- リフォーム費用見積もり比較「ハピすむ」
- >
- 玄関ドア・玄関リフォーム
- >
- 玄関リノベーションの3つのメリット?気になる費用もご紹介
2021年09月08日更新
玄関リノベーションの3つのメリット?気になる費用もご紹介
玄関をリノベーションすることによってどのようなメリットが考えられるのでしょうか?玄関リノベーションを行う際に注意することと、工事の流れや期間、費用から、玄関をリノベーションすることで得られるさまざまなメリットなどについてご紹介します。
目次
マンションの玄関をリノベーションするには?
施工:バレッグス
マンションの玄関をリノベーションする場合、まずはどの部分に手を加えるかを決めましょう。
一口に玄関といえど、その範囲は意外と広いものです。
玄関のドアだけを交換するのか、土間の部分にも手を入れるのか、収納をいじるのか、壁紙を一新するのかなどなど。
せっかくリノベーションを行うなら一気に変えたいところですが、あまり範囲を広げすぎてしまうと費用が嵩んでしまうので、事前にしっかり検討しておきましょう。
玄関はその家の顔ともいえる大切な部分ですよね。
そのため、リノベーションを行う際もデザイン面にばかり目が行きがちです。
しかし玄関といえばそれ以外にも大切なことがあります。
たとえば防犯性。
空き巣の半分以上は玄関ドアから侵入することが知られています。
なので玄関のリノベーションを行う際には防犯性もしっかり意識するようにしましょう。
またマンションの玄関部分をリノベーションする場合は、管理組合の許可を得ることが前提となります。
マンションなどの集合住宅は個人所有となる部分と共同で管理する共用部分とで成り立っています。
簡単にいうと玄関ドアや窓の外側は共用部分となるので、リノベーションを行う際は事前に許可を取っておきましょう。
土間の玄関をリノベーションするには?
玄関のリノベーションというとドアや収納が注目されることが多いです。
しかし最近では土間の部分もおしゃれにリノベーションする事例がよく見られます。
土間を玄関のみならず家の中心とするようなリノベーションの事例もあるほどです。
たとえば土間にキッチンがある家。
一見風変わりなように聞こえますが、日本家屋では土間に炊事場があることが当たり前でした。
古民家のような昔ながらの家には意外と合うかもしれませんね。
また土間を大きく取ってそのまま収納に充ててしまうこともあります。
オープンクローゼットにしてしまえば靴だけではなく上着を仕舞うこともでき、とても便利です。
バイクや自転車が趣味だという人は玄関内に持ち込むのも良いかもしれません。
施工:バレッグス
ツール類も一緒に収納すれば整備も快適に行えますね。
駐輪場を借りるのもお金が掛かることを考えると、リノベーションでコストパフォーマンスが良くなることもあるでしょう。
このような大掛かりなリノベーションでなくても、土間に手を加えることによって玄関の印象を大きく変えることができます。
玄関の印象を変えたいという方は、土間を仕上げる際にタイル貼りにしてみてはどうでしょうか。
自分で好きな物を選べますし、玄関全体がおしゃれな雰囲気になります。
玄関のリノベーション事例を紹介
施工:バレッグス
先述した通り、一口に玄関のリノベーションといってもどこに力を入れるのかは人によって様々です。
単純に玄関部分を大きく広げるためにリノベーションを行うという方もいるでしょう。
玄関に必要な広さというのも人によって変わると思います。
一人暮らしなら狭い玄関でも特に困ることはないでしょう。
逆に荷物を室内によく運び込むことがあるという方は、玄関部分を広く取った方が便利ですよね。
またリノベーションで玄関全体の色調を統一することもできます。
こうすればまるでデザイナーズマンションのようなおしゃれな玄関になります。
施工:バレッグス
デザインの変更だけではなく、玄関に照明を増やしてみるというのも良いでしょう。
玄関に絵画を飾ってそれをライトアップすれば、美術館のような雰囲気になります。
タイル貼りの土間も素敵ですが、逆にコンクリート剥き出しの状態にすればシンプルでモダンなインテリアが合う玄関になりますね。
このように玄関のリノベーションは意外と様々な部分に手を加えることができます。
そのため、家主の好みなどがよく反映されやすい場所だともいえるでしょう。
玄関のリノベーションを行う際はどういった施工にするのか、ぜひ楽しみながら選んでみてください。
玄関のリノベーションを行う際の注意点は?
