においては、市街化区域では高さ31メートルを超えるもの、市街化調整区域では高さ20メートルを超えるもの、または高さ9メートル、かつ延床面積が2,000平方メートルを超えるものが対象です。

建築物の増改築、変更においては、高さ制限は新築と同様で、増改築に係る部分の床面積が400平方メートルを超えるもの、建築物の過半数を変更することになる模様替え、色彩の変更、外観の変更が対象となります。

参考：茨城県景観形成条例-大規模行為の届出

筑西市の地震の危険度や被害予想

筑西市では市内直下を震源地として起こりうる地震（M6.9）を想定し、地震ハザードマップを作成し公表しています。

地震が発生した場合、筑西市全域で震度6弱以上を観測すると想定されています。

筑西市内で特に揺れやすい地域は、筑西市の中心を南北に流れる五行川と小貝川流域、筑西市東部と石岡市の境を流れる桜川流域、筑西市西部と結城市の境を流れる鬼怒川流域で想定震度は震度6強となっています。

また地震による建物の被害を大きいと想定されている地域は、小貝川流域の井出蛯沢地区や東保末地区などが特に大きく、建物の全壊率は30％以上と想定されています。

参考：筑西市-地震ハザードマップ

筑西市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2010年に筑西市が行った調査によると、筑西市内の住宅の耐震化率は72.6％となっています。

今後の目標として耐震化率90％を掲げており、既存住宅において自然の更新・改修に加えて、耐震改修の促進施策により旧耐震基準の住宅の耐震化を進めることが必要です。

筑西市は、住宅所有者にとって耐震診断や耐震改修を行いやすい環境を整え、負担軽減のための支援策の構築など必要な施策を茨城県や関係団体等と連携しながら実施しています。

具体的には木造住宅の簡易な耐震自己診断の支援、耐震診断・耐震改修に対する融資制度、税の特例措置などの取り組みを行っています。

参考：筑西市-筑西市耐震改修促進計画

筑西市で定められている防火地域のリフォームの制限

筑西市では、都市計画に基づいた防火地域、準防火地域、そして建築基準法22条指定区域が指定されています。

防火地域は、JR水戸線下館駅の南北の商業地域、準防火地域は下館駅周辺の商業地区や第一種住居地域の一部が指定されています。

また建築基準法22条指定区域は、下館駅周辺において防火地域・準防火地域を除いた地区、JR川島駅周辺、筑西市北西部の下館第一工業団地一帯、下江連地区の一部が指定されています。

参考：筑西市-都市計画の概要

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

筑西市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、筑西市が属している茨城県では、リフォームに関する相談件数が年間で156件ありました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

筑西市が開設している消費生活センターでは、筑西市内に在住・在勤・在学されている方を対象に、無料で消費生活に関する相談を受け付けています。

消費者と事業者による契約のトラブルや、悪徳商法による被害などに関して、専門の相談員がアドバイスやあっせんを行っています。

参考：筑西市-筑西市消費生活センター

筑西市の住宅データ

2023年5月時点での筑西市の調査によると、筑西市の人口は約98,000人です。

前年の2022年5月時点の人口は約99,000人であったため、人口を比較するとおよそ1,000人の減少となっています。

参考：筑西市-筑西市の常住人口

2018年時点での筑西市の調査によると、筑西市の持ち家率は約79.2％となっています。

2019年9月時点での全国の平均持ち家率は61.2％であったため、比較するとかなり高い水準となっています。

茨城県で、最も新築の建築件数が多かった年は、2023年4月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1993年から2022年までの過去30年間において1994年が最も多く37,549戸でした。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告