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水道や水栓の移動リフォーム工事にかかる費用
庭の水道や水栓の移動リフォームにかかる費用は、既存の水栓や蛇口をそのまま使用するか、新しく購入するかによって異なります。
既存の水栓や蛇口をそのまま使用するのであれば、工賃と諸経費のみで水道や水栓の移動が可能ですが、散水栓を立水栓に交換する場合などは追加で部材を購入する費用が必要です。
追加する水栓や蛇口の価格はセットで約4万円が相場ですが、使用する水栓柱や水受け、立水栓によって価格が大きく変わることもあります。
なお、今回ご紹介した費用はあくまで一例であり、リフォーム会社によって実際にかかる費用が変わることがあります。
相見積もりを取ることで費用を注意深く確認することが必要です。
また、設備を交換する場合には、撤去した設備の廃棄費用も必要ですので、できるだけ安く水道の移動リフォームを行いたい場合は、できるだけ元の配管を流用すると良いでしょう。
塩ビ管にはさまざまな種類がある
塩ビ管には複数の種類があり、使用する管の種類によって配管の特性が変わります。
一般的に使われる塩ビ管はVPといい、金属製の配管に比べて設置が容易でかつ腐食に強いのが特徴です。
VU管は薄手のパイプで、屋外の配水管によく使われますが、専用の継ぎ手が必要となるため、施工の際には注意しましょう。
他にはHIVPという耐衝撃性に優れたものもあり、埋設場所の上を車が通るような場合によく使われます。
ガーデンリフォームで水道を追加する場合、駐車場をまたいで配管を行うならHIVP管を利用した方が良いでしょう。
塩ビ管の種類で費用はどれぐらい変わる?
上で説明したように、塩ビ管は使用する場所などにあわせてさまざまな性質のものを利用しています。
そのため、使用する塩ビ管によって費用が変わってしまうこともありますが、基本的に塩ビ管は場所によって使い分けているので、大きく費用が変化することはありません。
塩ビ管そのものの費用も材質ごとの単価の他に太さや長さ、継手の数によって変わるため、一部に安い配管を使ったからといって費用を大きく抑えるということはできないのです。
無理に配管を安くあげると後々の補修や修繕費用がかかってしまいますので、塩ビ管の単価にこだわるのでは無く、適材適所で使用するようにしましょう。
ガーデンリフォームで水道を移動する費用
移動工事だけを行う場合、工事の相場は約3万円と、増設と比べて比較的安い価格でリフォームできますが、配管の延長や設備の追加を行う場合などは、増設工事と費用面に大きな違いはありません。
実際に工事を行う場合は蛇口、立水栓、水受け、水栓柱、配管などの設備費用と、工事の内容によって費用は大きく変化するため、リフォーム会社に見積もりを依頼してどの程度の予算が必要か確認しておきましょう。
庭の水道を移動するリフォームが得意な会社を探すには
自分が住んでいる地域で庭の水道を移動するリフォームを得意としているリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。
リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。
運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。
庭に水栓や蛇口を増設リフォームする際にかかる費用
ガーデンリフォームで庭に水栓や蛇口を増設する際には、水栓や蛇口の代金以外にも配水管や給水管などの配管工事の費用が必要となります。
これらの工事費用はリフォームの内容にもよりますが、約5万円が相場です。
また、諸経費として廃材処分費や運搬費などで約2万円かかります。
あまりにも離れた場所に増設する場合は、給排水管工事が大がかりになる場合があり、それにともなって工事費用や配管用の塩ビ管の費用などが増加することに注意してください。
蛇口の種類で費用はどれぐらい変わる?
散水栓と、そのまま手洗いなどができる立水栓ではどの程度設置費用に違いがあるのでしょうか?
散水栓の場合は、地面に埋め込んで設置するものなので比較的安価に工事が行えます。
費用は配管が設置場所に近ければ約2万円、配管工事も行うなら約7万円です。
立水栓の場合は、水栓柱や水受けが必要ですので、設備費用が散水栓より高くなり、配管工事込みで約11万円となります。
散水栓から立水栓に交換する場合なら、費用は約3万円ですが、設置場所がコンクリートなら土に比べて約1万円の追加費用が必要です。
申請しなければ増設リフォームができない
ガーデンリフォームで給排水に関する工事を行う場合には、事前に市区町村へ申請する必要がある場合がございます。
自分で申請することができますが、これをリフォーム会社に委任する場合は手数料として約2万円が請求されます。
申請を代行して貰うためには指定業者に依頼する必要があるため、お住まいの地域の市役所などで指定業者を調べてから依頼してください。
おすすめの水栓は?
庭に水道を増設する場合、散水栓と立水栓ではどちらが便利なのでしょうか?
実際のところ、どちらのタイプも使い方次第でメリットもデメリットもあるため、使用目的に合わせて選ぶ必要があります。
それぞれの蛇口の利点と弱点をご紹介していきますので、リフォームの際の参考にしてください。
散水栓のメリットとデメリット
散水栓は地面に埋め込んで設置するタイプの水栓です。
蛇口の向きを変えればホースを取り付け無くても手洗い程度はできますが、水まきなどに利用するならホースが必須となります。
散水栓のメリット
散水栓は地面に埋め込まれているため、ホースを取り除き、蓋を閉めてしまえば場所を殆ど取りません。
駐車スペースなど、あまりスペースに余裕が無い場合はこちらの蛇口がおすすめです。
また、立水栓と違い、水栓柱や水受けを設置する必要も無いため、比較的安価に工事ができるのも利点となります。
散水栓のデメリット
散水栓はどうしても地面を掘って蛇口を設置するため、使用するたびにホースを取り付ける手間がかかります。
立水栓ならバケツがあればすぐに水がくめますし、高さがあるので手洗いなどにも使いやすいのですが、散水栓ではバケツに水を溜めるだけでもホースを取り付け無ければいけません。
スペースは節約できますが、使用のたびに少し手間がかかるのが散水栓のデメリットです。
立水栓のメリットとデメリット
こちらは散水栓と違い、水栓柱と水受けを設置して地面からある程度高い位置に蛇口を設置しています。
立水栓のメリット
比較的高い位置に蛇口があるため、ホースを毎回取り付けなくても手洗いやバケツでの水くみが気軽に行えるのがメリットです。
また、設置場所が舗装されていない場合、散水栓では蛇口が泥だらけになって手が汚れてしまうという問題がありますが、立水栓は蛇口部分が高い位置にあるため、あまり蛇口が汚れません。
その他にも、散水栓でよくあるホースの隙間から漏れた水で散水栓の中が水浸しになってしまうというトラブルも起こらないのが利点です。
立水栓のデメリット
基本的に散水栓に比べて使い勝手が良いのが立水栓ですが、どうしても地上に露出した状態で設置するため、スペースを多く使うという問題があります。
排水を考えて水受けを設置した場合は、さらにスペースが必要となりますので、設置場所次第では逆に使いにくいと感じることもあるでしょう。
スペースに余裕が無いなら散水栓、あるなら立水栓がおすすめ
メリットとデメリットを紹介しましたが、使いやすいのは立水栓、スペースが無くても設置できるのが散水栓です。
実際に設置される際には、設置場所のスペースにあわせて選ぶと良いでしょう。
庭・ガーデニングリフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。
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