タイル外壁にリフォームすると後悔する?検討時はデメリットもチェック!

ベージュと黒の外壁タイルを比較した背景と「メリット・デメリットを比較」の文字

タイル外壁にリフォームしたいものの、費用の高さや施工後の後悔が気になっている人も多いでしょう。この記事では、タイル外壁にリフォームするメリット・デメリットや費用相場、注意点を解説します。

リフォーム費用すぐわかる!

タイル外壁にリフォームするメリット

タイル外壁にリフォームすると、高級感のある外観に仕上がるほか、変色しにくい、デザインを選びやすいなどのメリットがあります。ここでは、タイル外壁を選ぶ主なメリットを見ていきましょう。

高級感、変色しにくさ、デザインの豊富さ、維持費の抑えやすさというタイル外壁の4つのメリットを示した図解
タイル外壁にリフォームする4つのメリット

【メリット1】高級感のある外観を演出できる

石や粘土などの自然素材でつくられたタイルは、自然な風合いを感じられるため、高級感のある外観を演出できます。たとえば、ニッタイのマジカルライトストーンという商品は、石の自然な風合いがただよう高級感も魅力です。

ニッタイのマジカルライトストーン
出典:マジカルライトストーン(ニッタイ)

このようにデザイン性も高いタイルを採用すれば、高級感だけでなく、おしゃれな雰囲気も演出できるでしょう。

【メリット2】変色を起こしにくい

タイル外壁は、土などの自然素材を高温で焼き固めてつくられるため、変色しにくい点もメリットです。たとえば、表面を塗膜で保護している窯業系サイディングは、紫外線などの影響で塗膜が劣化し、外壁全体が変色することがあります。一方、タイル外壁は紫外線による変色が起きにくく、美観を維持しやすいでしょう。

【メリット3】選べるデザインが豊富

タイル外壁は、色や寸法などのバリエーションが多いため、選べるデザインが豊富な点もメリットです。たとえば、LIXILのストーンタイプコレクションという商品は、同じ商品でも13色のバリエーションがあります。そのため、理想の外観のイメージにあわせて、タイルの色を選べるのが魅力です。

LIXILのストーンタイプコレクション
出典:ストーンタイプコレクション(LIXIL)

このようにタイル外壁はデザインが豊富であるため、さまざまな建物の外観にあわせやすいでしょう。

【メリット4】メンテナンス費用を抑えやすい

タイル外壁は耐久性が高く、メンテナンス費用を抑えやすい点もメリットです。耐用年数が40年以上とされるため、ほかの外壁材に比べて張り替えや部分補修の頻度を減らせる傾向にあります。長期的に見ると、外壁の維持費を節約しやすいでしょう。

リフォーム費用すぐわかる!

タイル外壁にリフォームするデメリット

タイル外壁へのリフォームには、費用が高くなりやすい、建物によっては耐震性に影響するなどのデメリットもあります。施工後に後悔しないよう、検討時に確認しておきたい点を見ていきましょう。

【デメリット1】リフォーム費用が高くなりやすい

1平方メートルあたりの費用相場について、タイルの1.3万〜3.5万円と窯業系サイディングの0.4万〜0.7万円を比較した図解
タイル外壁と窯業系サイディングの費用比較

タイル外壁は、サイディングなどの外壁材よりも商品価格が高い場合も多いため、リフォームにかかる費用も高くなる傾向にあります。たとえば、タイルに張り替える場合の費用は、1㎡あたり1.3万〜3.5万円が目安。一方、窯業系サイディングは0.4万〜0.7万円が目安です。

外壁の種類費用相場(1㎡あたり)
タイル1.3万〜3.5万円
窯業系サイディング0.4万〜0.7万円

しかし、リフォーム費用が高くなりやすいタイルには、デザイン性が高いなどのメリットもあります。タイル外壁のメリットとデメリットのどちらも理解した上で、リフォームでタイルを採用するか検討してみましょう。

あわせて読みたい外壁リフォームにかかる費用の目安は?おしゃれな事例もチェック

【デメリット2】耐震性の低下するケースがある

タイル外壁は、金属サイディングなどと比べて重い商品もあるため、建物全体の重量が増すことで、耐震性に影響するケースがあります。とくに、築年数が古い建物や耐震性に不安がある建物では、外壁材の重さだけで判断せず、建物の構造や劣化状況もあわせて確認することが大切です。耐震性を高めたい場合は、軽い外壁材への張り替えだけでなく、耐震補強が必要になるケースもあります。タイル外壁へのリフォームを検討する際は、必要に応じて耐震診断を受け、建物に合った外壁材や補強方法を業者に相談しましょう。

リフォーム費用すぐわかる!

