2023年12月01日更新

監修記事

ベランダのリフォーム見積もり。費用や工事価格の相場は?

ベランダをリフォームして拡張したり、2階の窓の外に新たに設置したりする場合の費用はどれぐらいかかるのでしょうか?サンルームやバルコニーの新設、老朽化したベランダの防水工事や手すりの再塗装など、ベランダのリフォームに関する情報を集めました。

ベランダのリフォーム費用

ベランダは屋外に設置されているため、どうしても経年劣化によって老朽化が進んでいきます。

塗装の剥がれ、ひび割れによる漏水や腐食など、気がつかない間に状態が悪化し、大がかりな修繕が必要になることも珍しくありません。

そのような状況になる前に、こまめなメンテナンスを行いましょう。

ベランダの再塗装、防水工事にかかる費用

ベランダの防水工事にかかる費用は、床面の塗装による防水が平米あたり約5,000円、床に防水シートを貼り付ける工事なら平米あたり約6,000円、ガラス繊維と樹脂を用いて行うFRP防水の場合は平米あたり約7,000円となります。

手すりの再塗装の場合は、手すりの面積にもよりますが、約5万円が相場です。

ベランダの床部分に防水工事、再塗装を施す場合には、足場を設置する必要が無いため、基本的に2階でも3階でも費用は変わりません。

ベランダの防水工事の費用に関するより詳しい記事はこちら

ベランダのリフォーム費用や工事価格の相場は?

マンションのベランダをリフォームするのは難しい

マンションのベランダについては、戸建てと違い、ベランダが共用部分となっている場合が多く、この場合は居住者の一存で工事を行うことができません。

マンションにお住まいでベランダの補修などを行いたい場合は、管理組合に補修を依頼してください。

戸建ての場合も建ぺい率や容積率、建築基準法などに抵触する可能性がありますので、あらかじめ問題無いか調査しておきましょう。

ベランダの手すりを交換する費用

既存の手すりが痛んでいたり、見た目を変えたりしたいという場合には、手すりの交換がおすすめです。

手すりの交換費用は、樹脂製のものが約4万円から、天然木なら約7万円から、金属製のものは約6万円からとなります。

既存の手すりの撤去が必要なら、撤去費用及び廃材の処理費用がかかりますので、追加で約2万円程度必要です。

また、設置場所によっては足場が必要となることもあり、この場合には足場代がさらに追加されます。

足場代は高さにもよりますが、ベランダ部分だけなら約8万円が相場です。

場合によっては手すりの価格より工賃の方が高く付く可能性もあるため、エクステリアや外構のリフォームの際にまとめて作業してしまった方が安く上がるでしょう。

ベランダへの手すり取り付け・交換の費用に関するより詳しい記事はこちら

ベランダを部屋やサンルームにリフォームする

使っていないベランダやバルコニーがある場合は、そのスペースを部屋にリフォームすることができます。

2畳程度のベランダをリフォームして部屋にする費用は約50万円からです。

ベランダ部分を部屋に繋いで元の部屋を拡張する場合は、2畳で約50万円、4畳で約70万円からが相場となります。

ベランダを部屋にリフォームする場合には、延べ床面積の計算がかわり、規制に抵触する可能性がありますので、リフォームを行う前に確認しておきましょう。

また、ベランダにサンルームを設置する場合は、ベランダをそのまま利用すると約40万円、ベランダを撤去して新しくサンルームを設置するなら約100万円が相場です。

サンルームにリフォームするのにかかる費用に関するより詳しい記事はこちら

ベランダを拡張して広くする

ベランダが狭くて洗濯物が干しにくい、もう少し広くして寛げるスペースにしたいというう場合にはベランダの拡張がおすすめです。

ただ、ベランダの拡張リフォームの場合、どうしても元々あったベランダを再利用することができないため古いベランダを撤去し、大きなサイズのベランダを増築する必要があります。

ベランダを広くするするための費用は、撤去費用などを含めて約70万円からが相場です。

ベランダのリフォーム費用や工事価格の相場は?

