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2018年12月18日更新

外構工事の耐用年数はどれくらい?素材ごとの寿命や減価償却について

皆さんは住宅の外構工事の耐用年数をご存知でしょうか?住いの外構工事の耐用年数には物理的耐用年数の他にもさまざま種類があります。今回は外構工事の耐用年数に関する費用相場や部分別の耐用年数、リフォームする場合の業者の選び方などをご説明します。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

外構工事の施工に関する耐用年数とは

外 構 工事 耐用 年数

外構工事では、駐車場を作ったりフェンスを作ったりと様々な素材を使用してエクステリアを作り上げていきますが、それぞれ耐用年数がどのくらいなのかを知っていますか?

耐用年数には、経済的耐用年数・社会的耐用年数・物理的耐用年数・簿記的耐用年数の5種類があります。まずは、それぞれの耐用年数の特徴を見ていきましょう。

経済的耐用年数

経済的耐用年数とは、維持管理にかかる費用など経済的な価値がある期間のことです。外構のメンテナンスを行ったとしても、外構の劣化は進んで行くため修繕費などもかかります。

ある時期を過ぎると、メンテナンス費用が負担になったり外観が悪くなるなどの理由で外構部分を取り壊すことがあります。この取り除かれる期間までを経済的耐用年数(寿命)と考えるのです。

社会的耐用年数

社会的耐用年数とは、外観などの見た目が保てる期間のことです。

例えば、まだ使用できる壁が色あせてきた場合、美観を損ねてしまうため新しい壁にリフォームしたとします。

この場合、所有者の「新しいものへ変えたい」という理由で新しい壁に変更したのですが、物理的にはまだ利用できるのに既存の壁は取り壊したことになります。

物理的にはまだ利用できるのに、所有者自身が既存の外構に耐えられる最大の期間が社会的耐用年数(寿命)となるのです。

物理的耐用年数

物理的耐用年数とは、外構の素材そのもののが耐えられる年数のことです。ブロック塀や金属部分などは日々雨風や紫外線に晒され、冬は霜が降りることもあり劣化が進行していきます。

そして外構部分の機能が失われると役割を果たせたくなるため、解体・撤去して新しい外構を設置することになります。

この場合物理的耐用年数は、外構部分が取り除かれるまでの期間を物理的耐用年数(寿命)と考えます。

簿記的耐用年数

簿記的耐用年数とは、通常のメンテナンスを加えることを前提に物などの減価償却資産が使用に耐えることができる年数のことを言います。

簿記的耐用年数は法定耐用年数とも言い、耐用年数を短く申告することで故意に利益を操作させないように耐用年数を「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」で定めています。

また固定資産の税務上の減価償却を行うときに、減価償却の計算に使用される耐用年数となります。

外構工事の耐用年数は?

次に、外構工事の耐用年数を場所別にご紹介します。

フェンスなど門塀の耐用年数

フェンスなど門塀の耐用年数は以下の通りです。

金属および木製のフェンスの場合

耐用年数:10年

コンクリート塀の場合

耐用年数:15年

石造門塀の場合

耐用年数:35年

上記の耐用年数はあくまで目安になります。フェンスや塀が安全に利用できるかなどは、使われている素材や加工方法、気候などの環境によって大きく異なります。

駐車スペースの耐用年数

駐車スペースの耐用年数は以下の通りです。

アスファルトで舗装した駐車スペースの場合

耐用年数:10年

コンクリートで舗装した駐車スペースの場合

耐用年数:15年

また、駐車場周辺にある外構設備の耐用年数は以下の通りです。

側溝の場合

耐用年数:15年

外周フェンス(金属製)

耐用年数:10年

自転車置き場

耐用年数:7年

土留めの耐用年数

土留とめは、法面や盛土、崖などが崩れないように石やコンクリートブロックなどで土を止める工事のことです。土留めの耐用年数は以下の通りです。

土留めの場合

耐用年数:40年

土留めの耐用年数は40年と長いですが、地震などの外部の力が加わったりなんらかの原因で異変がみられた場合は早急に業者に調査依頼をしましょう。

特に施工から数十年経過している場合は、こまめに様子を見ておくと安心です。

テラスなど建築物の耐用年数

テラスなど建築物の耐用年数は以下の通りです。

金属製テラスの場合

耐用年数:15年

木製テラスの場合

耐用年数:8年

花壇などの緑化設備

耐用年数:10年

テラスの場合、色あせやシェードの張り替えなどメンテナンスをしないと耐用年数まで使用できないことがあります。また、海風が当たるような環境だったり寒冷地にある場合はさらに耐用年数が短くなる恐れがあります。

耐用年数まで利用することを考えれば、定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。

耐用年数に応じて外構工事をする場合の費用相場は?

