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2020年06月16日更新
リフォームローンの仮審査とは?流れと基本情報、審査落ちの原因について
リフォームでは、金融機関にリフォーム費用を借りる「リフォームローン」を検討することも多くなります。リフォームローンを申し込む場合、仮審査と本審査に通らなければなりません。今回はまず通過しなければならない仮審査の基本の流れや審査基準について解説します。
目次
リフォームローン仮審査の基本情報を知りたい
住宅は暮らしていくうちに傷んだり設備が壊れたり、家族構成の変化で住みにくくなったりします。
リフォームをすることで問題の解決ができれば、より快適な住空間を実現できます。
しかし、リフォームには大小の差はあってもそれなりの金額の資金の用意が必要になります。
工事代金を現金で用意できそうにないときに検討するのがリフォームローンです。
リフォームローンの申し込みは、まず信販会社や銀行などの金融機関に融資を受けられるか仮審査という審査を申し込みます。
また、信販会社と提携してリフォームローンの取扱いをしている業者もありますので、リフォーム業者に相談することもあります。
ここでは、仮審査の基本的な情報と、住宅ローンとの違いを確認していきます。
リフォームローンは住宅ローンより審査がゆるいのは本当?
最初に、リフォームローンと住宅ローンの違いを確認していきましょう。
住宅ローンは、住宅を新築したり購入する場合にその住宅を担保にして融資を受け、長期間にわたって返済していくものです。
借りる金額は一般的に高額となり、返済の期間も長くなるため審査は厳しくなります。
一方、リフォームローンはすでに持っている住宅のリフォームに必要な資金の融資を受けて、決められた期間内に返済していきます。
また、リフォームローンは無担保のものが多いのが特徴です。
ただし、住宅ローンに比べて金利が高くなります。
(フリーローンと比べれば金利は低くなるので、リフォームのために借りるのであれば、リフォームローンが有利です)
無担保のリフォームローンの場合、金額の上限が金融機関によって定められており、その金額以上は借りられません。
融資金額の上限は、金融機関によって異なりますが500万~1,000万円までが多く、返済期間も最長で15年までとするものがほとんどです。
リフォームローンは、比較的に借りる金額が少なく返済期間も短いため、条件内であれば住宅ローンより審査が通りやすいといわれています。
ただし、リフォームローンでも融資金額が高く、担保や聯来保証人を必要とするタイプであれば、住宅ローン同等の厳しい審査になります。
リフォームローンの仮審査で必要な書類について
リフォームローンには、「仮審査」と「本審査」があります。
仮審査は、本審査を受ける前にインターネットで必要な情報を入力して申し込む審査です。
そのため、仮審査が通っても本審査では通らないこともあります。
仮審査の申し込みは、融資を受ける予定の金融機関のホームページで行ないます。
(郵送や窓口でも受け付けている金融機関もあります)
フォームにそって、借入希望金額、借入希望日、返済期間、現在の借り入れの状況、個人情報などを入力します。
つまり、仮審査で提出が必要になる書類は基本的にありません。
リフォーム費用の入力が必要になりますので、事前にリフォーム業者を選定して見積書をもらっておきます。
リフォームローンの審査にかかる期間について
インターネットで仮審査の申し込み後、1~3日でメール・郵送・電話などで、結果の連絡があります。
なお、仮審査の結果についての質問には、回答しないと明記されているのが一般的です。
そのため、もし審査に通らなかった場合でも理由を知ることはできません。
仮審査が通れば、本審査の申し込みをします。
本審査は、書類の提出が必要になり、結果が出るまで1~2週間程度の時間が必要になります。
リフォームローンの申し込みの手続きの流れについて
リフォームローンを申し込む場合の手続きの流れについて確認します。
①リフォーム業者に見積もりをもらう
リフォームとひと口に言っても、数十万円の工事から一千万円を超える大掛かりな工事までさまざまです。
まず、リフォームの目的を明確にして、どこをリフォームするか、どの程度の工事とするかを事前に検討しておきます。
その上で、リフォーム業者に相談し、見積もりを依頼します。
リフォーム代金以外に必要な費用も確認しておきましょう。
まず、リフォーム工事には消費税がかかります。
耐震・免震工事には、耐震診断の費用がかかる場合があります。
ほかに、契約にかかる印紙代、工事内容や工事期間によっては引っ越し費用なども必要になることが考えられます。
②金融機関に仮審査を申し込む
リフォームローンに対応した金融機関を探すにはローン比較サービスを利用すると効率的です。
例えば「ハピすむローン比較」では、お住まいの地域や希望の借入金額といった条件を元に利用できるリフォームローンの仮審査先を見つけることができます。
仮審査を申し込む前に、返済期間についても検討します。
見積もりと合わせて工事期間も確認しておきます。
返済期間は、金融機関によって上限が設けられていますので、上限を超えない期間でライフプランと合わせて考えます。
また、リフォームローンが借りられる条件は金融機関によって異なりますので、申し込む金融機関についても検討が必要です。
具体的には、金融機関によっていくら借りられるのか、担保ありなのか無担保なのか、連帯保証人がいるのかいらないのか、返済期間の上限は何年か、金利の設定など、様々な項目が異なります。
それぞれ比較検討をおこない、自身のリフォーム条件にあった金融機関を選択します。
金融機関が決定したら、リフォーム工事の見積もり結果をもとに、リフォームローンの仮審査を申し込みます。
