2024年01月24日更新

監修記事

おすすめ外壁タイルメーカーの人気商品やタイルの特徴・リフォーム費用を解説

外壁タイルにはさまざまな特徴や機能があります。この記事では外壁タイルの特徴をはじめ、おすすめの外壁タイルメーカーや人気商品、外壁タイルメーカーを選ぶ際のポイントなど、リフォームで役立つ内容を解説していきます。

外壁タイルには他の外壁材にはないさまざまな特徴や機能があり、数多くの外壁タイルメーカーからさまざまなタイプが販売されています。

この記事では外壁タイルの特徴をはじめ、おすすめの外壁タイルメーカーや人気商品、外壁タイルメーカーを選ぶ際のポイントなど、リフォームで役立つ内容を解説しています。

自宅の外壁をタイルにリフォームしたい方には参考になる内容ですので、ぜひご覧ください。

外壁タイルの特徴や機能とは?

外壁タイルとは、土や石などの原料を高温で焼いて薄いタイル状にした建材です。

表面は石のように硬いので傷がつきにくく、耐久性や耐摩耗性に優れています。

そのため、メンテナンスの手間や費用がかからず長期にわたり建物を保護してくれます。

また、外壁タイルの最大の魅力は、デザイン性や立体性のある高級感です。

外壁タイルは素材や形状の種類が豊富で、お好みに合わせて選べます。

外壁は住宅の印象を決める重要な役割があるため、外壁タイルはおしゃれを演出したい方にはおすすめの外壁材です。

外壁タイルが他の外壁材より普及していない理由

外壁タイルが他の外壁材より普及していない最大の理由は、初期費用が高額であることです。

外壁材には外壁タイルの他にも窯業系サイディングやモルタル外壁があります。

新築住宅において、外壁を窯業系サイディングからタイルにすると、約200万円前後の追加費用が必要です。

外壁タイルは優れた性能がある高品質な建材である一方、高額な初期費用がハードルとなり、他の外壁材ほど普及していません。

しかし、他の外壁材よりもメンテナンスにかかる手間や費用はかからないので、長期的に見るとトータルのコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。

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外壁タイルのメリット・デメリット

外壁をタイルで仕上げるメリットをまとめました。

外壁をタイルで仕上げるメリット
・傷つきにくく、メンテナンス性が高い
・耐久性・耐候性・防水性・耐火性が高い
・外観がおしゃれに仕上がる

外壁タイルは仕上がりが立体的でおしゃれになり、建物全体を印象づける重要な部分となります。

外壁タイルは機能性が高く、豊富なバリエーションの中から色や形状を選べるので、納得のいくデザインが見つかるでしょう。

また、外壁タイルはメンテナンス性が高く経年劣化しにくいので、長期にわたって大規模なメンテナンスが必要ありません。

この他にも、外壁タイルは紫外線に強くて色褪せせず、破損しにくいなど多くのメリットがあります。

一方、外壁をタイルで仕上げるデメリットもまとめました。

外壁をタイルで仕上げるデメリット
・初期費用が高め
・剥離してしまうことがある
・施工するために時間がかかる

外壁をタイルで仕上げるデメリットは、やはり初期費用が高額という点で、普及を妨げる大きな要因となっています。

かつて外壁タイルは地震や強い衝撃によって、剥離して落下してしまう事例がありました。

しかし現在では技術が向上して、その危険性は少なくなっています。

他にも、外壁タイルの施工には高い技術力が必要で、工事に時間がかかることもデメリットの一つです。

施工期間は規模によって大きく異なりますので、事前に施工業者に確認しておきましょう。

おすすめ外壁タイルメーカーと人気商品

ここでは、おすすめの外壁タイルメーカーとその人気商品を10社紹介していきます。

LIXIL

「LIXIL」は国内大手の建材・住宅設備グループ企業です。

LIXILの外壁タイルは種類が非常に豊富で、空気に含まれる水分や雨水などを使って、きれいな外壁を持続させる防汚技術に優れています。

LIXIL「ストーンタイプコレクション」

画像出典:リクシル

「ストーンタイプコレクション」は、400mm×200mmの大型の磁器質タイルで、7種類のストーンタイプと13色のカラーバリエーションから選択可能です。

ストーンタイプコレクションは、天然石柄の華やかさを引き立て、空間に上質で高級感のある雰囲気を醸し出します。

セキスイハイム

「セキスイハイム」は、こだわりの工場で高品質の住まいを作っている国内の大手ハウスメーカーの一つです。

メンテナンスの手間を徹底して削減した、サビや風雨に強い外装材を使っています。

セキスイハイム「ヘリテージタイル」

画像出典:セキスイハイム

「ヘリテージタイル」は重厚な質感と自然の風合いと陰影を演出し、落ち着いた格調高い印象を与えます。

40年後もほとんど色落ちすることがないため、メンテナンスコストを抑えられます。美しさと強さを兼ね備えたタイルです。

サンワカンパニー

「サンワカンパニー」はイタリアやスペイン、中国など世界中からタイルを輸入しており、デザインや機能性をはじめ、定番のデザインから最新のタイルまで幅広く取りそろえています。

