川越市のリフォーム会社123選！事例・口コミも掲載

川越市におけるリフォームの特徴

川越市の住宅に関する理念・基本方針

川越市では「人がつながり、魅力があふれ、だれもが住み続けたいまち　川越」という将来都市像を掲げています。

引用：川越市‐第四次川越市総合計画

また分野別計画の「都市基盤・生活基盤」の中で良好な住環境の創出を施策の一つとして、子育て世帯や高齢者世帯に配慮した住宅政策の検討、空き家の適切な管理と利活用の促進、住宅の耐震化の促進などを取り組むべき課題として挙げています。

川越市の景観条例にかかわるリフォームの制限

城下町と近在の農村部が交流して一つのコミュニティを形成してできた川越市は、歴史の変遷の中で「固有の歴史、自然、文化等を有するまち」としての景観を形成してきました。

優れた都市景観の保全及び創造を図るため昭和63年に制定された「川越市都市景観条例」がありましたが、それに加えて景観計画を策定し、平成26年に「川越市都市景観条例及び川越市景観計画」が施行されました。

参考：川越市-川越市景観計画・川越市都市景観条例の概要

川越市では、市内全域を景観計画区域に指定し「都市景観誘導地域」と「都市景観形成地域」に区分しています。

特に「都市景観形成地域」の対象区域では、すべての建築物を対象とし、増改築や屋根・外壁などの半分以上の修繕または色・模様等の変更を行う際に届出が必要となっています。

なお、都市景観形成地域に指定されているのは、以下の3地区です。

• 川越駅西口地区
• 川越十ヵ町地区
• クレアモール・八幡通り・中央通り周辺地区

周辺の街並みと調和するよう指定された範囲の色彩にすることや、それぞれの区域で決められた高さを超えないこと、地区によっては自然素材の使用の推奨などが規定されています。

川越市の地震の危険度や被害予想

川越市の地震の危険度は、川越市への影響が特に大きいと見られる「関東平野北西縁断層帯地震（破壊開始点：南）」を想定した川越市地震ハザードマップで確認できます。

「関東平野北西縁断層帯地震（破壊開始点：南）」が発生した場合、川越市内では全域で震度5強以上のゆれとなり、主にJR川越線より北側のエリアでは震度6強、その中でも部分的に震度７のゆれが想定されています。

また建物全壊棟数の割合が5％以上となる区域が広がっているのも、JR川越線と入間川で囲まれた市の中央部より北東にあたるエリアとなっています。

市の南部や西部は多くが全壊棟数1％未満となっており、比較的建物の倒壊リスクは低いエリアだといえます。

参考：川越市地震ハザードマップ

川越市の掲げる耐震化への取り組みと現状

「住宅・土地統計調査」および「建築着工統計調査」をもとに、2021年に川越市が推計した資料によると、2020年度末の住宅の耐震化率は94％となっています。

川越市では住宅所有者に向けての啓発活動や、耐震診断と耐震改修の補助の実施により、耐震化を促進しています。

また常設の相談窓口設置のほか、地元の建築士と連携した相談体制の整備、建築データベースをもとにした実態の把握などにも努めています。

川越市で定められている防火地域のリフォームの制限

川越市では「防火地域は商業業務地や市街地の中心部など建物の密集度が特に高い地域に定め、準防火地域は市街地の中心に近く建物の密集度が高い地域等に定めます。」としています。

参考：川越市-防火地域と準防火地域

具体的には、川越駅と南大塚駅の周辺に防火地域が指定されているほか、両駅周辺のより広い範囲と新河岸駅周辺などに準防火地域が指定されています。

参考：川越市-小江戸川越マップ

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

川越市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年度の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの資料によると、住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられた川越市の住宅リフォームに関する相談件数は596件ありました。

参考：公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

川越市が設置している川越市消費生活センターでは、悪質商法や架空・不当請求、商品・サービスの契約トラブルなどに関する相談ができます。

相談窓口では、専門の資格を持った相談員が自主交渉の方法や具体的な解決策の助言を行っています。

参考：川越市-消費生活センター（消費生活の相談）

川越市の住宅データ

2023年1月時点での川越市の調査によると、川越市の人口は約353,000人です。
川越市の人口はここ5年ほど、横ばいとなっています。

参考：川越市-人口統計

また2018年時点の川越市が属する埼玉県の持ち家率は65.7％となっており、全国の持ち家率ランキングでは28位に位置します。

参考：埼玉県-平成30年住宅・土地統計調査

2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、川越市が属する埼玉県内における新築着工件数は、1990年〜2021年の約30年間では「1990年度」が最も多く、106,492件ありました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告

2018年に川越市がまとめた資料による川越市内の住宅の建築時期を見ても、持ち家では1981年〜1990年の間に建てられた住宅が最も多く、その数は18,000戸ほどです。

参考：川越市空家等対策計画