2023年11月17日更新
住宅の内壁リフォームにかかる費用を詳しく解説!
住宅の内壁をリフォームする場合、使用している素材や交換したい素材によって費用はどのように違うのでしょうか?珪藻土や漆喰、土壁やクロスなどを用いた場合の費用と、解体などの工事にかかる費用の相場についてご紹介していきます。
目次
- 1 住宅の内壁リフォームの費用相場について
- 2 内壁材の種類ごとのリフォーム費用相場について
- 3 内壁材のリフォーム費用に関する注意点について
- 4 住宅の内壁リフォームの見積もり価格相場について
- 5 内壁材の種類ごとのリフォーム価格相場について
- 6 内壁リフォームにより間取りを変更する場合の見積もり価格相場について
- 7 内壁リフォームの見積もりを依頼するリフォーム業者の選び方について
- 8 内壁材のリフォーム見積もり価格に関する注意点
- 9 リフォーム業者に内壁リフォームを依頼する場合の費用相場
- 10 内壁リフォームのパターンと費用相場
- 11 リフォーム業者に間取り変更リフォームを依頼する場合の費用相場
- 12 内壁リフォームを依頼するリフォーム業者の選び方
- 13 リフォーム業者に内壁リフォームを依頼する場合の注意点
- 14 リフォーム会社に内壁リフォームを依頼する場合の費用相場
- 15 内壁リフォームのパターンと費用相場
- 16 リフォーム会社に間取り変更リフォームを依頼する場合の費用相場
- 17 内壁リフォームを依頼するリフォーム会社の選び方
- 18 リフォーム会社に内壁リフォームを依頼する場合の注意点
- 19 壁のリフォーム工事でできること
- 20 壁のリフォーム!種別ごとにかかる費用は?
- 21 壁の仕上げ材ごとにかかるリフォーム費用
- 22 間仕切り壁の設置または撤去!リフォーム費用はいくらかかる?
住宅の内壁リフォームの費用相場について
内壁の撤去にかかる費用の相場
間仕切り壁などの内壁を解体するリフォームを行う場合の費用は、撤去のみを行う場合、約5万円〜が相場です。
この費用には電気工事や内装の調整費用等は含まれておらず、電気工事を追加する場合は約1万円〜、内装の調整についても約1万円〜が相場とされています。
しかし、リフォームの際に注意しておきたいのは、撤去できない内壁もあるという点です。
一戸建ての場合は壁で建物の重量を支えている壁式構造の場合、簡単に壁を解体して撤去することができませんし、マンションでも同様に、壁が構造材として用いられている場合は解体することができません。
一般的に間仕切り壁と呼ばれている、建物の構造に関係ない壁については問題なく撤去することができます。
内壁材の変更にかかる費用の相場
クロスから土壁に変更したり、砂壁をクロスに変更したりといった内壁材の変更を行う場合の費用は、6畳間で約10万円〜が相場です。しかし、この費用は元々の壁材や新しい壁材の種類によって変わります。
既存の壁材を撤去して新しい壁材を塗る必要がある土壁系同士での変更や、下地処理が必要となるクロスと土壁の変更ではやや費用が高くなるでしょう。
ただし、土壁から砂壁に変更する場合など、既存の壁材に重ねて施工することができる場合については比較的安価に施工できる場合もありますので、内装業者に現地を確認した上で、見積りを立ててもらうと良いでしょう。
間仕切り壁の設置にかかる費用の相場
リビングなどの既存の部屋に間仕切り壁を設置して部屋数を増やすリフォームの費用は、壁だけを設置する場合が約15万円、電気工事を行い、扉を増設した場合で約30万円が目安です。
間仕切り壁の追加工事では、躯体に間仕切り壁を設置する工法の他に、将来的に間仕切り壁を撤去することを考えて簡易的に設置する工法もあります。
防音や断熱等を考慮した場合、躯体に固定する工法の方が有利ですが、撤去の際には内装の補修等が必要となるため、解体する可能性がある場合は簡易タイプを選ぶと良いでしょう。
もし、子供部屋をリフォームして2部屋に分割したいという場合には、レールで移動できる間仕切り壁や収納壁を用いれば、不要になった際に簡単に撤去できて便利です。
内壁の修理にかかる費用の相場
一般的な住宅に用いられている内壁は、下地に石膏ボードなどの軽量で遮熱・遮音性の高い建材が用いられています。
石膏ボードは建物の重量をあまり増やさず内壁を作ることができる便利な建材ではありますが、衝撃に弱いという特性があるため、転倒時に体がぶつかったり、家具などが当たったりすると穴が空いてしまうことがあります。
こういった原因でできてしまった石膏ボードの穴は、そのまま放置していると断面の劣化が進んでしまい、穴が広がってしまうため、早めの修理が必要です。
修繕方法は、小さな穴なら穴周辺の壁紙を除去し、パテ等で穴埋めを行ってから新しい壁紙をカットして貼り付けます。
この場合の施工費用は1カ所で約1万円からが相場です。
大きな穴が空いている場合には、壁紙を剥がして下地となるシートを貼り、パテ等を塗ってから壁紙を貼り直すのが一般的です。しかし、もし穴が大きすぎてこれらの補修方法を用いることができない場合には、石膏ボードを交換して対応します。
費用は穴のみを補修できる場合が約3万円から、石膏ボードの交換ならクロスの修繕を含め、約4万円からが相場です。
内壁材の種類ごとのリフォーム費用相場について
ビニール壁紙に貼替える場合の費用相場
マンションや戸建てなどでは、一般的にビニール系樹脂に模様を付けた壁紙が用いられています。
壁紙の貼替えリフォームは、既存の壁紙を剥がしてから下地を整え、新しい壁紙を貼り付けるという流れで行われ、施工費用は1平方メートルあたり約1,000円からが相場です。
ビニール壁紙は耐水性と耐久性が高く、安価で汚れにも強い壁材ですが、湿気等を吸収しにくいため、結露が起こりやすい傾向があります。
珪藻土壁紙に貼替える場合の費用相場
珪藻土壁紙とは、ベースとなる紙に珪藻土で作られた上塗り剤を塗布して作られた壁紙のことで、壁紙であるにも関わらず、珪藻土の塗り壁に近い仕上がりを得ることができる製品です。
珪藻土を原材料として用いているため、臭いや湿気を吸収する働きがあるだけでなく、冬場には蓄えた水分を放出して乾燥を和らげる効果もあります。
ただ、珪藻土壁紙は吸湿性の高さから、液体系の汚れが付着すると染みこんでしまうというデメリットがあるため、利用には注意が必要です。
もし汚れが気になる場合には、汚れに強いビニール壁紙と組み合わせて、汚れが付着しにくい天井や壁の上部などだけに珪藻土壁紙を用いると良いでしょう。
施工費用は1平方メートルあたり約2,000円からが相場です。
漆喰壁紙に貼替える場合の費用相場
漆喰壁紙とは、ベースとなる紙に漆喰の原料である消石灰を塗って製造した製品で、珪藻土壁紙と同様に、調湿や消臭効果があるため、シックハウス症候群対策やペットの臭いなどが気になるという方に人気の内装材です。
デメリットについても珪藻土壁紙と同様で、液体系の汚れに弱いため、汚れやすい場所には使いにくい点が挙げられます。
珪藻土壁紙とは基本的な性能に大きな違いはないと言われているため、壁の質感や手触りといったデザイン的な観点から選ぶと良いでしょう。
土壁に変更する場合の費用相場
クロス貼りの内装を珪藻土や漆喰などの土壁、塗壁にリフォームする場合の費用は、既存の壁紙を撤去してから施工する場合で1平方メートルあたり約5,000円からです。
製品によっては壁紙の上から塗ることができる製品もあり、こちらを用いた場合は約4,500円からが相場とされています。
塗壁は漆喰壁紙や珪藻土壁紙と同様に調湿と防臭効果が期待できますが、壁紙タイプの製品に比べ、厚みがあるため、より高い効果を得ることが可能です。
しかし、表面に材料を塗り重ねる形で施工するため、ものがぶつかったり、引っかかったりすると比較的簡単に傷ができてしまいます。
また、経年劣化によって粉末状に崩れることもあるため、衣服に汚れがついてしまう可能性も考慮しておきましょう。
砂壁から壁紙に貼替える場合の費用相場
砂壁や土壁などの塗壁から壁紙に貼替える場合の費用は、8畳間の場合で約10万円が相場です。
施工の際には、ベニヤ等の合板を砂壁に重ねて設置して下地を作り、その上に壁紙を貼付けます。
この工法を用いると比較的簡単に砂壁をクロス貼りに変更することができますが、下地部分の厚みが増してしまうため、やや部屋が狭くなってしまうという点がデメリットです。
部屋の広さを変えずに壁紙に変更する場合については、既存の内壁材にパテを塗って下地を作る方法もあります。
その他にも内壁材を除去してからベニヤ等で下地を作って施工する工法もありますので、建物の状態等に合わせて工事方法を選ぶと良いでしょう。
内壁材のリフォーム費用に関する注意点について
内壁材を自分で購入して用意する場合は工事費が高くなる場合が多い
内壁のリフォームの際には、ホームセンターなどで安価な壁紙を購入して業者に施工を依頼する「施主支給」という工事方法があります。
この方法を用いれば、原材料費を安く抑えることができるため、安価にリフォームを行えると思われがちですが、実際には原材料費が抑えられても施工費用が高くなってしまうことがほとんどです。
リフォーム会社は、建材の販売利益を考慮した上でリフォーム費用を計算している場合が多いため、 壁紙を施主支給にすると、リフォーム会社は建材の販売による利益を得ることができなくなります。
そのため、人件費等の経費分を回収するために工事費用を高く設定しなければならなくなるのです。
もちろん、業者によっては壁紙販売の利益を計算に含めていない場合もあるため、施主支給で内壁リフォームを行いたい場合には、このような会社を探して工事を依頼すると良いでしょう。
注意点として、内装材を施主支給で用意した場合、もし施工後に内壁材の不具合が発生した際には、施工によるものか内装材によるものかを判断できないため、工事保証が受けられない可能性があります。