タイル外壁で見られる経年劣化の症状

タイル外壁では、はがれ・浮き・ひび割れなどの経年劣化が見られることがあります。症状ごとの特徴を知っておくと、補修やリフォームを検討するタイミングを判断しやすくなります。

白華、はがれや浮き、ひび割れや欠損、目地のひび割れというタイル外壁の主な経年劣化を示した図解
タイル外壁で見られる4つの経年劣化

【症状1】白華現象(エフロレッセンス)

タイル外壁で見られる「白華現象(エフロレッセンス)」は、目地やモルタルに含まれるカルシウムが雨水に溶け出し、外壁に白い粉として現れる現象です。目地やモルタルが硬化する前に雨水にさらされたことなどが原因として挙げられ、内側に雨水が入り込んでいる可能性もあります。白い粉を放置すると硬くなり、建物の美観を損ねるおそれがあるため、早めの確認が必要です。

【症状2】はがれ・浮き

外壁に張ったタイルの接着が弱くなると、はがれや浮きが発生しやすくなります。放置すると、タイルが落下して人に当たる事故につながるおそれがあります。また、落下によって外壁面が欠損すると雨漏りのリスクも高まるため、早めの補修が必要です。

【症状3】ひび割れ・欠損

地震や経年劣化などでタイルにひび割れや欠損が発生すると、内側に雨水が入り込みやすくなります。雨水が入るとタイルや目地の劣化が進み、症状が広がるおそれもあります。ひび割れや欠損を見つけた場合は、早めに部分補修などで対処しましょう。

【症状4】目地のひび割れ・はがれ

タイル外壁の目地が劣化すると、ひび割れやはがれを起こし、外壁の内側に雨水が入りやすくなります。一般的に外壁の内側には防水シートが張られているため、必ず建物で雨漏りが起きるわけではないものの、雨漏りが起きるリスクは高くなるでしょう。そのため、タイル外壁の目地にひび割れやはがれが起きた場合は、早めに打ち替えなどのリフォームが必要です。

リフォーム費用すぐわかる!

タイル外壁のリフォームにかかる費用

30坪の建物を想定し、タイル外壁の張り替え、外壁塗装、目地の打ち替え、部分補修の費用目安と別途費用を比較した図解
タイル外壁リフォーム方法別の費用目安

タイル外壁のリフォームにかかる費用は、外壁をタイルに張り替える場合で200万〜400万円が目安です。

リフォーム方法費用相場(30坪の場合)
張り替え220万〜270万円
外壁塗装100万〜150万円
目地の打ち替え30万〜45万円
部分補修5万〜10万円

足場の設置や補修にかかる費用は別途
上記の費用には、足場の設置費用や外壁下地の補修費用は含まれていません。足場が必要な場合は、追加費用が発生する点に注意しましょう。

あわせて読みたい足場の設置費用はいくら?階数・坪数ごとの相場や計算方法を解説

【1】張り替え

外壁をタイルに張り替える場合の費用は、30坪の建物で220万〜270万円が目安です。ただしデザイン性の高いタイルなどを採用するなら、タイルへの張り替えにかかる費用が400万円以上となる場合もあります。

タイル外壁の張り替えで費用が高額になりやすいケース

  • デザイン性や機能性の高いタイルを採用する
  • サイズの小さいタイルを張る

また、タイルは1枚ずつ外壁に張る必要があるため、一般的なタイルよりサイズが小さい場合は、リフォームに時間がかかります。そのため、サイズが小さいタイルを外壁に採用すると、リフォームの費用も高くなりやすいでしょう。