作り付けのバルコニーを拡張することは難しい

アルミ製や木製など、窓の外に増設しているような形状のベランダなら交換して拡張することができますが、建物と一体化しているタイプのベランダの場合は拡張するのは難しくなります。

このようなタイプのベランダを広くするためには、地面に柱を立てて重量を支えなければならないため、土地にある程度の余裕が必要です。

柱を立ててベランダを拡張するためにかかる工事費用は、状態や広さにもよりますが約90万円からとなります。

もし庭に駐車場やカーポートを設置しているなら、エクステリアのリフォームも兼ねてバルコニー付きのカーポートに変更してしまうという手段もあります。

この場合の費用は、1台用が約140万円から、2台用が約200万円からです。

費用だけを見ると拡張のみの方が安上がりではありますが、カーポートの2階部分を有効活用できますし、ただベランダを拡張するより面積を確保しやすいという利点があります。

新しくベランダを増築する費用

元々の住宅にベランダがないような場合には新しくベランダを増築することもできます。

部屋に新しくベランダを設置するための費用は、1階の屋根に設置するタイプが約30万円から、地面に柱を立てて設置するタイプが約60万円から、建物のイメージに合わせて一体型で新設する場合は約100万円からが相場です。

新設の場合も、先ほどの増設、拡張と同じエクステリアリフォームを行い、バルコニー付きカーポートを設置するという方法もあります。

ベランダのリフォーム費用や工事価格の相場は?

1階に設置する場合と2階に設置する場合で費用はどれぐらい変わる?

1階の窓にベランダを取り付ける場合と、2階の窓にベランダを取り付ける場合ではどれぐらい費用の差があるのでしょうか?

基本的に1階設置式も2階設置式も部材そのものの価格に違いはほとんどありません。

同程度の商品ならベランダを支える柱の長さの分だけ2階設置式の方がわずかに高くなる程度です。

1階の屋根部分に設置するタイプならさらに価格差は少なくなり、1階設置式と屋根設置式では固定金具分の価格、約3,000円程度の差となります。

工事費用については、金属製のシンプルなベランダを設置するなら、柱を立てて2階に取り付けるタイプと、1階に設置するタイプの価格差は約2万円程度です。

大がかりな工事が必要となる一体式の場合は足場代や部材のつり上げ費用などがかかるため、1階に設置する場合と2階に設置する場合で工賃が大きく変わります。

設置するベランダのタイプによって工事価格は大きく変わりますので、ベランダを新設する際にはどの程度工賃が必要となるか調べておきましょう。

ベランダを新設、拡張すると申請が必要になる?

ベランダやバルコニーはある一定以上の広さ、大きさになると確認申請という手続きが必要になることがあります。

これは、建ぺい率や容積率が基準をオーバーしていないか確認するための手続きで、容積率ならベランダが建物から1m以上突き出していた場合、建ぺい率なら2m以上突き出した場合が対象です。

また増築した面積が10平米以上の場合も対象となりますので、広いベランダやバルコニー、サンルームを設置する場合には自宅の建ぺい率、容積率に余裕があるかどうか確認しておきましょう。

確認申請が必要な場合、手続きには専門的な知識が必要となるため、リフォーム会社に申請を代行してもらうのが一般的です、

確認申請の代行費用は約15万円が相場ですので、費用をあまりかけたくないという場合は建ぺい率や容積率に影響のない大きさにしておきましょう。

ベランダの増築や後付け、拡張にかかる費用はこちらの記事でも紹介しています

ベランダのリフォーム費用や工事価格の相場は?

ベランダのリフォーム費用を抑えるなら同時施工がお得

戸建ての1階部分のベランダをリフォームする場合は追加費用が必要となることはほとんど無いため、ベランダ単体をリフォームしてもあまり損にはなりませんが、2階部分の場合は足場などが必要となるため、追加費用が気になります。

このような場合には、エクステリアや外構のリフォームを行う際に同時に工事を行うことで足場代などの追加費用を抑えることができるでしょう。

ただ、外構のリフォームと同時にベランダの拡張を行うと、どうしても合計費用は高くなってしまいますので、予算に制限がある場合は個別に設置した方が安上がりになることもあるのです。

ベランダの拡張、新設、サンルームの設置などを行う際には、使用する製品、工事方法などによって費用は大きく変わります。

バルコニーもリフォームの検討を

バルコニーとは、屋外にある屋根のない台のことです。

戸建て住宅では通常、2階以上の高さに設置されており、1階の外構に設置されるエクステリア設備の「テラス」と区別されます。

また、2階以上に設置された屋外の台でも、屋根が付いたものは「ベランダ」と呼ばれますが、屋根が無くてもベランダと呼ばれることもあります。

バルコニーに新しい価値を与える

簡易な物干しスペースとして使われるバルコニーも、ガーデニングや家庭菜園を楽しむスペースとして活用できれば、家での暮らしをより豊かにすることができます。

あるいは、ガーデンチェアーやランタンを置いて、ティータイムを楽しむ憩いの空間としても使うことができます。

このように、バルコニーに新しい活用法を見出したとき、「もう少し居心地をよくしたい」「もう少しデザインにこだわりたい」と感じたときは、リフォームを検討する時期と言えるでしょう。