施主支給では、海外製の内壁材など、国内では入手が難しい建材を利用できるというメリットもありますが、施工費用の増加や保証の問題もあるため、価格面のメリットを目的として行うのは避けた方が良いでしょう。
住宅の内壁リフォームの見積もり価格相場について

内壁リフォームの見積もり価格は主に、内壁の撤去・内装材の変更・内装の補修・修理費用の項目に分けられます。費用の特徴とリフォームの概要をそれぞれ見てみましょう。
内壁の撤去にかかる費用の相場
内壁の撤去にかかる費用には主に3つがあります。
- 解体作業の工事費用
- 解体した解体物(壁材・木材・電気配線など)の処分費用
- 解体時に解体しない場所に傷がつかないように保護する養生費用
解体作業の工事費用は、何人の作業員が何日かかって解体から処分までできのるかで変わるため、実際に解体する場所を見てから算出します。解体する壁が解体しにくい構造の場合はさらに費用がかかるでしょう。
解体物の処分費用は、処分する内容と処分量により変わります。解体後の廃材は法律で分別が義務付けられているため、木材と鉄類・混載物等を別々に処分することになります。そのため内壁の構造や材料により見積もり金額が変わるでしょう。
養生費用は、解体する部屋までの廊下の床や壁・入口などが工具や解体物で傷がつかないように、専用の保護カバーで保護するための費用です。
リフォーム会社により養生の方法が異なり、リフォームする家によって保護する範囲も変わるので、その都度の見積もりとなります。
また、内壁を撤去する際には、撤去する壁の範囲や解体の難易度により解体できる業者が異なります。解体する範囲が広く、解体の難易度が高い場合は解体専門業者が解体し、木造の壁を撤去するなど簡易な場合は、工務店などが解体するケースが多いでしょう。
内壁撤去の費用相場
- 木造の壁2間(3m64cm)を撤去・処分する費用相場・・・・・・約8万~12万円
- 建具を取付ける範囲のみの簡易撤去・処分費用相場・・・・・約3万~約5万円
内壁材の変更にかかる費用の相場
壁が汚れるなどしてクロスを貼替える、珪藻土に塗替える、聚楽(じゅらく)壁を塗替えるなどの内装材のリフォームを行う際にかかる費用は、主に4つの項目に分けられます。
- 古い内装材を剥がす・処分する費用
- 新しい内装材に適した壁下地に整える費用
- 新しい内装材の施工費用
- 工事する部屋にある家具の移動・養生費用
古い内装材を剥がす・撤去する・処分する費用は、内装材の種類や面積により費用が変わります。
新しい内装材に適した壁下地に整える費用は、今までと違う壁材にリフォームする場合に発生する費用です。
新しい内装材の施工費用は、用いる内装材の種類(クロス・塗り壁・板張など)と面積により費用が変わります。一般的なクロスは比較的リーズナブルですが、板張は費用がよりかかるでしょう。
工事する部屋にある家具の移動と養生費用は、業者に家具移動を依頼する場合に発生する費用です。特にピアノ・仏壇などの移動や保管に注意が必要な家具はさらに費用がかかるでしょう。
- 一般的な家具移動の費用相場・・・・・・約5,000~約1万円
内壁の補修・修理にかかる費用の相場
内壁の補修と修理にかかる費用は、主に3つの項目に分けられます。
- 撤去した壁の周囲や床・天井を補修する費用
- 穴やへこみを修理する費用
- 撤去した内壁に電気配線があった場合の配線改修費用
撤去した壁の周囲や床・天井を補修する費用は、補修する場所・方法・面積により費用が変わります。
- 床・壁・天井の補修をする費用相場・・・・・・約4万円~
穴やへこみを修理する費用は、修理する範囲や方法により変わります。約1~2cmくらいの穴やへこみの場合はパテやコーキングで平らにして補修します。このようなケースは安価で補修ができるでしょう。
しかし、穴やへこみのサイズが約5cmを超えると深さにより壁下地の補修が必要なケースが出てきます。この場合の費用相場は、約5,000~約1万円です。
電気配線の改修は、撤去した内壁に配線がある場合に必要です。壁には照明のスイッチやコンセント・テレビのアンテナ線などがある場合があります。壁を撤去する場合は、これらの配線の場所を移動させるか、撤去する工事を行います。
電気工事の際には資格を持った専門業者が工事を行う必要があり、工期は約2~3日が一般的です。電気配線の改修費用は、改修する配線の種類と数・工期などにより変わります。
- 電気配線の改修にかかる費用相場・・・・・・約4万円~
内壁材の種類ごとのリフォーム価格相場について
内壁のリフォームは、新しくする壁材の種類により、価格相場が異なります。それぞれの壁材の特徴やメリット・デメリット・費用の特徴を見てみましょう。
ビニール壁紙に貼替える場合の費用相場
ビニール壁紙は、厚さ約0.2mm程度のビニール壁紙(ビニールクロスとも呼ばれています)を石膏ボードやベニヤなどの壁下地に貼る内装材です。
ビニール壁紙のメリットは、デザインや機能が豊富で、短い期間で施工できることと、価格がリーズナブルなことです。デメリットは、厚さが薄いため壁下地の調整に手間がかかる場合もあることでしょう。
【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
古い壁紙の撤去、処分 下地調整 壁紙の貼替え(壁・天井) | 約6万円~ | |
家具の移動 | 約5,000~約1万円 |
珪藻土にリフォームする場合の費用相場
珪藻土は、独特の風合いがあり、調湿機能や消臭機能に優れているため、人気が高い素材です。珪藻土を内装材に取り入れる方法は、珪藻土の塗り壁を施工する方法と珪藻土クロスに貼替える方法があります。
珪藻土塗り壁にリフォームする場合の費用相場
珪藻土とは、藻類の一種である珪藻の殻が堆積した堆積した土のことで、漆喰や泥などを混ぜて塗り壁として用いられる素材です。
珪藻土塗り壁は下地材により主に2つの種類に分けられます。「石膏ボード下地 珪藻土塗り壁仕上げ」と「土壁下地 珪藻土塗壁仕上げ」です。
珪藻土塗り壁のメリットは、珪藻土特有の風合いを楽しめるだけでなく、壁紙を用いる場合と比較して調湿・消臭の機能に優れているため、快適性も得られることです。
一方でデメリットは、珪藻土壁紙と比較すると工事日数が長くかかることや、一度汚れがつくと落ちにくいことが挙げられます。
【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(石膏ボード下地珪藻土塗り壁仕上げ)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
古い壁紙の撤去、処分 | 約1万円~ | |
・下地の調整 ・珪藻土塗り壁の施工(壁のみ) | 約8万円~ | ※1 仕上げ材の価格による |
家具の移動 | 約5,000~約1万円 |
※1 下地は石膏ボード下地を調整する場合の費用相場
【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(土壁下地珪藻土塗り壁仕上げ)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
古い壁紙の撤去、処分 | 約1万円~ | 内容 |
土壁下地の調整 珪藻土塗り壁の施工 | 約13万円~ | 仕上げ材の価格による |
家具の移動 | 約5,000~約1万円 |
珪藻土壁紙に貼替える場合の費用相場
珪藻土壁紙は、ビニール壁紙の種類の1つで珪藻土の粉末を壁紙のベースに混ぜて、珪藻土の機能をビニール壁紙に付加した製品です。
珪藻土壁紙のメリットは、壁紙といえど珪藻土の独特の風合いを楽しむことができ、調湿などの機能性もあることです。また、珪藻土塗り壁と比較すると工事日数が短くすむことや、塗り壁と比べて価格がリーズナブルなこともメリットでしょう。
一方でデメリットは、ビニール壁紙と比較すると汚れが付きやすく、落としにくいことや壁紙のつなぎ目や下地の凸凹が目立ちやすいことが挙げられます。
【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(珪藻土壁紙)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
古い壁紙の撤去、処分 下地の調整 珪藻土壁紙への貼替え(壁・天井) | 約8万円~ | 仕上げ材の価格による |
家具の移動 | 約5,000~約1万円 |
漆喰にリフォームする場合の費用相場
漆喰は、消石灰を原料とした壁仕上げ材で、そのデザイン性の高さで人気がある素材です。漆喰を内装材に取り入れる方法は、漆喰の塗り壁を施工する方法と漆喰壁紙に貼替える方法があります。
漆喰塗り壁にリフォームする場合の費用相場
漆喰塗り壁は、下地材により主に2つの種類に分けられます。「石膏ボード下地 漆喰塗り壁仕上げ」と「土壁下地 漆喰塗り壁仕上げ」です。
漆喰塗り壁のメリットは、漆喰のデザイン性を楽しめることと、一般的な壁紙と比べて調湿の機能があることです。デメリットは、壁紙と比較して費用がかかることや、工事日数が長いこと、表面が割れやすく汚れが落ちにくいことなどが挙げられるでしょう。
【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(石膏ボード下地漆喰塗り壁仕上げ)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
古い壁紙の撤去、処分 | 約1万円~ | 内容 |
下地の調整 漆喰塗り壁の施工(壁のみ) | 約15万円~ | ※2 仕上げ材の価格による |
家具の移動 | 約5,000~約1万円 |