【2】外壁塗装

タイル外壁の塗装にかかる費用は、30坪の建物で100万〜150万円が目安です。タイル外壁は耐久性・耐候性が高く、基本的に塗装は不要です。ただし、商品や劣化状況によっては美観が損なわれることもあり、その場合は塗装によるリフォームを検討します。

タイル外壁で塗装が必要なケース

  • 経年劣化で建物の美観が損なわれている
  • 汚れの付着が気になる

タイル外壁を塗装し、建物の美観やタイルの防汚性を取り戻しましょう。

あわせて読みたい外壁塗装の費用相場!30坪・塗料別の目安と補助金【2026年】

【3】目地の打ち替え

タイル外壁の目地の打ち替えにかかる費用は、30坪の建物で30万〜45万円が目安です。目地とは、タイル同士やタイルと窓枠などの隙間をうめるクッション材を指します。耐用年数は10年ほどが目安で、タイル本体よりも早く補修が必要になる傾向にあります。目地の割れを放置すると、隙間から雨水が入り、雨漏りにつながるおそれがあります。トラブルを防ぐためにも、定期的に目地を点検し、必要に応じて打ち替えを検討しましょう。

【4】部分補修

タイル外壁の部分補修にかかる費用は、5万〜10万円が目安です。1箇所あたり・1枚あたりの費用相場は安いものの、タイル外壁を補修する箇所が多い場合などには、費用が数万円かかる傾向にあります。

補修内容費用相場
タイルの浮きを改善700〜1,000円/箇所
タイルの一部を張り替え1,000〜2,000円/枚

また、上記の費用相場には足場の設置にかかる費用や諸経費が含まれていないため、それらも追加でかかる点に注意しましょう。

リフォーム費用すぐわかる!

タイル外壁のおしゃれなリフォーム事例

ここでは、外壁にタイルを採用したリフォーム事例を紹介します。仕上がりの雰囲気や工事内容を比較しながら、商品選びの参考にしてみてください。

【事例1】アクセントにタイル外壁を採用

費用約150万円
工期約1か月半
面積120㎡
住宅一戸建て

隣家のリフォームがきっかけで「我が家もリフォームをすべき時期なのでは」と思い、外壁のリフォームの相談をいただいた物件の施工事例です。外壁に経年劣化が見られたため、外壁全体のリフォームを提案しました。一度外壁全体を塗装でメンテナンスしたのち、道路側の外壁の一部をタイルで仕上げ、高級感のある外観に仕上げています。

【事例2】タイル外壁のはがれや浮きをリフォームで改善

費用約130万円
工期約1週間
住宅マンション

「地上にタイルが落ちてきた」とご相談があり、タイル外壁をリフォームした施工事例です。タイル外壁の既存の状態を点検したところ、タイルの浮きが見られたため、張り替えを提案しました。

【事例3】タイル外壁の一部を張り替え

費用約620万円
工期約1週間
面積20㎡
住宅マンション

建物の外壁において、一部タイルの劣化が見られたため、張り替えを提案しました。また、外壁塗装と部分補修によって、外壁全体をメンテナンスして、美観を維持しやすい状態に仕上げています。

【事例4】タイル外壁を専用塗料で塗装

費用約103万円
工期約8日間
面積91㎡
住宅一戸建て

「タイル外壁の目地の割れや、タイル表面のくすみが気になる」とご相談をいただいた、一戸建てにおけるリフォームの施工事例です。タイルの種類が陶磁器であったため、陶磁器タイル専用の塗料での塗装を提案しました。タイル外壁のリフォーム後には、お客さまから「新築のようになった」と喜びの声をいただきました。

リフォーム費用すぐわかる!