バルコニーのリフォームをするタイミング

毎日使用する水回り設備や居室などに比べると、バルコニーはどうしてもリフォームを後回しにしてしまいがちな箇所です。

気づいたときには汚れや腐食が進行していたり、耐久性が著しく落ちていて思い通りのデザイン変更が行えなかったりすることもあるため、バルコニーリフォームのタイミングを知っておくと良いでしょう。

バルコニーリフォームを決断するタイミングは、以下のようなものがあります。

バルコニーのリフォーム工事の費用や価格は?

耐久性の低下

  • 汚れや黒ずみ、カビなどが自力で除去できないほど汚れている
  • きしみがひどく、手すりなどがぐらついて危険な状態
  • 水はけが悪く、雨が降るとバルコニーに水たまりができてしまう

デザインの変更

  • 洗濯物を干すために屋根を追加したい
  • タイルやウッドデッキなど、素足でも歩ける床に変更したい
  • バルコニーを休憩スペースとして使えるようにしたい
  • 広々とした快適なバルコニーに変更したい
  • バルコニーを別の空間として再利用したい

もし、現在問題なく使用できているバルコニーでも、上記に当てはまるものが複数以上あれば、バルコニーリフォームを検討してみましょう。

バルコニーのリフォーム事例

バルコニーリフォームは、既存のバルコニーに手を加えるリフォームと、バルコニーを別の部屋に作り替えるリフォーム、バルコニーを追加・交換するリフォームの、3種類に分けることができます。

バルコニーのリフォーム工事の費用や価格は?

バルコニーに手を加えるリフォームの事例

  • バルコニーの点検
  • バルコニーの床をタイル張りに変更
  • バルコニーの床に防水リフォームを実施
  • バルコニーに屋根を設置
  • バルコニーを増築

バルコニーを別の部屋にするリフォームの事例

  • バルコニーを部屋に変更
  • バルコニーをウッドデッキやサンルームに変更

バルコニーを追加・交換するリフォームの事例

  • 屋根の上にルーフバルコニーを追加するリフォーム
  • バルコニーの交換リフォーム

バルコニーリフォームの費用相場

バルコニーリフォームの、種類ごとの費用相場は以下の通りです。

バルコニーに手を加えるリフォームの費用相場

バルコニーの劣化具合によっては、部分的な補修リフォームを複数箇所行う必要がありますので、それぞれの工事費用相場を把握しておきましょう。

バルコニー点検リフォームの費用相場

  • 排水の詰まり解消工事:約1~5万円
  • 雨漏り補修工事:約10~30万円

詰まりや雨漏りの原因が、金具や樋(とい)などの外構部材の破損で起きている場合は、部材の交換が発生し、高額なリフォーム費用になります。

バルコニー床のタイル張りリフォームの費用相場

  • 約20~30万円

平方メートルあたりの単価は、約2~3千円が相場となっています。

コンクリートの床を、素足で降りても温かいタイルを敷き詰めることで、使いやすいバルコニーにすることができます。

また、タイル材は汚れに強く、表面を塗装する必要もないため、バルコニー床を保護する効果もあります。

バルコニー床の防水リフォームの費用相場

  • 約10~20万円

水たまりができるほどバルコニー床の水はけが悪いときは、床の防水リフォームが必要です。

放置しておくと、階下へ水が浸水し、外壁の汚れや雨漏りの原因となってしまいます。

バルコニー床の防水は、FRPがウレタンなどが使われます。

バルコニーの防水リフォームの費用はこちらの記事でより詳しく解説しています

バルコニーのリフォーム工事の費用や価格は?