※2 石膏ボード下地を調整する場合の費用相場で、塗り壁の施工は左官工事で行います。
【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(土壁下地漆喰塗り壁仕上げ)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
古い壁紙の撤去、処分 | 約1万円~ | |
土壁下地の調整 漆喰塗り壁の施工(壁のみ) | 約15万円~ | 仕上げ材の価格による |
家具の移動にかかる費用 | 約5,000~約1万円 |
漆喰壁紙に貼替える場合の費用相場
漆喰壁紙は、ビニール壁紙の種類の1つで漆喰パウダーを壁紙のベースに混ぜて、漆喰の機能をビニール壁紙に付加した製品です。
漆喰壁紙のメリットは、漆喰塗り壁と比較すると工事日数が短くすむことや費用が比較的リーズナブルなことです。
一方でデメリットは、ビニール壁紙と比較すると汚れが付きやすく、落としにくいことが挙げられます。また、壁紙のつなぎ目や下地の凸凹が目立ちやすいこともデメリットの1つだと言えます。
【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(漆喰壁紙)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
古い壁紙を剥がし、処分する費用 下地を調整する費用 新しい漆喰壁紙を貼る費用(壁・天井) | 約8万円~ | 仕上げ材の価格による |
家具の移動にかかる費用 | 約5,000~約1万円 |
土壁にリフォームする場合の費用相場
土壁は、内壁の下地を土壁で作り、その仕上げの上塗りに塗り壁を使った内装仕上げのことです。上塗りの種類により仕上げのデザインや機能が変わります。
壁紙を貼替えるなどのリフォームの場合には、内装業者が壁紙の撤去から施工までを行うことがほとんどですが、土壁の場合は専門の左官業者により下地作りから仕上げまでを行います。
仕上げ材には、和室で使われる聚楽(じゅらく)壁や砂壁・珪藻土や漆喰などがあります。
土壁のメリットは、下地も自然素材の土でできているため、通気性や調湿性にも優れており、シックハウス症候群対策にも有効なことが挙げられます。
一方でデメリットは、傷がついてしまった場合に補修が難しい場合があることやビニール壁紙と比較すると高価なことでしょう。
また、下塗り・中塗り・仕上げ塗りの工程があり、それぞれ乾燥させる養生期間が必要なため、工事日数がかかることもデメリットだと言えます。
【6帖和室の聚楽壁をリフォームする場合の費用相場(土壁下地聚楽壁仕上げ)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
古い聚楽壁の撤去、処分 下地の調整 新しい聚楽壁の施工(壁のみ)) | 約12万円~ | ※3 仕上げ材の価格による |
家具の移動 | 約5,000~約1万円 |
※3 和室の聚楽壁を塗り替える場合は、古い壁の撤去から仕上げまでをすべて左官業者がおこなうケースがほとんどです。
砂壁からビニール壁紙にリフォームする場合の費用相場
砂壁が古くなり、ぼろぼろと落ちてくるようになってしまった場合、ビニール壁紙にリフォームする方法も有効です。
砂壁は、調湿効果があることや和風の仕上がりにできることなどがメリットですが、一方で掃除がしにくい、傷がつくと補修が難しいなどのデメリットもあります。そのためビニール壁紙への貼替えを検討する人も少なくありません。
砂壁からビニール壁紙へと貼替える場合、まず砂壁を撤去し、ビニール壁紙を貼るための石膏ボードの下地をつくります。そしてビニール壁紙を貼るという流れが一般的です。
【6帖和室の砂壁をビニール壁紙にリフォームする場合の費用相場】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
古い砂壁の撤去、処分 | 約4万円~ | |
石膏ボードの下地の施工、調整 | 約6万円~ | |
ビニール壁紙の施工 | 約4万円~ | 仕上げ材の価格による |
家具の移動 | 約5,000~約1万円 |
内壁リフォームにより間取りを変更する場合の見積もり価格相場について

間取りを変更する内壁リフォームは、壁を撤去して部屋を広くする、ドアやアコーディオンドア、ロールスクリーンや引き戸を設置する、部屋を分けるなどいろいろなリフォームがあります。それぞれの費用相場を見てみましょう。
内壁を撤去して間取りを広くするリフォームの費用相場
内壁を撤去して部屋を広くするリフォームの費用は、撤去する壁の構造と面積により費用が変わります。
【2間(3m64cm)の壁を撤去する場合の費用相場】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
壁の撤去・解体・処分 | 約6万~約10万円 | 壁の構造広さにより変動 |
床・壁・天井の補修 | 約4万~約6万円 | 補修する範囲により変動 |
電気関係改修・仕上げ | 約4万~約6万円 | 工事内容により変動 |
※床や天井の高さを変えない場合の費用相場です。
内壁を撤去してドアを設けるリフォームの費用相場
内壁に新しくドアを取付けるリフォームは、ドアを取付ける部分を解体しながら、ドアの枠を新しく取付け、床を補修してドアを取付ける流れが一般的です。ドアの取付けの際には、建具の専門業者が取付けに来るケースもあります。
また必要があれば、内装や電気配線の補修も行われます。
【古いドアを撤去し新しいドアを設置する場合の費用相場】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
壁の撤去・解体・処分 | 約3万~約5万円 | |
建具枠取付け・補修工事 | 約5万~約8万円 | 床の補修も含む |
建具取付け | 約5万~約15万円 | 建具の種類により変動 |
壁・天井クロス補修 | 約3万円~ | 必要な場合のみ 範囲・仕上げ材料により変動 |
電気改修・仕上げ | 約4万~約6万円 | 必要な場合のみ 工事内容により変動 |
内壁を撤去してアコーディオンドアを設けるリフォームの費用相場
内壁に新しくアコーディオンドアを取付けるリフォームは、アコーディオンドアを取付ける部分の内壁を撤去し、取付け用の枠を設置したのちにアコーディオンドアを取付けるという流れが一般的です。
ドアの取付けは専門の内装業者が行うケースもあります。また、必要があれば内装や電気配線の補修等も行われます。
【アコーディオンドアを設ける場合の費用相場(幅2間)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
壁の撤去・解体・処分 | 約3万~約5万円 | |
アコーディオンドア用枠取付け | 約5万~約8万円 | 床の補修も含む |
アコーディオンドア取付け | 約10万円~ | アコーディオンの種類により変動 |
壁・天井クロス補修 | 約3万円~ | 必要な場合のみ 範囲・仕上げ材料により変動 |
電気改修・仕上げ | 約4万~約6万円 | 必要な場合のみ 工事内容により変動 |
内壁を撤去してロールスクリーンを設けるリフォームの費用相場
内壁を撤去して新たにロールスクリーンを取付けることにより、手軽に部屋の間取りを変えられるようになります。
このリフォームの場合は、ロールスクリーンを取付ける内壁を撤去して下地を作り、壁・床等の補修を行ったのちにロールスクリーンを取付ける流れで行われることが一般的です。
ロールスクリーンの取付けでは専門の内装業者が訪れる場合もあります。また、必要があれば内装や電気配線の補修も行われます。
【ロールスクリーンを設ける場合の費用相場(幅2間)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
壁の撤去・解体・処分 | 約3万~約5万円 | |
ロールスクリーン取付用下地作り及び床・壁などの補修 | 約5万~ | |
ロールスクリーン取付け | 約10万円~ | ロールスクリーンの種類により変動 |
壁・天井クロス補修 | 約3万円~ | 範囲・仕上げ材料により変動 |
電気改修・仕上げ | 約4万~約6万円 | 必要な場合のみ 工事内容により変動 |
内壁を撤去して折り戸を設けるリフォームの費用相場
内壁を撤去して折り戸を設けるリフォームでは、工務店が折り戸を取付ける部分を解体しながら、折り戸の枠を取付け、床を補修し折り戸を設置します。専門の建具業者が折り戸の取付けを行うケースもあります。また、必要があれば内装や電気配線の補修が行われます。
【折り戸を設ける場合の費用相場(幅2間)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
壁の撤去・解体・処分 | 約3万~約5万円 | |
建具枠取付け・補修工事 | 約5万~約8万円 | 床の補修も含む |
建具取付け約15万円~ | 約15万円~ | 建具の種類により増減 |
壁・天井クロス補修 | 約3万円~ | 必要な場合のみ 範囲・仕上げ材料により変動 |
電気改修・仕上げ | 約4万~約6万円 | 必要な場合のみ 工事内容により変動 |
内壁を撤去して引き戸を設けるリフォームの費用相場
内壁を撤去して引き戸を設けるリフォームは、引き戸を取付ける部分を解体しながら、引き戸の枠を取付け、床を補修し、引き戸を設置します。
ドアの取付けは専門の建具業者が設置するケースもあるでしょう。必要があれば、電気配線等の補修も行われます。
【折り戸を設ける場合の費用相場】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