玄関のリノベーションを行う際、注意すべき点がいくつかあります。
たとえば玄関ドアのみ交換した場合、他の部分との調和を考えずに選んでしまうと全体的なバランスがおかしくなってしまいます。
玄関ドアだけ浮ついた印象になってしまうので、他の部分とのバランスを考えて選ぶようにしましょう。
また玄関は照明や防犯カメラなど、意外と電化製品を使う機会が多い場所でもあります。
なので玄関のリノベーションを行う際はコンセントをつけ忘れることがないよう注意しましょう。
全体が真っ白な玄関はとてもおしゃれではありますが、汚れが目立つという欠点もあります。
掃除の手間が増えるということも頭に入れておいた方が良いでしょう。
玄関の間取りを変えようと考えていても、実際には難しいということもあります。
そもそも排水経路や配線位置の関係で間取りが動かせないという場合もあるからです。
大抵そのような部分は壁の中に埋められているので、パッと見ではどこが動かせないのかよく分かりませんよね。
なので玄関のリノベーションを行う際には業者に現地調査をしてもらうのがおすすめです。
その方が正確な見積もりが出せますし、どのような施工を行うか相談しながら検討すると良いでしょう。
家全体が明るくなる?玄関リノベーション3つのメリット
玄関をリノベーションすることによってさまざまなメリットを得ることができますが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
代表的な3つのメリットをご紹介します。
メリット1 家全体の雰囲気を変えることができる
施工:バレッグス
玄関は住宅から出入りする場所、つまり家の顔とも言える部分です。
そのため、玄関が暗く狭い場合、家全体の雰囲気も悪く感じてしまいますし、玄関ドアが老朽化して見た目が悪くなってしまうと家の外観も悪く見えてしまうでしょう。
玄関の狭さや暗さを手軽に解消したい場合におすすめなのが玄関ドアの交換です。
玄関ドアには一般的に多く用いられているシンプルな一枚板形状のものの他に、スリットを設けて採風性を高めたものや、光を通す樹脂パネルなどの素材を用いて採光性を高めた製品もあります。
このような玄関ドアに交換することによって、今まで薄暗く湿った雰囲気の玄関を、明るく爽やかな玄関に変えることができるでしょう。
施工にかかる費用については、採光性を持った玄関ドアへの変更が約6万円から、採風機能付きのものも同じく約6万円から、採光性と採風性の両方を兼ね備えた玄関ドアの場合は、約8万円からが目安です。
ドアの傷みなどによって見た目が悪くなっている場合については、ドアの再塗装やドアに貼ることができるシートでも対処することができます。
再塗装による玄関ドアのリノベーション費用は、木製の場合は約5万円から、金属製の場合は約3万円からが目安です。
シート貼り付けによる補修については金属製ドアが対象となり、約4万円からが相場とされています。
シート補修は塗装に比べてやや費用が割高ですが、塗装と違い短期間で施工でき、塗装中の臭いの問題もないため、気軽に玄関ドアの見た目を改善させたい方におすすめです。
メリット2 エコな住宅を作ることができる
施工:バレッグス
玄関は屋外と屋内を繋ぐ場所のため、玄関ドアの断熱性、気密性を高めることで外気の影響を室内に伝わりにくくすることができます。
近年、夏場の高い気温が問題となっていますが、玄関ドアを断熱性能の高いものに変更すれば玄関や廊下の室温上昇を抑えることができ、居住スペースから廊下等に伝わる熱も減らすことが可能です。
室内の温度が外気に影響されにくくなれば、エアコンやガスストーブなどの空調機器にかかるコストも抑えられるため、光熱費の削減にも繋がります。
窓を高断熱のものに交換する場合に比べ、玄関ドアの断熱によるエコ効果は限定的ではありますが、冬期に廊下に出て寒い思いをする、夏場に玄関が暑くなるといった悩みを解消できるのも玄関リノベーションのメリットです。
また、室内と廊下、玄関周りの気温差を小さくすることは、健康維持にも大きな効果が得られます。
浴室などでは冬期に室内との気温差によって血圧が高まり、脳卒中や心臓麻痺の原因となる「ヒートショック」が問題となっていますが、室内と廊下についても衣服を着ているとは言え、同様の問題は起こる可能性があるのです。
玄関ドアをリノベーションすることにより、廊下と室内の温度差を少なくすることでヒートショックの危険性を抑え、より健康で快適な住環境を実現することができるでしょう。
