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2020年11月17日更新

マンションの浴室・お風呂のリフォーム費用や事例は?

マンションの浴室をリフォームしてバリアフリー化したり、追い炊き機能などを追加したりする場合、費用はどの程度かかるのでしょうか?工事方法や工事期間、工事の際に注意することなど、浴室リフォームに関する疑問点についてご説明していきます。

浴室リフォームでできること

浴室リフォームでは、システムバスや浴室の交換などの大規模なものから、その他にも換気扇や給湯器、浴室暖房機の設置のような設備の追加、交換や、手すりを設置してバリアフリー化するといった小規模な工事も行います。

また、給湯器を新しいものに交換して追い炊き機能を追加したり、バスルームの間取りを変更して広くしたりといったこともできますので、目的や予算に合わせて工事方法を選ぶと良いでしょう。

マンションの浴室・お風呂のリフォーム費用や事例は?

浴室のリフォーム時期の目安

浴室の交換時期は、ユニットバスなら約15年が目安と言われています。

ただ、建物に作り付けとなる在来工法の場合は、モルタルやタイルが用いられていることから、素材的な劣化が起こりにくいため、もっと長い間使用できるようです。

交換時期は約15年ですが、使用する環境や条件によっても目安が変わってきますので、汚れや破損などが見られる場合は、住宅の基礎が漏れた水で傷む前にリフォームを依頼しましょう。

リフォームプランごとの工事内容と施工費用

浴室リフォームでは、色々な目的に合わせた工事を行うことができるため、施工内容によって費用が大きく変わってきます。

工事ごとの施工内容の違いと、費用について見てみましょう。

システムバスの導入、入れ替えを行う場合

在来工法で作られた浴室をシステムバスに入れ替える場合や、システムバスを新しいものに交換する場合の工事方法と費用です。

在来工法の浴室をシステムバスに交換する場合は、まず既存の浴室設備及び内装を全て撤去し、基礎工事を行ってからシステムバスを設置していきます。

工事費用は、システムバスを入れ替える場合が約35万円、在来工法の浴室から入れ替える場合は基礎工事が追加となるため、約40万円が相場です。

システムバス本体の価格については、スタンダードなものなら約80万円、高機能タイプなら約120万円が相場となります。

施工期間はどちらも約1週間が目安です。

浴室暖房機や換気扇を設置する場合の費用

冬場のヒートショック対策や、設備の故障などで換気扇や浴室暖房機をリフォームする場合の費用です。

換気扇については、既存の換気扇を新しいものに交換するだけとなりますので、費用は本体含めて約2万円、施工期間は約半日が目安となります。

浴室暖房機については、熱源の設置及び浴室内の設置工事が必要となり、電気式なら約1日、ガス式の場合は給湯器を対応したものに交換する必要があるため、約3日程度が目安です。

施工費用については、電気式なら約10万円、ガス式で給湯器を交換する場合は約15万円が相場となります。

給湯器のみを交換する場合の費用

追い炊き機能の追加などを目的に給湯器のみを交換する場合は、約10万円が相場です。

ただ、今まで使用していた給湯器にリモコン機能などが無い場合は、配線工事なども必要となりますので、約2万円が追加となります。

浴室の間取りを変更して広くする場合

浴室を拡張して広くする場合の施工費用は、設備の価格などを含めて約200万円が相場となります。

施工期間は、住宅の構造によって多少変わり、間取りの変更が必要なら約2週間が目安です。

壁を撤去して新しい壁を設置する必要があるため、通常の間仕切り壁かコンクリート壁かによっても工事費用や期間が変わります。

浴室の間取り変更を行う際には現地調査の上で見積もりを立ててもらうと良いでしょう。

浴室のバリアフリー化にかかる時間と費用

浴室のバリアフリー化については、手すりの設置なら約半日で施工でき、費用も手すりだけなら約1万円と、比較的手軽に施工可能です。

滑りにくい床や足腰が弱っていても使いやすい浴槽へ交換する場合は、バリアフリータイプのシステムバスに入れ替えとなりますので、費用は約120万円、施工期間は約1週間となります。

使いやすさは手すりを設置するだけの場合より、バリアフリー対応のシステムバスタイプの方が上ですので、費用や使用する方の状態に合わせてリフォームプランを選ぶと良いでしょう。

浴室の床を張替える場合の費用と期間

在来工法の浴室で、床を張り替える場合、施工期間は約1週間が目安となります。

施工価格は使用する床材によって変わり、木材なら約15万円、タイルなら約10万円が相場です。

また、施工費用の他に撤去した廃材の処分費用として、約1万円が必要となります。

浴槽を交換する際の費用と工事期間

浴槽のみを交換する場合の費用は、安価な完成品を設置するだけなら約10万円、石材などを用いた高品質のものを現場で制作するなら約60万円が相場となります。

施工期間については、既製品の据え付けなら約1日、造作の場合はモルタルの硬化時間が必要となりますので、約1週間が目安です。

また、風呂にテレビを設置したり、ジェットバス機能付きの商品に交換したりする場合は、テレビの設置が約5万円、ジェットバス機能付き浴槽なら約20万円が追加となります。

浴槽のサイズを広くする場合は、既存のバスルームのスペースに余裕があれば施工期間や費用はほとんどど変わりません。

ただ、バスルームごと広くする場合には、間取りの変更と同程度の施工期間と費用が必要となる場合もあります。

マンションの浴室リフォーム費用を抑えるためのポイント

マンションの浴室をリフォームする際に費用を抑えるためのポイントについて紹介します。

メーカー在庫や古いタイプの設備や材料を利用する

浴室のリフォーム費用は大きく分けて工事費用と商品価格の2つに分類されます。
そのため、リフォーム費用を安く抑えようとするのであれば浴槽やタイルなどの材料は価格が安いものを選ぶというのも有効な手段です。

