襖を洋風引き戸にするには?3つのリフォーム方法と費用相場を解説

「襖を洋風引き戸に 3つの方法と費用」の文字と、和室の襖と木目調の洋風引き戸

襖を洋風にしたい場合、方法は「既存の枠を撤去して新しい引き戸を設置する」「既存の枠を残して引き戸だけを交換する」「襖に洋風のふすま紙や装飾シートを貼る」の3つです。費用の目安は、DIYで襖紙やシートを貼る場合が1枚あたり1,500〜7,000円業者に依頼して洋風引き戸へ交換する場合が1箇所あたり5万〜20万円です。この記事では、それぞれの方法の特徴と費用相場を解説します。

リフォーム費用すぐわかる!
枠ごと交換は15万〜20万円、枠を残す交換は5万〜10万円、襖紙・シートは材料費1枚1,500〜7,000円の目安を示す図解
襖を洋風引き戸にする費用相場

押入れの襖を洋風引き戸にリフォームする方法

和室や押入れの襖を洋風引き戸にリフォームする方法はおもに3つあり、仕上がりや工事範囲が異なります。

枠ごと交換、枠を残して交換、襖紙・シートを貼る3つの方法を比較した図解
襖を洋風にする3つのリフォーム方法

新しい枠と引き戸を設置する

襖を洋風引き戸に一新するなら、既存の枠と敷居を撤去し、新しい枠と引き戸を設置する方法があります。枠と建具を一体で更新すると、見た目に統一感を出しやすく、現状に合った開閉方法も選べます。床の高さを調整して段差を解消し、必要な有効開口幅を確保できれば、車椅子でも洋室と和室を行き来しやすくなります。対応できる納まりは住まいの構造によって異なるため、現地調査で確認してください。

枠を残して引き戸を設置する

既存の枠を残し、寸法に合う洋風引き戸へ交換する方法もあります。枠を撤去しない分、比較的簡単にリフォームできますが、敷居も残るため段差は解消できません。また、枠や敷居が古いと、建て付けが悪くなったり、見た目が調和しなかったりすることがあります。劣化が気になるときは、枠ごとの交換を検討しましょう。

襖に洋風の壁紙を貼る

襖本体を交換せず、洋風のふすま紙や襖用の装飾シートを貼って、襖を洋風にリメイクする方法もあります。貼り付け方は、のり、シール、アイロンなど商品によって異なり、使用できる下地にも違いがあります。一般的な壁紙では反りや剥がれが起きることもあるため、襖の種類と下地に対応する商品を選びましょう。費用を抑えて見た目を変えたいときに取り入れやすい方法です。

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襖を洋風引き戸にするリフォーム費用

襖を洋風にする費用は、DIY用の襖紙・シートを貼る場合は材料費が1枚あたり1,500〜7,000円、業者に依頼して洋風引き戸へ交換する場合は1箇所あたり5万〜20万円が目安です。

枠ごと交換は15万〜20万円、枠を残す交換は5万〜10万円、襖紙・シートは材料費1枚1,500〜7,000円の目安を示す図解
襖を洋風引き戸にする費用相場
リフォーム内容費用相場
新しい枠と引き戸を設置する15万〜20万円/箇所
枠を残して引き戸を設置する5万〜10万円/箇所
襖に洋風の壁紙を貼る1,500〜7,000円(材料費・襖1枚あたり)

費用は、枠ごと交換するか既存の枠を残すかに加え、扉の枚数や種類によって変わります。洋風引き戸への交換が予算に合わない場合は、襖に壁紙を貼って見た目だけを変える方法もあります。木目柄のほか、タイル調やストライプなどもあり、好みの雰囲気に仕上げられます。

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襖を洋風引き戸にリフォームするメリット

襖を洋風引き戸にすると、部屋の雰囲気を変えられるほか、汚れへの対処や段差解消の選択肢が広がります。

洋風引き戸への変更で、雰囲気の統一、お手入れのしやすさ、枠ごと交換した場合の段差解消を示す図解
襖を洋風引き戸にする3つのメリット

【メリット1】部屋の雰囲気を変えられる

襖を洋風引き戸にすると、洋室側から和室を見たときの違和感を抑え、住まい全体の雰囲気を統一しやすくなります。モダンや北欧風など、デザイン次第で好みのテイストに整えられるのも魅力です。内装全体を変えるより、襖数枚の交換であれば費用を抑えやすいでしょう。

【メリット2】汚れにくくなる

襖はカビやシミ、変色などの汚れが目立ちやすい建具です。消しゴムで丁寧に擦るとある程度きれいになることもありますが、長年使用していると汚れは落ちにくくなります。一方、化粧シート仕上げなどの洋風引き戸には、乾拭きや薄めた中性洗剤で手入れできる製品があります。ただし、お手入れ方法は表面材や製品によって異なり、ワックスが使えない場合もあるため、取扱説明書に従いましょう。

【メリット3】バリアフリーになる

襖の枠や敷居を撤去し、床面の段差を解消できる仕様にリフォームすれば、つまずきにくくなります。車椅子での移動を想定する場合は、段差だけでなく、扉を開けたときに実際に通れる有効開口幅も確認しましょう。既存の床の高さや新しい引き戸の納まりによって仕上がりが異なるため、希望する使い方を施工業者へ具体的に伝えてください。

襖から洋風引き戸へ交換する際の注意点
襖のみを洋風引き戸に交換した場合、ドア枠や敷居がそのまま残るため段差はなくなりません。

※ 参考:国土交通省「高齢者の居住の安定確保に関する法律施行規則に基づく基準」

あわせて読みたいバリアフリーリフォームの費用相場は?介護に備える場所別の工事内容を解説
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洋風引き戸の種類