外 構 工事 耐用 年数

では、耐用年数に応じて外構工事をする場合の費用相場はどのくらいが目安なのでしょうか。門塀・駐車スペース・土留め・建築物に分けて見ていきましょう。

門塀の外構工事費用相場

プライバシー保護や防犯用として用いられる門まわりの外構工事は、一般的に門塀・門扉・表札・ポストと合わせて工事するケースが多い傾向にあります。

門塀などを合わせてリフォームするときの費用は、約20~50万円が相場です。門まわりに使用される建材などによって価格は異なります。

また、既存の門塀がある場合は撤去費用がかかります。門や扉を解体・撤去する費用は1人工/1日作業で約2万~、ブロック塀を解体・撤去する費用も同様となります。
廃材・残土の産廃処分などが生じたときは約5000円/1m3程度必要です。

駐車スペースの外構工事費用相場

車を所有している場合、駐車スペースを設置すると思いますが、外構工事を行う場合、駐車スペースにコンクリートをひいたりカーポートを設置することになるでしょう。

駐車スペースを設置するときの費用は、約50万円~約100万円が相場となります。また、駐車スペースにシャッターを設置するとなるとさらに費用は高額です。

土留めの外構工事費用相場

土留めは土砂が崩れるのを防ぐ役割があるため、劣化した状態で放置すると土砂が崩れ、人を傷つけてしまう可能性があり大変危険です。

そのため、耐用年数を過ぎる前に劣化症状が現れたら専門業者に調査・リフォームを依頼しましょう。

標準的な土留め工事の費用は、既存解体費用・残土処分費などを含めて約300万円前後が目安となります。しかし、立地条件や施工距離によって価格が異なるため、詳細は専門業やに見積もりを依頼するといいでしょう。

また自宅の土地に勾配があり、土留め工事が必要な場合は、勾配の高さ、土留めをする長さや素材によりますが、約10万~約30万ほどが目安です。

建築物の外構工事費用相場

建築物とは屋根がある建物のことですが、外構ではテラスやサンルームなども建築物に該当します。

テラスの外構工事の費用相場は、屋根の有無や床の建材などによって異なります。屋根の場合標準クラスで約10万円、グレードを上げると約20万円~約30万円です。床も合わせて工事を行うのであれば約50万円か費用相場となります。

一方、洗濯物を干したり室内のように利用できるサンルームの外構工事の費用相場は、約50万円前後と部屋の増築より安く部屋を増やすことができます。

また、テラスやサンルーフもも耐用年数に応じて撤去しなければならないケースがあります
その場合は、解体撤去費用もかかるとみておきましょう。

耐用年数を考慮して外構工事を依頼する業者を選ぶポイントは?

では耐用年数を考慮して外構工事を依頼するときは、どのような業者を選べばいいのでしょうか。

実績や評判をリサーチする

外構工事を請け負う業者は多数存在するため、どの施工業者がいいのかあらかじめインターネットを利用したり、近所の口コミの評判などを聞いたりして調べておくといいでしょう。

特にインターネットの場合、外構工事の施工例や費用などを簡単に調べることができるのでおすすめです。

すぐに契約せず見積もりは必ず取る

施工業者が大体絞られたところで、気になる業者が見つかったらすぐ契約せずに見積もりを依頼しましょう。また見積りは1社のみに依頼するのではなく、複数社に依頼することが大切です。

複数社に見積もり依頼することで見積り金額が適正か判断できます。また、見積りを見るときは詳細な内訳が書かれているかチェックし、書かれていない場合は詳細な内訳を出してもらうといいでしょう。

解体撤去してもらえるか確認する

耐用年数を考慮して外構工事を依頼する際には、既存設備の撤去をする必要があります。その場合、解体撤去費用が含まれているのか必ず確認しましょう。解体撤去費用が別途の可能性もあるので、それらを含んだ見積書の依頼をしてください。

お手入れをして外構工事の耐用年数を長くしよう

外構工事には耐用年数がありますが、実際は天候や環境などで耐用年数より前に劣化することもあります。

自宅にある外構工事の設備がどのくらいの耐用年数なのかを知り、こまめにメンテナンスすることで少しでも耐用年数を伸ばすことができるかもしれません。

また、土留めの場合は専門家の意見が必要になってくるため、相談できる専門業者を探しておくといいでしょう。

工事のときは近隣住民への何らかの迷惑はかかるものです。特に近隣境界線は大変デリケートな部分です。事前にしっかり近隣対策を行いトラブルを避けましょう。

外構・エクステリアリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外構・エクステリアリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

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後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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