価格が安い材料というとグレードの低い粗悪品であるような印象を受けてしまいますが、必ずしもそうであるとは限りません。
メーカーが大量に抱えている在庫がある場合や、新商品が発売されたことによって型落ちした古いタイプの材料なども安価で販売されることがあります。

素材の選択の幅は多少狭まりますが、価格を抑えながらも高品質の材料を使用したリフォームを行うことができるでしょう。マンションの場合は浴室を設置する場所がある程度決められてしまうため、選べるサイズは限定されてきます。入口の段差や天井の高さ、梁による制限もあり、担当者とよく相談して、細かく希望を伝えておくとよいでしょう。

複数の業者から相見積もりを取る

リフォームを依頼する場合は必ず複数の業者から相見積もりを取るようにしましょう。
相見積もりを取ることによって工事の適正価格を知ることができ、不当に高額な金額を提示してくる業者と契約するリスクを回避することができます。
また、見積もりの金額を比較して業者と交渉することで、リフォーム費用を安く抑えることができるでしょう。

見積書の中で確認すべき項目

見積書には工事費用、商品の価格、打ち合わせで取り決めた内容等が記載されます。
事前に聞いていた内容と見積書に記載されている内容が異なる場合は、必ず契約前に業者へ確認しましょう。
また、依頼する工事に関して見積書に記載されている内容以外にも請求が発生しないかどうかについても確認しておくと安心です。

水まわりのリフォーム実績がある業者に依頼

業者によっては得意とする工事が異なるため、浴室のリフォームを行う場合は水まわりのリフォーム実績のある業者に依頼しましょう。
実績がある業者は工事の質が高いだけでなく、材料の仕入れについてのノウハウも蓄積されています。

同じ材料を使用するにしても実績のある業者とそうでない業者とでは仕入れ価格が異なる場合があり、結果として実績のある業者に依頼した方が工事費用を安く抑えることができるでしょう。

リフォーム業者にあらかじめ予算を伝えておく

リフォーム業者に予め予算を伝えておくことで、無理のない金額で希望に沿った内容のリフォームを一緒に考えてくれるかもしれません。
場合によっては市場に出回らないような型落ちした商品を安価で提供してくれる可能性もあり、その場合は費用を安く抑えることができるでしょう。

ただし、予算が余るような工事であってもオプション等を追加して、予算額いっぱいの金額を請求しようと考える業者もいるかもしれません。
まずは希望のリフォーム内容について相談し、誠実に対応してくれる良心的な業者を見つけることが重要です。

着工間近になってから追加工事やキャンセルを依頼しない

リフォーム工事を行う業者は、工事に着工する前に作業計画や仕入れ計画に基づき工事の準備を行います。
着工間近の段階では既に必要な材料を仕入れているため、直前で追加工事を依頼してしまうと着工に間に合わない場合があります。

無理を言って直前で追加工事を依頼すると計画を変更しなければならず、工期が延びて追加の費用が発生することもあるでしょう。
着工間近の追加工事は急いで材料の準備をしなければならなくなるため、通常よりも材料費が割高になることもあるかもしれません。

また、直前でのキャンセルも既に用意した材料が無駄になってしまうため不要な出費へつながります。
リフォームを依頼する場合は直前でバタバタして計画を変更することの無いよう、事前にしっかりと計画を立てるようにしましょう。業者が考える当たり前と、リフォームをしたことの無い人が考える当たり前には思わぬ違いがあることがあります。採用しようと思っている設備メーカーのショールームに行き、実際の家との違いに注目して説明などを受けると、思わぬ情報が聞けて、より満足できるリフォームにするヒントとなるでしょう。

浴室リフォームで注意することは?

マンションの浴室をリフォームする場合、給湯器や換気扇などの交換ならそれほど時間はかかりませんが、システムバスへの入れ替えや在来工法によるリフォームでは約1週間程度必要となります。

そのため、リフォームを行う際には、工事期間中の入浴方法についても考えておかなければいけません。

施工が開始される前に、近隣の銭湯を探しておく、近くの親戚にお風呂を貸してもらうなどの入浴手段をあらかじめ検討しておきましょう。

施工の時期についても、夏場は帰宅時に汗をかいてしまいますし、冬場は湯冷めしてしまうため、春や秋の気候が良い時期がおすすめです。

マンションの浴室・お風呂のリフォーム費用や事例は?

その他の注意点として、浴室の移設を行う場合には管理会社の許可が必要となる場合があります。

マンションの排水管は、構造上位置が決まっているため、管理会社の許可が無いと室内配管以外の配管に工事を行うことができません。

古いマンションでは、室内配管そのものを変更することもできない場合もありますので、リフォームの際には管理会社に図面を見せてもらうか、リフォームが可能かどうか問い合わせておきましょう。

浴室メーカーの選び方

ユニットバスを製造、販売しているメーカーは、LIXILやTOTO、パナソニックなどがあります。

マンションのリフォームでは、戸建て住宅と違い、専用サイズのユニットバスしか設置できないことがありますが、各メーカーがそれぞれ専用サイズの商品を販売していますので、問題はありません。

浴室のリフォームでメーカーを選ぶ際には、オプションの内容や商品に実際に触れてみた印象などを元に、好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。

お風呂・浴室リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたお風呂・浴室リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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