賃貸集合給湯省エネ2026事業とは?補助額や対象機器を解説

記事「賃貸集合給湯省エネ2026事業とは?補助額や対象機器を解説」のサムネイル画像です。賃貸オーナーの男女と施工業者が、新しい省エネ給湯器の前で握手をしており、給湯器からは金貨や「¥」マークが飛び出しています。背景にはマンションが描かれています。画像内には「速報」「賃貸オーナー必見! 給湯器交換で最大10万円補助」「2026年最新! 省エネ補助金がスタート! エコジョーズ等への交換が対象」というキャッチコピーが大きく記載され、制度のメリットを強調したイラストとなっています。

「賃貸集合給湯省エネ2026事業」は、2025年11月28日以降の着工分を対象に、高効率給湯器への交換で1台あたり5万円から最大10万円の補助が受けられる制度です。


賃貸オーナー様の設備更新コストを抑える絶好の機会ですが、開始前で未定な部分もあるため、現時点で判明している補助額や条件、注意点をシンプルに解説します。


※本記事は2025年12月時点の情報に基づきます。最新情報は必ず公式サイト等をご確認ください。 参考:経済産業省 資源エネルギー庁「賃貸集合給湯省エネ2026事業の概要」(PDF)

2026年02月02日更新

リフォーム費用すぐわかる!
所有している賃貸住宅の急騰気が立て続けに故障してしまい、交換費用に頭を悩ませている大家さんのイラスト
ハピすむのスタッフが大家さんに「大家さん、賃貸集合
給湯省2026の補助金を
使えば、1台最大10万円
戻ってくるかもしれ
ませんよ!」と助言しているイラスト

賃貸集合給湯省エネ2026事業は、賃貸マンションやアパートの給湯器を省エネ型へ交換する際に、1台あたり5万円から最大10万円の補助を受けられる制度です。2025年11月28日以降の着工分が対象となります

本記事では、賃貸オーナー様に向けて補助金額の決定条件や申請スケジュール、また検索されることの多いエコキュートが対象になるのかどうかについて、現時点での情報を分かりやすく解説します。

賃貸集合給湯省エネ2026事業の概要

本事業は、賃貸集合住宅における家庭部門のCO2削減を目的として、経済産業省が実施する補助金制度です。

昨年の2025事業の後継にあたり、オーナー様の費用負担を軽減しながら省エネ化を進めるための支援策として、令和6年度補正予算案に盛り込まれました。特に更新が進みにくい賃貸物件の「従来型給湯器」を、省エネ性能の高い機器へ交換する場合に費用の一部が補助されます。

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補助対象機器と金額|エコキュートは対象になる?

結論から言うと、本事業(賃貸集合給湯省エネ2026事業)の主な対象はガスや石油を燃料とする小型の省エネ給湯器であり、電気でお湯を沸かすエコキュートは別の補助金事業の対象となります。

本事業の対象機器

既存の賃貸集合住宅に設置されている従来型給湯器を、以下の基準を満たす機器へ交換する場合が対象です。

  • エコジョーズ(ガス給湯器)
  • エコフィール(石油給湯器)

エコキュートを導入したい場合

エコキュートへの交換を検討されている場合は、本事業ではなく給湯省エネ2026事業が対象となります。制度が異なりますのでご注意ください。

補助額の一覧

賃貸集合給湯省エネ2026事業における、給湯器の機能と工事内容に応じた補助金額を示すフローチャートです。「追焚き機能の有無」と「ドレン排水工事(共用廊下レール設置など)の有無」によって、補助額が5万円、7万円、8万円、10万円のいずれかに決定される流れを図解しています。
賃貸集合給湯省エネ2026事業の補助額条件分岐フロー図

本事業を利用してエコジョーズやエコフィールを導入する場合、機能(追焚きの有無)や設置工事の内容によって、以下の通り補助額が決定します。

給湯器の機能基本補助額ドレン排水工事あり
追焚き機能なし5万円/台8万円/台
追焚き機能あり7万円/台10万円/台

ドレン排水工事とは、省エネ型給湯器から排出される結露水(ドレン水)を適切に処理するため、共用廊下にレールを設置したり浴室へ配管したりする工事のことです。この工事を伴う場合は補助額が加算されます。

一般住宅(持ち家)にお住まいの方へ

本記事で解説しているのは「賃貸集合住宅」向けの制度です。ご自宅(持ち家)の給湯器交換やリフォームを検討されている場合は、対象となる制度が異なりますので、以下の記事をご参照ください。

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対象期間とスケジュール

賃貸集合給湯省エネ2026事業における対象期間とスケジュールを示すタイムラインのインフォグラフィックです。2025年11月28日からの「工事着手対象期間」と、2026年3月下旬(予定)からの「申請可能期間」が示されています。特に、制度開始前の着工でも遡って申請可能である点(着工前写真などの証拠保存が必須)や、予算上限に達し次第終了する点(遅くとも2026年12月頃まで)が強調されています。
賃貸集合給湯省エネ2026事業 対象期間とスケジュール

