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2019年05月16日更新

監修記事

壁のリフォーム工事!考えられる費用は?

壁面のリフォームは、お部屋の印象を大きく変えることができます。壁表面の素材を変えるものから、壁そのものを増設したり撤去したりする工事などが考えられます。今回は、壁のリフォームの具体的な種類と費用の目安をまとめます。

壁のリフォーム工事でできること

壁 リフォーム 費用

壁のリフォームでは、どんなことができるのでしょうか。この章では、壁のリフォームでなにができるのかをご紹介します。

修理工事

たとえば、穴が開いたり、傷がついてしまったりした壁があると気になりますし、実際の築年数よりも古く感じてしまいます。

部屋のイメージを大きく変えることなく、穴や傷を部分的に修理するリフォームが、壁の修理工事になります。

穴や傷の大きさによって工事内容は異なりますが、修理工事は基本的に最低限の補修をします。

ある程度大きな穴や傷であれば、修理する部分の壁紙の一部をはがし、傷のある石膏ボードや木工ボード(板)を取り替えてから、はがした部分の壁紙を新しくします。

この場合、壁紙などの壁の仕上げ面は、年月とともに汚れがついたり色が変化したりしているため、同じ素材であっても新しくした修理箇所が目立つ可能性があります。

その場合はある程度広範囲(壁一面)にするなどを進められることもあるでしょう。

仕上げ材の変更

壁の仕上げ材とは、壁の表面の壁紙や塗装のことです。仕上げ材の変更は見た目をきれいに新しくする以外にも、部屋のイメージを変えたり、環境を変えたりすることができます。

たとえば、古い壁紙を新しくした場合、見た目がきれいになるほか、部屋の中がワントーン明るくなる効果があります。

また、色を変えることで部屋のイメージをガラッと変えることも可能です。

ほかに、和室を洋室に変えるような場合には、砂壁を壁紙に変更することもあるでしょう。

調湿効果のある珪藻土を塗る工事やエコカラットなどのタイルを貼る工事は、室内環境をよくすると近年は人気が高まっています。

間仕切り壁の設置

家族構成の変化などにあわせて、間仕切り壁を新規に設置する工事も考えられます。

よくおこなわれているのは、子どもが小さいうちは1室で子ども部屋を広く使い、子どもの成長に合わせて間仕切り壁を設置して2つの部屋に分ける工事です。

新築時に、将来部屋を分ける予定で2つの扉を用意しておくこともあります。

その場合は比較的簡単に壁を設置でき費用も安くすむため、予定がある場合は対応できるようにしておくとよいでしょう。

間仕切り壁の撤去

子供が巣立ったなどの家族構成の変化に合わせておこなわれるのが、間仕切り壁の撤去です。

リビング横に部屋がある場合にその壁を撤去して、リビングとつなげて広くする工事も人気があります。

間仕切り壁の撤去工事自体は簡単なものですが、撤去に付随する工事をどこまでするかで費用が大きく異なります。

またその壁を撤去することによる耐震性の変化についても考慮しておくと良いでしょう。

壁を撤去すると、壁が接していた床や天井、壁の修理が必要になり、部分的な修理では、きれいに仕上がらないことが多くなります。

2つの部屋の仕上げが異なる場合は、フローリングや壁紙を貼り直して連続した1つの部屋にすると満足感が高くなります。

このような場合は、部屋が広くなればなるほど工事費用が高くなります。

壁のリフォーム!種別ごとにかかる費用は?

前章では、壁のリフォームの種類を確認しました。この章では、それぞれの壁のリフォームにかかる費用を紹介します。

ただし、リフォーム費用は使う材料のランクやリフォームする壁のサイズによって異なります。

また、依頼する業者によっても違いがありますので、壁のリフォームにはどの程度費用がかかるのかの目安として利用してください。

補修工事の費用

補修工事の費用は、壁の穴や傷の大きさと深さによって異なります。

小さな穴や傷であればパテで埋めて仕上げを新しくするだけですみますが、大きくて深い傷になると石膏や木工ボードの取り替えが必要になり修理の範囲も広くなり費用も高くなります。

きれいに仕上げるためには、傷部分だけでなく広い範囲で仕上げ材を新しくする必要があり、どこまでするかで価格は異なります。

穴や傷の部分的な補修工事の費用目安は、約25,000円~5万円ほどです。

仕上げ材の変更費用

壁の仕上げ材を変更費用は、仕上げ材の価格によって大きく変わります。

たとえば、壁紙を新しく貼り直す場合は、壁紙の価格と貼り替える面積が大きく影響します。

材料費のほかに、面積によって手間も変わってくるため、単純に面積が大きくなれば費用は高くなります。

壁紙を新しく貼り替える場合の費用目安は、約4万円~6万円となります。壁紙ではなく、珪藻土や漆喰などを塗る場合の費用は、約8万円~12万円ほどです。

和室を洋室にするなどの場合には、砂壁を珪藻土に塗り替えることもあります。

その場合の費用は、約9万円~13万円程度になります。

砂壁に珪藻土を塗る場合は、砂壁が傷んでいてもある程度きれいに塗り替えることができますが、砂壁の上に壁紙を貼る場合は砂壁の傷みが激しいと上から貼った壁紙が下の砂壁と一緒に剥がれてしまうことが多いので持ちが悪くなったりきれいに貼ることができません。