壁の撤去・解体・処分 | 約3万~約5万円 | |
建具枠取付け・補修工事 | 約5万~約8万円 | 床の補修も含む |
建具取付け約15万円~ | 約15万円~ | 建具の種類により増減 |
壁・天井クロス補修 | 約3万円~ | 範囲・仕上げ材料により変動 |
電気改修・仕上げ | 約4万~約6万円 | 必要な場合のみ 工事内容により変動 |
間仕切り壁を設けて部屋を造るリフォームの費用相場
間仕切り壁を新たに設けて部屋を造るリフォームは、まず大工工事で壁を作り、次に壁の内装仕上げを内装業者が行うことが多いでしょう。また、電気配線の改修があれば、大工工事中に配線を直し、内装仕上げ後にプレートの取付け等の仕上げ工事が行われます。
【間仕切り壁を設けるリフォームの費用相場(長さ2間ビニール壁紙仕上げ)】
工事内容 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
壁の造作約 | 6万~約10万円 | |
電気改修・仕上げ | 約4万~約6万円 | 必要な場合のみ 工事内容により変動 |
壁・天井クロス貼、及び貼替え | 約6万~約20万円 | 範囲・仕上げ材料により変動 |
内壁リフォームの見積もりを依頼するリフォーム業者の選び方について
内壁リフォームの依頼ができるリフォーム業者には、大手リフォーム会社、中堅リフォーム会社や地元の工務店などが考えられるでしょう。それぞれ特徴があるので、特徴を知った上で見積もりの依頼を行いましょう。
大手リフォーム会社の特徴
大手リフォーム会社とは、大手ハウスメーカーや大手不動産会社系列のリフォーム専門会社のことを言います。設計やデザインから施工、アフターメンテナンスまでを一貫して行っています。
リノベーションや家全体をリフォームする場合やデザインを一新したい場合など、大規模なリフォームに向いている会社です。大手ならではの設計力やデザイン力・施工力で大規模リフォームでもスムーズに進めることができるでしょう。
しかし、大手リフォーム会社は広告やショールーム、その他のサービスを充実させる費用がかかっていることが多いため、工事費用は他のリフォーム業者より割高になることがほとんどです。
中堅リフォーム会社の特徴
中堅のリフォーム会社とは、大手の設備メーカーと提携したリフォーム会社や、ガス・電気会社と提携したリフォーム会社などのことです。
設備系のリフォーム会社が多く、設備を安く仕入れることができるため、特に水回りのリフォームを検討している人にオススメの会社です。
中堅リフォーム会社は、得意とする分野のリフォームはリーズナブルな見積もりとなることが多いのですが、一方で専門外のリフォーム(外壁の塗替えや間取り変更など)は割高になる傾向にあります。
内壁リフォームで間取り変更やデザインが必要な場合は、打合わせをしながら提案力やデザイン力を確認するとよいでしょう。
地元の工務店の特徴
地元の優良工務店の中には、古くから新築の住宅を手掛けながらリフォームも行っている工務店やリフォームを専門に行っている工務店があります。地元密着型の工務店ですので、地域の気候や特徴にあったリフォームを提案してもらえるでしょう。
また地元密着型のため、迅速できめ細かい対応もメリットです。比較的小規模な内壁のリフォームの際に向いているリフォーム会社だと言えるでしょう。
リフォームの際には複数の会社から相見積もりを取ることが大切
リフォーム工事を検討する時には、複数のリフォーム会社から見積もりをとりましょう。リフォームの費用は家屋の状態や面積、内容によって費用が変動するため、複数のリフォーム会社から見積もりを取ることで、見積もりの妥当性や工事内容の比較ができます。
また、相見積もりを取ることで、会社の得意・不得意分野や、営業の誠実さなどもわかります。少なくとも2、3社に見積もりを依頼すると良いでしょう。
インターネット上のリフォーム会社紹介サイトを利用して選ぶ
リフォーム工事の見積もりをどこに頼んでいいかわからない、リフォーム会社を探している時間がないなど、見積もりを頼む会社が見つからない場合は、リフォーム会社紹介サイトがおすすめです。
インターネット上でリフォーム会社を検索できるサービスで、家にいながら、いつでもリフォーム会社を探すことができます。
リフォーム会社の特徴や実績・クチコミなども見ることができ、一度情報を入力するだけで複数のリフォーム会社に相見積もりを無料で依頼できるサービスを行っているサイトもあります。
手軽に相見積もりが依頼できるので、どの会社に依頼して良いかわからない場合には、このようなサービスの利用も検討してみると良いでしょう。
内壁材のリフォーム見積もり価格に関する注意点
内壁のリフォーム工事を行う場合、費用を抑えるために安価な内装材を自分で購入して利用することを検討している人もいるのではないでしょうか。
しかし、安価な内装材を自分で購入してもリフォーム費用が安くならないケースや後々トラブルになるケースがありますので注意が必要です。
内壁材を自分で購入して用意する場合は工事費が高くなる場合が多い
リフォーム業者の多くは、住宅の建材の販売と工事費用で利益を得ています。そのため、内装材を依頼主が用意する場合(「施主支給」といいます)、見積もり価格が高くなるケースがあります。
施主支給により見積もり価格が高くなる理由は主に4つあります。
- 施主支給になると建材で得ていた利益がなくなるため工事費を割増さなければならなくなる
- 資材を現場で管理する費用が高くなる
- 特殊な素材の場合、設置や施工するための副資材・工具が別途に必要になるケースがある
- 施主支給での内装材の必要量が足りなかった場合、追加発注する費用が割高になる
内装材を施主支給する場合、必要量と施工費・管理費などを事前に確認しましょう。また、施工後に内装材に不具合が生じた際には保証外になるケースもあります。
総合的に考えて施主支給が本当にリーズナブルになるのかをよく検討した上で、依頼するようにしましょう。
リフォーム業者に内壁リフォームを依頼する場合の費用相場

リフォーム業者に内壁のリフォームをお願いする場合の費用相場について、リフォームの内容ごとにご紹介します。
まずは内壁のリフォームの種類を見ていきましょう。
内壁の撤去にかかる費用の相場
内壁を撤去することで、複数の部屋を1つの広い部屋に変更するというリフォームがあります。
たとえば、子どもが独立して家から出ていって使われていない部屋がある場合や、より広い空間が欲しいといった場合にこのリフォームが行われます。
ただし、内壁というのはどれでも撤去できるわけではありません。
建物の構造上どうしても必要な内壁も存在するため、素人判断で撤去してしまうと壁の中の配線を傷つけてしまったり、建物の強度を落としてしまったりする可能性があるため、専門家に見てもらうのが安心です。
このリフォームを行う場合は、まず該当する内壁が撤去しても問題ないものであるかどうかを判断し、構造上問題が無ければ撤去します。
撤去のみであれば工事費用は約30,000~60,000円が相場ですが、通常は壁を撤去した後の処理が必要となります。
内壁を撤去する際に、撤去した内壁が接していた部分の床や壁、天井の一部が剥がれてしまうのです。
そのためクロスや床材の貼り替えが必要となり、こういった修繕を含めた場合の費用相場は約180,000~300,000円となります。
また、一部分のみを修繕するとその他の経年劣化した既存の部分との色合いが異なってしまうことがあります。リフォームした部分が自然になじむように床や壁全体を取り換えることになると、更に費用は大きくなるでしょう。
内壁材の変更にかかる費用の相場
壁の傷や汚れが酷い場合や、お部屋の雰囲気を一新したい時などに行われるリフォームです。
このリフォームは、内壁の仕上材を変更することで、お部屋の印象を新たにするというものです。
リフォームの手順としては、まず既存の壁材を剥がします。
そして下地を調整し、その上から新しい壁材を塗る、もしくは貼り付けるという手順です。
壁がきれいになれば天井が気になるもので、一緒にやってしまったほうが割安です。
この場合の費用は、6畳の部屋だとすると、仕上材によっても異なりますが約40,000~120,000円が相場のようです。
間仕切り壁の設置かかる費用の相場
こちらは室内に新たに間仕切り壁を設置し、空間を2つ以上に分離する時のリフォームです。
子どもが大きくなり、元々ひとつだった子ども部屋の空間を2つ以上にしたい時などによく行われます。
間仕切り壁を設置する場合、ただ壁を作って部屋を隔てるだけでなく、ドアや引き戸を設けて部屋同士を行き来できるようにするケースもあります。
また、ドアや引き戸といったしっかりした扉だけでなく、スクリーンやアコーディオンカーテンといった簡易的なもので間仕切りとすることもあるようです。
それぞれの費用は、ドアや引き戸付きの間仕切り壁を設置する場合は約100,000~200,000円、簡易的な間仕切りであれば約50,000円が相場のようです。
内壁の修理にかかる費用の相場
壁の表面が少し汚れた程度であれば簡単な修繕やクリーニングで済みますが、壁に穴が開いてしまった時や酷い傷がついてしまった時には、内壁を修理する必要があるかもしれません。
具体的には、室内で喫煙することによって壁紙にたばこのヤニが付いてしまった、飼い猫が壁紙を破いてしまった、壁にぶつかって穴を空けてしまったなどといった状況が考えられます。
このような場合は汚れや損傷の程度によって修理方法が異なります。
軽微な損傷であれば壁紙を貼り替えるだけで済み、費用相場は20平米あたり約20,000~30,000円です。
また、壁に穴が開いてしまった場合でもパテで埋めるという簡易的な修理方法であれば、こちらも同じく約20,000~30,000円が相場のようです。