洋風引き戸は、おもに4種類です。いずれも左右に動かして開閉しますが、開く方向や扉の収納方法が異なります。それぞれの特徴を比べ、設置場所や使い方に合うタイプを選びましょう。

片引き戸、引き違い戸、引き込み戸、両引き戸の開き方を比較した図解
洋風引き戸の4種類

片引き戸

片引き戸は、左右のどちらか一方へスライドさせて開閉する引き戸です。リビングやトイレなどでよく採用され、扉を引き込む側には「控え壁」と呼ばれるスペースが必要です。控え壁の前に家具を置いたりポスターを飾ったりすると開閉を妨げるため、注意しましょう。

引き違い戸

引き違い戸は、2枚または3枚など、複数の戸を左右にスライドさせて開閉する引き戸です。押入れの襖をイメージするとわかりやすいでしょう。左右どちらからでも開けられるため、家具の配置や生活動線に合わせやすく、和室や広い子供部屋の間仕切りにも使えます。

引き込み戸

引き込み戸は、壁のなかに設けた戸袋へ扉を収納する引き戸です。開けた扉が壁の表に残らないため、見た目がすっきりし、壁際のスペースも使いやすくなります。ただし、実際に通れる有効開口幅は、扉の寸法や引き残しによって変わります。車椅子での通行を想定する場合は、設計時に有効開口幅を確認しましょう。

両引き戸

両引き戸は、2枚の扉を左右へスライドさせて開閉する引き戸です。扉を両側へ開くと中央に広い開口部を確保でき、空間に開放感が生まれます。リビングダイニングや、洋室と和室の間仕切りに向いています。ただし、設置には広いスペースが必要なため、十分に確保できない場合は片引き戸や引き込み戸を検討しましょう。

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DIYで襖を洋風引き戸に変えられる?

襖の表面を洋風のふすま紙や対応するシートへ貼り替える作業は、商品によってはDIYが可能です。一方、襖を室内用の引き戸へ交換するには、開口部の幅・高さに加え、建具の厚さや重量、溝やレールの形状、建て付けまで確認する必要があります。引き戸本体が重く、枠や敷居の加工を伴うと、作業の難易度やケガのリスクも高まります。DIY向けと明記された商品以外は施工業者へ相談し、依頼前に工事範囲や保証内容を確認してください。

襖紙・シートはDIYも可能、引き戸交換は業者へ相談する区分を示す図解
DIYに向く方法と業者へ相談したい工事
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和室を洋室にするリフォーム費用

6畳の和室を洋室に近づける部分的なリフォームは15万〜65万円、床・壁・天井・建具・収納まで全面的に洋室化する場合は75万〜100万円が目安です。下地補修や防音・断熱工事を伴うと、100万円を超える場合もあります。

6畳の和室の部分リフォームは15万〜65万円、全面リフォームは75万〜100万円の目安を示す図解
6畳の和室を洋室にする費用目安
リフォーム内容費用相場
畳からフローリングに張り替え10万〜35万円
壁と天井の壁紙リフォーム8万〜30万円(6畳)
真壁を大壁に変更する10万〜35万円(6畳)
押入れをクローゼットにする8万〜25万円
襖から引き戸にする5万〜20万円/箇所

和室を洋室にする工事には、襖(ふすま)の洋風引き戸への交換や、壁・床の張り替えなどがあります。工事範囲は住まいの状態と希望する仕上がりで変わるため、事前に現地調査を依頼しましょう。マンションでは、専有部分の工事にも管理規約や使用細則による手続き・施工条件が設けられている場合があります。とくに畳からフローリングへの張り替えは、理事長への申請や理事会の承認が必要になることがあり、遮音性能の基準もマンションごとに異なります。床材を選ぶ前に、管理組合や管理会社へ申請方法、使用できる床材、工事時間などを確認してください。

※ 参考:国土交通省「居室(専有部分)内の模様替え工事をしたい場合のQ&A」

あわせて読みたい和室を洋室にリフォームする費用はいくら?畳数ごとの費用相場や施工事例も紹介!
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襖を引き戸にするリフォーム業者選びのポイント

襖を引き戸にリフォームする際は、業者選びが重要です。室内ドアの施工経験が乏しい業者では、建て付けが悪くなったり、仕上がりがインテリアと調和しなかったりするおそれがあります。依頼先を選ぶ際は、次の3点を確認しましょう。

施工実績の確認、建具が得意な業者選び、複数社比較の3点を示す図解
襖の引き戸リフォーム業者を選ぶ3つのポイント

施工実績を確認する

襖を引き戸にするリフォーム業者を選ぶときは、まず施工実績を調べましょう。ホームページに施工事例があれば、同様のリフォーム経験や仕上がりを確認できます。掲載がない場合は、相談時に施工経験をたずねてください。ビフォーアフターの画像も見せてもらうと、完成後のイメージをつかみやすくなります。

建具の取り扱いが得意な業者を選ぶ

建具の取り扱いに慣れた業者へ依頼すると、リフォーム後の不具合を防ぎやすくなります。既存の枠を残す工事でも、寸法や状態に合わせて設置しなければ、建て付けが悪くなるおそれがあります。枠ごとの交換や下地の調整にも技術が必要なため、襖から洋風引き戸への施工実績がある業者を選びましょう。

リフォーム一括見積もりサイトを活用する

リフォーム会社を探すときは、複数社から相見積もりを取り、費用や提案内容、施工体制を比べましょう。個別に見積もりを依頼する手間を抑えたい場合は、リフォーム一括見積もりサイトを利用すると便利です。

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