L型キッチンの収納術を徹底解説!

この記事を読んだら分かること:
L型キッチンのコーナー活用、5つの工夫 ― ワゴンや収納棚から、シンク・コンロ配置までデッドスペース解消のアイデア

2025年11月21日更新

監修記事
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L型キッチンのコーナースペースを有効活用する収納方法5選

デッドスペースとなりがちな、L型キッチンのコーナースペースを有効活用する方法は、以下の5つです。

①コーナーワゴンを採用して収納力を上げる
②調味料類や調理家電を置く
③照明や植物を置いてディスプレイする
④シンクやコンロを配置してデッドスペースをなくす
⑤収納棚を設置して食材のストックなどを置く

「L型キッチンにしたいけど、コーナーのデッドスペースが気になる」という方は、実践できそうな方法がないかチェックしてみてください。

①コーナーワゴンを採用して収納力を上げる

クリナップステディアのコーナーキャビネット(ワゴンタイプ)
出典:クリナップ-ステディアコーナーキャビネット

メーカーによって仕様は異なりますが、コーナー部分も収納として使えるタイプの商品があります。

例えば、クリナップのステディアは、ワゴンタイプと棚板タイプの2種類あり、収納したいものによって選択できます。

ワゴンタイプは、キャスターがついているので、手前にサッと引き出して使えるので便利です。

キッチン本体のプランニングの際には、コーナー部分の収納はどういう仕様が選べるのかについてもチェックしておきましょう。

②調味料類や調理家電を置く

キッチンキャビネット内に収納する場合が多いですが、調味料類や調理家電をコーナー部分に置くという方法もあります。

特に、料理のたびに使う調味料や、毎朝使うコーヒーメーカーなどは、ワークトップ上に置いていた方が作業効率が良いです。

調味料入れや家電自体をこだわれば、モデルルームのようにおしゃれなキッチンを演出することもできます。

「いちいち出すのが面倒だな」と思っている調味料や調理家電がある場合は、コーナーに置いて空間を活用する方法を検討してみましょう。

③照明や植物を置いてディスプレイする

L型キッチンのコーナー部分に置かれた植物や食材

モデルルームのように、照明や植物をディスプレイして、おしゃれなキッチンを演出する方法もあります。

直接日光が当たらなくても育つような観葉植物や多肉植物を置いている方も多いです。

照明は、電源が必要なタイプもありますが、充電式やソーラー電池式で利用できるタイプもあります。

好みの植物と合わせて設置し、毎日ワクワクするようなキッチンをつくりましょう。

④シンクやコンロを配置してデッドスペースをなくす

④シンクやコンロを配置してデッドスペースをなくす

造作や海外製のキッチンでは、シンクやコンロをコーナー部分に配置することも可能です。

造作は、メーカーの既製品よりも価格は高いですが、1つ1つ自分に合った部材を選んでキッチンを作れるので、シンクやコンロもコーナーに配置できます。

残念ながら、国内メーカーのキッチンにはコーナーをシンクやコンロとする仕様が組み込まれていないケースが多いので、コーナーに配置したい場合は造作キッチンか海外製キッチンを検討しましょう。

⑤収納棚を設置して食材のストックなどを置く

壁付や据置タイプの収納棚を設置して、食材のストックなどを置いてスペースを有効活用する方法もあります。

料理中に食材を取り出しやすい位置にあるので、作業効率も上げられるのがメリットです。

壁付の収納棚を設置したい場合は、下地が必要になる可能性もあるので、リフォーム時に相談してみましょう。

L型キッチンの費用相場やメリットデメリットを詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

マザーハウス 石田工務店

久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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