リフォームでタイル外壁を選ぶ際のポイント

リフォームでタイル外壁を選ぶ際は、デザインだけでなく、予算やメンテナンス性も確認しておくことが大切です。仕上がりや費用面で後悔しないよう、検討時に押さえたいポイントを見ていきましょう。

外観と調和するデザイン、商品価格と工事費を含む予算、汚れや目地のメンテナンスというタイル外壁選びの3つのポイントを示した図解
タイル外壁を選ぶ3つのポイント

【ポイント1】理想の外観にあうデザインか

タイル外壁は、商品によって色や大きさなどが異なるため、理想の外観にあうデザインを選んで採用しましょう。たとえば、石目調のデザインを採用すると、かっこいい雰囲気の外観を演出できます。

LIXILのストーンタイプコレクション
出典:ストーンタイプコレクション(LIXIL)

タイル外壁にあわせて玄関ドアや窓のデザインも整えると、建物全体に統一感が生まれます。理想の外観を具体的にイメージしたうえで、雰囲気に合うタイルを選びましょう。

【ポイント2】予算にあう商品であるか

タイル外壁は、採用する商品によって価格が異なるため、予算にあう商品を選ぶことも大切です。たとえば、LIXILの外壁用タイル「サイモン」は、仕様によって1㎡あたり14,000〜16,900円が目安です。「ストーンタイプコレクション ボーダーL」は、1㎡あたり18,800円の商品があります。

商品名(LIXIL)商品価格(1㎡あたり)
サイモン14,000〜16,900円
ストーンタイプコレクション ボーダーL18,800円
LIXILのサイモン
出典:サイモン(LIXIL)

このように、外壁用のタイルは商品や形状によって価格が異なります。商品価格は改定されることもあるため、リフォーム費用が予算におさまるか、見積もり時に最新価格も含めて確認しておきましょう。

【ポイント3】メンテナンスの費用を抑えられるか

汚れがつきにくいタイルなど、耐久性や美観を維持しやすい商品を選ぶと、メンテナンスの費用を抑えられる場合があります。ただし、防汚機能の有無や効果の出方は商品によって異なります。外壁タイルを選ぶ際は、デザインや価格だけでなく、汚れにくさ・清掃方法・目地のメンテナンス頻度も確認しておきましょう。リフォーム後の維持費で後悔しないよう、商品選びの段階でメンテナンス費用も確認しておきましょう。

リフォーム費用すぐわかる!

タイル外壁にリフォームする際の注意点

タイル外壁へのリフォームでは、使用できるタイルの種類や施工方法、メンテナンスの必要性を事前に確認しておく必要があります。施工後のトラブルを防ぐために、注意点を順番に見ていきましょう。

【注意点1】外壁リフォームに採用できないタイルもある

磁器質は3%以下、せっ器質は10%以下、陶器質は50%以下というタイル素材別の吸水率の目安を比較した図解
タイル素材別の吸水率の目安

タイル外壁にリフォームする際には、吸水率が高いなどの理由で、外壁材として不向きなタイルもある点に注意しましょう。タイルには磁器質・せっ器質・陶器質などの種類があり、一般的に陶器質は磁器質やせっ器質より吸水率が高い傾向にあります。

タイルの素材の種類吸水率の目安
磁器質3%以下
せっ器質10%以下
陶器質50%以下

外壁材に吸水率の高いタイルを使うと、雨水を吸い込み、割れなどの症状が出るおそれがあります。リフォームのやり直しを避けるためにも、外壁材として使えるタイルかどうかを事前に確認しておきましょう。

【注意点2】塗料によってはタイルの風合いが変わる

タイル外壁を塗装する際、色がついた塗料を使うと、タイルの風合いが変わってしまうおそれもあります。高温で焼いてつくるタイルは、土や石などの自然素材の風合いを楽しめるのも魅力です。そのようなタイルの風合いをリフォーム後も残したい場合は、色のないクリア塗料の採用を検討しましょう。

【注意点3】固定資産税が増える場合もある

固定資産税は、建物の評価額をもとに算出されます。固定資産評価基準では外壁仕上げごとに標準評点数が定められており、外装タイルはサイディングなどと評価上の扱いが異なる場合があります。ただし、タイルに張り替えたからといって、必ずすぐに固定資産税が上がるとは限りません。工事内容や自治体の評価方法、評価替えのタイミングによって扱いが変わるため、税額への影響が気になる場合は自治体の固定資産税担当窓口に確認しておきましょう。