バルコニーに屋根を設置するリフォームの費用相場

  • 約15~25万円

雨よけや日ひよけとして、バルコニーに屋根を取り付けるリフォームが行われることがあります。

高層階など風圧を受けやすい場所や、積雪量が多いエリアでは、耐久性が高い屋根を選ばなければならないため部材価格が高額になります。

バルコニーの屋根の設置・後付けリフォームの費用はこちらの記事でより詳しく解説しています

バルコニーを増築するリフォームの費用相場

  • 約50~100万円

既存のバルコニーを広くする増築リフォームは、場合によっては家の壁に大きな負担をかけるため行えないことがあります。

また、バルコニーの増築部分に柱を追加しなければならないため、外構に柱を設置するスペースがあるか、設置後に階下のエクステリアの障害にならないかなどを確認する必要があります。

バルコニーの増築費用はこちらの記事でより詳しく解説しています

バルコニーを別の部屋にするリフォームの費用相場

使用頻度が少ないバルコニーを持て余しているようであれば、部屋やサンルームなどにリフォームして、居住空間を増やすことができます。

バルコニーを部屋にするリフォームの費用相場

  • 約50~130万円

バルコニーを屋内の部屋として作り替える場合は、壁や屋根の新設費用のほか、床や壁などの内装工事も発生するため、比較的高額なリフォームになります。

なお、部屋を増やすと延床面積が増えるため、建築確認申請が必要になります。

万が一容積率や建ぺい率の上限を超える場合は、バルコニーを部屋にするリフォームは行えませんのでご注意ください。

バルコニーをウッドデッキにする費用

  • 約20~150万円

床だけをウッドデッキにするリフォームであれば、約20万円以内で行うことができます。

手すりやデッキも一式ウッドデッキに変更し、エクステリアと一体化するリフォームであれば、部材価格や解体費用費用が加わって、高額なリフォームになります。

バルコニーのリフォーム工事の費用や価格は?

バルコニーをサンルームにする費用

  • 約30~120万円

バルコニーの周囲をガラスで囲み、サンルームにするリフォームです。

バルコニーの面積が広かったり、既存の手すりを新たな部材に交換したりする場合は、リフォーム費用は高額になります。

部屋にするリフォームと同様、建築確認申請が必要になるため、リフォームが行えるかどうかはリフォーム会社に確認してもらう必要があります。

バルコニーを追加・交換するリフォーム

バルコニーは、追加や交換リフォームも行うことができます。

屋根の上にルーフバルコニーを追加するリフォーム

  • 約30~40万円

ルーフバルコニーとは、屋根の上を設置面にして取り付けるバルコニーのことです。

バルコニーの交換リフォーム

  • 既存バルコニーの解体、撤去費用:約10~20万円
  • 新しいバルコニーの取り付け費用:約20~40万円

合計:約30~60万円

部分的な補修では追い付かないほど老朽化しているバルコニーは、部材の落下や転落の恐れがあるため、いったん解体して新しいバルコニーを設置すると良いでしょう。

マンションのバルコニーのリフォーム費用相場

マンションのバルコニーリフォームは、戸建住宅と違って多くの制約を受けるため、費用相場は約100万円以下に収まる傾向にあります。

マンションのバルコニーは共用部

マンションのバルコニー・ベランダは、「共用部」に該当します。

共用部とは、廊下や階段、建物の構造部分など、そのマンションに住む人全員で共用する設備のことです。

そのため、居住者が自由に手を加えることはできません。

バルコニーは、緊急時には居住者全員が使用する避難経路になります。

そのため、大きな棚を設置したり、目隠しの壁を設置したりすると、緊急時に二次災害を引き起こす恐れがあります。

また、バルコニーのデザインは外観の一部でもあります。

そのマンションのイメージや資産としての価値を大きく左右するため、サンルームに変更したり、塗装で色を変えたりすることはできません。

このような理由からバルコニーは共有部になっており、過度なリフォームを行うと管理規約に違反する恐れがあるため、リフォーム前に必ず管理組合に確認しなければなりません。

一方、居住者がリフォームで手を加えられる部分は、「専有部」となります。

バルコニーのリフォーム工事の費用や価格は?

マンションで行えるバルコニーリフォーム事例と費用

マンションのバルコニーリフォームは、主に以下のような工事が行われることがあります。

ご紹介しているのはあくまでも一例で、マンションによって行えないこともあるためご注意ください。

バルコニー床をタイル張りにするリフォーム

  • 約10~40万円

価格の安いタイルであれば、約10~20万円でリフォームすることができますが、グレードの高い石材タイルを使うと費用は高額になります。

バルコニーの床に避難ハッチが設置されている場合は、避けて施工することになる。

バルコニーの床をウッドデッキにするリフォーム

  • 約10~20万円

バルコニーの床にウッドデッキを設置すると、床が高くなってしまうため、隣室との境界にある避難扉が突き破れなくなるような高さにすることはできません。

バルコニーの塗装や補修・修理にかかる費用は?