サンワカンパニー「ロックス」

「ロックス」は、天然石のクオーツサイト(石英岩)の石目を磁器質タイルで再現しており、立体的なデザインが上品さと頑丈なイメージを与えます。

防水性にも優れており、53ものパターンで変化に富んだ空間作りの表現が可能です。

平田タイル

「平田タイル」は1919年に京都で創業し、販売だけでなく商品開発や施工まで幅広く手がけているメーカーです。

全ての製造の工程を社内工場で行っており、技術と知識を駆使して幅広く多彩なタイルの生産を行い、最高の品質とデザインの提供を目指しています。

平田タイル「PRATA」

画像出典:平田タイル

「PRATA」は、いぶし瓦の「いぶし銀」がモチーフとなっており、渋い光沢と焼き物の質感が特徴的な磁気質タイルです。

磁器質タイルは耐久性や耐水性に優れており、長きにわたってその風合いを楽しめます。

杉浦製陶

「杉浦製陶」は1950年の創業からタイルを作るすべての生産工程にこだわり、幅広く多彩なタイルを短納期で生産するなど、お客様の要望に対応できるように取り組んでいるメーカーです。

杉浦製陶「Yoroi Border」

画像出典:杉浦製陶

「Yoroi Border」は鎖のように重なり合っているため、下地の接着剤を紫外線から守る効果があります。

陰影感のある重厚な印象で、見た人に上品な印象を与えることでしょう。

アイコットリョーワ

「アイコットリョーワ」はタイルに新たな考えや技術を取り入れインパクトのある変革を積み重ねてきました。

時代やニーズに合うタイルをリーズナブルで安定的に供給する外装タイルメーカーです。

日本でトップクラスのタイル生産販売量があるメーカーで、ハイクオリティかつロープライスの実現を目指して、自社グループ内の一貫体制と、最適地での生産という2つの体制を構築しています。