工事の着手期間は2025年11月28日以降です。制度開始前に着工した場合でも、遡って申請が可能となる見込みですが、証拠書類の保存などが必須条件となります。

  • 対象となる工事着手期間:2025年11月28日以降 ※契約日ではなく着工日が基準です
  • 交付申請期間(予定):2026年3月下旬 ~ 予算上限に達するまで※遅くとも2026年12月頃までの予定ですが、予算がなくなり次第終了します

まだ公募開始前であっても、着工前の写真撮影などが必要になるため、施工業者への早めの相談が重要です。

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申請方法と手続きの流れ

賃貸集合給湯省エネ2026事業の補助金について、腕組みをして困った表情の大家さんが「申請は面倒ではないか」と質問しているイラストです。対して、ハピすむの女性担当者が笑顔でガッツポーズをしながら「申請手続きは登録事業者が代行するため不要である」と回答し、手続きの簡便さをアピールしている

本補助金は、賃貸オーナー様本人が申請するのではなく、工事を行う「登録事業者」が代理で申請を行う仕組みです。具体的な流れは以下の通りです。

賃貸集合給湯省エネ2026事業における、賃貸オーナー、登録事業者、補助金事務局の3者間での申請手続きと補助金還元の流れを示した図解です。①オーナーから事業者への工事依頼と書類提出、②事業者による代理申請、③事務局から事業者への補助金交付、④事業者からオーナーへの全額還元(振込または相殺)という順序が矢印で説明されています。
賃貸集合給湯省エネ2026事業の申請・還元フロー図

補助金の還元方法は「現金の振込」または「最終的な工事代金からの相殺」のいずれかになります。

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賃貸オーナーが知っておくべき3つの注意点

賃貸集合給湯省エネ2026事業の注意点について、ハピすむ担当者が「ポイントは3つです」と解説し、大家さんが「なるほど!」と手を打って納得しているイラストです。重要事項として「従来型からの交換のみ対象」「未登録事業者は利用不可」「予算上限による早期終了のリスク」の3点が明記されている

利用メリットの大きい制度ですが、申請要件を満たすために特に注意すべき点が3つあります。

注意点⚠️
「従来型」からの交換のみが対象

本事業は省エネ化の促進が目的です。そのため、すでにエコジョーズ等の高効率給湯器が設置されている物件で、新しいエコジョーズへ交換する場合は原則として対象外となります。「従来型給湯器から省エネ型への交換」が必須条件です。

注意点⚠️
未登録の事業者では利用できない

普段依頼しているリフォーム会社や管理会社であっても、本事業の「登録事業者」でなければ補助金を利用できません。見積もり依頼の段階で、必ず登録状況を確認してください。

注意点⚠️
予算上限による早期終了のリスク

補助金は予算上限に達し次第、期間内であっても受付を終了します。前回の事業でも終了間際に申し込みが殺到しました。特に所有物件数が多いオーナー様は、早めの計画をおすすめします。

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オーナー自宅のリフォームには別の補助金が使えます

本記事で解説した「賃貸集合給湯省エネ2026事業」は、賃貸集合住宅の給湯器に特化した制度です。 所有物件の窓のリフォームや、オーナー様ご自身の持ち家のリフォームには、それぞれ以下の制度が対象となります。

制度📝
賃貸物件の「窓」の結露対策や、資産価値向上に

本記事では「給湯器」について解説しましたが、所有されている賃貸物件の「窓」の断熱・省エネ対策には、以下の制度が活用できます。

  • 先進的窓リノベ2026事業について
    • 内窓設置やガラス交換による断熱リフォーム
    • 補助額が非常に大きく、空室対策や入居者満足度の向上(結露・寒さ対策)に効果的です。給湯器交換とあわせて検討したい制度です。
制度📝
オーナーの自宅(持ち家)のリフォームに

ご自身がお住まいの戸建てや分譲マンション(持ち家)のリフォームには、以下の制度がご利用いただけます。

  • 給湯省エネ2026事業について
    • ご自宅の高効率給湯器(エコキュート・エネファーム等)交換ならこちら
    • 本記事(賃貸用)とは異なり、戸建て・分譲マンション(持ち家)にお住まいの方が対象の制度です。
  • みらいエコ住宅2026事業について
    • 新築や、幅広いリフォーム(キッチン・バリアフリー等)ならこちら
    • 給湯器だけでなく、住まい全体のリフォームや、高い省エネ性能を持つ新築住宅の取得をご検討の方はこちらをご覧ください。
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まとめ:給湯器交換予定なら施工業者へ相談しよう

賃貸集合給湯省エネ2026事業は、オーナー様の負担を減らしつつ物件のスペックを上げられる有効な手段です。

  • 2025年11月28日以降の着工が対象
  • エコジョーズ等への交換で5~10万円/台の補助
  • 申請手続きは登録事業者が代行

まだ詳細が決まっていない部分もありますが、給湯器交換の予定がある場合は、施工業者に「この補助金を使いたい」と相談することから始めてみてください。

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