バルコニーの塗装の剥がれやヒビ割れ、漏水は、塗装によって補修する事ができます。

バルコニーの塗装や補修・修理にかかる費用は?

リフォーム費用には、塗装の施工費用に加えて修理前の高圧洗浄費用が含まれますので、それぞれの修理ごとの相場を把握しておきましょう。

バルコニーの平均的な広さ

塗装リフォームの費用は、1平方メートル当たりの単価で表されます。平均的なバルコニーの広さは、約4000mm×1300mmですので、約3.6平方メートルとなります。

修理前の高圧洗浄費用

塗装の前に、剥がれた塗料やサビなどの汚れを、高圧洗浄によって落とします。

洗浄を行わなければ後から塗る塗料が定着せず、すぐに隔離していまいます。

高圧洗浄の費用は、1平方メートルあたり約180円で行なう事ができますので、平均的なバルコニーでは約648円で行なう事が可能です。

バルコニー補修に使われる塗料の価格

バルコニーの補修リフォームには、防水性の高いウレタン塗料やアクリル塗料などの樹脂塗料や、防水性に特化したFRP防水塗料が使われます。

塗料のグレードによって施工費用は異なりますが、それぞれの塗料が持つ特性も価格に応じて異なります。

塗料のグレード別価格と施工費用相場

バルコニー塗装に使われる塗料は、アクリル塗料<ウレタン塗料<防水塗料の順に費用が高くなります。

平方メートル当たりの施工費用相場は以下の通りです。

・アクリル塗料:約900円〜1200円
・ウレタン塗料:約1500円〜1900円
・FRP防水塗料:約3400円〜4000円

バルコニーの塗装の剥がれ補修費用

バルコニーの塗料が剥がれている場合は、剥がれた塗料を高圧洗浄と手作業で念入りに除去し、塗装リフォームを行います。

バルコニーの塗装や補修・修理にかかる費用は?

バルコニー剥がれ補修費用の例

3.6平方メートルのバルコニーをウレタン塗料で補修する場合
・高圧洗浄費用:約700円
・剥がれ除去費用:約1万5000円
・ウレタン塗料施工費用:約7000円
合計)約2万5000円

バルコニーのひび割れ補修費用

バルコニーのひび割れが、紫外線などによる塗料の劣化が原因で起きている場合は、ひび割れの補修と再塗装によるリフォームが可能です。

ひび割れによって漏水などが起きている場合は、別途漏水補修の必要がありますので、塗装による補修のみで良いか、必ず確認しておきましょう。

バルコニーひび割れ補修費用の例

3.6平方メートルのバルコニーをウレタン塗料で補修する場合
・ひび割れ補修費用:約5000円(ひび割れが1000mmの場合)
・ウレタン塗料施工費用:約7000円
合計)約1万2000円

バルコニーの漏水補修費用

バルコニーの躯体部分までひび割れが広がっていたり、シーリング部分が劣化していたりする場合は、少しリフォーム費用が高額になります。

バルコニーの漏水を放っておくと、隣接する外壁にも雨水が浸透してしまい、腐食の原因となりますので、慎重に点検する必要があります。

漏水が起きているバルコニーは防水塗料を推奨

構造部分の劣化が起きているバルコニーは、普段から紫外線や雨水に多く晒されている可能性があります。

この場合、アクリル塗料やウレタン塗料ではすぐに劣化してしまいますので、防水性の高いFRP塗料による補修リフォームが推奨されます。

バルコニーの漏水補修費用の例

3.6平方メートルのバルコニーをFRP防水塗料で補修する場合
・高圧洗浄費用:約700円
・構造部分補修費用:約2万円〜4万円
・シーリング補修費用:約1万5000円〜3万円
・FRP防水塗料の施工費用:約1万5000円
合計)約9万円

ベランダに天窓を取り付けるのにかかる費用の相場

ベランダに天窓(トップライト)を取り付ける際には、ベランダの床の一部を切り抜く必要があります。

そこに天窓をはめ込めば完成です。天窓をベランダに導入する際にかかる費用は、天窓のグレードによって大きく異なります。

ベランダには、開閉できないタイプと開閉できないタイプがあります。更に、開閉できるタイプのトップライトには電動式と手動式があります。それぞれのリフォーム価格の相場は次の通りです。

開閉できないタイプ

約10万~13万円

ベランダに天窓を取り付けるのにかかる費用は?

