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タイル床のデメリット
タイル床には、冬は寒く感じやすいなどのデメリットもあります。
工事の引き渡し時に後悔しないよう、ここではタイル床のデメリットについて学んでおきましょう。
【デメリット1】歩行時の音が響きやすい
タイル床は表面が硬いため、歩行時の音が響きやすく、人やタイミングによっては「騒がしい」と感じてしまうかもしれません。
たとえば、厚みがあるクッションフロアの場合、内部の気泡層が歩行時の音をやわらげてくれるため、タイル床よりは音が響かない傾向にあります。
一方、タイル床は内部に音をやわらげるような層などがなく、音が部屋に響いてしまうおそれもあります。
そのため、タイル床の音が気になる場合は、マットを敷くなどの工夫が必要です。
【デメリット2】衝撃で割れるおそれがある
衝撃に弱く割れやすいタイルは、皿などの硬いものを落とした際の衝撃で割れてしまうおそれもあります。
たとえば、無垢材フローリングであった場合、硬いものを落としても割れは生じにくく、傷がつく程度で済ませられる傾向にあります。
無垢材フローリングについた傷は、蒸気をあてるなどすると自分で補修も可能です。
一方、衝撃で割れてしまったタイルは、張り替えによる補修が必要になります。
そのため、割れてしまった場合でも補修が簡単にできる床材を希望する場合は、フローリングなどの採用を検討してみましょう。
【デメリット3】費用が高い傾向にある
タイル床は、フローリングやクッションフロアなどの床材と比べて、費用が高い傾向にあります。
たとえば、床にクッションフロアを貼る場合の費用は、1平方メートルあたり0.3万円〜が目安。タイル床を張る場合の費用と比べると、1万円ほど差がひらくこともあるでしょう。
床材の種類 | 費用相場 (1平方メートルあたり) |
---|---|
クッションフロア | 0.3万円〜 |
フローリング | 0.9万円〜 |
タイル床 (室内の床の場合) | 1.3万円〜 |
そのため、床材選びで費用の安さを重視したい場合は、クッションフロアなどの床材と費用を比べてみる必要があります。
【デメリット4】冬は寒く感じやすい
保温性のないタイルは、夏に涼しさを感じられる一方で、冬には寒さを感じやすいのがデメリットです。
冬に裸足でタイルの上を歩くと、ひんやりと冷たく感じます。
そのため、冬におけるタイルの冷たさが気になる場合は、カーペットを敷くなどの工夫が必要です。
【デメリット5】転倒時にケガをしやすい
表面が硬いタイルは、転倒した時に足をぶつけるなどして、ケガをしやすいのがデメリットです。
たとえば、柔らかい素材でできたクッションフロアの場合、転倒した時でもケガを負うリスクは軽減できるでしょう。
とくにぬれたタイルはすべりやすいため、転倒によるケガを防止するには、すべりにくい加工がほどこされたタイルを選ぶなどの工夫も必要です。
タイル床のメリット
タイル床には、耐久性が高いなどのメリットもあります。
ここではタイル床のメリットをチェックして、キッチンや洗面所の床にタイルを採用するか検討しましょう。
【メリット1】デザイン性が高い
タイルならではの独特の風合いや色彩の表現をいかして、デザイン性の高い空間に仕上げられるのがタイル床のメリットです。
家具などに石目調のデザインを採用する場合、タイル床を採用すればテイストの統一ができます。
もしリビングやキッチンなどにデザイン性の高さや高級感を求めるなら、タイル床の採用を検討してみましょう。
【メリット2】掃除がしやすい
タイルは表面が硬いため、汚れが付着しにくく、布などで軽く拭き取るだけで日常的な掃除は済ませられます。
なかには、通常のタイルよりも汚れが付着しにくい機能を付加した商品もあるため、そのようなタイルを選ぶことでお手入れもしやすい傾向にあります。
また、排水が可能な浴室や玄関であれば、ブラシを使った掃除も可能です。
水や洗剤を使ってブラシでタイル床の全体をこすれるため、ほかの床材よりも掃除に手間がかからないでしょう。
【メリット3】耐久性が高い
磁器質や天然石などの硬い素材でできたタイルは耐久性が高く、劣化しにくいのもメリットです。
たとえば、板にシートを貼って仕上げている複層フローリングの場合、シートの劣化によって変色などを起こすおそれもあります。
一方、耐久性の高いタイルであれば、変色などの劣化を起こしにくいため、きれいな状態を保てるでしょう。