※ 参考:総務省「固定資産評価基準」

あわせて読みたい固定資産税はリフォームでどう変わる?変動条件や減税制度などを解説

【注意点4】施工不良でタイルが落下するトラブルも

タイル外壁にリフォームする際、コンクリートの目荒らしが不十分だと、タイルが落下するトラブルにつながることがあります。下地処理が適切でない場合、モルタルの密着度が下がり、落下リスクが高まるためです。施工不良を防ぐには、タイル外壁リフォームの実績が豊富な業者に依頼しましょう。

※ モルタルでタイルを外壁に張る際、モルタルの密着度を向上させるために、コンクリートに傷をつける作業のこと

【注意点5】目地などのメンテナンスは必要

施工時から約10年を目安に目地を点検・補修し、タイル本体は40年以上の耐用年数が目安であることを示した図解
タイル外壁のメンテナンス時期

タイル外壁は耐用年数が長いのも魅力であるものの、タイルとタイルの隙間をうめる目地などのメンテナンスは必要です。タイル外壁の目地の耐用年数は、10年ほどが目安。前回の外壁のリフォームから10年を目安に、目地の打ち替えや増し打ちが必要です。そのため、定期的に外壁の状態を点検する必要がある点も覚えておきましょう。

【注意点6】外壁まわりの付帯物を脱着するケースもある

リフォームで外壁をタイルに張り替える場合、タイルの寸法や厚みによっては、外壁に設置しているガス給湯器や換気扇などを一度取り外す必要があります。脱着には専門業者の作業が必要になることも多く、手配費用がかかる場合があります。また、付帯物が劣化していると、脱着時に破損して再利用できないおそれもあります。その場合は新しい商品への交換が必要になり、追加費用が発生する点にも注意しましょう。

リフォーム費用すぐわかる!

タイル外壁のリフォームでおすすめしたいメーカー

タイル外壁のリフォームでは、LIXILや名古屋モザイク工業などのメーカー商品が選択肢になります。各メーカーの特徴を比較し、リフォームで採用する商品を選ぶ際の参考にしてみてください。

【おすすめ1】LIXIL

LIXILでは、きれいな状態を維持しやすい防汚性の高い外壁タイルを扱っています。外壁表面に水分となじみやすい膜があるため、空気中の水分や雨水の力で、付着した汚れを落としやすくする仕組みです。そのため、タイル外壁に汚れがつきにくく、建物の美観を維持しやすいでしょう。

【おすすめ2】名古屋モザイク工業

名古屋モザイク工業の外壁タイルは、デザイン性の高さとバリエーションの豊富さが魅力です。都会的でシャープな雰囲気の商品から、レトロでかわいらしい商品まで、幅広いテイストがそろっています。

名古屋モザイクのグレモス
出典:グレモス(名古屋モザイク)

そのため、理想の建物の外観にあった、最適なタイル外壁を選択しやすいでしょう。

【おすすめ3】日東製陶所

日東製陶所のタイル外壁は、高級感のあるデザインが魅力です。たとえば、日東製陶所のピアーナというタイル外壁は、薄い石を積み重ねたようなモダンなデザインが特徴の商品。ピアーナを採用すれば、上品な雰囲気がただよう外観に仕上げられます。

日東製陶所のピアーナ
出典:ピアーナ(日東製陶所)

もしタイル外壁のリフォームで高級感を重視したい場合は、日東製陶所のタイル外壁の採用を検討してみましょう。

【おすすめ4】アドヴァン

アドヴァンは、海外から仕入れたタイル外壁を販売しているため、海外の住宅のようなデザインに仕上げたい場合におすすめのメーカーです。

アドヴァンの外装タイル
出典:イン&アウトタイル(アドヴァン)

海外で製造されたタイル外壁は、国内のタイルとは素材や焼き方などが異なる場合もあり、独特の風合いを楽しめるでしょう。

リフォーム費用すぐわかる!

【Q&A】タイル外壁のリフォームに関するよくある質問

外壁をリフォームするならタイルとサイディングのどちらがおすすめ?

外壁リフォームで外壁材を選ぶ際、耐久性を重視するならタイル、価格を抑えたいならサイディングが選択肢になります。どちらを採用するか迷った場合は、費用やデザイン、メンテナンス性を比較して検討しましょう。

タイル外壁の寸法に種類はある?

