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2020年06月17日更新

スケルトンリフォームで間取り変更する際に知りたいポイント

スケルトンリフォームは既存の間取りによる制約を受けにくく、比較的自由な間取りを実現できるリフォームとして人気があります。この記事ではスケルトンリフォームとは何かといった基本的な点や、間取りを変更するために知っておきたい点などを紹介します。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

そもそもスケルトンリフォームとは?

住居全体をリフォームする方法としてスケルトンリフォームというものがあります。

スケルトンリフォームとは一体どのようなリフォームなのでしょうか。

建物を構造躯体のみに解体してから行うリフォーム

スケルトンリフォームとは建物の基礎や骨組みといった構造躯体のみを残し、一から内装や外装を作り直すリフォームのことを言います。

スケルトンリフォームでは外装だけでなく内装や壁も撤去するため、屋内外の配線や配管などの位置も変更することもできます。

住宅の外観や内観だけでなく機能面でも大きな変更が可能なスケルトンリフォームを行うことによって、新築同様の状態へとリフォームすることができるでしょう。

スケルトンリフォームは間取り変更がしやすい

スケルトンリフォームは躯体構造以外を一旦全て解体するため、既存の間取りによる制約をあまり受けずにリフォームを行うことができます。

そのため、部分的なリフォームと比べて間取りの変更を行いやすいという特徴があります。

もちろん骨組みを残したリフォームである以上、構造上必要な柱や壁を撤去することはできませんが、自由度の高いリフォームとして多くの人に選ばれています。

耐震補強工事もやり易く、必要に応じて同時検討をお勧めします。

スケルトンリフォームで間取り変更するメリット

部分的なリフォームではなく、スケルトンリフォームで間取りを変更することのメリットには次のようなものがあります。

一から理想の間取りを作ることができる

スケルトンリフォームでは躯体構造のみを残し、間取りや内装を一旦全て解体します。

壁も撤去するため、窓の位置や大きさを変更するなど、比較的自由に間取りを変更することもできます。

建物の耐久性を保つために必要な壁や柱などは抜くことができませんが、一から理想の間取りを作ることができるのもスケルトンリフォームのメリットです。

2部屋以上をつなげて大きなスペースを作ることができる

上述のように、スケルトンリフォームでは壁などを全て撤去するため、既存の間取りによる制約を受けることなくリフォームすることができます。

骨組みだけを残して新たな居住空間を作り上げるので、既存の壁を取り払って部屋同士を繋げて大きなスペースを作るといった変更も可能となります。

水回りの移動ができる

スケルトンリフォームでは壁や内装を解体するため、既存の配管が一旦むき出しになります。

配管の位置を変更することができるため、浴室やキッチンの位置を変更したり数を増やしたりすることも可能です。

部分的なリフォームでは水回りに関する大規模な変更は難しいですが、スケルトンリフォームなら水回りのリフォームも実現できます。

ライフスタイルに合った間取り変更ができる

長く暮らしていくうちにライフスタイルが変化し、生活に最適な間取りや必要な設備も変わってくることもあるでしょう。

家族の人数が増減して必要な間取りが変わった場合でも、スケルトンリフォームを行うことによって最適な住居にリフォームすることができます。

中古住宅を購入した場合でも、新たに居住する住人のライフスタイルに合わせてリフォームを行うケースもあります。

建て替えより安い費用で間取り変更ができる

スケルトンリフォームにかかる費用はリフォームの内容によっても異なります。

しかし、建て替えよりも安い費用で間取りを変更したり、住居を新築同様に一新することができるでしょう。

なぜなら、スケルトンリフォームは外装や内装を解体するものの、基礎や骨組みは既存のものをそのまま利用します。

そのため、新たに基礎や骨組みを組む必要がないため、その分の費用を安く抑えることができるのです。



スケルトンリフォームで間取り変更する場合の注意点

スケルトンリフォームで間取りを変更する場合は次のような点に注意しましょう。

一般的なリフォームと比べて工期が長くなる