手動で開閉するタイプ

約10万~20万円

電動式の開閉タイプ

約20万~30万円

開閉できないタイプと手動で開閉するタイプの天窓(トップライト)の設置にかかる工賃の相場は約5万~8万円です。

電動式のものは電気工事が必要になり、合計で約13万~20万円の工賃がかかります。

また、天窓が防犯性や防音性に優れたものであれば、更に価格が高くなります。

天窓の設置にかかる諸経費

ベランダに天窓を設置する際には、廃材処分費と運搬費、交通費などがかかります。

ベランダをくり抜く以上はどうしても廃材が発生し、トップライトのサイズが大きければそれだけ多くの廃材が発生します。

この場合の廃材処分費の相場は約1万~3万円です。

トップライトの運搬費の相場は約3000~5000円で、交通費に含まれている場合もあります。

交通費はリフォーム業者の事業所の位置から施工場所までの距離によって変動します。

コーキング処理が必要

ベランダに天窓を設置する際には、床と天窓の境目を埋めるためのコーキング処理が必要になります。

コーキング処理を怠ると雨漏りの原因になります。コーキング処理にかかる費用の相場は約2万~3万円で、工賃に含まれていることもあれば別途請求されることもあります。

リフォーム業者によって工賃が異なるので、相場の範囲内かどうか確認しましょう。

防水工事とは?

防水工事とは、屋上やベランダ、バルコニーに防水材(シートや塗料など)を使用して防水・防湿のリフォーム工事を行うことです。

外壁や屋根は塗装が必要と認識されていますが、バルコニーやベランダなどの防水工事はあまり知られていないのが現状です。

また、コンクリート造りの住宅の場合、屋上の塗装も防水工事に含まれます。コンクリート造りの屋根は陸屋根と言って勾配がなく平らな屋根が多いため、雨が屋根に溜まりやすいので防水工事が必要になります。

すでに雨漏りしている場合は先ず漏水場所と原因の特定作業が優先です。

防水工事にかかる費用や価格の相場は?

防水工事の工法と種類

防水工事の種類は主に6種類あります。種類と工法の特徴を見てみましょう。

改質アスファルト防水

改質アスファルトを使用したルーフィングシートを貼りつける工事方法。

【常温自着工法(ガムクール等)】
溶融釜を使用せず、常温で付着させる工法。

特徴
・施工しやすいため工期が短め
・火を使わない
・単価が高い
・密着度が低い

【トーチ工法】
トーチバーナーで改質アスファルトシートを溶かし防水層を形成する工法。

特徴
・単価が安い
・既存のアスファルト防水の上から施工できる
・火を使い溶かして接着するので、臭いがする
・火を使うので燃え移る心配がある

ウレタン防水

液状のウレタン塗料で防水塗装していき、膜を作る工事方法。

【密着工法(x-2工法)】
ウレタン塗料を塗装していく工法。

特徴
・安価
・軽量なため建物に負担が掛からない
・複雑な箇所へ施工可能
・工期がかかる
・塗膜を均一にするのが難しい
・定期的にトップコートを塗装する必要がある

【通気緩衝工法(x-1工法)】
通気性・緩衝性をもったAVシートの上にウレタン塗装を塗り重ねる工法。

特徴
・補修が簡単
・複雑な部分にも対応できる
・ペンキのような塗料で塗装するため、つなぎ目のない仕上がりになる
・耐久性がある
・軽量で建物に負担をかけない
・コストが少し高め
・乾燥期間が必要なため工期がかかる
・定期的にトップコートを塗装する必要がある

塩化ビニール防水シート

塩化ビニールでできた防水シートを重ねていく工事方法。

【接着工法】
別名密着工法と言われ、防水層を下地に完全に密着させる工法。

特徴
・ゴムシートに比べ耐久性がある
・軽量で施工しやすい
・燃えにくい
・ゴムシートに比べ高価
・複雑な形状は対応しにくい

【機械的固定工法】
固定ディスクを使用して、防水シートを固定する工法。

特徴
・既存防水層を選ばずに上から施工できる
・被せ工法の場合、残材処理や下地作りなどを省くことができる
・気候に左右されず施工可能
・ゴムシートに比べ高価
・施工しているときに騒音や振動が発生する
・複雑な形状は対応しにくい