【メリット4】夏はひんやり冷たい
保温効果がないタイルは、夏に裸足などで触れるとひんやり冷たく感じます。

そのため、キッチンや洗面所などに採用すれば、夏の暑さによる不快感を軽減する効果が期待できます。
また、青などの寒色系を選ぶと、視覚的にも清涼感を得られ、夏の心地よいひんやり感を得られるでしょう。
タイル床のリフォームで後悔しやすいポイント
タイル床にリフォームした場合、タイルがぬれるとすべりやすいなどのポイントで後悔するおそれもあります。
ここではタイル床のリフォームで後悔しやすいポイントを学んで、リフォーム後に「ほかの床材を選べばよかった」と思うようなトラブルを回避しましょう。
【ポイント1】フローリングとテイストが合わなかった
キッチンや洗面所などにタイル床を採用した場合、隣接する部屋の床材であるフローリングとテイストが合わずに後悔するおそれもあります。
タイルとフローリングは、素材が異なります。そのため、色味やデザインなどによっては「タイルだけが浮いて見える」といった仕上がりになってしまうかもしれません。
そのようなテイストが合わないことによる失敗を防ぐために、採用するタイルのサンプルをあらかじめ確かめておきましょう。
実物に近いサイズのサンプルをフローリングに並べることで、タイル床にリフォームした後の仕上がりをイメージできます。
【ポイント2】タイルの目地の汚れが目立つ
タイル同士の隙間を埋める目地は、タイル本体よりも汚れがつきやすい傾向にあり、経年劣化により汚れが目立つおそれもあります。
とくに浴室やキッチンのタイル床は、カビや調味料などによる汚れが目立ち「タイル床にしなければよかった」と後悔する人も少なくありません。
そのようなタイル床の目地の汚れによる後悔しないために、汚れがつきにくい目地などを選びましょう。
- 防カビ剤入りの目地材を選ぶ
- グレーやブラウンなど汚れが目立ちにくい色を選ぶ
また、タイル床の目地の寿命は10年ほどであるため、汚れを目立ちにくくするために、定期的に目地の打ち替えをおこなうことも大切です。
【ポイント3】タイルがぬれるとすべる
表面に凹凸が少ないタイルである場合、水にぬれてすべりやすくなる傾向にあります。
タイル床がぬれてすべりやすくなるのは、汚れがタイル表面に付着し、履き物とタイルの摩擦力が減ってしまうことも原因としてあげられます。
そのため、タイル床がすべりやすいことに対する後悔を防ぐためには、定期的に掃除するなどの工夫が必要です。
- タイル床の表面をきれいに保つ
- すべりにくい加工がされたタイルを選ぶ
タイル床による転倒でケガを負うことのないよう、安全面にも配慮してタイルを選びましょう。
【Q&A】タイル床に関するよくある質問
- タイル床選びのポイントは?
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タイル床を選ぶ際には、素材やメンテナンスのしやすさなどをチェックすることが大切です。
タイル床選びのポイント- 部屋のテイストに合う風合いか
- 掃除しやすい素材か
- コストパフォーマンスはよいか
「カフェのような雰囲気にするために、レンガ調のタイルを採用する」など、どのようなポイントを重視するか決め、床に張るタイルを選びましょう。
- タイル床の掃除方法は?
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タイル床は、乾いた布やホウキを使って掃除するのが一般的です。
タイル床の掃除方法【室内のタイル床】
- 乾いた布やモップで拭く
- 市販の中性洗剤を薄めて、布やタワシでこする
【屋外のタイル床】
- ホウキで汚れをはらう
- デッキブラシで水洗いする
- 市販の中性洗剤で洗浄する
タイルの素材によっては、洗剤によって変色してしまう場合もあるため、洗剤を使用する前に取扱説明書なども確かめましょう。
- タイル床でも床暖房を採用できる?
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タイル床でも床暖房を採用できます。
熱が伝わりやすい特徴をもつタイルは、床暖房に適した床材です。
ただしなかには床暖房に適さないタイルもあるため、床暖房を検討している場合は、あらかじめ専門業者に相談しましょう。
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