アイコットリョーワ「アーバングランド」

「アーバングランド」は磁気質の大型タイルで、見る人に洗練された都会的な印象を与えます。

戸建て住宅用に厚さを7mmに抑え、建物への負担を軽減しています。

名古屋モザイク工業

「名古屋モザイク工業」は、アートモザイクタイルや外装壁タイルなど、10,000点以上のタイル関連製品を総合的に販売するメーカーです。

常に世界の最新デザインと先進技術をくまなくリサーチし、世界各国のタイルを輸入しています。

国産タイルの販売にも注力しており、さまざまなニーズに応える製品の企画開発と販売を行っています。

名古屋モザイク工業「モンティニャック」

「モンティニャック」はナチュラルで柔らかな色合いの磁器質タイルで、外壁のみならず屋内壁や床などさまざまな場所に使えます。

落ち着いた色味なので、見る人にエレガントな印象を与えます。

セラメッセ

「セラメッセ」は日本の外壁タイルメーカーで、時代の感性やニーズを追求したタイル製品の開発と営業を展開しています。

最古の建材に最先端技術を掛け合わせることで、機能性が豊富なタイルを次々と生み出しているメーカーです。

セラメッセ「flavor」

画像出典:セラメッセ

「flavor」は一般住宅向けのタイルで、パステルカラー16色から自由に3色まで組み合わせが可能です。

自分好みの色合いを見つけられるため、絵を描くように自由に楽しみつつ選択できます。

Danto Tile

「Danto Tile」は、「Life With Tile」を理念に掲げて、135年以上も自社工場でタイルを製造し続けているメーカーです。

Danto Tile「サーレイ」

画像出典:Danto Tile

「サーレイ」は、奥行きや深みをつくり出す土もの調のタイルで、見る人に塗り重ねた土の層のような印象を与えます。

カラーは5種類、パターンは3種類で計15種類の中から好みのタイルを選べます。

日東製陶所

「日東製陶所」は「一筋に、ひたむきに」を合言葉に、タイル一筋に取り組んでいる、国内シェア30%を誇るタイルメーカーです。

多彩なタイルを提案し、多くのお客様から選ばれるタイルメーカーを目指して挑戦し続けています。

日東製陶所「モデスティボーダー」

画像出典:日東製陶所

「モデスティボーダー」は、不統一の立体感があることで独自の陰影を生み出し、重厚かつ高級感あふれる印象を与えます。

日本で生産され、独特の味わいがあるタイルです。

アドヴァングループ

「アドヴァングループ」は建材の自社工場を持たないメーカーで、世界の一級品を納得価格で届けられるように取り組んでいるメーカーです。

商品のデザイン性や機能性、コストに徹底したこだわりを持ち、その高品質な商品は、業界最大級の広さを持つ全国5カ所のショールームで実感できます。

アドヴァングループ「ベルギーブリックタイル」

「ベルギーブリックタイル」とは粘土が主原料のレンガ材です。

レンガは断熱性に優れており、快適な室内環境を整えます。

また、石材と比べても軽量で建物への負担も少なく、施工性も良い建材です。

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外壁タイルメーカーを選ぶ際のポイント

ここでは外壁タイルメーカーを選ぶ際のポイントを、4つ解説していきます。

デザイン性を高くするか機能性を高くするか考える

外壁タイルメーカーを選ぶときには、デザイン性、機能性どちらをより重視するかを考えましょう。

外壁タイルメーカーに何を求めるか、優先順位を立てて考えると選びやすくなります。

価格の安さを重視するか品質の高さを重視するか考える

外壁タイルは他の外壁材よりも費用がかかるので、外壁タイルにどれくらいの予算を割り当てられるのか計算しておきましょう。

予算を決めてそこから逆算して価格の安さを重視するか、品質の高さを重視するか考えます。

見積もりを業者に依頼し、どちらを重視するのか比較検討するとよいでしょう。

簡単に無料で見積もりが出来ますので、ぜひこちらからハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

外壁タイルは国内製にするか海外製にするか考える

外壁タイルを、国内製にするか海外製にするかを1つのポイントとして考えましょう。

それによって選ぶ外壁タイルメーカーも変わります。

外壁タイルはハウスメーカー製かタイル会社製かどちらにするか考える

外壁タイルはハウスメーカー製とタイル会社製のものがあります。

ハウスメーカー製は、住宅や建築のことを知り尽くしたメーカーなので、高品質かつ高機能なタイルがそろっています。

タイル会社製は、自社製品であったり海外から輸入したりと、デザインのバリエーションが豊富です。

各メーカーによってさまざまな特徴があるので、カタログやサンプルを請求して検討してみましょう。

外壁材をタイルにするためのリフォームの費用相場と工期

ここでは外壁材をタイルにするための、リフォームの一般的な費用相場と工期について解説していきます。

外壁タイルのリフォームは、1平方メートルあたり約1万円〜約5万円が相場です。

外壁タイルの施工費の他にも、足場代や養生費、運搬費などの諸経費も発生します。

工期は一般的な一戸建て住宅の場合は約3週間かかります。

しかし、使用するタイルや施工面積などによって費用と工期は大きく変動しますので、あくまで目安としてお考えください。

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お得に外壁をタイルにリフォームする方法とは?

お得に外壁をタイルにリフォームするにはどのような方法があるのでしょうか。

ここでは2つ解説していきます。

外壁タイルの施工実績のある業者に依頼する

外壁タイルの施工実績が豊富な業者に依頼しましょう。

外壁タイルの仕上がりは職人の腕に大きく左右されます。

そのため、多少費用が高くても施工実績のある業者への依頼がおすすめです。

施工不良のない業者を選ぶと、施工後のメンテナンスや補修費用を抑えられます。

同じ外壁タイルのリフォーム内容で相見積もりを行う

同じ外壁タイルのリフォーム内容で、複数の外壁タイル業者に依頼して相見積もりを取るようにしましょう。

1社だけでは見積もりの金額が適正か判断は難しく、リフォーム会社によって提示金額も異なるので、複数の業者をしっかり比較検討することが大切です。

1社1社見積もりを依頼するのは手間と時間がかかり面倒だという方は、リフォーム一括見積もりサイトの「ハピすむ」が便利です

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外壁リフォームで、優良な会社を見つけるには?

本記事の外壁リフォームは一例で、「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なり」ます。複数社の見積もりを「比較」をすることが重要です!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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