ゴム防水シート

ゴムでできた防水シートを重ねていく工事方法。

【接着工法】
別名密着工法と言われ、防水層を下地に完全に密着させる工法。

特徴
・安価
・伸縮性が高い
・耐候性が優れている
・工期が短い
・塩化ビニールより耐候性がない
・施工者によって精度のばらつきがある
・複雑な形状は対応しにくい

アスファルト防水

アスファルトをコーティングして施工したり、含ませたシートを重ねていく工事方法。

【熱工法】
加熱や溶かしたアスファルトで2~4枚のルーフィングシートを積み防水層を形成する工法。

特徴
・長年の歴史があり信頼性がある
・耐久性、水溶性が優れている
・寿命年数が長い(約17年以上)
・アスファルトを溶かすときに臭いや煙が発生
・溶融釜の管理が難しい
・密集した場所には不向き

【冷工法】
熱を使わずに防水層を形成する工法。

特徴
・火を使用しないため臭いが少ない
・狭い場所や密集した地域に効果的
・寿命年数が長い(約20年以上)
・貼り重ねていくため重くなり、建物に負担がかかる

【トーチ工法】
トーチバーナーでアスファルトシートを溶かし施工して防水層を作る工法。

特徴
・煙や臭いが少ない
・1層が主流なのでローコスト
・ほかのアスファルト防水に比べ工期短縮が可能
・施工者によって精度のばらつきがある

BANKS工法

バンクルーフを貼り付けた後、その表面を溶かしながらガムフェースを取り付けていく工法。

【特徴】
・積層工法で高い防水性と信頼性がある
・臭いと煙がない
・寿命年齢が長い(約20年以上)
・コストが低め
・工期が短い
・施工会社が少ない

FRP防水

ガラスでできた繊維にポリエステル樹脂を含侵させて作られた複合材料で防水層を作っていく工事方法。

特徴
・強度がある
・軽量、耐熱、耐水、耐久性に優れている
・厚みが均一に施工できる
・工期が短い
・トップコートのバリエーションが豊富にある
・コストが高い
・臭いがある
・化学反応や湿気などで硬化するため、気温に左右されやすい

防水工事にかかる費用の相場

ここで気になるのが費用の相場です。屋上・ベランダ・バルコニーに分けて費用の詳細を見ていきましょう。

屋上(陸屋根)防水工事の費用の相場

屋上の場合、採用される工法は主に以下の5種類です。

・ウレタン防水:約2,500円~7,000円/平方メートル
・(ゴム・塩化ビニール)シート防水:約2,000円~7,500円/平方メートル
・アスファルト防水:約5,000円~7,000/平方メートル
・FRP防水:約4,000円~7,000円/平方メートル
・コーキング防水:約5,000円~30,000円/1カ所

ベランダ防水工事の費用の相場

ベランダの場合、採用される工法は主に以下の2種類です。

【10平方メートルのベランダの場合】
・ウレタン塗料防水:約10万円~15万円
・FRP防水:約10万円~20万円

バルコニー防水工事の費用の相場

バルコニーの場合、採用される工法は4種類です。

・ウレタン塗料防水
価格:約3,000円~7,000円/平方メートル
・(ゴム・塩化ビニール)シート防水
価格:約3,000円~7,500円/平方メートル
・アスファルト防水
価格:約5,000円~7,000円/平方メートル
・FPR防水
価格:約4,000円~7,500円/平方メートル

防水工事の工期と耐用年数

次に防水工事にかかる日数と耐用年数を調べてみました。代表的な4種類の防水工事ごとに見ていきましょう。

アスファルト防水

一般的なベランダ4平方メートルの場合

耐用年数:約15年~20年
工事日数:約3~4日※下地処理した場合

ウレタン防水

一般的なベランダ4平方メートルの場合

耐用年数:約10年~13年
工事日数:約3~4日※下地処理した場合

FRP防水

一般的なベランダ4平方メートルの場合

耐用年数:約10年~13年
工事日数:約1~2日

シート防水(ゴム・塩化ビニール)

一般的なベランダ4平方メートルの場合

耐用年数:約12~15年
工事日数:約3~4日※下地処理した場合

バルコニーの雨漏りや防水リフォームにかかる費用の相場は?

バルコニーはベランダと違い屋根がない分、景色や景観がよいことも多いのですが、紫外線や雨・風雪の影響を受けやすい場所です。面積の大小ではなく、バルコニー下にはリビングや部屋があり、屋外とはいえ建物の一部と言えます。近年、ウッドデッキを配置したり、エクステリアのバルコニーを追加した仕様なども増えました。

バルコニーの雨漏防水リフォーム工事にかかる費用・価格は?

