嵐山町のリフォーム会社59選！事例・口コミも掲載

嵐山町におけるリフォームの特徴

嵐山町の住宅に関する理念・基本方針

嵐山町では、第6次嵐山町総合振興計画のもと、住宅に関する基本理念を「安全安心で活力あるまちづくり」とし施策を展開しています。

居住環境としての持続性を図っていくために官民連携による空き家・空き店舗・空き地などの活用や流通を促進しています。

また、豊かな自然環境を活かし、テレワークなどのライフスタイルの変化に対応した住環境づくりを進めるなどの取り組みも行なっています。

そのほかにも、安全で安心な住環境の形成に向け、建築物の耐震化の促進や防犯性の向上などが進められています。

参考：嵐山町-第6次嵐山町総合振興計画

嵐山町の景観条例にかかわるリフォームの制限

嵐山町は町全域が景観法に基づいて定められている埼玉県景観計画の対象区域になっています。

そのため、一定規模を超える建築物の建築や修繕などを行う際には、嵐山町に対して届出を行う必要があります。

嵐山町は景観計画区域の中で、特定課題対応区域の圏央道以北高速道路沿線区域に区分されており、この区域では以下が届出の対象行為です。

• 建築物の新築・増築・改築・移転で「建築面積が200㎡を超えるもの」
• 建築物の外観を変更することとなる修繕・模様替え・色彩の変更で「建築面積が200㎡を超えるもののうち、修繕などの対象となる面積が各立面の面積の3分の1を超えるもの」

参考：埼玉県-景観法に基づく行為の届出の概要

また、原則として届出が受理されてから30日が経過しないと工事を始めることができない点には注意が必要です。

嵐山町の地震の危険度や被害予想

嵐山町で被害が最も大きくなるとされる関東平野北西縁断層帯地震が起こった際には、町内全域で震度6弱から震度6強の揺れになることが想定されています。

町内でも特に、北部地域で揺れが大きくなることが予想されています。

参考：嵐山町-嵐山町防災地図

また、嵐山町で想定される5つの地震ごとの、嵐山町内の建物被害想定は以下のとおりです。

参考：埼玉県-平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査報告

嵐山町の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年の嵐山町の調査によると、嵐山町の住宅における耐震化率は66%となっており、2026年までに95%にすることを目標としています。

参考：嵐山町-嵐山町建築物耐震改修促進計画

耐震化の促進を進めるためには、防災イベントやホームページなどを通した耐震化に関する意識啓発活動、相談窓口の設置、住宅リフォームやバリアフリー改修と併せた耐震改修の誘導などを行なっています。

また、木造住宅の無料簡易耐震診断の実施や県の耐震改修事業の周知などの支援も行なっています。

嵐山町で定められている防火地域のリフォームの制限

嵐山町では防火地域は指定されておらず、準防火地域のみ指定されています。

嵐山町の準防火地域は、大字菅谷にある武蔵嵐山駅東口の一部地域です。

参考：嵐山町-都市計画図

防火地域・準防火地域は延焼を防ぐために都市計画法に基づいて定められている地域のことです。

これらの地域では、建物の高さや延べ床面積に応じて建築物の構造に規制が設けられています。

準防火地域では「地階を除く4階以上の建物」または「延べ床面積1,500㎡を超える建物」の場合に耐火建築物にする必要があります。

また「地階を除く3階以下の建物で、延べ床面積が500〜1,500㎡の建物」の場合には、準耐火建築物にしなければなりません。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

嵐山町の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、嵐山町が属する埼玉県からは596件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

消費生活センターでは、悪質商法、架空・不当請求、消費者契約上の問題、商品に対する苦情などの消費者トラブルについて相談することができます。

相談は窓口もしくは電話で行うことができ、専門の知識を持った相談員から具体的な解決方法などのアドバイスをもらうことが可能です。

相談の際には、窓口での相談を希望する場合でも、事前に電話することをおすすめします。

嵐山町にお住まいの方は、川島町、東松山市、滑川町、吉見町、嵐山町の1市4町で統合された東松山市消費生活センターをご利用ください。

参考：国民生活センター-東松山市消費生活センター

嵐山町の住宅データ

嵐山町の人口は2023年3月1日時点の嵐山町の調査によると、約17,000人とされています。

参考：嵐山町-人口データ

第6次嵐山町総合振興計画によると、嵐山町の人口は増加傾向で推移していましたが、2000年をピークにゆるやかに人口減少が進んでいます。

また、世帯数の増加が続く一方で、世帯人員の減少が続いています。

参考：嵐山町-第6次嵐山町総合振興計画

嵐山町が属している埼玉県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、65.7%で全国第28位となっています。

同年度の持ち家率の全国平均61.2%と比較すると、埼玉県の持ち家率は高めであることが分かります。

また、埼玉県の持ち家数は、198万7,700戸で、全国第4位です。

参考：埼玉県-平成30年住宅・土地統計調査

嵐山町の属している埼玉県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1993年が最も多く、104,205戸が建築されました。

参考：国土交通省 – 建築着工統計調査報告