大和市のリフォーム会社120選！事例・口コミも掲載

大和市におけるリフォームの特徴

大和市の住宅に関する理念・基本方針

大和市では「暮らす人、活動する人、訪れる人、みんなの居場所が織りなすまちと駅と森の生活都市」を大和市が目指す都市の基本理念とし、以下の6つの基本方針に基づいてまちづくりの施策を推進しています。

1. 繋がりが生まれる都市づくり
2. 活躍しやすい都市づくり
3. 暮らし続けられる都市づくり
4. 安心して暮らせる都市づくり
5. 心地よく暮らせる都市づくり
6. 地域の特性を活かした都市づくり

具体的な施策としては、公共交通網の整備、空き地や空き家の管理・利活用の促進、子育て世代への支援、建築物の耐震化の促進などが挙げられます。

参考：健康都市やまと都市計画マスタープラン

大和市の景観条例にかかわるリフォームの制限

大和市では、市内のどの地域においてもそれぞれ緑を意識した景観づくりを進め、大和市全体として常に緑に触れられ、緑を身近に感じ取れる景観づくりを進めるために、大和市景観計画を定めています。

この計画では市全域が指定区域になっており、市全体を以下の4つに区分し、それぞれで「敷地利用」「建築物等の外観」「建築物等の色彩」などにおいて景観形成方針が定められています。

景観形成方針では、商業地では低彩度の色を基本色としながら、にぎわいを感じさせる色を取り入れること、田園・緑地では外観に自然素材などを使用することや緑が映える色彩を使用することなどが求められています。

市全域を対象として以下に該当する場合には、届出を行う必要があります。

建築物の建築等

参考：大和市景観計画

また地区の景観特性を活かし住民目線から見た景観づくりを進めていくための仕組みとして景観づくり促進地区制度というものがあります。

この制度で指定された地区では独自の方針を定めて景観づくりを進めていくことが可能です。

大和市の地震の危険度や被害予想

2022年に大和市より公開された大和市耐震改修計画によると、大和市に大きな影響を及ぼす可能性のある地震について以下の6つを挙げています。

• 都心南部直下地震
• 三浦半島断層群の地震
• 神奈川県西部地震
• 東海地震
• 南海トラフ巨大地震
• 大正型関東地震

また切迫性が高く被害が大きいとされている、都心南部直下地震における建物被害は以下のように想定されています。

• 全壊棟数：920棟
• 半壊棟数：5,280棟

参考：大和市耐震改修計画

また都心南部直下地震において大和市では、建物の全壊棟数は市全体的に見て少ない傾向にありますが、その中でも特に中央林間駅周辺は全壊棟数が多い傾向にあります。

参考：e-かなマップ

大和市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年度の大和市の調査によると、大和市の住宅における耐震化率は94.6%となっており、2030年度までにおおむね解消することを目標としています。

大和市では耐震化の促進に向けて、市内のイベントなどにおいて耐震化の必要性や耐震化促進事業についての周知活動を行ったり、市の窓口などでの相談体制の強化、耐震改修に対する税の特例措置、耐震診断や耐震改修の助成支援などを行っています。

参考：大和市耐震改修促進計画

大和市で定められている防火地域のリフォームの制限

大和市では、大和駅、相模大塚駅、鶴間駅、中央林間駅周辺が防火地域、江ノ島線を中心とした広範囲が準防火地域に指定されています。

参考：大和市公開型地図情報サービス

駅周辺や住宅が密集している地域などは防火地域・準防火地域に指定されていることが多いです。

防火地域・準防火地域では、建物の高さや延べ床面積などによって耐火建築物または準耐火建築物にする必要があります。

リフォーム時などには、住んでいる地域が防火地域か準防火地域かを確認するようにしましょう。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

大和市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、大和市が属する神奈川県からは1,115件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター – 住宅相談統計年報2022

大和市では、商品の購入やサービスの利用をした際の販売方法・契約・品質・価格など消費者と事業者間のトラブルに関して、専門的な知識をもつ相談員に相談することができる大和市消費生活センターを設置しています。

トラブルを解決するためのアドバイスをもらうことが可能です。

相談は無料で行うことができ、電話・窓口で相談ができます。（電話料金はかかります）

参考：国民生活センター-大和市消費生活センター

大和市の住宅データ

大和市の人口は2023年1月1日時点の大和市の調査によると、約243,000人とされています。

参考：大和市-人口と世帯数

大和市が属している神奈川県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、59.1%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、神奈川県の持ち家率は低めであることが分かります。

参考：神奈川県統計センター-平成30年住宅・土地統計調査

また大和市の属している神奈川県で最も新築の建築数が多かった年について、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1990年から2021年の間で1990年が最も多く、144,319戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告