バルコニーは庇が一部付いていたとしても、基本的には屋根がなく天候の影響を受けやすいため、一時的にコーキングによる補修より床面のリフォームがおすすめです。床面の雨漏りや漏水により、建物自体の補修が必要になってしまうことを避け、定期的にメンテナンスやリフォームを検討される方が増えています。

ひび割れや劣化状況をチェックしておくことで、防水リフォーム工事にかかる費用や価格を抑えることにも役立ちます。

ベランダの雨漏りや防水リフォームにかかる費用の相場は?

ベランダの雨漏りや防水リフォーム塗装工事価格の費用の相場は?

築年数にかかわらず、ベランダ床面のひびや劣化を発見すると、下階の部屋へ漏水の影響が気になります。

シーリングやコーキングなどで一時的に防水しても、漏水を止めることは困難ですが、放置しておくと室内に腐食が広がることがあります。新築であっても、定期的にメンテナンスすることで費用が抑えられます。

ベランダの防水工事は外壁の塗り替え同様に、塗装業者が施工します。軽度のひびや劣化であれば費用が抑えられますし、ひびを放置して年数が経つほど下地の補修工事からの費用が発生します。

ひびなどが気になり始めたら、エクステリア業者や実際に防水を行う業者にバルコニーの劣化状態を見てもらうこともできます。

雨漏りや防水リフォーム塗装工事の種類は?

新築の時にどのような施工方法で防水工事が行われていたかによって、防水のリフォーム方法が変わってきます。

一戸建て住宅の場合、ベランダの防水工事には、一般的にFRP防水やウレタン防水が施工されていることが多くあります。

FRP防水によるリフォームの特徴と費用

FRP防水とは、繊維強化プラスチック(FRP)を使用した工法で、強度や耐久性に優れている防水工法です。現在の新築住宅のベランダには、このFRP防水が使われています。約10年の耐久年数があり、強靭で耐水性・耐候性に優れていることでも知られていますが、軽量で丈夫であることも特徴の一つです。

ベランダに、ひび割れや剥がれなどの症状がみられる場合、下地の補修も必要です。FRP防水によるリフォームの相場は、1平方メートル当たり約5000~8000円。

紫外線などで退色した部分や軽度のひびであれば、トップコートの塗り替えだけで防水性を補うことができます。約5~8年おきに塗り替えを行えば安心です。

ウレタン防水工事の特徴と費用

ウレタン防水の場合は、ベランダの床部分の目地にシーリングを充填させ、にウレタン樹脂塗料をローラーや刷毛で塗装していきます。硬化させたゴム状の防水膜で、雨漏りや漏水から床面などにリフォーム塗装工事を行います。塗装形体で仕上げるため、複雑な形状のベランダでも継ぎ目を目立たせずに仕上げることが特徴です。

ウレタン防水も、退色した部分や軽度のひび割れの場合、トップコートの塗り替えで防水性を補えます。

約5年ごとの塗装がおすすめですが、ウレタン防水によるリフォーム塗装工事の相場は1平方メートル当たり約4500~7000円です。劣化が激しい場合は、約10~15年で下地のリフォーム工事も必要となるかもしれません。

ベランダの防水リフォームにかかる費用・価格を抑えるには?

ベランダの雨漏りや防水リフォーム塗装工事価格の費用の相場は?

一般的な広さ(11平方メートル)のベランダを防水リフォーム工事を行う場合、築20年の物件では約9万~10万円の工事になります。築年数が11年の場合は、約5万~8万円で防水リフォーム工事を完了することが可能です。

洗濯物を干すときやカフェのようにテーブルや椅子を置いてくつろぐにしても、床面を頻繁にチェックすることはありません。ウッドデッキや芝風の床に魅せるアレンジをしていれば、なおさらひびなどは気にしないものです。とはいえ、屋根のあるベランダでも屋外ですから、雨水は侵入し紫外線にさらされることもあります。

ひびや劣化により、ベランダからの雨漏りや漏水で、建物への被害を抑えるためにも定期的な確認は必要です。建物全体の問題になるのを防ぎ、住宅の寿命を延ばせます。早めのメンテナンスで、塗装や補修などのリフォームの費用や価格を抑えられるといえます。1年に1度はベランダのセルフチェックもおすすめです。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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