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2021年03月22日更新

ペットと暮らしたい方必見!リフォームにかかる費用とポイントについて解説します

ペットと一緒に生活するためのリフォームとはどのようなものなのでしょうか?犬や猫それぞれにあったリフォームがあり、費用も変わってきますので、今回は犬向けのリフォームプランと猫向けのリフォームプラン、それぞれの注意点と価格についてご紹介します。

ペット向けのリフォームではどんなことに注意が必要?

まず、どんなペットを飼われる際にも注意しておきたいのが、汚れや傷の予防です。

ペットはどうしても自由に動き回りますし、犬や猫、フェレットなどは爪があるため、フローリングや柱、壁紙などに傷が付いてしまいます。

そのため、ペット向けに家をリフォームする場合には、まず傷が付きにくい材質の建材を選ぶことが大切です。

また、汚れについても、いくらしつけをきちんとしていても高齢化やちょっとしたタイミング、ストレスによってトイレ以外の場所で粗相してしまうことがあります。

この時、汚れが染みやすい、または洗うことができない素材を使っていると、汚れが残ってしまったり、臭いが残ったりするのです。

水を弾く素材や洗える素材なら、このような時でもすぐに綺麗にすることができるので、できるだけペットが居る場所では防水や防汚、または洗いやすいものを使うようにしましょう。

ペットと暮らしたい方必見!リフォームにかかる費用とポイントについて解説します

収納についても注意が必要です。

猫やフェレット、場合によっては犬もですが、狭いところに入りたがる場合があります。

この時、収納の中に収まっているものを引っ張り出してしまうため、ものが散らばってしまい、部屋の中がぐちゃぐちゃになってしまうのです。

リフォームの際にはペットが収納に入れないようにロックがかかるものや、前足で引っ張り出せない構造のものを選びましょう。

犬を飼われる方向けのリフォームプラン

犬を飼われている方、これから飼うという方がリフォームを行う場合は、まず散歩のあとに足を綺麗にしたり、体を洗ったりできるように玄関付近にペット用の洗面台を設置するのがおすすめです。

洗面台は室内に設置しても良いのですが、足を洗うだけなら庭に設置しても構いません。

庭に設置する場合は、洗ったあとにまた汚れてしまわないよう、直接部屋に入れるようドアを別に設置しておくと良いでしょう。

その他の注意点としては、犬はどうしても猫と違って爪を収納することができません。

そのため、床に傷が付きやすく、通常のフローリングやカーペットはすぐにボロボロになってしまいます。

ペット用に傷が付きにくく、滑り止め加工が施された床材が各社から販売されていますので、廊下や部屋、階段などはこのような床材を敷くようにしましょう。

猫向けのリフォームプラン

猫の場合は、爪を研ぐ習性があるため、壁紙などを傷が付きにくい素材にするのがおすすめです。

また、室内飼いの場合は運動できるようにキャットウォークという棚や、キャットタワーを設置してあげると良いでしょう。

キャットウォークを歩いてそのまま別の部屋に移動できるように壁にペットドアを設置してあげるのも効果的です。

単独で飼っている場合はそこまで気にする必要はありませんが、多頭飼いの場合、猫同士の相性によっては近くを通るだけでも喧嘩してしまうため、通り道が少ないとトイレに行くことができず、粗相してしまうことがあります。

壁や扉にペットドアを取り付けておけば、相性の悪い相手を避けて移動することができるようになるので、食事やトイレにいけずにストレスが溜まってしまうのを防げるでしょう。

ペットリフォームにおすすめの壁材は?

ペットと暮らす上で気になるのが傷や汚れです。そのため、壁材にもペット向けのものが存在しています。おすすめなのは機能性クロスです。あまり知られていませんが、クロスにも様々な種類の機能性クロスがあります。「スーパー耐久性」のクロスは一般的なクロスの10倍の耐久性があり、さらに汚れにも強いので非常に人気があります。
引っかき傷がつきやすい下部を耐久性のあるものに、上部を好きな柄に貼り分けるのもよいでしょう。

他にも機能性クロスには様々な種類がありますので、興味があれば一度調べてみるとリフォームの幅が広がるでしょう。

クロスの張り替えは既存の壁に手軽にできるリフォームですが、腰壁の取り付けもおすすめです。腰壁とは、床から腰くらいの高さまでクロスとは別の壁材を使用することです。デザイン的にもお洒落に仕上がりますし、木材やレンガといった耐久性や汚れに強い壁材を使用するので、ペットがいても傷や汚れがつきにくくて使いやすいといえます。

高級感のある雰囲気や柄を楽しみたい、という人におすすめの壁材は、輸入壁紙の「不繊維(フリース)」です。デザインも色々なものがあり、紙のクロスよりも強いのが特徴です。
ビニールクロスに比べて材料は割り高で、下地の処理に手間がかかるため施工費も割り高になりますが、長く持つことと、「不繊維(フリース)」を貼った壁を貼り変える事は綺麗にはがしやすいですし、

伸び縮みが少ないので、初心者の方でも自分で張り替えができるところも魅力の一つですが、表面強化や防キズの処理が施してあるわけではありませんので、作業には注意が必要です。

ペットリフォームにおすすめの床材は?