一方、壁の下地である石膏ボードに穴が空いてしまうような重度な損傷の場合、下地の交換から壁紙の貼り替えまでを行うと費用は約50,000~80,000円となることもあるようです。
内壁リフォームのパターンと費用相場
内壁には様々な壁材が使用されます。
ここではそれぞれの壁材によるリフォームの内容と費用相場についてご説明します。
腰壁リフォームを行う場合の費用相場
腰壁とはその名の通り、床から腰の高さ程度までの壁に板やタイルを貼りつけて仕上げた壁のことを指します。
腰壁リフォームを行うことで部屋にアクセントが加わり、素材によっては高級感を出すことも可能です。
また、床に近い分汚れやすい場所ではありますが、防汚タイル等を利用することで居室だけでなく、トイレや洗面所を腰壁にリフォームするケースもあります。
費用は1mあたり約10,000~20,000円と、通常のクロス仕上げの壁よりは若干高めです。
ビニール壁紙に張り替える場合の費用相場
ビニール壁紙は色やデザイン等の種類が豊富で機能性にも富んでおり、最もよく利用されている壁紙であると言われています。
素材がビニールのため、防汚、防水、防臭効果を持つもの等様々なものが存在し、他の壁材と比較して安価であることが特徴です。
費用は1㎡あたり800~2,000円ですが、壁紙の貼り替えだけでなく室内に置いている物の移動も業者に依頼する場合は別途費用が必要となります。
ビニール壁紙は安価でありながら耐久性にも優れているため、居室だけでなくトイレやキッチンでも利用されており、汚れてしまっても水拭きして掃除することができます。
ビニール壁紙のデメリットとしては、紙製や布製の壁紙と異なり独特の臭いがあることです。臭いに敏感な方は気になるかもしれません。
また、気密性・防湿性が高く、湿気を閉じ込める性質もあるため、手入れをしなければカビやダニの温床となってしまうことがあります。
珪藻土壁紙に張り替える場合の費用相場
珪藻土とは藻の一種が化石化したもので、無数の小さな穴のある多孔質な土です。
珪藻土壁紙とは、珪藻土の質感を味わうために壁紙の表面に珪藻土を吹き付けた壁紙のことを指します。
珪藻土自体は多孔質であるため断熱性が高く、臭いや有害物質を吸着する性質があるので壁を清潔な状態に保つことができます。
珪藻土壁紙は、珪藻土そのものを塗った壁ほどの効果は期待できませんが、見た目の自然な風合いを楽しむことができます。
費用は1㎡あたり約1,200~1,500円が相場です。
ただ、珪藻土壁紙は紙の壁紙ほどの柔軟性がなく、施工が少し難しい難しいことが難点です。
平面に珪藻土壁紙を貼る場合は良いのですが、折り返しが多い部分にはあまり適さないようです。
漆喰壁紙に張り替える場合の費用相場
漆喰壁紙も珪藻土壁紙と同様に、調湿性や消臭性に優れていますが、漆喰そのものを塗装した壁と比べると性能は劣ります。
漆喰は消石灰や海藻を原料として作られた素材であり、日本では古来から城の壁などに利用されてきました。
現代でも壁材として高い人気を誇っています。
漆喰壁紙は手軽に漆喰調の壁にリフォームできるという利点があります。
本来の漆喰壁は乾くときにひび割れが起こる可能性がありますが、漆喰壁紙はひび割れの心配がいらないこともメリットとして挙げられます。
費用は1㎡あたり約2,000~4,000円が相場のようです。
土壁に張り替える場合の費用相場
土壁は天然素材である土を壁に塗って仕上げたものです。
日本では昔から住宅の壁として利用されてきました。
土壁は現代の多くの住宅のような気密性や防湿性はありませんが、通気性・調湿性に優れています。
他の壁紙とは異なり、左官職人によって仕上がりの風合いがそれぞれ異なるのでオリジナリティのある壁に仕上がります。
デメリットとしては、工期が長い分、工事費用が高くなってしまうことと、壁に画びょうやピンを指すことができないといった点があげられます。
費用は1㎡あたり5,000~20,000円が相場のようです。
聚楽に張り替える場合の費用相場
聚楽(じゅらく)壁とは土壁の一種であり、京都のある特定の地域で採取されたものだけを指します。
色は褐色で、土壁の左官材料の中でも最高級であると言われており、耐火性・調湿性・防音性に優れています。
費用は6畳間あたり約60,000~120,000円が相場とされており、工期が長く費用も高いのが難点といえるでしょう。
砂壁から壁紙に張り替える場合の費用相場
砂壁は見た目が美しいのですが、経年劣化により砂が崩れ落ちてきてしまうことがあります。
そのため、砂壁から壁紙へ張り替えるといったリフォーム事例もあるようです。
砂壁の上から壁紙は貼れないため、一度砂を落とした後に壁紙を貼る必要があります。
費用は6畳間あたり80,000~120,000円が相場のようです。
リフォーム業者に間取り変更リフォームを依頼する場合の費用相場
間取りを変更する多くの場合はリフォーム業者に工事を依頼することになるでしょう。
間取りを変更する際、どのような壁や扉にするかによって工事の方法や金額は異なります。
ここでは、それぞれのリフォーム内容ごとの費用相場についてご紹介します。
内壁を撤去して間取りを広くするリフォームの費用相場
広いスペースが必要となった場合、部屋同士を隔てる内壁を撤去するというリフォームがあります。
こちらは冒頭でも記述した通り約30,000~60,000円が費用相場となりますが、内壁撤去後の修繕まで依頼する場合は約180,000~300,000円が相場となります。
内壁を撤去してドアを設けるリフォームの費用相場
部屋同士が内壁によって仕切られており、部屋を行き来する場合には別の部屋や廊下を経由しなければならないことがあります。
部屋同士の出入りをもっと簡単にしたいという際は、内壁を撤去してドアを設置するという方法があります。
この場合の費用は約100,000~200,000円が相場となります。
内壁を撤去してアコーディオンドアを設けるリフォームの費用相場
こちらのリフォームも先のドアを設ける場合のリフォームと類似したケースです。
ドアを設ける場合よりもアコーディオンドアを設ける方が施行が簡単であるため、費用を若干安く抑えることができます。この場合の費用は約30,000~80,000円が相場となります。
内壁を撤去してロールスクリーンを設けるリフォームの費用相場
ロールスクリーンは左右に開くカーテンタイプの壁とは異なり、必要に応じて調光することができます。
壁やドアほど隔離性や遮音性が高くないためプライベートな空間作りには適しませんが、厳密な空間の分離が必要ない場合には便利な仕切りです。
施工も比較的簡単で、費用は約20,000~50,000円が相場です。
内壁を撤去して折り戸を設けるリフォームの費用相場
内壁を撤去して折り戸とすることがあります。
折り戸はよくクローゼットの扉として利用されますが居室でも利用されます。
こちらの費用は約50,000~100,000円が相場です。
内壁を撤去して引き戸を設けるリフォームの費用相場
内壁を撤去してふすま等の引き戸にするリフォームがあります。
このリフォームの良いところは、普段は引き戸で部屋同士を分離していますが、必要に応じて引き戸を取り払うことで一時的に広いスペースを確保できることです。
大勢の来客が見込まれる場合はこのように取り外しが可能な仕切りを視野に入れると良いでしょう。
費用は約100,000~300,000円が相場となります。
間仕切り壁を設けて部屋を造るリフォームの費用相場
今度はこれまでとは逆で1つの部屋に間仕切り壁を設けて新しい部屋をつくるというリフォームです。
子どもの成長に伴って子ども部屋を確保する必要がある場合や、新たに物置が必要となった場合などによく行われます。
ただ間仕切り壁を設置するだけの工事であれば約120,000~160,000円が相場となります。
ただし、間仕切り壁の設置に伴って電気やLAN、TVケーブルなどの配線工事が必要となる場合は約250,000~300,000円が相場となります。
内壁リフォームを依頼するリフォーム業者の選び方

内壁リフォームを依頼する業者はどのように選べば良いのでしょうか。
大手リフォーム会社から中小規模の工務店まで、それぞれの特徴をよく理解した上で依頼する業者を選びましょう。
大手リフォーム会社の特徴
大手リフォーム会社は全国各地に営業所を構えており看板を目にする機会が多いでしょう。
また、メディア等でも広告を行っているため認知度が高く、大手だから適当な工事はしないだろうという安心感があります。
しかし、全ての大手がそうであるとは言い切れませんが、実際の工事は下請け、孫請けの地元の工務店が行う場合もあります。
下請けの数が多ければその数だけ中間マージンが発生するため、大手であれば発生するマージンの分だけ費用が高くなる傾向にあります。
金額が高くても安心を買いたいと考えるのであれば、大手リフォーム会社を選んでも良いでしょう。
中堅リフォーム会社の特徴
中堅は大手と明確な違いはありませんが、大手ほど下請けの数が多くないためその分金額を抑えることができるかもしれません。
施行事例や多様な地域のノウハウは全国規模で展開している大手にやや劣る部分もありますが、工事の質に関しては、中堅だから大手より劣るとは一概には言えないでしょう。
地元の優良工務店の特徴
地元の優良工務店は地域の元受けとしてだけでなく、大手や中堅の会社の下請けとしても地元での施工実績が豊富である場合が多いです。
組織の規模が小さい分、顧客の要望によりフレキシブルに対応してくれるでしょう。
価格に関しても施行者である地元の工務店に直接依頼すると安く抑えられる傾向にあるようです。
複数のリフォーム会社から相見積もりを取る
同じ内容のリフォームを業者に依頼する場合でも、業者によって金額に大きく差があることがあります。