そのため、砂壁を一度きちんと落として下地調整を行うか、砂壁の上にボードを貼った上に壁紙を貼ることになるため、約10万円~15万円程度費用がかかるでしょう。

エコカラットなどの調湿・消臭タイルを貼る場合は、貼るサイズによりますがタイルが高いため、約6万円~20万円程度必要になります。

間仕切り壁の設置費用

間仕切り壁を設置する場合、仕切った部屋に入る扉が新たに必要になると工事費用がアップします。

また、2つに部屋がわかれると、照明器具やエアコン、コンセントなどの電気工事が必要になることもあり、その場合は工事費用が高くなると考えてください。

間仕切り壁の設置費用の目安は、約8万円~15万円程度です。間仕切り壁の設置費用については次の章で詳しく解説します。

間仕切り壁の撤去費用

間仕切り壁の撤去には、設置するときよりも費用がかかることが多くなります。

壁が設置していた面の復旧、つながった部屋の連続性を保つための仕上げの変更などが必要になるからです。

間仕切り壁の撤去だけのシンプルな工事費用で、約5万円程度と考えられます。

間仕切り壁の撤去費用については次の章で詳しく解説します。

壁の仕上げ材ごとにかかるリフォーム費用

この章では、仕上げ材のリフォーム費用について、具体例をあげて解説します。

壁紙の変更

壁紙のリフォーム費用は、壁の面積、壁紙のグレードが影響します。

壁紙は、安価なスタンダードのタイプもあれば、調湿や消臭などの機能付き壁紙、おしゃれな輸入壁紙など幅広い商品があり、価格もさまざまです。

壁紙変更の費用は、簡単に言うと必要な面積の壁紙代と作業費(古い壁紙を剥がし、剥がした後の凸凹になった壁を平滑にするようパテで調整し、乾いたのちい新しい壁紙を貼る作業)ということになります。

ほかに、はがした古い壁紙などの廃材処理費用なども必要になるでしょう。

6畳の部屋の壁で、スタンダートな壁紙で貼り替えた場合、約4万円~6万円が目安になります。

この数値を基準に、部屋の広さや壁紙のグレードで価格が変化すると考えてください。

珪藻土を塗る

珪藻土の壁は、湿度を調整でき消臭効果があると注目されています。

また、塗り方によって壁面に模様をつける楽しみもあり、人気が高まっています。

珪藻土も壁の面積と材料費を基本に、作業代がプラスされ、珪藻土の価格にも幅があります。

安価なものは調湿効果などが期待できないこともあるため、内容をよく確認してください。

6畳の部屋の壁で、約8万円~12万円が基本の費用です。

和室の壁仕上げ材のリフォーム

和室の壁をリフォームする場合は、既存の壁の仕上げの種類によって価格が変わります。

和室の壁を砂壁や聚壁などの左官の壁にするのは調湿効果があり、和室のイメージにあうため、よく使われる材料です。

古い砂壁を新しく塗り直す場合、床の間がなければ約5万円~10万円が目安となります。床の間があると、この価格より高くなることが多いでしょう。

砂壁を珪藻土に塗り替える場合は、約9万円~13万円が目安です。

ただし、砂壁の傷みが激しい場合は、砂壁の表面を固めてなめらかにすることが必要になり、費用がアップすることもあります。

ほかに、和室を洋室に変更する場合などには、砂壁を壁紙にするリフォームがよくおこなわれます。

基本的に、古い砂壁にそのまま壁紙を貼ることはできません。

古い砂壁の表面をならして固めてから壁紙を貼るか、古い砂壁の上にボードを貼ってから壁紙を貼るという方法になり、費用は約10万円~15万円程度になるでしょう。

間仕切り壁の設置または撤去!リフォーム費用はいくらかかる?

壁 リフォーム 費用

次に間仕切り壁の設置や撤去費用について詳しく確認してみましょう。

間仕切り壁の設置

間仕切り壁を設置するリフォームは、子ども部屋を作るときによくおこなわれます。

子どもが小さいうちは広い空間で一緒に過ごし、成長とともにそれぞれの部屋が持てるように、壁を設置して部屋を分ける工事です。

新築時から将来を見越して、2つの扉を設置しておくことが多く、扉があり、予定されていた場所に間仕切り壁を設置する場合は、費用も少なくすみます。

その場合は約8万円~15万円程度と考えてよいでしょう。

新たに扉の設置が必要になると、価格もアップして約30万円~40万円程度が必要となります。

ほかに、電気工事も関係してきますので注意が必要です。

2つの部屋に仕切ったら、片側の部屋には天井に照明がつけられない、コンセントがなかったということになることがあり、その場合は電気工事も必要になります。

また、各部屋にエアコンの設置をする場合は、エアコン設置にかかる電気設備や設置費用もかかります。

間仕切り壁の撤去

間仕切り壁の撤去は、使っていない部屋をつなげる場合や、リビングを隣の部屋とつなげて広く使いたい場合によくおこなわれます。

注意点として、撤去する間仕切り壁が構造的に必要ない壁かどうかを確認する必要があります。

間仕切り壁を撤去しても建物の構造に影響がない壁でなければ撤去ができません。

また、つなげる2つの部屋に段差がある場合は、必要な工事項目が多くなるでしょう。

構造上の影響のない間仕切り壁を撤去するだけであれば、費用は約5万円程度になります。

もし、間仕切り壁の中にコンセントなどがあり電気工事が発生する場合は、約8万円~10万円が目安です。

しかし現実的に、間仕切り壁を撤去するだけでは、2つの部屋の仕上げが異なったりつながらなかったりと満足できないリフォームになってしまう可能性が高くなります。

間仕切り壁の撤去と合わせて、フローリングや壁・天井の仕上げの変更をおこなう場合は、約50万円~100万円と部屋の面積や仕上げの種類によって幅広い費用が必要になります。

このような大がかりな工事になる場合は、最初から数社のリフォーム業者に見積もりを依頼して比較検討することをおすすめします。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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