メリット3 来客を気持ちよく迎え入れることができる
施工:バレッグス
玄関は家族だけではなく、来客を迎え入れる場所でもあります。玄関をリノベーションして快適な空間にすることで、気持ちよくお客様を迎えることができるでしょう。
特に靴や傘、自転車関連の道具、子供の外用遊具などは生活感を与えてしまうため、リノベーションによって収納スペースを増やし、玄関からこれらの道具が見えないように片付けるのが効果的です。
玄関の収納スペースを増やす工事にかかる費用は、既存収納を交換する場合で約5万円から、シューズクロークなどの大がかりな収納スペースを増設する場合は約20万円からが目安とされています。
シューズクロークの増設や収納の交換がスペースの都合などで難しい場合には、天井側の壁面に収納棚を設置する方法もあります。
高い位置に収納を設置することになるため、やや開放感は薄れてしまいますが、視界に入りにくい位置に収納を増やすことができるため、玄関の見た目をあまり変えることなく、収納力を高めることができるでしょう。
一番気になる!玄関リノベーションの費用は一体いくら?
玄関をリノベーションすることにより、家への出入りが楽になったり、玄関に繋がる室内空間をより明るく快適なものへと変えたりすることができます。
ですが、玄関のリノベーションには一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか?
一般的な玄関のリノベーションの場合、玄関ドアの交換のような簡単な工事で約20万円から、玄関の間取りを変更したり、収納スペースを追加したりする大がかりな工事なら約100万円を超える場合もあります。
また、開き戸を引き戸に交換する場合など玄関の開口部と玄関ドアをまるごと変更する工事を行う場合についても、ある程度の費用がかかり、約50万円が目安です。
特に玄関ドアのリノベーション費用については、ドアの素材やドアに付随する機能、例えば指紋認証やリモコンで鍵を開け閉めできるキーレスの有無によって製品価格が変わってきます。
玄関のリノベーションを行う際には、目的や予算に合わせて使用する製品をよく考えて選ぶと良いでしょう。
玄関のリノベーションはDIYで可能?
結論からいえばDIYでも玄関のリノベーションは可能です。
最近では100円ショップでもDIYに使えるような素材を数多く取り扱っていますよね。
カッティングシートなどを使えば貼るだけでも玄関の印象を大きく一変させることができるのではないでしょうか。
素人が行う範囲なら費用もあまり掛からないと思います。
さらに本格的なDIYに挑戦したいという方は、お好みの塗料を購入して塗装をしてみても良いでしょう。
下地の処理など大変な工程も多いですが、細かい部分まで丁寧に行えば仕上がりにもかなり差が出てきます。
しかし玄関にはDIYではリノベーションを行うのが難しいということもあります。
先述の通り、場合によっては間取りの変更も業者に依頼しても無理ということもあります。
また玄関ドアを丸々交換したいという場合は、原則として業者を利用するべきです。
玄関ドアはサイズや開く向きによって、設置できるかどうかが変わってきます。
DIYで設置するなら専門的な知識や取り付け用の工具が必要です。
万が一、施工不良ということになればシロアリが侵入してくる危険性もあります。
なので玄関ドアの設置は自分で行わないようにしてください。
アクセントを付けるためのDIYなら個人でも可能なので、玄関ドアの設置は業者に依頼して細かい部分は自分で行えば好みの玄関に近づけることができるのではないでしょうか。
まとめ
玄関は見た目、機能の双方で住宅に大きく影響を与える箇所です。
玄関ドアをリノベーションすることにより、断熱性や通気性、採光性が向上し、より快適で暮らしやすい、エコでおしゃれな家づくりを実現することができます。
また、玄関ドアや玄関の見た目にも気を使うことにより家全体の雰囲気を変えることにもつながり、帰宅時や来客の迎え入れの際に気持ちよく玄関を利用することができるようになるでしょう。
玄関ドア・玄関リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた玄関ドア・玄関リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、玄関ドア・玄関リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

無料で一括最大3社の
リフォーム見積もりをする