理由は、業者ごとに使用する素材や工法が異なり、材料費や工事期間、人件費が異なるためです。
また、業者によって得意分野と不得意分野があり、あまりノウハウの無いリフォーム内容である場合は受注に消極的で見積金額が高くなることもあります。
そのため、1社から見積もり取るだけでは適正な金額であるかどうか判断しがたい部分があります。
複数のリフォーム会社から見積もりを取ることによって、より安い費用でリフォームを行うことが可能となるでしょう。
一度は会社を訪問しておくべきでしょう。資材置き場や工事車両などが小規模でもキチンと整備され、責任者が工事実績などをしっかり具体的に説明してくれるような業者であれば、ほぼ安心ですが、中にはデスクと電話だけで100%外注工事の営業専門会社もあるので要注意です。
リフォーム会社紹介サイトを利用して選ぶ
初めてリフォームを依頼する場合はどこの業者がよいのかわからず迷ってしまうでしょう。
そのような時はリフォーム会社紹介サイトを利用するという手段が有効です。
紹介サイトでは複数のリフォーム会社の特徴についてわかりやすく解説しており、自分の要望を実現するためにはどのような会社に依頼すれば良いかといったヒントを得ることができるでしょう。
リフォーム業者に内壁リフォームを依頼する場合の注意点
最後に、リフォーム業者に工事を依頼する場合の注意点についてご説明します。
内壁材を自分で購入して用意する場合は工事費が高くなる場合が多い
リフォームに使用する材料を施主が販売店から購入し、その材料を使ってリフォーム業者に工事を依頼することを施主支給と言いますが、これは断られることが多いようです。
なぜなら、リフォーム業者の多くは住宅の建材の販売と工事費用で利益を得ているためです。
リフォームの費用を抑えるためには施主支給にすると良いという考え方もありますが、必ずしもそうとは言えません。
施主支給とすることで建材費用を安く抑えることはできるかもしれませんが、その分工事費が高くなってしまう可能性があるため、注意する必要があります。
施主支給の問題点としてもう1つ挙げられるのが、施行後に壁材に不具合が生じた際に保証の対象外となってしまう場合があるという点です。
これは不具合の原因が材料の販売店にあるのか、工事を行ったリフォーム業者にあるのかといった責任の所在が曖昧になってしまうことが原因です。
リフォーム会社に内壁リフォームを依頼する場合の費用相場

内壁の撤去にかかる費用の相場
部屋と部屋を区切る内壁を撤去するリフォームでは、まず撤去する壁の周囲に汚れや傷が付かないよう養生を行ってから壁の表面を解体し、内部の骨組みを除去するという工事を行います。
作業自体はそれほど難しい工事ではないため、少人数で短時間の作業で済み、費用も約5万円からが相場です。
ただ、撤去する壁にコンセントがある場合や、壁のかわりにアコーディオンカーテンや引き戸式の間仕切り壁を設置する場合はもう少し費用がかかります。
電気工事を行う場合の費用は、コンセントの移設を行う場合で約7万円からが相場です。
内壁のかわりにアコーディオンカーテンや引き戸を取り付ける場合については、約10万円からが相場の目安とされています。
内壁材の変更にかかる費用の相場
壁紙や塗壁、塗装等で仕上げられている壁をリフォームし、別の素材に変更する場合の費用は、約5万円からが相場です。
工事の内容は、壁紙仕上げを塗壁に変更するリフォームの場合、壁紙を除去して下地を作ってから材料をコテで塗り重ねていきます。
塗壁へのリフォーム工事は、左官職人による手仕事での仕上げが必要となるため、技術料などがかかり、費用は約15万円からが相場です。
塗壁を壁紙や塗装に変更する場合については、壁材の除去後に石膏ボードや合板等を張り、パテで隙間を埋めて下地を作った後、壁紙や塗装を行っていきます。
壁紙で仕上げる場合には、土壁に塗るだけで下地を作ることが出来る下地材(プライマー)もありますので、解体工事無しでの施工も可能です。
施工費用は、解体及び下地作成を含めて約10万円からが相場とされています。
間仕切り壁の設置にかかる費用の相場
広い部屋に間仕切り壁を設置して複数の部屋に作り替えるリフォームを行う場合の費用は、約10万円からが相場です。
この価格は石膏ボード等の安価な下地に量産タイプの壁紙を用いて仕上げた場合で、木材などを用いた頑丈な間仕切り壁を設置する場合や、塗壁で仕上げる場合はもう少し費用がかかります。
また、アコーディオンカーテンやパネルドアで簡易的に部屋を区切る場合については、レールを取り付けるだけで設置できるため、約1万円から施工が可能です。
内壁の修理にかかる費用の相場
内壁には、軽量で断熱性と遮音性が高く、燃えにくい石膏ボードが広く用いられています。
この石膏ボードは住宅建材として優れた性質を持っていますが、石膏を固めた板に厚紙を貼るという形で作られているため、強度そのものはあまり高くありません。
もちろん、日常生活でいきなり壊れてしまうほど弱くはありませんが、特性上1点に強い力がかかると、簡単に穴が開いてしまうのです。
家具や体がぶつかって内壁に穴が開いてしまった場合の修理費用はどれくらいかかるのでしょうか?
内壁の修理費用は、直径約10cmの穴だった場合、約1万円からが相場です。
このサイズを超える穴の場合は、約2万円から、穴が大きくて補修が難しい場合については、石膏ボード自体の交換を行うため、約4万円からが修理費用の相場とされています。
内壁の修理については、ホームセンター等で修理キットが販売されていることから、DIYでの修繕を考えているという方もいらっしゃると思います。
しかし、補修を行うと壁紙の色が合わなかったり、十分な強度が確保できなかったりする可能性が考えられるため、仕上がりを重視するという方は、できるだけプロに依頼して施工してもらったほうが良いでしょう。
内壁リフォームのパターンと費用相場
腰壁リフォームを行う場合の費用相場
内壁をリフォームして腰壁を取り付ける場合の費用は、約1mの高さの腰壁を1mの幅に設置した場合で約15,000円からが相場です。
ペット向けに傷の付きにくい材質のものを使用する場合や、無垢材を使用する場合などについては、同じ条件でも1mあたり約20,000円を超える場合もあります。
木製以外の素材、樹脂パネル等を使用する場合については、1平方メートルあたり約10,000円が相場です。
ビニール壁紙に張り替える場合の費用相場
ビニール壁紙とは、ビニール樹脂をシート状に成型して作られる製品です。
耐水性があり、さまざまなデザインを比較的安価に導入することができるため、さまざまな建物の内壁に広く用いられています。
壁紙をビニール壁紙に貼替える場合の費用は、1平方メートルあたり約1,000円からが相場です。
これは量産タイプの製品を使った場合の価格で、防臭抗菌などの機能性が高いもの、デザインにこだわったものについては、1平方メートルあたり約2,000円からが相場とされています。
珪藻土壁紙に張り替える場合の費用相場
珪藻土壁紙とは、ベースとなる紙に珪藻土を吹き付けて製造される壁紙です。
珪藻土の特徴である調湿・消臭効果があり、他の壁紙と同じように貼り付けるだけで施工することができるため、内装材として用いる方が増えています。
珪藻土壁紙の施工費用は1平方メートルあたり約3,000円が相場です。
ただし珪藻土壁紙は、塗壁に比べると珪藻土の厚みが薄いため、塗壁よりも調湿性と防臭性が低くなるということには注意しておきましょう。
漆喰壁紙に張り替える場合の費用相場
漆喰壁紙は、珪藻土壁紙と同じく、ベースとなる紙に消石灰を吹き付けた製品です。
内壁に施工すると、漆喰仕上げの塗壁に近い質感が得られ、ある程度の調湿・防臭効果も期待できます。
漆喰壁紙を用いたリフォームにかかる費用は、1平方メートルあたり約4,000円からが相場です。
こちらも珪藻土壁紙の場合と同じく、漆喰の厚みが薄いため、調湿・防臭効果については塗壁に比べて低くなると考えておきましょう。
機能的には塗壁にやや劣る部分もありますが、施工が簡単で見た目を塗壁のように仕上げることができることから、費用や工期を抑えつつも落ち着いた和風のデザインにしたいという方におすすめです。
土壁に塗り替える場合の費用相場
壁紙仕上げの内壁をリフォームして土壁に塗り替える場合、まず壁紙を剥がして下地をむき出しにします。むき出しなった下地の状態を整えてから壁材をコテで複数回塗り重ねて仕上げを行います。
施工費用は6畳間の場合で約10万円からが相場です。
塗壁の材料に珪藻土を用いた場合については、6畳間で約15万円から、漆喰仕上げの場合は約17万円からが費用の目安とされています。
施工の際に家具やエアコン等の移動を依頼する場合には、移動費用が別途かかりますので、見積りの際に確認しておきましょう。
砂壁から壁紙に張り替える場合の費用相場
砂壁を壁紙に変更するリフォームでは、工事の方法によって費用が変わります。
砂壁の表面にプライマーという下地材を塗り、その上に壁紙を貼る場合は、6畳で約8万円からが相場です。
砂壁の劣化が進んでいる場合や、柱を隠したい場合には砂壁の上に合板などを貼り、パテで継ぎ目を整えてから壁紙を貼り付けます。
こちらの工法を用いた場合の費用は、6畳で約10万円からが相場です。
砂壁のリフォームについては、壁の状態で施工方法が変わるため、リフォーム会社に状態を確認してもらってから工事方法を決めると良いでしょう。
リフォーム会社に間取り変更リフォームを依頼する場合の費用相場

内壁を撤去して間取りを広くするリフォームの費用相場
間仕切り壁を撤去して部屋を広くする場合の費用は、約5万円からが相場です。
撤去する間仕切り壁にコンセントがある場合はコンセントの撤去または移設費用がかかり、こちらについては撤去が1カ所で約3,000円、移設については約10,000円が相場とされています。