外壁で使うタイルの寸法には、二丁掛けや50角などの種類があります。

タイル外壁の種類寸法(単位:mm)
小口平108×60
二丁掛け227×60
50角45×45
45二丁95×45
45三丁45×145
45四丁45×195

タイルの寸法によってデザインが異なるため、理想の建物の外観をイメージして、リフォームで採用するタイルを選びましょう。

タイル外壁のリフォームで火災保険は活用できる?

タイル外壁のリフォームでは、火災保険を活用できる場合があります。対象になりやすいのは、自然災害が原因でタイル外壁に割れやはがれなどが発生したケースです。ただし、加入している火災保険によって適用条件は異なるため、契約内容を確認しておきましょう。

あわせて読みたい火災保険で屋根修理はできる?適用条件と経年劣化による損傷の扱いを解説

タイル外壁をメンテナンスしなかった場合のリスクは?

タイル外壁をメンテナンスしなかった場合には、タイルの落下や建物の雨漏りが起きるリスクもあります。

  • タイルがはがれて落下する
  • 建物の雨漏りで木材や断熱材が腐食する
  • タイル外壁の張り替えが必要になる

雨漏りによって建物を支える木材などが腐食すると、大規模なリフォームが必要になることがあります。その場合、修繕費用も高額になりやすいため、定期的にタイル外壁を点検・メンテナンスしておきましょう。

タイル外壁の劣化を調査する方法は?

サーモグラフィで確認する赤外線調査と、打診音でタイルの浮きを確認する打診調査を比較した図解
タイル外壁の劣化を調べる2つの方法

タイル外壁の劣化を調査するには、赤外線調査などの方法があります。

  • 赤外線調査
    サーモグラフィで外壁を撮影し、タイルの劣化の有無を調査する方法
  • 打診調査
    ハンマーなどでタイル外壁をたたいて、タイルに浮きがないか確かめる方法

タイル外壁の劣化状況に合わせて調査方法を選び、必要な補修やリフォーム内容を判断します。

タイル外壁にリフォームする流れは?

タイル外壁にリフォームする具体的な流れは、以下のとおりです。

足場設置、外壁材撤去、下地補修、タイル施工、コーキング、仕上がり確認、足場撤去というタイル外壁リフォームの7工程を示した図解
タイル外壁にリフォームする流れ
  1. 足場を設置する
  2. 既存の外壁材を撤去する
  3. 外壁の下地を補修する
    外壁の下地に腐食やひび割れなどがある場合は、下地を補修します。
  4. タイルを外壁に張る
  5. コーキングを注入する
  6. 仕上がりを確認する
  7. 足場を撤去する

タイル外壁のリフォームで活用できる補助金・助成金制度はある?

国や自治体の補助金・助成金制度のなかには、外壁まわりのリフォームで活用できる制度もあります。ただし、タイルを張る工事だけで対象になるとは限りません。多くの場合、断熱材・窓・ガラスなどの断熱改修や、省エネ性能を高める工事とあわせて実施することが条件になります。

2026年7月時点では、既存住宅の断熱リフォーム支援事業で令和8年6月公募が受付中です。自治体独自の制度は地域によって対象工事や申請期限が異なるため、タイル外壁のリフォームで補助金を使いたい場合は、契約前に対象工事・申請期限・予算の受付状況を確認しておきましょう。

※ 参考:既存住宅の断熱リフォーム支援事業

あわせて読みたい【2026年】既存住宅の断熱リフォーム支援事業とは?補助額や対象工事、申請方法を解説

タイル外壁のリフォームを依頼する業者選びのポイントは?

タイル外壁のリフォームを依頼する業者は、施工実績の豊富さや専門資格の有無を確認して選びましょう。

タイル外壁のリフォームを依頼する業者選びのポイント

  • タイル外壁のリフォームの施工実績が豊富であるか
  • 建物や外壁に関する専門資格をもっているか

施工実績が豊富である業者などを何社か選び、見積金額も比較してみた上で、どの業者にタイル外壁のリフォームを依頼するか決めましょう。

リフォーム費用すぐわかる!
LINE 友達追加
リフォーム費用すぐわかる!
【お住まい周辺】
無料一括最大3社
リフォーム見積もりをする