同時に、リフォーム会社とともにリフォームプランの詳細を決めていきます。
③仮審査が通れば本審査
仮審査が通れば、指定期間内に書類とともに本審査に申し込みます。
必要な書類は、使途を確認する書類(工事請負契約書や見積書、施工計画図など)、源泉徴収票(収入証明書など年収を証明する書類)、本人確認書類(自動車運転免許証など顔写真付き証明書)などのほか、申し込む金融機関の指定するものをそろえます。
郵送で申し込みが可能な金融機関もあれば、窓口で申し込まなくてはならない金融機関もありますので、確認して指定の方法で申し込みます。
金融機関では、受け取った書類をもとに正式な審査がおこなわれ、審査結果が通知されます。
仮審査が通っても本審査に通らないこともありますので、本審査が通過する前にリフォーム業者と契約することがないように充分注意してください。
融資承認・実行
申込書類をもとに審査がおこなわれ、審査が通れば融資決定の通知がされて、リフォームローンの申し込みは完了となります。
融資の実行はリフォーム工事が完了したことを金融機関に届出すると、リフォーム会社の指定口座に融資額が振り込まれます。
リフォームローン仮審査で通らない原因について
リフォームローンには、住宅ローン同様に各金融機関の審査基準があります。
この審査基準は、金融機関によって異なり、基準のすべては開示されていません。
金融機関のホームページには、リフォームローンが利用できる人の条件が記載されています。
たとえば、年齢、継続した収入があること、資金の使い道(リフォームの内容)、限度額、返済期間、返済方法などです。
まずは、記載されている条件に当てはまっていることを確認しましょう。
しかし、条件に当てはまっていても、仮審査に通らないこともあります。
なぜ通らなかったのか原因が知りたくなりますが、審査に通らなかった原因は開示してもらえないのが一般的です。
ここからは、審査に落ちる原因として考えられるものを解説します。
過去にローンやカードの返済が遅れたことがある
現在までにクレジットカードの支払いや各種ローンの返済が遅れたり、滞ったりしたことがあると、信用情報機関を通して申し込み者個人の信用情報が確認されます。
これは、リフォームローンを組んだ場合に、きちんと返済できるかどうかを調べる基準にもなります。
そのため、過去に何らかのトラブルがあった人は審査に落ちることがあります。
ほかにも借り入れがある
クレジットカードの支払いや住宅ローンが残っている場合、また車や携帯電話の購入のためのローンなどがあると、残高の合計によっては審査に落ちることがあります。
特に、住宅ローンが多く残っている場合は審査が厳しくなると考えてよいでしょう。
収入が不安定
勤務先や職種なども審査で考慮されます。
フリーターや派遣での就労などは、不安定な収入と判断されることもあります。
また、長く勤めている方が信用されるため、勤務年数が重要視されます。
収入が多いことよりも、社会的安定性を求められる傾向があります。
返済可能な金額をオーバーしている
これは年収に対して、融資を受ける金額が大きい場合に審査が通らない例です。
返済負担率といい、住宅ローンでは年収400万円以下の場合に返済比率は30%以下、年収400万円以上で35%以下が一つの目安になっています。
金融機関の立場でいえば、きちんと返済してもらうことが最優先ですから、無理のないローンだと判断できない場合は、審査が通せないということになります。
一度に複数にリフォームローンの申し込みを行なった
リフォームローンの申し込みの情報は、金融機関で共有されることになります。
そのため、複数の金融機関に同時期に申し込みをしていると、ほかでは通らなかったために別の金融機関に申し込んでいるのかなどと疑問にもたれ、審査に通らないことも考えられます。
リフォームローンは金融機関を比較検討したうえで、1社に絞って申し込みます。
リフォーム業者に依頼する際の最適な選び方を知りたい
リフォームローンを申し込む前に工事見積もりをすることになりますが、リフォーム業者をどのように探すかは皆さん頭を悩ませるところです。
理由は、たくさんの業者が存在し、我が家のリフォームにはどの業者が合うのかがわかりにくいことや、悪徳業者の情報も多く依頼するのが不安ということも考えられます。
まず大切なことは、同じ条件で必ず複数社に見積もりを依頼することです。
そして見積もり結果の金額だけでなく、会社がどういった会社か、建設業の許可の取得状況や技術者の在籍人数、業者のホームページやネットの口コミなど総合的に信頼性を判断し、こちらの希望などにきちんと耳を傾けてくれるか、同じような事例を多く工事しているかも確認します。
豊富な経験があれば、希望に適したリフォームについてよいアイデアを提案してもらえます。
また、リフォーム業者選定の基準として、アフターサービスやリフォーム瑕疵保険などを用意しているかも確認します。
ほかにも自分自身が事前にリフォームについて予算や希望を明確にしておくことが重要です。
あいまいな部分が多いと、見積もりも内容がそろわなくなり、比較がしにくくなります。
リフォームのイメージにあった適切なプランがもらえるように、希望が伝わるまで根気よく打ち合わせを重ねましょう。
そのときにリフォーム業者が、誠意ある対応をしてくれるかも確認します。
希望をきちんと伝えることで、トラブルを減らすことができ、満足のいくリフォームが実現するでしょう。
住宅ローン・リフォームローンに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた住宅ローン・リフォームローンは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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