ペットリフォームを行う上でおすすめの床材は、タイルカーペットです。床材が滑りやすいとペットが足腰を痛める原因になりますが、タイルカーペットの表面はポリプロピレンやナイロンの起毛で覆われているものが多く、これらは衝撃を吸収してくれる上にグリップが効くので滑りにくいです。また、タイルカーペットは部分的に取り外しができるので、手軽に洗えたり取り替えたりすることも可能です。ペットと一緒に暮らす上ではメリットのある床材です。

次におすすめするのはクッションフロアです。こちらもタイルカーペットと同様に、凹凸のある種類を選ぶことである程度滑りにくくクッション性もある素材になります。水にも強く掃除もしやすいことから、医療施設でも使われるくらい清掃の負担が少ない床材です。欠点としては、タイルカーペットに比べると手軽に取り外しや交換ができない点が上げられます。

もう一つおすすめの床材はフロア用のタイルです。欧米でよく使われている床材で、タイルは粘土などを使っているため、とても硬くざらざらした表面をしています。滑りにくく、かつ耐久性も高いため、ペットリフォームには向いています。しかし他の2つの床材とは違いクッション性がないので、人が素足で生活すると足腰に影響が出るかもしれません。

一般的な床材であるフローリングはペットには滑りやすいことから、足腰を悪くする原因になりがちです。ペットリフォームをする際には、飼うペットの特徴に合わせた床材を選ぶとよいでしょう。

ペットと暮らしたい方必見!リフォームにかかる費用とポイントについて解説します

ペットリフォームの内容と費用は?

ペットの暮らしを快適にするリフォームは様々あります。消音、防音、防寒は前述でも紹介している床、壁リフォームが中心になってきますが、それ以外のドア、遊び場、水周りのリフォームについて紹介していきたいと思います。

ペットドア取り付けリフォーム

人が開け閉めをしなくても自由に行き来できるように既存の扉にペット用の小窓をつけるリフォームです。主に犬や猫を飼われている家庭で行われており、費用は3万~5万円程度です。

庭にペット用足洗い水栓取り付けリフォーム

散歩後や庭で遊んだ後に足洗い用に水栓を取り付けるリフォームです。簡易で安価な蛇口だけをつける方法や、ペット用の水栓を選定してシャワー付きでしっかり足洗い場としてリフォームをする方法がありますが、選ぶ方法や設備によって左右されるものの費用の相場は4万~13万円ほどです。

ウッドデッキの取り付け

庭のスペースが取れる方には、ウッドデッキがおすすめです。庭でペットと遊ぶ際にあると便利ですし、ドッグラン感覚で遊ぶ事ができます。ウッドデッキとなると大掛かりなイメージがあると思いますが、最近では個人で取り付け工事をされる方もいます。費用は広さによっても差がありますが、15万から25万円、業者に依頼しても30万~50万円くらいで施工可能です。

広めの洗面台へ交換

ペットの入浴には、シンクが広めの洗面台があると非常に便利です。ペットの入浴は意外と大変なものですが、定期的に入浴させてあげないとペットの衛生面に悪いです。一般向けの洗面台では狭いので、広めのペット用に交換すると便利です。費用は一般向けよりは多少割高にはなってしまいますが、25万~35万円程度で交換可能です。

何処までリフォームするかをよく考えておく

ペット向けにリフォームする場合、全てのドアにペットドアを取り付けたり、全部の部屋の床や壁をリフォームしたりすると多額の費用がかかってしまいます。

全ての部屋にペットが出入りする場合にはリフォームを行った方が良いのですが、ペットが入らないようにしている部屋がある場合には、その部屋についてはドアや床、壁のリフォームを行う必要はありません。

費用を抑えてリフォームを行う場合は、リビングなどの家族が揃う場所をメインに行い、あとはペットの行動に合わせて工事箇所を選ぶと良いでしょう。

間取りの変更が必要になるため、多少コストはかかってしまいますが、ペット用のトイレを別に用意しておくのもおすすめです。

リビングにペット用のトイレを設置しているご家庭をよく見かけますが、いくら消臭に気を使っていても、ペットを飼っていない人が来るとどうしても臭いが気になってしまいます。

トイレを別に作っておけば、動物が苦手な方が訪問してきた際でも安心ですし、もしトイレを失敗しても床や壁に洗いやすい素材を使っていれば簡単に掃除することができるため、飼い主も楽になるでしょう。

ペットの健康チェックや清掃のためにトイレの様子をチェックしたい場合などは、ガラス窓をつけたりのぞけるようにするもの一つの方法です。あまり狭いスペースだとにおいがこもりやすく、掃除も大変です。強いにおいがついたままだとペットも不快ですので洗面室やトイレにペットドアを付けるなど、状況に合わせてお互いが快適に使える方法を探るとよいでしょう。

優良なリフォーム会社を見つけるには?

ここまで説明してきたリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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