草加市のリフォーム会社121選！事例・口コミも掲載

草加市におけるリフォームの特徴

草加市の住宅に関する理念・基本方針

草加市では、「快適都市〜地域の豊かさの創出〜」を基本理念として掲げ、「いつまでもこのまちで暮らしたい」「このまちで子どもを育てたい」と実感できる住まい・まちづくりに取り組んでいます。

住まいづくりを起点とした魅力的なまちづくりを推進するために、下記の3つの方針を基に住宅政策を進めています。

1. 安心して暮らせる住まいづくり
2. 既存住宅をいかした住まいづくり
3. まちの魅力向上のための住まいづくり

参考：草加市-都市計画マスタープラン

これらの基本方針は、住宅政策の展開にあたって、多様化する住宅ニーズに合った住まいが供給できるよう、各地区の状況や課題、人口予測に基づいて戦略的に取り組んでいます。

草加市の景観条例にかかわるリフォームの制限

草加市では、草加市景観計画、草加市景観条例を制定し、草加市独自の景観行政を推進しています。

景観づくりのルールとして建築物の形状や意匠、色彩について基準が定められており、建築物を建てる場合には市へ届け出をし、景観形成基準に適合することが義務付けられています。

次に挙げる5地区は、景観形成の重点地区に指定されており、建築物においては景観形成基準と色彩基準が適用される地区です。

参考：草加市‐草加市景観計画・草加市景観条例に基づく届出

上記の地区では、建築物の新築・増築・外観の変更などについて、行為に着手する30日前までに草加市都市計画課へ届け出る必要があります。

草加市の地震の危険度や被害予想

草加市では、草加市を震源地とした直下型地震を想定した「草加市ハザードマップ」を公表しています。

草加市の直下で地震が発生したら、草加市内の最大震度は震度7に近い震度6強と想定されています。
震度6強と想定されている地区は次の通りです。

また、草加市で直下地震が発生した場合、草加市内のほぼ全域で建物の全半壊が想定されています。
その中でも建物の全半壊率が80％〜100％と想定されている地区は草加市柿木町の一部地域です。

上記に挙げた地区以外でも建物が倒壊したり、火災によって建物が焼失する可能性があります。
詳細については、草加市の地震ハザードマップをご確認ください。

草加市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年3月に草加市より公表された草加市建築物耐震改修促進計画によると、2020年度の住宅耐震化率は79.5％となっています。

草加市内の分譲共同住宅における耐震化率は91.4％と高い水準ですが、戸建て住宅の耐震化率が75.1％と低いため、住宅全体の耐震化率も低い水準となっています。
原因としては、1981年5月以前に建てられた旧耐震基準の住宅について新耐震基準での耐震化が進んでいないことが挙げられます。

草加市では2025年度までに耐震化率95％とすることを目標としており、住宅の耐震化を促進するために、次のような施策に取り組んでいます。

• 職員による無料簡易耐震診断の実施
• 既存住宅の耐震診断・耐震改修に対する補助の実施

それ以外にも、住宅内部の安全対策に対する助成金の交付や、耐震化緊急促進アクションプログラム策定を検討しています。

参考：草加市-草加市建築物耐震改修促進計画

草加市で定められている防火地域のリフォームの制限

草加市では、建築物が密集している地域を、防火地域・準防火地域として定めており、建築物の構造に一定の制限を設けています。

草加市における防火地域、準防火地域は次の通りです。

参考：草加市-草加市都市計画情報提供システム

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

草加市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年度の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報の資料によると、草加市が属している埼玉県から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は596件ありました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

また、草加市在住の方を対象に草加市消費生活センターが開設されており、事業者との契約についての相談、悪質商法による被害の相談、商品やサービスについての疑問点など、消費生活にかかわる不安な要素を生活相談員に相談することができます。

参考：国民生活センター-草加市消費生活センター

草加市の住宅データ

2022年1月時点での草加市の調査によると、草加市の人口は約251,000人です。
前年2021年の調査時の人口は約250,000人であったため、人口を比較すると約1000人の増加となっています。

参考：草加市の人口

また、草加市がある埼玉県の持ち家率は、2018年10月時点では59.8%となっており、2018年10月時点での全国の持ち家率の平均61.2％と比べると少し低めです。

引用：平成30年住宅・土地統計調査結果 埼玉県分の概要

埼玉県で最も新築の建築件数が多かった年は、2018年9月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1992年から2021年までの過去30年の期間において、1993年が最も多く、104,205戸が建築されていました。

参考：estat-建築着工統計調査報告