ただし撤去については、電気工事士資格を持つ職人がいる会社の場合は撤去費用だけで作業を行ってくれることもあるため、打ち合わせの際に確認しておくと良いでしょう。
内壁を撤去してドアを設けるリフォームの費用相場
内壁の一部を撤去し、ドアを設置するリフォームにかかる費用は、使用するドアの価格にもよりますが、約10万円からが相場です。
室内ドアの設置リフォームでは、カッターや電動工具等を用いて壁をくりぬき、その部分にドア枠を設置するという工事を行います。
この時、穴を空ける箇所に電気配線などが通っていると迂回工事を行わなければなりません。
配線の長さに余裕があれば簡単に迂回できるので費用はほとんどかかりませんが、配線の引き直しが必要な場合は約5,000円が追加でかかります。
内壁を撤去してアコーディオンドアを設けるリフォームの費用相場
内壁を撤去してレールを設置し、アコーディオンドアを取り付ける場合の費用は、内壁の撤去費用が約5万円、アコーディオンドアの設置費用が約5万円で合計約10万円からが相場です。
こちらについても、電気工事が必要な場合は追加で約1万円かかりますので、見積りの際に確認しておきましょう。
内壁を撤去してロールスクリーンを設けるリフォームの費用相場
内壁を撤去して空いた場所にロールスクリーンを設置するリフォームを行う場合の費用は、壁の撤去費用が約5万円から、ロールスクリーンの設置費用が約4万円からの合計約9万円からが相場です。
スイッチで開け閉めできる電動式ロールスクリーンの場合は、専用配線が必要な場合もあり電気工事が必要となるため、約3万円の費用が追加でかかります。
内壁を撤去して折れ戸を設けるリフォームの費用相場
浴室の入口などに用いられることが多い折れ戸を、内壁に新設する場合の費用は、壁の解体とドアの設置費用で合計約15万円からが相場です。
折れ戸はドアそのものが折れ曲がって開くことで開閉スペースを節約できるため、ドアを開け閉めする空間の確保が難しい場所への施工に向いています。
ですが、構造上ドアの中央に折りたたみ部分があるため、気密性や防音性がやや低くなる点には注意しておきましょう。
内壁を撤去して引き戸を設けるリフォームの費用相場
内壁を撤去して引き戸を新設するリフォームにかかる費用は、約15万円からが相場です。
引き戸の場合、設置には戸板を収納するスペース(戸袋)が必要ですが、構造を工夫して壁内部に引き込む設計することもできますので、戸袋の露出を避けたいという方はリフォーム会社に相談してみると良いでしょう。
間仕切り壁を設けて部屋を造るリフォームの費用相場
間仕切り壁を新しく設置して部屋を区切るリフォームを行う場合の費用は、約10万円からが相場です。
間仕切り壁を新設した場合、既存の壁紙と色が合わない可能性があるため、もし部屋部分の壁紙も交換する場合は、合計で約20万円の費用がかかります。
間仕切り壁に防音機能や断熱機能を追加したい場合については、内部に断熱材や吸音材を追加する工事を行いますので、追加で約2万円の費用が必要です。
内壁リフォームを依頼するリフォーム会社の選び方
大手リフォーム会社の特徴
大手リフォーム会社は、全国でリフォーム事業を行っており、使用する材料や設備の量が多いため、大量購入で仕入れ費を抑えることができます。
また、店舗ごとに大規模なショールームを併設している場合も多く、このような店舗なら、施工の際に使用する材料や設備を実際に確認することが可能です。
ただ、全国に店舗があり、工事数も多いため、実際の施工は地元の下請け業者が行うことが多く、施工技術にばらつきがある場合もあります。
中堅リフォーム会社の特徴
中堅規模のリフォーム会社は、特定の地方などで複数の店舗を構えるタイプのリフォーム事業者です。
地方中心で業務を行っているため、比較的その地方の環境に詳しく、店舗あたりの施工件数も多いため、価格面での強みもあります。
施工についても自社施工を売りにしている会社が多く、一定水準の技術力が確保されている場合が多いようです。
地元の優良工務店の特徴
このタイプの会社は、地域内の1~2店舗で営業している場合が多く、リフォームについても地域内を中心に手掛けています。
地域の情報に詳しく、環境に合わせた施工ができるという特徴がありますが、施工件数が少ないため、大量仕入れによる価格面の強みはやや少なめです。
地域に密着型の営業形態のため、長く続いている会社はそれだけ信頼できる実績と技術があるということが考えられます。
複数のリフォーム会社から相見積もりを取る
リフォーム会社を選ぶ際には、まず見積りを依頼して施工内容や費用について確認しておきましょう。
複数の業者に見積りを依頼する「相見積もり」を行えば、工事の内容や費用、各社の強みなどを比較することができ、依頼する会社を決めるための情報を手に入れることができます。
リフォーム会社紹介サイトを利用して選ぶ
インターネット上には、リフォーム会社の特徴や得意分野から、依頼したい工事の内容に合った会社を紹介してくれるサービスがあります。
このようなサービスを利用することで、簡単に実績のあるリフォーム会社を見つけることができるでしょう。
リフォーム会社に内壁リフォームを依頼する場合の注意点
内壁材を自分で購入して用意する場合は工事費が高くなる場合が多い
リフォームで使用する内壁材などを自分で購入し、業者に取り付けてもらうことを「施主支給」と言います。
通販やアウトレットセール等で安く材料を購入できれば、リフォーム会社に仕入れから任せる場合に比べて安価に施工ができるように思えますが、実際には合計費用が高くなってしまうことが多いようです。
これは、リフォーム会社が材料の販売と工事費の合計を元に利益の計算を行っていることが理由です。
施主支給の場合はこの材料販売の利益がなくなるため、リフォーム会社は工事費用で材料販売分の利益を確保しなければなりません。
そのため、施主支給で材料費が安くなったとしても、工事費の割増分が加わるため合計の費用が通常より高くなってしまうというわけです。
また、施主支給の場合は材料が原因で発生した不具合について、施主が責任を負わなければなりません。
施工由来の不具合については補償を受けることができますが、場合によっては保証制度が利用できないことがある点には注意しておきましょう。
ただ、海外製の建材など、国内での入手が難しい製品を使用したい場合は、施主支給で対応するしかありません。その場合は追加材料の手配など国産のものと比べて不便が多いことを念頭に入れておきましょう。
一部の会社では、利益を工事費のみで確保し、施主支給でも工事費の割り増しが比較的少なめに設定している場合もあります。
もし、どうしても施主支給での施工を行いたいという場合には、このような会社を探して工事を依頼すると良いでしょう。
壁のリフォーム工事でできること

壁のリフォームでは、どんなことができるのでしょうか。この章では、壁のリフォームでなにができるのかをご紹介します。
修理工事
たとえば、穴が開いたり、傷がついてしまったりした壁があると気になりますし、実際の築年数よりも古く感じてしまいます。
部屋のイメージを大きく変えることなく、穴や傷を部分的に修理するリフォームが、壁の修理工事になります。
穴や傷の大きさによって工事内容は異なりますが、修理工事は基本的に最低限の補修をします。
ある程度大きな穴や傷であれば、修理する部分の壁紙の一部をはがし、傷のある石膏ボードや木工ボード(板)を取り替えてから、はがした部分の壁紙を新しくします。
この場合、壁紙などの壁の仕上げ面は、年月とともに汚れがついたり色が変化したりしているため、同じ素材であっても新しくした修理箇所が目立つ可能性があります。
その場合はある程度広範囲(壁一面)にするなどを進められることもあるでしょう。
仕上げ材の変更
壁の仕上げ材とは、壁の表面の壁紙や塗装のことです。仕上げ材の変更は見た目をきれいに新しくする以外にも、部屋のイメージを変えたり、環境を変えたりすることができます。
たとえば、古い壁紙を新しくした場合、見た目がきれいになるほか、部屋の中がワントーン明るくなる効果があります。
また、色を変えることで部屋のイメージをガラッと変えることも可能です。
ほかに、和室を洋室に変えるような場合には、砂壁を壁紙に変更することもあるでしょう。
調湿効果のある珪藻土を塗る工事やエコカラットなどのタイルを貼る工事は、室内環境をよくすると近年は人気が高まっています。
間仕切り壁の設置
家族構成の変化などにあわせて、間仕切り壁を新規に設置する工事も考えられます。
よくおこなわれているのは、子どもが小さいうちは1室で子ども部屋を広く使い、子どもの成長に合わせて間仕切り壁を設置して2つの部屋に分ける工事です。
新築時に、将来部屋を分ける予定で2つの扉を用意しておくこともあります。
その場合は比較的簡単に壁を設置でき費用も安くすむため、予定がある場合は対応できるようにしておくとよいでしょう。
間仕切り壁の撤去
子供が巣立ったなどの家族構成の変化に合わせておこなわれるのが、間仕切り壁の撤去です。
リビング横に部屋がある場合にその壁を撤去して、リビングとつなげて広くする工事も人気があります。
間仕切り壁の撤去工事自体は簡単なものですが、撤去に付随する工事をどこまでするかで費用が大きく異なります。
またその壁を撤去することによる耐震性の変化についても考慮しておくと良いでしょう。
壁を撤去すると、壁が接していた床や天井、壁の修理が必要になり、部分的な修理では、きれいに仕上がらないことが多くなります。
2つの部屋の仕上げが異なる場合は、フローリングや壁紙を貼り直して連続した1つの部屋にすると満足感が高くなります。
このような場合は、部屋が広くなればなるほど工事費用が高くなります。
壁のリフォーム!種別ごとにかかる費用は?