スケルトンリフォームの工期は一般的なリフォームと比べると長くなる傾向があります。

特に築年数が古く、建物の躯体構造が劣化しているような状況であれば、既存の建物の解体に多くの時間を要するでしょう。

そして、建物内部の劣化状況は実際に解体を始めてみなければ正確な判断が難しい部分があります。

もちろん工事が始まる前に工期は提示されますが、いざリフォームを始めてみたら思った以上に時間がかかってしまうということもあるかもしれません。

マンションはリフォームに制約がかかる場合がある

マンションでリフォームを行う場合、リフォームの内容によっては制約を受ける場合があります。

マンションは自分で自由に利用することができる占有部分と、他の住人と共有で利用する共有部分から成り立っています。

このうち個人でのリフォームが可能な部分は基本的には占有部分のみとなります。

部分的なリフォームであれば、対象となる範囲が狭いことから占有部分のみで納まり、問題のない場合が多いでしょう。

しかし、スケルトンリフォームの場合は骨組みのみを残して部屋を解体することになるため、専有部分を超えないよう注意する必要があります。

まずは専有部分がどの範囲であるかについて確認し、管理規約でリフォームにどのような制約があるかについても確認しましょう。

建物の工法や構造により自由に間取り変更できない場合がある

スケルトンリフォームは既存の間取りにとらわれず、自由な間取りを実現することができるという魅力があります。

しかし、建物の工法や構造によっては自由に間取りを変更できない場合があります。

たとえば、面を接合して空間を作る壁式工法の場合、建物の耐久性を保つために抜くことができない壁の数が多くなります。

その場合は壁を撤去し、複数の部屋を繋げて広い空間を作ろうと考えても難しいでしょう。

スケルトンリフォームで間取り変更する場合の費用相場や工期

スケルトンリフォームにかかる費用は、内部のみをリフォームする場合と内外部をリフォームする場合とで異なります。

それぞれのケース別の費用相場と、スケルトンリフォームで間取りを変更する場合の工期の目安について紹介します。

内部のみのスケルトンリフォームにかかる費用相場

内部のみのスケルトンリフォームでは、壁や床は一旦撤去しますが、外装はそのまま残してリフォームを行います。

予算を抑えてフルリフォームしたい場合などにこの方法が選ばれます。

内部は全て解体するため、室内の見た目は新築同様の状態にすることができます。

外部についてはスケルトンリフォームではなく外壁塗装などで対応することによって、全体としての費用を抑えることができるでしょう。

ただし、内部のみのスケルトンリフォームの場合は窓枠は既存のままとなってしまいます。

そのため、内部のスケルトンリフォームと併せて窓のサッシを交換するケースも多いようです。

費用の目安としては、30坪の戸建て住宅の場合で約1,000~1,500万円が相場のようです。

内外部のスケルトンリフォームにかかる費用相場

内外部のスケルトンリフォームでは内部の壁や床はもちろんのこと、屋根や外壁も解体します。

基礎や骨組みのみを残して新たに住宅を作り直すため、新築に近い状態へとリフォームすることができます。

基礎や骨組みについては既存のものをそのまま再利用することができるため、新築の場合と比べるとその分の費用を抑えることができます。

ただし、スケルトンリフォームの場合は建て替えのように機械で建物を一気に解体することができません。

基本的には手作業での解体となるため、解体費用は建て替えの場合よりも高くついてしまうこともあるようです。

費用の目安としては、30坪の戸建て住宅の場合で約1,300~1,800万円が相場のようです。

スケルトンリフォームで間取り変更する場合の工期の目安

スケルトンリフォームの工期についても、プランニングの段階で工事完了の予定日が提示されるでしょう。

ただし、実際に建物の解体を開始した後にわかることもあるため、正確な工期は解体を始めてみなければ判断し難い部分があります。

30坪の住宅で一般的なリフォームを行う場合、工期の目安は約1~3カ月と言われていますが、スケルトンリフォームの場合はそれ以上の工期となることもあります。

仮住まいの確保についても検討しておきましょう。

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