前章では、壁のリフォームの種類を確認しました。この章では、それぞれの壁のリフォームにかかる費用を紹介します。
ただし、リフォーム費用は使う材料のランクやリフォームする壁のサイズによって異なります。
また、依頼する業者によっても違いがありますので、壁のリフォームにはどの程度費用がかかるのかの目安として利用してください。
補修工事の費用
補修工事の費用は、壁の穴や傷の大きさと深さによって異なります。
小さな穴や傷であればパテで埋めて仕上げを新しくするだけですみますが、大きくて深い傷になると石膏や木工ボードの取り替えが必要になり修理の範囲も広くなり費用も高くなります。
きれいに仕上げるためには、傷部分だけでなく広い範囲で仕上げ材を新しくする必要があり、どこまでするかで価格は異なります。
穴や傷の部分的な補修工事の費用目安は、約25,000円~5万円ほどです。
仕上げ材の変更費用
壁の仕上げ材を変更費用は、仕上げ材の価格によって大きく変わります。
たとえば、壁紙を新しく貼り直す場合は、壁紙の価格と貼り替える面積が大きく影響します。
材料費のほかに、面積によって手間も変わってくるため、単純に面積が大きくなれば費用は高くなります。
壁紙を新しく貼り替える場合の費用目安は、約4万円~6万円となります。壁紙ではなく、珪藻土や漆喰などを塗る場合の費用は、約8万円~12万円ほどです。
和室を洋室にするなどの場合には、砂壁を珪藻土に塗り替えることもあります。
その場合の費用は、約9万円~13万円程度になります。
砂壁に珪藻土を塗る場合は、砂壁が傷んでいてもある程度きれいに塗り替えることができますが、砂壁の上に壁紙を貼る場合は砂壁の傷みが激しいと上から貼った壁紙が下の砂壁と一緒に剥がれてしまうことが多いので持ちが悪くなったりきれいに貼ることができません。
そのため、砂壁を一度きちんと落として下地調整を行うか、砂壁の上にボードを貼った上に壁紙を貼ることになるため、約10万円~15万円程度費用がかかるでしょう。
エコカラットなどの調湿・消臭タイルを貼る場合は、貼るサイズによりますがタイルが高いため、約6万円~20万円程度必要になります。
間仕切り壁の設置費用
間仕切り壁を設置する場合、仕切った部屋に入る扉が新たに必要になると工事費用がアップします。
また、2つに部屋がわかれると、照明器具やエアコン、コンセントなどの電気工事が必要になることもあり、その場合は工事費用が高くなると考えてください。
間仕切り壁の設置費用の目安は、約8万円~15万円程度です。間仕切り壁の設置費用については次の章で詳しく解説します。
間仕切り壁の撤去費用
間仕切り壁の撤去には、設置するときよりも費用がかかることが多くなります。
壁が設置していた面の復旧、つながった部屋の連続性を保つための仕上げの変更などが必要になるからです。
間仕切り壁の撤去だけのシンプルな工事費用で、約5万円程度と考えられます。
間仕切り壁の撤去費用については次の章で詳しく解説します。
壁の仕上げ材ごとにかかるリフォーム費用
この章では、仕上げ材のリフォーム費用について、具体例をあげて解説します。
壁紙の変更
壁紙のリフォーム費用は、壁の面積、壁紙のグレードが影響します。
壁紙は、安価なスタンダードのタイプもあれば、調湿や消臭などの機能付き壁紙、おしゃれな輸入壁紙など幅広い商品があり、価格もさまざまです。
壁紙変更の費用は、簡単に言うと必要な面積の壁紙代と作業費(古い壁紙を剥がし、剥がした後の凸凹になった壁を平滑にするようパテで調整し、乾いたのちい新しい壁紙を貼る作業)ということになります。
ほかに、はがした古い壁紙などの廃材処理費用なども必要になるでしょう。
6畳の部屋の壁で、スタンダートな壁紙で貼り替えた場合、約4万円~6万円が目安になります。
この数値を基準に、部屋の広さや壁紙のグレードで価格が変化すると考えてください。
珪藻土を塗る
珪藻土の壁は、湿度を調整でき消臭効果があると注目されています。
また、塗り方によって壁面に模様をつける楽しみもあり、人気が高まっています。
珪藻土も壁の面積と材料費を基本に、作業代がプラスされ、珪藻土の価格にも幅があります。
安価なものは調湿効果などが期待できないこともあるため、内容をよく確認してください。
6畳の部屋の壁で、約8万円~12万円が基本の費用です。
和室の壁仕上げ材のリフォーム
和室の壁をリフォームする場合は、既存の壁の仕上げの種類によって価格が変わります。
和室の壁を砂壁や聚壁などの左官の壁にするのは調湿効果があり、和室のイメージにあうため、よく使われる材料です。
古い砂壁を新しく塗り直す場合、床の間がなければ約5万円~10万円が目安となります。床の間があると、この価格より高くなることが多いでしょう。
砂壁を珪藻土に塗り替える場合は、約9万円~13万円が目安です。
ただし、砂壁の傷みが激しい場合は、砂壁の表面を固めてなめらかにすることが必要になり、費用がアップすることもあります。
ほかに、和室を洋室に変更する場合などには、砂壁を壁紙にするリフォームがよくおこなわれます。
基本的に、古い砂壁にそのまま壁紙を貼ることはできません。
古い砂壁の表面をならして固めてから壁紙を貼るか、古い砂壁の上にボードを貼ってから壁紙を貼るという方法になり、費用は約10万円~15万円程度になるでしょう。
間仕切り壁の設置または撤去!リフォーム費用はいくらかかる?

次に間仕切り壁の設置や撤去費用について詳しく確認してみましょう。
間仕切り壁の設置
間仕切り壁を設置するリフォームは、子ども部屋を作るときによくおこなわれます。
子どもが小さいうちは広い空間で一緒に過ごし、成長とともにそれぞれの部屋が持てるように、壁を設置して部屋を分ける工事です。
新築時から将来を見越して、2つの扉を設置しておくことが多く、扉があり、予定されていた場所に間仕切り壁を設置する場合は、費用も少なくすみます。
その場合は約8万円~15万円程度と考えてよいでしょう。
新たに扉の設置が必要になると、価格もアップして約30万円~40万円程度が必要となります。
ほかに、電気工事も関係してきますので注意が必要です。
2つの部屋に仕切ったら、片側の部屋には天井に照明がつけられない、コンセントがなかったということになることがあり、その場合は電気工事も必要になります。
また、各部屋にエアコンの設置をする場合は、エアコン設置にかかる電気設備や設置費用もかかります。
間仕切り壁の撤去
間仕切り壁の撤去は、使っていない部屋をつなげる場合や、リビングを隣の部屋とつなげて広く使いたい場合によくおこなわれます。
注意点として、撤去する間仕切り壁が構造的に必要ない壁かどうかを確認する必要があります。
間仕切り壁を撤去しても建物の構造に影響がない壁でなければ撤去ができません。
また、つなげる2つの部屋に段差がある場合は、必要な工事項目が多くなるでしょう。
構造上の影響のない間仕切り壁を撤去するだけであれば、費用は約5万円程度になります。
もし、間仕切り壁の中にコンセントなどがあり電気工事が発生する場合は、約8万円~10万円が目安です。
しかし現実的に、間仕切り壁を撤去するだけでは、2つの部屋の仕上げが異なったりつながらなかったりと満足できないリフォームになってしまう可能性が高くなります。
間仕切り壁の撤去と合わせて、フローリングや壁・天井の仕上げの変更をおこなう場合は、約50万円~100万円と部屋の面積や仕上げの種類によって幅広い費用が必要になります。
このような大がかりな工事になる場合は、最初から数社のリフォーム業者に見積もりを依頼して比較検討することをおすすめします。
壁紙・壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた壁紙・壁リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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